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ガブリエル・ジェイズース移籍でアーセナルとマンシティが£45Mで合意の報道。ついにトップターゲットを落とす

ようやく。

現地昨日夜(日本時間けさ早朝)、ついにアーセナルがガブリエル・ジェズース獲得で、マンチェスター・シティと合意したというリポートが。

この夏のNo.1ターゲットといわれるジェズースについて、アーセナルが熱心にシティと交渉をつづけているのは周知ながら、なかなか進展が見えない状況にファンのフラストレイションはたまる一方だったので、これは待望のブレイクスルー。



アーセナルとシティがジェズース移籍で合意報道

ファブリツィオ・ロマーノがブレイキング。

ロマーノ:今日、アーセナルとマンチェスター・シティがガブリエル・ジェズースについて、口頭合意した。今後のMTGのあと契約を締結、£45Mは保証されていると聞いている。

アーセナルはこれからジェズースのキャンプと個人条件を詰めることになる。契約はすぐに完了する。

オーンステイン:アーセナルはガブリエル・ジェズースとの契約で、マンチェスター・シティと£45Mで合意した。まだ多少の手続きはあるが、アーセナルが25才を確保する見通し。彼は、アーセナルのトップターゲットで、ほかにチェルシーやトッナムからも興味を持たれていた。

ワッツ:ファブリツィオ・ロマーノが今夜最初に報じたように、アーセナルはガブリエル・ジェズースの件で合意した。すべて完了するまでに、まだいくつかの手続きもあるが、それもこれまでの関係者全員がすでにやってきたことのおかげで、すんなり終わるはず(願わくば)。われわれは、ついにここまで来ている。

オーンステイン、ロマーノ、ワッツというアーセナル情報Tier1トリオが、揃ってこの事実を認めているので、決定同然と考えて差し支えあるまい。

移籍金£45Mは高いか安いか?

この案件が決まることは、これまでの報道からも大きな心配はなかったが、懸案はそこで使われる金だっただろう。

シティのジェズースへの要求は、ずっと£50Mと云われていたことを考えると、アーセナルは多少ディスカウントに成功したのかもしれない。

あるいは、ロマーノが「£45M保証」と述べているということは、そこになんらかのアドオン(成功報酬)がつくということも考えられる。

そもそも、いくらジェズースのクラスの選手とはいえ、残り契約1年で退団希望の選手に対して£50Mは多く求めすぎという観方はあったため、もっと低い金額で着地する予想はあった。ワッツの見込みは、£35-40m。

したがって、£45Mという金額には、アーセナルがトップターゲットをできるだけ早く確保しようと、想定していた予算以上をつかった譲歩の影のようなものが観える気がする。

ジェズースに高額サラリー?

金といえば、移籍金だけでなく、もちろん給与も。

信憑性はさだかではないが、3日ほど前の『Mirror』が伝えていたアーセナルがジェズースのサイドにオファーしたという給与条件は、年俸€16M。週給にすると、£264k。これが、CL出場のボーナスで£280kまで上がる余地があるという。

仮に、この条件で5年契約だとすると、€90Mにもなる巨額パッケイジ。

もうすこし前の『The Sun』で、アーセナルは€11Mで選手にオファーしているという情報もあった。それだと週給換算で、£180kくらい。€と£が混じっててややこしい。

どっちもありそうではある。

アーセナルは、オバメヤンとラカゼットというふたりで500kpw以上になる高給選手たちが移籍していったこともあり、給与総額には余裕があるとも云われている。比較的、給与の安い若い選手も多い。

ジェズースが今後アーセナルのメインマンになるだろうことを考えれば、そして、昨今のインフレしたビッグクラブの給与総額を考えれば、ジェズースにそれくらいのサラリーが支払われても、おかしくはないのかもしれない。

契約が決まったら、そのあたりの情報も出てくることだろう。

そしてアーセナルはつぎのターゲットへ

アーセナルはNo.1プライオリティの案件をフィニッシュさせ、さっそくつぎなるターゲットに集中すると。

ラフィーニャ

これは世間では、リーズのラフィーニャと思われているようだ。

ラフィーニャは、現在リーズがかなり強気の£65Mあたりを求めていると伝えられていて、正直、すでにサカのようなエースがいるポジションに、アーセナルがその金額を投資するとは信じがたいように思える。

彼は左ワイドでもプレイできるが、そっちだって、マルティネリとESRがポジションを争っている状況で、デプスがないわけでもない。

だが、アーセナルは本気らしい。

ぺぺがプラン外で、今年もサカを酷使するわけにはいかないのだから、RWは重要な補強エリアであるのは間違いないだろうが、まさかそこにクラブレコード級の予算をつぎ込むとは。ビッグクラブみたいである。

リサンドロ・マルティネス

もうひとりの重要なターゲットは、アヤックスのリサンドロ・マルティネス。

個人的には、ラフィーニャと彼とどちらかを優先するなら、こちらじゃないかと思える。アヤックスの要求は€45M(約£38M)程度だとロマーノが云っていたので、決して安くはない。

両方行くのか? まるでビッグクラ(以下略

ユーリ・ティーレマンス

レスターのユーリ・ティーレマンスについては、オーンステインの興味深い記事があった。※リンク先は要課金

一部で興味が冷めつつあるという報道もあるが、アーセナルはティーレマンス獲得を急いでいないのではないかと。いまは、ジェズースやラフィーニャなど、ほかに優先すべき対象にリソースを集中している。

というのも、ほかクラブとの競争があると云われつつティーレマンスにはまだ正式オファーはなく、本人はクラブとの契約延長をする気もない。であればレスターはかならず今夏彼を売る必要がある。夏ウィンドウで時間がたてば立つほど、レスターの立場は弱くなり、£25Mで着地すると云われている移籍金もさらに下がる可能性がある。だから、アーセナルはむしろゆっくりの交渉でもいいという。

そのような状況に加えて、アーセナルはティーレマンスがアーセナル移籍を希望していることがすでにわかっているから、後回しにできているんじゃないかとも。アーセナルは、去年もラムズデイルとオーデガードの交渉でも同様のアプローチを取った。。

ただ、オーンステインは、ティーレマンスを獲得するなら、アーセナルは彼のためにMFの席を空けるほうが自然だとも述べている。

もっともありそうなのは、ジャカ。サラリーも削減できる。ただ、彼をほしがっていたローマはすでにこの夏に同じポジションのマティッチをフリーで獲得してしまった。

ティーレマンスで動きがあるとしても、まだだいぶ先になるのかもしれない。英国の夏ウィンドウが閉じるのは9月1日の現地夜というので、まだ2ヶ月以上もある。

そう考えると、この夏のアーセナルはとても仕事が早い。いま噂されているターゲッツがみんな来たら、ほんとにどうしよう。

 

おわり



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2 Comments on “ガブリエル・ジェイズース移籍でアーセナルとマンシティが£45Mで合意の報道。ついにトップターゲットを落とす

  1. シティ6年間でxG76に対しゴールは58、ゴール数がxGを上回った年は1度も無し。
    シティのチャンスの多さで誤魔化されているだけで決定力は低く、それでいて体を張ったりターゲットになったりも得意ではない選手という印象。
    CL無いから取れる選手のレベルが落ちるのはやむを得ないとしても残り1年の控え選手に45mは随分高く感じる。

    1. 仰る通り決定力が低いです。昨季のPLゴール数も守備崩壊の相手からの固め取りです。
      昔からジェズスと言えば決定機を外しまくる選手というイメージしかありませんからね。
      移籍金もおかしいし要求してるサラリーも異常で、その上エンケティアと同タイプでスピードは劣るという…。
      他のどこも具体的なオファーを出していないということは、そういうことですよね。

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