hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Arteta, News, Transfer

最近のアーセナルニュース(18/Jun/2024)EURO2024雑感、キャンベル訃報、ネルソン退団の意向、Onana、Simons……

こんにちは。元気ですか。

うかうかしていたら、また前回のブログエントリから一週間ほどあいてしまった。EUROが始まったこともあってか、アーセナル界隈はとても静かで、あんまり書きたくなるネタもなかった。一年のうちでいちばん静かな時期かも。

そう、PLでも先日移籍ウィンドウがひっそりと開いたのだが、まだ大きな動きもなくまったく盛り上がっていない。やっぱり大金で取引されるような優秀な選手の案件が動くのは、EURO後だろうか。もちろん、アーセナルも今日まで目立った動きはない。

といってブログを放置していると忘れられてしまいそうなので、ここ一週間ばかりのアーセナル界隈のニュースを振り返りでまとめてみよう。



EURO2024雑感(ここまで)

まずは、EUROの話題から。

ぼくは大会初戦のドイツ(ハヴァーツ) vs スコットランド(KT)、イングランド(サカ、ライス)vs セルビアだけフルマッチで観て、あとはアーセナルの選手が出ている試合をざっとハイライトで観た。どうせ途中で飽きて90分も観てられないし。小柳ルミ子はやっぱり全部観ているんだろうか。小林幸子だっけ?

ぼくの観測範囲(英国メディア)では、もちろん話題の中心はイングランド。初戦のセルビアではFodenがあんまりよくなかったことから、試合後には彼をチームのなかでどう使うかが熱く議論されていたり、CMとしてプレイしたTAAもいまいちで、いちおう試合には勝っているものの消化不良感は拭えぬといったところ。たしかに前半だけ見れば、イングランドが圧勝していてもおかしくなかった。彼らは今回の自分たちを優勝候補の一角だと思っているだろうから、その分の失望もあるに違いない。

その試合では、アーセナルからはサカとライスがプレイ。サカは相手DFをチンチンにしてよかったけど、試合前に伝えられたようにノックがあって、後半はチームとともにパフォーマンスが落ちてしまった。彼は、中途半端なフィットネスでプレイをつづけた23/24シーズンをいまも引きずってる。それがジェズースになるのか、新RWになるのか、いずれにせよ新シーズンはサカとポジションをある程度シェアできる選手を入れねばならないとあらためて感じたものだ。

イングランドチームでは、サカに無理をさせないのなら、FC Cole PalmerのPalmerなど選手はいる。

いっぽうのライスは、いつもどおりの安定性。あのチームのなかでは外せない選手のひとりだろう。

MOTMはBellinghamだった。彼はなんだかすごいね。でかいしつよいし自信満々。ピッチでも「おれにボールを寄越せ」という圧がすごい。20才にして、すでに風格があるというか。彼はチームの4人のリーダーグループのひとりになっているそうで、学園スポーツマンガの強豪校のエース感ある。とても高校生には見えない的な。まあ、いずれ主人公にやぶれる運命なのだが。

その他アーセナルの選手は、イタリア vs アルバニアのジョルジーニョ。ポーランド vs オランダのキヴィオール。ベルジャン vs スロヴェニアのトロサール。ルーマニア vs ウクライナのジンチェンコ。オーストリー vs フランスのサリバがプレイしている。ジャカのスイスも勝った。

ベルギーは、まさか自分たちが敗けると思わなかっただろうなあ。フルタイムでのスロヴェニアの皆さんの喜びようが番狂わせを物語っていた。

昨日のフランスは、サリバがスタートしたことも話題だった。オーストリーに勝利。

フランスNTのマネジャーDidier Deschampsの3月のサリバについての発言「彼はわたしがあまり好まないプレイをする(He is having a good season, but he also does things that I don’t like so much)」もあり、サリバはマネジャーの気に入りじゃないと思われていたものの、今回重要な初戦でサリバをスタートすることに決めた。彼が試合後に述べた。

Deschamps:もしわたしがウィリアム・サリバに決めたのなら、それはつまりそのような試合において、Konatéよりもより準備ができていると考えたからである。だが、わたしは誰も失いたくはない。これから全員が必要になる。

彼ら(サリバとUpamecano)はフランスNTで120分しかいっしょにプレイしていない。これは長くはない。しかし、彼らには1 on 1状況で非常にソリッドになれる能力がある。仮に、彼らにも進歩すべきところがいくつかあったとしてもだ。彼らには、強さと冷静さがある。こういう相手のとき、それが必要だった。

サリバについては、キリエンバッペの彼についてのコメントも興味深かった。彼がエンバッペの父ちゃんに教わったという有名なエピソード。

Kylian Mbappé:ぼくは、ウィリアム・サリバのことはとてもとても若いときから知っているよ。ぼくらはBondyの同じ小学校にいたから。昼休みにはいっしょにプレイもした。同じ年でもなかったのだけど、彼は自分も入れてほしいと頼んできて。ぼくらがそれを許したのは、彼がそのときもう大きかったから!

そのあと、うちの父さんがAS Bondyで彼をトレインすることになった。彼の成長はぼくはとてもうれしいよ。

おれもうれしいよ。

ただ残念なことに、サリバはせっかくチャンスをもらいながら、この試合でそれほど活躍したわけでもないようである。短いハイライトではよくわからなかったが「まあまあ」のパフォーマンスだったらしい。アーセナルとは違う、LCBでやりにくかった説も。

フランスもイングランド同様、あのメンツにしては若干期待はずれの初戦になった。ボールの競り合いでDFと激突したエンバッペは鼻を骨折したとかで、このあと彼が離脱するとなればフランスには間違いなく打撃になるはず。

さて、各チームの初戦はまだ今日のトルコやポルトガルを残しているが、ここまで観た感じ、やっぱりひとつ図抜けて強いのはドイツだろうか。スコットランドは、彼らのインテンスなハイプレスにタジタジで、ただでさえ強いチームにあんなふうにプレイされたら窒息してしまう。スコットランドに5ゴールした彼らも優勝候補に観えた。ホームの有利もある。

試合後のKTもKHにはシャッポを脱いだ様子。

アーセナルのファンとしては、ハヴァーツ、サカ、ライス、サリバなど、勝てば勝つほど肉体的には消耗するわけで、新シーズンを見越しては若干複雑なところはある。トッププレイヤーの宿命。

 

このあとは時系列で小さなニュースもまとめて。というか自分のTWのTLをたどるだけごめん。

Xabi Alonsoがヨーロッパの試合を前にアルテタとのやりとりを語る

シャビ・アロンソ。チャビ・アロンゾ。23/24シーズンのレヴァークーゼンの大躍進で、間違いなくこの世界の時の人となったコーチ。

スポーツ選手のロングインタビュー(自分語り風)でおなじみの『The Players’ Toribune』が、彼をフィーチャーしていた。

To Leverkusen | By Xabi Alonso

そのなかで、彼が幼なじみのミケル・アルテタに言及している部分があって、アーセナル界隈で話題だった。

Xabi Alonso:(アルテタとプレイしていた幼少期を語りつつ)幸運なことに、わたしには近所にわたしよりもフットボール狂の友人がいたんだ。彼の名をMikelといった。

毎日わたしたちは、スケボーでビーチまで行きテニスをしたり、サーフをしたり、もちろんフットボールもやった。その子は、わたしよりももっとフットボールに狂っていたかもしれない。

彼はわたしよりちょっとだけ年少で、友だちでもあった。若いといっても数ヶ月くらいだけど。でも、あの年齢だと「小さな友人」をどんなふうに扱うかわかるでしょう? まあ、わたしたちもそうしようとしたんだよ。でも、彼は競争が大好きなモンスターだった。

それがビーチでのただの遊びだったとしても、彼はしきりに勝ちたがった。あれは、教えることのできないゲイムへの愛情だ。それは生まれながらのものだと、わたしは思う。それがわたしたちをとても親しくさせてくれた。そしてそれがいまだにつづいている。

数ヶ月前、わたしは旧友のMikelから電話をもらった。それで、いつもみたいにフットボールについて話した……

彼「今週CLでバイエルン・ミュニックとやるんだけど、どう思う?」

わたし「こっちはウェストハムさ。どう思う?」

もし、当時のわたしたちに、自分たちが30年後にアーセナルとレヴァークーゼンでマネジャーをやってるなんて云ったら、とてもうれしかっただろうし、またとても衝撃を受けただろうね。

もちろん、わたしたちならこう云っただろう「いや待て、まずは選手になってからだ。よし。おお神よ、確認しますけど……」

わたしのレヴァークーゼンでの旅、フットボールマネジャーになるための旅、それはすごいシーズンが終わっていまようやくわたしが感謝できるものだ。

完璧だった? いいえ。完璧ではなかった。

われわれはひとつの試合に敗けた。もう一度プレイできたら。

しかし、それは間違いなくマジカルだった。

そしてわたしは云う「ウェストハムとやるんだけど、キミはどう思う?」

アーセナルのCLバイエルンで、試合前にアルテタがシャビ・アロンソに助言をもらったかどうかはそのときも結構取りざたされていて、アルテタは記者会見でそれを訊かれてもはぐらかしたりしていたと思うのだけど、こうして真相があきらかに。やっぱり助言をもらっていたし、アルテタも彼にWHUについて助言をしていたという。

それにしても、いまフットボール世界でもっとも優秀だと思われている若いコーチふたりが幼なじみとは。事実は小説より奇なりとはよく云ったものである。

もし、新シーズンのCLでアーセナルとレヴァークーゼンが当たるようなことがあれば、このふたりの関係はあらためて大きな注目を集めるに違いない。

そういうのマジでありそうだから怖い。

トミヤス「ベストプレイヤーはマルティン・ウーデゴー」

トミーが一問一答をやってた。

Q:チームメイトといっしょに無人島に行くとしたら? A:サリバ

Q:キミがプレイしたなかでベスト選手は? A:マルティン・ウーデゴー

Q:過去・現在でアーセナルに連れてきたい選手は? A:ティエリ・アンリ

Q:キミがほかのスポーツをやるとしたら? A:ベースボール

Q:ピッチャー? ヒッター? A:ヒッター

Q:ショーヘイ・オターニみたいに? A:Yeah

Q:チームメイトと一日だけ生活を取り替えるとしたら? A:なんつー質問笑。わからない。自分かな。

トミーは以前にもチームではサリバがいちばん仲良しなんてことを云ってたので、彼のことが好きなんだなあと。ふたりの日常会話を聞いてみたい。

このQ&Aのみどころは、ショーヘイ・オターニ。聞き手は、オータニが投げて打てる選手だということを知らないようで、そう思うと、トミヤスも説明がめんどくさそうな顔をしているように観えておもしろい。

アーセナルがエヴァトンのAmadou Onanaへ。マンUに打撃のバタフライエフェクト?

長らくアーセナルのMFターゲットのひとりと云われる、エヴァトンのAmadou Onana(22)。昨日のEUROでもベルジャンNTでスタートからプレイしていた。トロサールのチームメイト。

ついこの前、アーセナルは「Onanaへは行かない」というニュースを見かけたはずなんだが、べつの場所でアーセナルがOnanaについてエヴァトンに正式に問い合わせを行ったというニュースがあった。情報のでどころは、『Liverpool Echo』のエヴァトン特派員。

そして、実際にアーセナルが彼らを取るか取らないかに関わらずおもしろいのが、この案件の成り行きによっては、エヴァトンのJarrad Branthwaite(21)を狙っているマンUに打撃になるという。

エヴァトンが、もし6月末までにOnanaをアーセナルに売却すると(※最低でも£50m)、その金で彼らは財政的に助けられ、優秀なCBをマンUに安値で売らずに済むという。6月末というのは、PSRの、つまり会計上の重要な期限らしい。財政に問題を抱えるクラブにとっては、ビジネスの重要な区切りになる。

ちなみに同記者によれば、マンUは彼に£8m程度のオファーをしているようである。このご時世に、PLの若い優秀なしかも英国人のCBを£8mで買えると思っていることに驚く。財政難のエヴァトンの足元を見たオファーなのだろうか。

※訂正&追記:オーンステインによると、マンUが選手にオファーした金額は£35mで、言及されていた8mはアドオンだったようだ。つまり35+8。それをエヴァトンがひとまずお断り。そりゃそうだ

アーセナル世界では、ライスやオーデガードとともにプレイできるMFの補強についてはいろいろな議論があり、いまだに誰が来るのかわからない。8か6か、新シーズンのライスのポジションにも関わってくることなので、とても重要だ。おそらくライスのように8でも6でもプレイできるBruno Gのタイプが理想なのだろうが、彼が来るとは思えない。

ベンフィカのJoão Nevesについても最近いくつかのニュースがあり、PSGがわりと本気らしい。そのほかはアーセナルやマンUなどが彼を狙っているが、ベンフィカは€120mのRCがあると強気。とロマーノが云ってた。

昨今、猫も杓子も100m超え。そんなに気前よく金を払えるクラブはいくつもないんだが。

今後もニュースをチェックしよう。

Bernardo Silvaがライスとサリバを選ぶ

ポルトガルのEUROスクワッドにほしい選手3人というお題で、マンシティのBernardo Silvaが、ライスとサリバ、アーセナルの選手のふたりの名前を挙げた。もうひとりはエンバッペ。

シティの選手や友人を選ばない縛りだとしても、ふたりもアーセナルの選手を選ぶとは。

最近Luke Shawが、やはりオーデガードをPLのベストプレイヤーだと述べていて(Bruno Fと仲悪い?)、アーセナルの選手を褒め称えるのがはやっているのか。

リース・ネルソンがクラブに退団の意向を伝える

Tier1オーンステイン。

リース・ネルソンが、アーセナルにこの夏の移籍可能性を検討したいと伝えている。アーセナルは1月には彼へのアプローチを拒否しており、もし売却を決めるならアドオンを含めて£20mを求める。彼を求めているクラブには、クリスタル・パレス、フラム、ノッティンガム・フォレスト、ウェストハムらがいる。

あの扱いでは、チームでの未来はほとんどないのだから、彼が移籍したがっても当然だろう。

このニュースには、「£20m」という金額にファン界隈は大盛りあがりだった。ホームグロウンといえど、23/24シーズンもほとんどまともにプレイしていなかったネルソンに、それくらいの値札がつくとは思われていなかったから。

どうなるか観てみよう。

「アーセナルはアイヴァン・トーニーが好きじゃない」by TNAT

アーセナル事情通TNATのチャールズ・ワッツのYTでの発言。

TNAT:(なぜアーセナルのToneyへの興味は下火になったのか?)彼らは、彼のことを好きじゃないから。彼らは彼に会ったが、彼のことを好きじゃなかった。

彼が去年の8月にいまのエイジェンシーと契約したとき、彼は復帰してプレイしたいと云い、イングランドスクワッドに戻って、ビッグクラブに移籍したいと云っていた。できればアーセナルがいいと。彼は自分が9にフィットすると考えていたし、たくさんゴールも取れるし、アーセナルのシステムにも合うと思っていた。

彼らは彼と面会してみて、純粋に彼のことが好きじゃなかったんだ。トーニーには、アルテタがスクワッドの周囲にいてほしくないパーソナリティの証拠が山ほどあった。

アルテタが、選手のフットボーラーとしての優秀さだけでなく、パーソナリティ(人間性)をとりわけ重視しているのは、これまでの彼の数々の発言からも明白。その点でトーニーは合わなかったという。

でも、これはどういうことなんだろう?

以前エドゥがインタビューで、いざ本人と面会したとき「契約条件ばかりを聞いてくる選手」について、話にならないみたいなことを云っていたことがある。そういう類か? 自信過剰とか、そういうのはフットボーラーには必ずしも悪いことじゃないし。あるいは横柄な態度? 興味深い。No moreマテオ・ゲンドゥージ。

トーニーは今回のイングランドNTにも選出されているし、フットボーラーとしては優秀であることは疑いない。アーセナル移籍にも前向きだった。そうした選手でも(まあ彼はすでに高齢ということもあるが)、いまのグループの和を乱す要素を排除するほうが優先される。

これは、チームの一体感を何より大切にするアルテタのやりかたが垣間見えるエピソードかもしれない。

ケヴィン・キャンベル氏、54の若さで逝く

元ガナー。54才はさすがに死ぬには早い。病気と伝えられてから亡くなるまでがあっという間で、家族や親しかったひとたちの心中は察するにあまりある。

ぼくは、にわかアーセナルファンなのでキャンベルがプレイしていた時代を知らず(※彼のAFC在籍期間は1988-95)、彼の名前しか知らない。が、今回の訃報の反応で彼がいかにアーセナル、あるいは彼が生きたそれぞれの場所で愛されていたかを知った。エヴァトン、フォレスト、ウェストブロムなど、彼がプレイしたクラブも続々と哀悼の意を表した。

なかでも、アーセナルでともにプレイしたイアン・ライトにとっては、とても大きなショックだったようである。

このふたりはジャマイカをルーツにする共通点もあり、たいへんに親しかったという。

この動画を観て、90年代の英国におけるジャマイカ文化とフットボールにこういう接点があったのかといまさらながら思った。「ブラック・ブリティッシュ」をレペゼンするものたち。

当時も英国における最大の黒人グループは、ジャマイカ(及びカリブ諸島)をルーツに持つひとたちだそうで(※ChatGPT調べ)、人口的にはマイノリティである彼らの誇りでもあったことは想像できる。

ぼくは90年代はサッカーより音楽だったし、当時はダンスホールレゲエも盛り上がっていてよく聴いていた。もしいまこんなコンビがPLにいたら、推さずにはいられなかったなあ。

この流れで、思わずいまのジャマイカ系フットボーラーを調べてしまった。TMで、Second citizenshipをJamaicaで検索。MV順。

なんと噂をすればアイヴァン・トーニー。スターリングもそうだったのか。サンチョとネルソンの親友コンビも。AMNもいる。そういえば、この夏はネルソンはESRといっしょにジャマイカに休暇に行っていたんじゃなかったか。

このリストのほとんどがイングランド/ジャマイカの二重国籍で、イングランドがいかにジャマイカ移民が多い土地柄かを裏付ける。

ジャマイカ系といえば、AFTVのドン・ロビーも、キャンベルの訃報に対してやるせない表情で短い動画をアップしていた。彼もキャンベルとは個人的なつながりもあったそうで、彼がいろいろなところから批判を受けて辛かったとき「キミはそれでいいんだ。正しいことをやりつづければいい」のように励まされたという。そんなパーソナリティ。

自分のブログでケヴィン・キャンベルの名前で検索したら、5年前の「女性グーナーであること」というエントリがあった。そのなかで、この世界ではマイノリティである女性ポッドキャスターの番組のレギュラーゲストになっているとあった。そんなパーソナリティ。

ひとがらが偲ばれる。

RIP Super Kev.

ダヴィド・オスピナがウルグアイリーグへ

元ガナー。Atlético Nacionalはウルグアイのトップリーグクラブ。

アーセナルにいたとき、このひとの183cmはGKとしてはずいぶん小柄だと思ったものだ。186cmで身長が足りないと云われがちなダヴィド・ラヤから、さらに3cm低い。当時はコロンビアNTのNo.1で評価は高かったと思うが、いまの高身長の選手が並ぶアーセナルだと、いくら優秀でもバックアップとしてすら検討されなかったかも。

アーセナルからナポリ、Al Nassr(サウジ)、そしてウルグアイ。GKで35才はまだ引退を考えるような年齢ではない。ウルグアイでもOoooooospina!の掛け声がかかっていてほしいと思わずにいられない。

ロナウジーニョがマルティネリを語る「ロナウドを彷彿とさせる」

最近、ちょこちょこ姿を見かけるロナウジーニョ。

彼は「もうブラジルの試合は観ない」と、Copa America中のブラジルスクワッドをけちょんけちょんにけなしていたことが話題だったが(笑)、そのチームに含まれているガビ・マルティネリについてはなかなか好意的な発言をしていたようだ。

ロナウジーニョ:彼は、わたしにロナウドを思い起こさせる。彼はヨーロッパでの最初のシーズンに30ゴールして、みんなを驚かせたものだ「あの18才のブラジルの小僧は何ものなんだ?」ってね。

彼はボールを欲しがり、選手に向かっていき、どんな選手だろうがチームだろうが恐れなかった。マルティネリには、それと似たようなアティチュードを感じるね。

彼はボールを持ちたがるし、ゴールもできる。ロナウドは世界のベストプレイヤーに向かっていったが、マルティネリの目標もそうなるだろう。

ロナウジーニョ本人のIGより

先日のウェンブリーで行われたレアルとBVBのCLファイナルに訪れた彼は、なぜかイーサン・ワニエリやDaniel Sturridgeらと記念写真。どういう流れでこうなったのか。果たしてロナウジーニョはワニエリをワニエリだと認識していたか。謎が深まる。

Xavi Simonsをローンで??

『L’Equipe』など最近いくつかのメディアが、PSGのXavi Simons(23/24はRB Leipzigにローン)とアーセナルのリンクについて報じている。

選手とPSGとの契約は2028年まであり、PSGもまだ彼を売る気はなく新シーズンもローンさせる意向のようだ。

この夏の彼の移籍可能性について問い合わせを行ったと伝えられていたクラブは、アーセナルとマンU。シティ、バルセロナ、バイエルン、ユヴェントスといったヨーロッパのビッグクラブはみんな彼に興味を持っているという。

本人は(クラブをつぎつぎに変えるのではなく)安定を求めているとのことで、ひきつづきLeipzigに残ることもやぶさかではないし、あるいは買取OP付のローンなども歓迎されるのかもしれない。

ESRやファビオ・ヴィエラの今後が不透明なアーセナルで、もし彼らが移籍するようなら攻撃的なMFを取るのは理にかなっている。そんななかで、Simonsはかなりいい選択だと思う。彼はワイドに張るピュアウィンガータイプではないが、サカのバックアップにもなるだろうし、オーデガードのバックアップにもなる。Michael Oliseに興味を持っているなら、Simonsに興味を持っていても何もおかしくない。右でも左でもプレイできるのもいい。

アルテタには、一昨年PSVの選手としてアーセナルと対戦したときの印象もあるかもしれない。

アーセナルは、オーデガードのように買取OP付でローンなどができればかなりありがたいが。お試し期間ありでダメなら買わなければいいし、大金がかかるにせよリスクが低い。

ドン・ラウールがMLSのインテル・マイアミへ

MLSのInter Miami CFが、かつてアーセナルで働いていたラウール・サンレヒ(とXavier Asensi)をプレジデント(Co-Presidents)として迎えたという。

サンレヒはフットボールオペレイションズのプレジデント、Asensiはビジネスオペレイションズのプレジデントとそれぞれの役職。

サンレヒはAFCを退社したあとは、スペインのReal ZaragozaのCEOをやっていて、今回はそこからの転職ということ。

インテル・マイアミって何で有名なんだっけ……と公式サイトを観たら、メッシがいるチームじゃねえか。ルイス・スアレスとかSergio Busquetsとかもいる。なんと。サウジかマイアミなら、マイアミに行くよなあ。

サンレヒといえば、元バルサ、元アーセナルでこの世界で非常に顔のひろいひと。きっと、いろんなコネクションから生まれるサムシングを期待されているのだろう。KJ「おれにまかせろ」。

 

ということで今回は以上

また。



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *