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【マッチレビュー】24/25 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(18/May/2025)苦しみながらも来年のCLとPL2位を確保

前半のアーセナルは、ワーストパフォーマンスか?というくらいヒドかったな。

ホーム最終戦でサポーターに感謝を伝えるなんて云っていたのに、それがどうして。

しかし、HTにアルテタが喝を入れたのか、後半スタートから形勢逆転。ライスのゴールが決まって、なんだかんだでそのまま勝利、ようやく目指していた2位フィニッシュと来年のCL出場を確保した。これで、PL最終日を待たずに目標達成がかない、ひとまずホッとした。

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アルテタの試合後コメント「来年も夢を追い求める」

試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。

アルテタ:わたしは結果にとても満足している。とてもタフな試合だった。最初から相手はとてもいいフォームだとわかったし、最後までなんとか終わらせねばならなかった。

お互いのチームにかなりプレッシャーがあった。われわれには2位フィニッシュして、CLを決めること。なんとかそれをとても納得できるかたちでやれて、そしてあとは最後の試合。そしてその後は夏の計画があり、リセットして、またやっていく。

われわれの夢は大きなトロフィをもたらすこと。それがシーズン開始当初の目標でもあり、残念ながらそれはできなかった。しかし、夢を追い求めることでブレることはない。いまこのクラブ、選手、チームがやっているすべての素晴らしいことをなんら否定しない。なぜなら、それこそが素晴らしいことだから。

われわれはとても努力している。期待もとても高く持っている。われわれは同じことをするだろう。しかし、そういう熱意で。ただ「そうだね、でも……、もしも……」ではない。われわれはそのようにはプレイできないし、すべきでもない。

われわれはよりよくなるために努力していく。わたしがその最初になるだろう。そして、またやっていく。あらためて、このクラブにふさわしいやりかたでシーズンを始める。

(ファン)とても感謝している。選手、スタッフ、わたし自身、そしてクラブを応援してくれてほんとうにありがとう。これは、わたしたちが何年もかけて築いてきたすごい絆。この15-20年でもベストな思い出を経験した。われわれには、これからもある。いっしょにプッシュし、ことを起こそう。

試合後の記者会見。AFC公式サイトより。

(来シーズンのCLを確保した……)

アルテタ:それが今日成し遂げたいことだった。2位フィニッシュ、CLスポッツなどいくつかの目標があって、エミレーツで正しい結果とマナーでみんなの目の前でシーズンを終えることもあった。ふたつのことは達成したよ。

(今後の目標について……)

まずはもう一試合を正しく終わらせること。サウサンプトンで勝つことはとても重要。そしてそのあとは休暇、リセットする時間で、少し温度を下げる。長い長いシーズンだったから、すべてのことを考え反芻する必要がある。

そうしたステップのあと、ここにフレッシュな状態で戻り、またやっていく。

(フルタイムでのスピーチでの感情……)

それが感情的だったのは、わたしがそう感じたからで、素晴らしかった。わたしがあそこで云ったように、われわれには今シーズン大きなトロフィをもたらすという夢があった。そして、わたしはこのチームならそれがふさわしいと思っている。もう3-4年もいっしょに旅をしているから。

われわれはそれをかなえられず、そこにはたくさんの要素や状況があって、それは起きなかった。しかし、それでもまだわわれにはその資格がある。

クラブとチーム、選手はたくさんの素晴らしいことをしている。その競いかた、一貫性。もしその現実をわれわれが観ることができないのなら、とても危険なことだ。ただなにかを予想するだけでプレイしないのなら、それはじつに危険だ。

わたしは、彼らがチームがそこにいることを望んでいないのは知っている。いまのわれわれがいる場所。毎年ドアをたたき、自分たちにははっきり見えていると確認する。われわれはとても規律があるし、夏にやりたいことと野心はとてもはっきりしている。

(今シーズンを振り返って……)

それは夏にしよう。ドレッシングルームではもうそれをやったし、わたしにははっきりしている。だが、わたしはそこには毎日いる。

わたしは、自分たちがこの9ヶ月半になにを経験してきたかわかっている。自分たちがやったこともわかっている。PLの歴史において、われわれのような状況にいたチームは30%しかいないことも。彼らは崩壊し、われわれはそうならなかった。

わたしは、それをとても高く評価する。なぜなら、それが示すのは、われわれがとてもとてもサステナブルで一貫したものを築いているということだから。いかに、みながそこから目を背けようとしようがね。

(夏にはボードからの支援が受けられそう?……)

そうだね、でもそれはべつに新しいことじゃない。わたしは、彼らがつねにチームとクラブをできるだけ支援していると思っているし、それは夏も変わらないだろう。われわれは、自分たちの決断にはとても賢くいなければならない。

もちろん、われわれには選手は必要だ。なぜならスクワッドはとても足りていないし、そのうえ、契約を終えて失う選手が4-5人いるから。ローンの選手も契約が終わる。だから、われわれはシャープでなければならない。自分たちがやりたいことでとても規律だっていること。強くいられることに。

(夏の計画はいつ実行される?……)

計画は済んでいる。そして多くの関係者や状況によって時間は変わってくる。残念ながらそれはわれわれにはコントロールできない。

しかし、われわれには素晴らしい担当者たちがいる。彼らがボードやオーナーシップとともにそれを主導していくことになる。

そして、同時にいまいる選手たちのことも確認していく。彼らが価値と愛情を感じ、ここで正しいマナーで継続していくこと。そして全体の環境。

それは、われわれがそれを実行するかだけではない。なぜなら、われわれはシーズンをあのように始めることはできないのだから。わたしは初日からそのように感じたい。それは強く主張するつもり。

(今シーズンのケガをほかのチームと比べると……)

今シーズンだけでなく、その前のシーズンも。ひとりかふたりの選手を失っただけでも、8位や5位になる。(それが今年もそうだと?)違う違う。それがかつてあったこと。過去だ。5年前とか10年前。

記憶を呼び戻して、このリーグで何が起きたかを思い出すといい。

(来シーズンのケガ運では何を変えられる?……)

わからない。努力はする。わたしができる、約束するのは、自分がベストを尽くすこと。わたしの人生はここにある。すべてを捧げている。わたしはここで最後の一滴まで絞り出す。ベストになるために。

約束? わたしは来シーズンにPLもCLも勝つとは約束できない。もしそれをせねばならないとしても、わたしはそれはしない。なぜなら誰にもそんなことを約束できないから。

わたしもベストで、選手たちもベストでそれにトライするし、死にものぐるいでそうする。それは保証するよ。

(サポーターからの信頼は感じる?……)※先日アルテタはArseblogとArsenal Visionの共同イベントに参加

そうだね、(Union Chapelでの)あの日はじつに特別な夜だった。あそこにいられたことが幸運だった。わたしはそれをとても感じたし、それを当然とも思わない。

われわれはそれを維持したいし、彼らに喜びを与えたい。そうすれば彼らはこのチームを誇り、クラブとしてある価値を感じることができる。それをどうわれわれがレペゼンし、勝っていくか。

もしわれわれがそのすべてを一度にかなえるのなら、ヤバいことになる。

(このチームと忍耐をつづける……)

わからない。これでわれわれは3シーズン連続で2位でフィニッシュした。この3シーズンの合計で、われわれよりポインツが多かったのはマンシティしかいない。リーグの歴史上でもはるかにベストなチームだ。

リヴァプールにはトロフィがあり、われわれにはない。われわれはCLのSFにこの16年で始めて進出し、そこでも満足せず怒った。それでは十分ではないと。素晴らしい。つぎへ行こう。

わたしは自分たちが正しい軌道に乗っていると思うよ。

(サポーターはあなたと選手に100%信頼していると思う?……)

それがわたしの感じていることだ。だが、わからない。わたしが毎日ストリートで合う人たち、連絡をくれる人たち、あそこで合う人たち、それなら100%だと云える。

だが、彼らももっと欲しがっている。なぜなら、われわれがその期待をセットしたのだから。そして彼らもこのチームならどんな相手だろうとそれができると見えている。だから、われわれはこれからそれをいっしょにやると信じることが必要だ。

(今日のカラフィオーリ、ハヴァーツ、ティアニーの出場について……)

カラフィオーリはウィロのケガのせいだ。彼は前半にハムストリングに違和感があったようだ。残念ながら、サブをやるよりなかった。

そして、カイは信じられないほど早い回復だった。ドクターはやや早すぎるかもと思ったかもしれないが、彼はずっとプッシュしていたんだ。自分ならチームを助けられると思っていた。

そして、キーランは、彼には4ヶ月の離脱からカムバックして、このチームにふたたび落ち着くという非常に特別な状況があった。彼はグループとはとてもうまくやっていた。彼はあらゆる手を尽くしてチームを助けようとしていたし、わたしはそのことにとても感謝している。

(ジョルジーニョとティアニーの将来……)

ドレッシングルームには、これがあのシャツを着てエミレーツでプレイするのが最後の選手たちが数人いた。わたしもずっとそこにいて、彼らとも親しかったし、わたしも彼らにはとても感謝している。

以上

 

話題はほぼシーズンの総括で、ニューカッスルの振り返りはほとんどなし。この試合で語るべき内容はけっこうあるとは思うんだが。

やりとりのなかで出てくるUnion Chapelはこれ。Arseblog/Arsenal Visionのファンイベントで熱烈歓迎されるミケル。

ArseblogもArsenal Visionもいちファン団体というにはもはや大きすぎる規模だろうが、それでもこうしてボスが草の根のファンの呼びかけに応じて、こうしてクラブ公式でもないイベントに姿を見せるというのはやはりけっこうすごいように思える。クラブ/チームとサポーターのいい関係がある。AFTVではこうはいかない。ArseblogとArsenal Visionの人たちにナフリスペクト。

アルテタとオーデガードの試合後スピーチ

この試合のあとには、選手スタッフ全員がピッチを一周してファンにあいさつするセレモニーが行われた。その前に行われたアルテタとキャプテンのスピーチ(ピッチでのインタビュー)。

ミケルはめっちゃ声枯れてたな。

アルテタ:われわれには夢がありました。みんなに大きなトロフィを持ってくること。そして、それはいろんな状況もあってできませんでした。

われわれはブレずに夢を追い求めることが必要で、来シーズンもポジティヴィティと熱意をもって夢を追い求めることが必要です。

以前にも云ったように、われわれはこのステディアムで自分たちの歴史をつくり始めねばなりません。今シーズン間違いなくそれを始めているし、これからもっと来る。みんなでいっしょにやらねばなりません。それも簡単でもありませんが、この選手たちのグループにはハンガーとクオリティがあり、才能がある。われわれはことを起こします。

われわれはまず休み、そしてサウサンプトンで勝ってフィニッシュする必要がある。そのあとは休暇になります。

しかし、それをやるまえに、どうかお願いです。わたしは、選手やスタッフが今シーズンどのようなものを通り抜けてきたかわたしは知っているから。そのような状況のクラブには、ここを夢に見ることさえかなわないのです。だから、どうか選手たち、スタッフたちにありがとうと云ってください。みなさん、応援をありがとうございました。

キャプテン・オーデガード。

MØ:ぼくらは自分たちのやったことには誇れると思います。とくにCL。CLではいいランがあったし、素晴らしい経験もできました。

リーグでは十分じゃなかったことも認める必要がありますが、それをすべて経験として受け入れる必要があると思います。いいこともあり、悪いこともあり。それをつぎのシーズンに活かし、もっと強くなってカムバックする。

(3-0でRMに勝利)ああいう夜のために生きているのだと思います。ホームで応援されながらのプレイ。ステディアムは燃え、素晴らしい試合、来シーズンはもっとああいう瞬間が来ることを願います。皆さんからの応援と愛情は信じられないものでした。

ぼくらは皆さんの応援に感謝します。ここではつねに愛情を感じ、応援もつねに素晴らしい。ほんとうにありがとうございます。

ぼくらは今シーズンのすべての経験を活かし、勝てなかった苦しみを感じ、それを来シーズンに持っていく。強くなって戻り、このクラブのために必ずトロフィをもたらします。

MLSの試合後コメント「(今シーズン)シュールだった」

AFC公式サイトより。

MLS:(24/25を振り返って)正直シュールだった。チーム、スタッフに感謝しないと。つねにぼくを健全な気持ちにしてくれて、毎試合でプッシュしてくれたファンにも。

フットボールではファンがすべて。彼らが今日ここに来てくれてチームを応援してくれたのは、とても重要だった。とても感謝。ぼくらもマネジャーにはホームの最終戦ではファンにお返しをするためにも絶対勝ちたいと伝えたいたんだ。だから今日勝ててよかった。

(ホームで4試合ぶりの勝利)ぼくらはずっと失点していたから、今日はクリンシートといい勝利が重要だった。

ぼくらの今日の目標はCLを確保して、来シーズンに弾みをつけることだった。ぼくらには自分たちならできると信じている選手たちのグループがある。それこそがぼくらがやりたいことだ。

デクラン・ライスの試合後コメント「夏にはもっとサインが必要」

Sky Sportsのポストマッチインタビュー。

DR:PLではこの数週間、ぼくらは自分たちのスタンダードからしてプアだった。あきらかにCLに力を入れて、PLではフォームが落ちてしまっていた。

そういうことが起きることもある。でもニューカッスルはインフォームなチームであり、ぼくらは今年3回も敗けている。そして、試合前のマネジャーのメッセージはクリアだった。個人的にそれを受け止めたし、ぼくは今日チームはそれをやったと思う。

前半はちょっとスロウスタートだったが、それからはぼくらも試合に入っていき、最後には気概を見せた。ホーム最終戦で3ポインツは最高だったよ。

(夏の移籍ウィンドウ)たぶん、ぼくらも何人かは失うから、もっと選手と契約する必要があるだろう。夏にはもっと強くなるはず。

このクラブのために勝ち取るために、もっと強くもっとハングリーになって戻って来るつもりだ。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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