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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs エヴァトン(19/May/2024)奇跡を信じて

今年もついにこの日が来ちまったなア!

PLのファイナルデイこと、GW38の最終日。この日曜で23-24シーズンのPLは終わりである。毎度のことながら、この寂しさ。

もちろん、アーセナルはまだリーグタイトルの可能性を残している状態で、もう終わったと思うのは早い。が、マンシティがホームでハム相手にしくじる姿はあんまり想像できないよなあ。Moyesがなんとかしてくれるだろうか。

115違反の後ろめたさとか、良心の呵責につぶされて盛大にスリップ、「所詮、彼らとてひとの子。ガッハッハ」みたいになるか。うーん。ふつうに考えるとならんな。良心とかなさそうだし。だが、何が起きるかわからないのもフットボール。

わたしたちは、奇跡を信じるしかない。

と、その前にわれらもホームでエヴァトンに勝たねばならない。勝てば、PL6連勝。もうニュー・インヴィンシブルズは始まっているかもしれないし、今回もまた絶対に敗けられない。

夏には、それなりのスクワッド改造が見込まれているアーセナルなので、ガナーとしてはこの日かぎりという選手も少なからずいる。感傷。

忘れられない最終日になることを願って。



アルテタの試合前コメント「タイトルの夢はまだ生きている」

昨日行われた試合前記者会見。AFC公式サイトより。

(この週末はあなたも神経質になってしまうかも……)

アルテタ:われわれの多くにとっても最大の週のひとつだろう。いまが最高に重要なとき。わたしはとても興奮しているし、みんなの前に出ていく日曜が待ち切れないね。それに、わたしはその日の可能性にはとても楽観的だ。

(火曜のシティの勝利のあと、選手たちを励まさねばならなかった?……)

希望はあったし、それは起きなかった、そしていま自分たちの仕事をやらねばならない。エヴァトンは非常に調子がよくタフな試合になるはず。だから、われわれはあらためて自分たちが相手より強いことを証明しなければならない。

そのあとは、ウェストハムがとてもいい日を過ごすことを祈らねばならない。われわれの夢をかなえるために、彼らが助けてくれることを。それがわれわれの望みだ。

(David Moyesとは話した?……)

ノー。その必要はないと思う。だが、彼はわたしのキャリアでもずっと大事なひとだ。フットボーラーとしてだけでなく、人間としても。

彼には、われわれの夢をかなえることができるし、PLを勝つのはわたしの個人的な夢でもある。そうなれば信じられないほどだし、一生思い出に残るだろう。

(選手たちにはなんと声をかける?……)

われわれが話している唯一のことは、夢はまだあるのだから日曜を美しい日にするために自分たちで機会をつかもうということ。それがフットボールだ。

その場所にいるならば、そのときを生きることだ。毎週やってきたようにプレイし、夢はかなうのだと理解すること。勝たねばならない。

そこから、ウェストハムに期待をする。だがそれも一部は自分たちにかかっているし、われわれはそこに集中するしかない。

(リーグを勝てなかったとして、どこがもっとも誇らしく思える?……)

わたしはそんなふうに考えない。わたしが考えているのは、試合に勝ち、なにか美しいことが起きること。それを待とう。

(スクワッドの周辺に興奮が感じられる?……)

とても感じられる。ビルの周辺でも。われわれは、PLの最終日にいる。PLトロフィはエミレーツステディアムにはないし、そこにあったのはほとんど20年前。とてもとても長い時間だ。

だから、イエス。われわれはとても楽観的でなければならない。トロフィがそこに置かれること。それは可能なのだ。われわれは自分たちの義務を果たすだけ。そして何が起きるかを見る。

(最終日にPLリーダーを追い抜いたチームはかつてない……)

それが今後も変わらないって云いたいの? 可能性はあるよ。もし何かが起きれば、ほかのことが起きる可能性も高くなる。そうなることを望もう。

(前シーズンの最終日に不安定だったマンシティ……)

PLではどんな相手も倒すのがとても難しい。なにかがかかっているときも同じ。そのタスクはより困難になる。だがそれはわれわれがコントロールできることじゃない。

(多くのひとがシティがタイトルに手をかけていると云っている……)

彼らがそれにちょっとだけ近いことは誰もが知っている。1試合少くて、ホーム試合を残していた。だが、彼らはとてもタフな相手と対戦する。われわれも今シーズンはウェストハムに苦しめられたし、この数シーズンでもそう。倒すのがとても難しい相手だ。

わたしは、シティがとても集中するはずだと考えるが、ウェストハムがわれわれの夢を助けてくれることも願っている。

(Pep Guardiolaとは話した?……)

ノー。

(マンシティが敗けると思う?……)

敗けが引き分け。それが必要。

(どうやって彼らは止められなくなった?……)

もしわたしが今日信じないのなら、8月にだって信じられなかったと想像してほしい。8月から38試合マンシティと戦い、彼らがクラブとしてこの20年やってきたことがあり、われわれもその間やってきたことがあったが、チャンスはゼロだった。

われわれはそんなふうに始めることはできない。われわれは信じなければならない。

(古巣のマンシティ、古巣のエヴァトン、それにMoyesが関与している運命……)

それがこの業界の美だろう。ひとと出会い、人生の経験となり、それが個人にとって超重要になる。そしていま、彼らには何かしらをもたらしてもらうことが必要だ。それが起きることを願っている。

(このシーズンは成功だった?……)

イエス。しかし、われわれは勝つためにここにいる。それが目標であり、わたしはそのことしか考えていない。

(来月のVAR廃止投票について……)

わたしはそれらの会議には参加してこなかったから、来週クラブと打ち合わせをしたい。なぜそうしたことが提起されたのか、そうまでなるにこの数週間で何が起きたのか理解しなければ。

そのあとで、自分たちのクラブとしてのポジションを決めることになる。何が起きるか。

わたしはまずなにより、理解をしたいのだ。彼らは何が起きたのか、論点や理由、全体の空気をきっと説明してくれるだろう。自分たちが決断するのは、そのあとだ。

(マンシティ戦でトテナムが喜んで敗けたことに不満?……)

ノー。相手に文句を云うことはできない。わたしが文句を云えるのは、自分たちが91、93、95ポインツ取るためにやってきたことについてだけ。自分たちのできることは、それしかない。

(日曜はシティのスコアを逐一教えてくれるひとがいる?……)

6万人いると思うよ。すべてのスタッフ、アシスタントコーチ、それに全員の家族も自分の携帯電話でチェックしている。それで十分じゃないかな!

(シティのスコアが雰囲気に与える影響?……)

違うものになるだろう。わたしも選手として何度か経験したことがあるし、自分たちがやっていることに集中しなければいけない。

起きたことに対する反応を理解しておくことだ。しかし、自分たちのやるべきことにこだわる。

(この夏にはあなたの契約交渉の計画がある?……)

それはシーズンが終わってからか、あるいは正しいときにするものだ。いずれ話はするだろう。

(それが迅速に行われることが重要?……)

重要なことは勝利だ。勝利をつづけられるという信じること。それが重要なこと。

(日曜が今後のあなたの気持ちを変える?……)

ノー。すべてが関係すると思う。わたしが思うに、その日は何が起きても非常に感傷的になるし、どんな結論を出すにも正しいときではないと思う。

しかし、そのあとにはわれわれにも反芻する時間はある。シーズンを通して、われわれが何をやってきたか。理由を理解しようとすること。

なぜを見つけねばならないし、つぎをどうやっていくかだ。ここからは、それがより重要になる。

(マンシティの115違反が解決されていない……)

それは上の人たちがマネジすることだ。われわれではない。もし彼らがプレイしているのなら、それは彼らがプレイできる権利があるということ。以上。

(向上心についてあなたの思考プロセスはどこからやってくる?……)

その質問に答えるには数週間は必要! おそらくはプリシーズンがそれを考えるのにいいときだろうと思う。

進化するために、よりよくなるために、なぜよきことが起きるのかの理由を理解するために、誰が関わったか、どうやって決断したか、つねに理解していくことは不可能だ。

そこにたどり着けば、それを感じなければならないし、正しいひとたちが同じマインドセットにいる必要がある。なぜそれが起きたのかを理解するには、まずアラインメントを見つけることが非常に重要だ。いかにして前進していくかが。

(あなたが可能性があると感じていたのはいつ?……)

わたしは、なにかが起きるのは徐々にだと思う。そのきざしは観ただろう。オーナーシップとボードからは、大いなる安心があったし、そのあとはスクワッドに関しても戦略的にとてもはっきりした決断をするようになった。スタッフにもだ。

やがて毎日のスタッフの働きかたも目にするようになり、彼らはここで起きるだろう特別なことを信じ始めた。スクワッドが進化を始め、それが選手にももたらされ、伝染していく。

興奮しているのは、それが築かれている最中だからだ。よりよくなり、どんどんよくなり、雪だるまみたいになる。もっともっと大きくなり始め、パフォームし始める。勝って、勝って、勝って、ギャップがそれほど大きくないのだと気づく。そして、そこには達成すべきものがある。

そのうえ、われわれには仲間がいる。ホームでもアウェイでも欠かさず応援してくれるひとたちがいる。クラブのために信じられないほどのエナジーをつくってくれる。

(変化を感じた瞬間があった?……)

おそらく昨シーズンだ。とくにシーズンの序盤、チームが飛び立ち、そのレヴェルに到達できるプレイをしていた。

そこからの疑問は、それを自分たちは維持できるのかということ。10試合、30試合、38試合、2シーズン、3シーズン。実際勝っていけるのか?

それは、われわれが今後証明していかなければならないことだろう。

(このチームはタイトルにチャレンジしつづけられると信じられる……)

その評価はシーズンが終わったあとにされることだろう。自分たちの居場所はどこか、そして絵図を観て、それを感じると云わねばならない。

とても重要なことだ。まだ調整することがあるし、ひともことも動かしていく必要がある。それを感じることはとても重要なことだ。

わたしが思うに、全員がプリシーズンからその感情を抱いているし、選手を早く連れてこれるなら、そこにチャンスはある。

(夏に早くビジネスを行うことの重要性……)

それが理想的シナリオ。どのクラブもそれを望んでいる。コーチとしてもそれをしたいし、選手のためにもそうしたい。チームと環境はそのあとだ。

もしそれができて、なにかがクリックし、そこで何かが築かれ始めるなら、それはとても重要なことだ。それが勢いを与えるのだから。

今年はEUROもCopa Amricaもあるから、この夏はちょっと違うかもしれない。

(ボードにはホッとしている場合じゃないと伝えている?……)

それは、みんなわかっていることだ。選択肢を提示し、自分たちがやりたいことをはっきりさせる。マネジャーとかコーチではなく。

チームの変化に気づいたのは、昨シーズン。重要なコメント。

以下は、会見のつづき。最終日の会見だけあって、全体で約25分と非常に長い。

  • Emotions during spurs game: You are there and always playing the game against them, but it didn’t happen.
  • Squeaky bum time: when it gets really tight and emotional, a lot of things happen. Games can become really chaotic.
  • Magic still possible: I think the magic is already happening. Supporters want it to go to the last minute.
  • Feeling when Son missed?: I have to pick a player for that moment and it would be him. Michael Jordan explained this, it was always him.
  • Where did you watch it?: At home with the family, my kids running around the table.
  • Were you the same?: I was.
  • Being in that environment: feeling privileged. It’s the unpredictability. It’s uncertain and when you do it it’s phenomenal.
  • More special winning as Arsenal manager?: It will be for sure. One of the best days of my life.
  • Strange lifting it as an assistant: It was great trust me.
  • In your mind how many players do you need to sign: My first thought is to improve them.
  • Is there a date you want to sort your contract: Believe me, players want to come to Arsenal, not just me.
  • Would you have met pep in preseason to talk: We do analyse of the season together.
  • What do you remember from rangers title win?: One of the most beautiful moments ever.
  • Take anything from that?: There a lot but at the end you need to do what you control.
  • Moment in your playing career that’s stuck by you: In team sport it’s the first thing you have to achieve as a team.
  • What kind of things have you done to build team spirit: A lot of people are involved, the first approach. How we treat people. You need good people.
  • Heart from Liverpool’s experiences against city?: Be ruthless with the assessment and try to be better.
  • Triumph that you win this season title next year?: I want to win it on the pitch.
  • Your achievement at city under threat: Our achievement has to be merit that we deserve it on the pitch.

以上

信じることをやめない。あきらめない。強い。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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