日本時間の今朝、BBCがブレイキング。
イアン・ライトがアーセン・ヴェンゲルからじきじきに、アーセナルでの監督生活に終りが近づいていることをほのめかされたようだ。
ライトは木曜の夜にAWと話したらしい。
「そんな印象を受けたね」
「疲れているみたいだったよ。息切れがしているというか。もしかしたらシーズンの終りに本当にチームを去るかもしれないよ」
「彼はたしかに終りが近づいているといっていたよ。彼がそんなふうにいうのは初めてだったんだ」
「選手たちが彼をひどく失望させたんだ」
「もし彼がシーズンの終りに去るつもりなら、クラブには大変な変化が訪れるだろうね。クラブも選手たちも自分たちを見つめ直すべきだったろう。彼はずっと彼のチームにすべてを捧げていたし、解任は筋が違うと思う」
ゴシップや噂話は数あれど、イアン・ライトというAWにも近いクラブ・レジェンドの談話なのだから信憑性は高い。
※画像はWikipediaより
ただ、仮にそれがその通りのことばだったとしても、AWは「終りが近い(coming to the end)」といっただけで、具体的に時期を特定したわけではない。そりゃいつかは終わるのだから間違っちゃいない。
「イアンがわたしが今シーズン後に退任するといったって? はっはっは。ご心配ありがとう。でもわたしがそんなことをいうわけがないよ。フランス語は誤解されやすいことばなんだ。わたしはフットボール中毒なんだよ。将来はともかく、とにかくいまの契約をまっとうするつもりだ。EPLだけじゃなく、CLもFAカップも戦っている最中だ。今シーズン終了後にどうなっているか見てみようじゃないか(ニヤリ)」
こんなふうに、いかにもなにか企んだような笑顔でいいそうである。
だって、辞めるなんてねえ。誰も信じないでしょう。ハル・シティに負けでもしない限り……。
この報道を受けて退任オッズに影響はあるかと、Sky Betを確認したところ20/1で先日と変わらぬオッズを付けていた。
この程度では、まだ誰も信じない。