日曜日のお昼(日本時間日曜23時)に行われるEPLの第13節、アーセナルはバーンリーのターフ・ムーアに乗り込むアウェイマッチ。ここらでEPL全日程(38試合)の1/3を消化したことになる。
おっと、バーンリーってよく知らなかったんだけど現在7位ということで、完全にアーセナルやリヴァプール、ToTと同じ第三グループに入ってる。22ポイント。バーンリーというクラブにしてみればかなり好調なのではないだろうか。もしアーセナルが負けると彼らがぬるりとトップ4に入る可能性も。もちろんアーセナルが勝てば同じくトップ4入りの可能性あり。団子状態である。
※追記(2017.11.26)土曜日に行われた他クラブの試合の結果、この試合に勝つとアーセナルはToT、リヴァプールを抜いて4位に浮上。
17/18EPL バーンリー vs アーセナル予想スターティング
3-4-2-1
GK チェフ
CB モンレアル、ムスタフィ、コシエルニ
MF コラシナツ、ラムジー、ジャカ、ベレリン
FW サンチェス、ラカゼット、エジル
すでに出ている公式のTeam newsによると、新しい怪我人もいないということでレギュラーチームで臨むことになるだろう。
使えないのはウォルコット。すでにトレーニングに戻っているので翌週は使えるという。ケルン戦も招集外だった彼は病気だったらしい。
例年のことを思うと、今季はすっぱりリーグとカップ戦で選手をローテーションしているということもあって、怪我人が非常に少ないといえるんじゃないだろうか。これがもしUELじゃなくてUCLを戦っていたら、ミッドウィークにリーグ戦とほとんど同じレギュラー選手を使わざる得なかっただろうから、怪我の功名といえなくもない。選手を休ませられるというだけでこんなにてきめんに効果が出るとは。その割にリーグ6位が泣けるけど。
移籍話
ここへきてエジルとサンチェスの1月の移籍についてメディアが盛り上がってきた。
エジルはマンUだけでなくバルセロナが興味を示していて、あと古巣のシャルケもエジルの獲得に興味があるとのこと。もっともそれは将来的にもっとエジルの価格が下がってからのことになるというが。20Mユーロでバルサと話がついたというゴシップも出ていたが、マンUという国内のライバルに出してRVPの再現になるのは避けたく、バルセロナの話はアーセナルにとっては悪くないと思う。
またサンチェスも、マンシティだけでなくPSGやレアル・マドリッドが1月の獲得について興味を再燃させているとのこと。これもマンシティに行かせるよりは幾分かマシというものだろう。最近のマドリーはともかくPSGもシティもサンチェスがいなくてもクッソ強いが、メガクラブというのはまあそういうもんだ。
いよいよ1月が近づきつつあるいま、こうしたノイズが彼らの集中力やモチベーションにも影響を与えないはずがない。
バーンリーについて
バーンリー戦を前に、ボスはこんなふうに語った。
ヴェンゲル:(前節のToT戦はとてもインテンシティの高い試合だった)どんな試合も解決すべき固有の問題がある。効率的にやる戦略を見つけないとね。彼らはToTよりは少し深く守ってくるだろう。彼らは守備力が高い。
ボールを持っているときも落ち着いて正確にプレイしなければならない。守備ももちろんだ。彼らは攻めても効率的だからね。
バーンリーはここまでで22ポイント取っている。今季もっとも予想外なチームだよ。もう否定はできないね。でも自分たちの試合のフィジカルな面を分析すれば、今シーズンはずっとフィジカル面でも強かったよ。
バーンリーの今季フォーム
彼らの今期ここまでの成績。
おいおい、EPL2敗しかしてないよ(WBAとマンシティ)。ToT、リヴァプールにそれぞれアウェイで引き分けている。強くて笑える(笑)。
バーンリーとアーセナル
とはいえ、直近6試合ではアーセナルの6勝。アーセナルにしては得意なクラブといえる。
マッチファクト
- アーセナルはすべてのコンペティションで直近6試合でバーンリーに6勝
- アーセナルは直近3試合はバーンリー戦で前半はすべて引き分け、後半に勝ち越している
- バーンリーのEPL直近11試合のうち10試合で2.5ゴール以下の得点
- バーンリーはEPL直近7試合で5つのクリンシート
- バーンリーはEPL3連勝中
- アーセナルはEPLアウェイマッチ直近3試合で2.5ゴール以上の得点
- アーセナルはEPLアウェイマッチ直近3試合で最低2失点
アウェイが苦手なアーセナルが好調のバーンリーを攻略できるかどうか。
WhoScored.comの予想
0-1でアウェイチームの勝利。まあね。いくら好調っつっても6試合全勝のクラブ相手にこの大事な局面で負けるようなアーセナルじゃない。うん、そう信じたい。