PLのMD24。アーセナルはアウェイでリーズと対戦する。
アーセナルはいまだトップのポジションを維持しながら、現在PLでは3試合勝ちなし。そして先週のエミレーツでのマンUでの敗けによって、界隈にはたいへんにネガティヴムードが漂っているといえよう。
なかでも、失敗を恐れているようなアプローチ、攻撃に後ろ向きな姿勢への風あたりは強く。
いまとくにファンのあいだで槍玉に上がっているのが、キャプテンである。CL Kairatでエゼやハヴァーツが活躍したこともあって(あの試合をベンチマークにしちゃいけないと思うのだが)、もともと不満がくすぶっていた今シーズンのオーデガードにファンの批判が集中している感がある。
ぼくも、CL Kairatの試合レビューでそのこともすこし触れたんだけども、あのあとぼくのTLにつぎつぎと流れてくるオーデガード批判を観ていて、さすがにうんざりしちゃったな。いくらなんでもキャプテンにリスペクトなさすぎ。
まあ、とはいえ、ちょうどハヴァーツ(とカラフィオーリ)が戻ってきたタイミングで、アルテタがこの流れを変えるためにチームに変更を加えることは大いにありうる。
今後のアーセナルを占ううえでも興味深い試合になりそうだ。
アルテタの試合前コメント「(試合相手や状況による戦術リセット)ビッグイエス!」
昨日のミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。
(水曜の試合のあとケガ人は?……)
- サプライズはない
- 今日全員がトレインして、明日起用できることを願う
(ティンバーとサリバ?……)
- 彼らはOK
- もちろん彼らはたくさんプレイしており、いくらかnigglesもあったので、すこし休んでリフレッシュするにはいい機会だった
(ダウマンがプリコントラクトに合意した件……)
- 昨日、彼が家族の前で契約にサインするところは観ていて誇らしかった
- これは彼との旅にずっと関わってきた全員の大きな功績。彼をファーストチームに入れるためにがんばった
- われわれには素晴らしいタレントが何人もいる。一日づつやっていく
(水曜の試合は選手たちの気持ちをどれほど盛り上げた?……)
- 自分たちへの理解
- 試合に敗ければ落ち込むものだ。選手たちはとてもがんばっていたし、とてもうまくやりたかった。それでもうまくいかなければ、自分を問うことになる
- しかし、わたしの役割は楽観と自分たちの現実を伝えること
- われわれのクラブには長い長い歴史があり、2月にはどこにいるかわかる。いまわれわれはとても貴重な場所にいるのだ
- つまり、われわれは多くのことをとてもうまくやっている。だから、そこに集中しようと
- もちろん、われわれももっと進歩したい。どのエリアでももっとよくなりたい。しかし、自分たちは正しい道のりにいるという、自信や確信を持つことだ
(とくに気持ちを盛り上げる必要のあった選手は?……)
- いまはいない
- ふだんなら逆だ。チームがうまくやっているとき、わたしはこれでも十分じゃないといい続ける
- だから、この前の試合でそれはない。なぜならわたしには彼らがどれほど試合がほしいか、試合でどれほどの選手を使っているか知っているから
- 彼らに理解して感じてほしいのは、われわれがついているということ。そこにわたしの責任がある
- そして、先日も話したように、彼らは自由に楽しんでプレイをつづける。この旅が美しいものだと確かめる。この先は素晴らしいから
- 全員がその一部である必要がある。いい意味で、いいユーモアで、いい楽観で、楽しみにする
(オーデガードのフォームについて。ここまでG1 A3のスタッツを心配している? 彼を休ませることも?……)
- そうした数字はあるが、全体の数字も観る必要がある。彼のプレイ時間はこれまでのどのシーズンより少ない。3度もケガをしたので
- もちろんそこは改善したいと思っている。彼には試合の決め手になるエリアで影響力を及ぼしてほしい
- だが、マーティンを知っていれば、彼が毎日どれほどワークしているかもわかっている。それらは今後来ることになんの疑いもない
(ハヴァーツはリーズでスタートできる?……)
- 彼は準備ができている
- 先日の試合でも彼はスタートしたし、離脱も長かったので負荷やスタートする試合は管理する必要はある
- しかし、スタートした後も彼はとくに問題はない。そこは超ポジティヴと思う。彼はすぐにチームにインパクトをもたらした
(ハヴァーツはほかのストライカーを助ける。ポジション争いもある……)
- 競争というより、キャラクターの違う9がいるということ。カイは違うポジションでもプレイできる
- 彼のメインのクオリティは、周囲の選手をよくすること。彼の動きかた、コミュニケイション、情報をもたらし、周囲を動き回る
- 彼は非常にマークが難しい選手。とくに周囲の選手のためにスペイスをつくる
- だから、チームも彼がいることをとても喜んでいると思う
(ハヴァーツとヨクレスのリンクアップ……)
- われわれがヴィクトルとサインしたとき、カイは長期離脱になるとわかっていて、ジェズースも復帰には程遠かった
- だから、この関係性が正しく築かれることを願っていた。だが、それがいつになるかはわからなかった
- だから、先日の試合ではたくさんのポジティヴがあった。もちろん、それも相手によるし、相手の振る舞いにもよるが
- そのオプションがチームにあるのはとてもとてもいいこと
- 彼が9でプレイしようがAMでプレイしようが、スタートしようがサブからだろうが、とてもパワフルに試合に影響をもたらせると思う
(ノーガードのようなビッグプレイヤーをスクワッド外にせねばならない……)
- 現時点で、スクワッド外の選手が2-3人いる。それが現実。わたしにはそれを変えられない。それがルールだから
- 願わくば、PLには来シーズンから18人のアウトフィールド選手ではなく20にしてほしい
- CLのようにしてほしいと切に願うよ。そのほうがスクワッドをうまくマネジできるから。選手の価値を維持できるし、選手のメンタルヘルスも維持できる。誰だってスクワッドから外れたくないものさ
- だから、それが実現するようにお願いしたい。われわれはホテルも旅程もその他すべてもまかなえる。全員にとってとてもいいことだ。誰かをおいてけぼりにするのは最悪のことだから
- だが結局、選手は複数ポジションでプレイし、あるポジションを過負荷にして弱体化させられない
- だから、ふだんその決断をするプロセスでは、彼がどうトレインし、どう振る舞い、どう語るか、どうほかの選手を助けているかで、どの試合でも機会を得なければならない
(ブランドン・ベイリー・ジョセフという17才の選手がまたシニアデビュー。準備できているかどうかと違う基準がある?……)
- スクワッドのなかにさらなるふたつのスポットがあるからできる。若い選手を入れられ、解決策をもたらし、正しいときに幸福をもたらす。それは助けにしかならない
- だから、今後もそれができることを願う
- 結局、彼らに必要なことは理解すること。とくにドアが開いていると感じること。夢はかなうのだと
- 彼らはもうチームと数日トレインしていて、われわれもそのための正しいタイミングを見つけようとしていた
- われわれは、彼らにそれを味あわせたかった。そして、彼らがその環境のなかでどのように振る舞っていたかも観なければならない
- チームに貢献できるかどうかを知るには、それしかやりかたがない
(カラフィオーリ復帰の重要性……)
- リッキーはずっと重要な役割を果たしてきた。とくに攻撃のやりかたで。彼にはスペイスを使う独特なクオリティがあり、それはおそらくほかのフルバックとは違う。彼が必要なとき、彼はそこにいる
- いま彼はフィットしている。起用できる。いつ彼を使うか
(ダウマンの復帰までのタイムライン……)
- モスケラのケガよりも多少かかる
- もちろん彼はよくなっている。そしてとても慎重になる必要があり、もう少しだけ保護しないと
- 彼には違うスケジュールもあるから。学校へ行かねばならない。だからわれわれはそのプロセスについてはたくさんのことを尊重せねばならない
- 彼は復帰に近づいていると思うよ。もうピッチに出ている
(オーデガードの深くに落ちる役割について。それはコーチのデザインなのか、あるいはそれをやらない選手がいるから彼があえて落ちねばならないのか……)
- そこはやや彼の性格によるもので、わたしの性格だと逆へ行く。だが、選手のクオリティを尊重する必要もある
- 選手には才能があり、そのなかで彼らは攻撃の自由を感じる必要もある。とくに、彼らがベストだと感じることについては
(才能やメンタリティの点でダウマンはほかのアカデミー選手たちのなかでどこに位置づけられる?……)
- 間違いなくベストのひとり。彼が15才の時点でチームとやっていたことは、個人的にはかつて観たこともない。そんなの昔バルセロナでプレイしていた彼だけだ
- 彼だけが持っているわけではないにせよ、彼にはある種のカリスマと、圧倒されないパーソナリティがある。どんな状況、どこのステディアム、相手でも
- そこにはとても大きなクオリティがある
(サカのような選手がアカデミー選手の模範になっている……)
- クラブにとてもいい模範がいあることはとても役立っている
- そして、それは選手だけではない。家族も。彼らの教育や発展においては、彼らが決定的な部分になっているから。われわれも責任を負っている
- 彼はとてもいい。彼には素晴らしい家族がいる
- 数年にわたる、われわれとのコミュニケイションもとてもとても生産的。彼らもわれわれが息子とやっていることを信じてくれていると思う
- ここからの素晴らしいキャリアは、彼とわれわれ次第
(1月は超多忙だったが、ピッチで新しい関係性に取り組む時間はある?……)
- 多くのことを理解するためのワークがあるが、残念ながらほとんどできていない
- なぜなら、われわれには時間がなかったから。それにそのとき選手が使えるかどうかもそれに決定的に関わる
- われわれはコンスタントにその関係性を築いているが、ここ数週間で何人かの選手が戻ってきたことから新しい関係性もあり、それを早く知ること
- それは早ければ早いほどいい。なぜなら、特定の相手に対してより効果的であるものを知るということだから。それでチームはもっとよくなる
(Kairatでの最初のゴールについてと、ヴァーティカル(縦)フットボールについて。ああいうプレイがもっと観たい?……)
- 試合の要求による
- 相手が特定の振る舞いをするなら、縦にプレイできる。ボックスに10人がいたら縦にはプレイできない
- ボックス際からのシュートするかもだし、そこでケイオスをつくるか、あるいはなにか違うことをしてセットピースの機会をつくるか
- もし相手が守りたいのなら、そこで守ろうとする。だが、ボックスには6-7人の選手がいる
- だから、それは相手次第。時間と空間があるかないか
(この冬マンシティはMarc GuehiとAntoine Semenyoを取った……)
- それは彼らのビジネス
- わたしは彼らのやろうとしていることを知っているし、この10-15年でやってきたことも。とくに驚きはない
- 彼らは勝ちたい。勝つためにあらゆることをする
(冬ウィンドウの最後の数日でアーセナルも動く?……)
- 彼らは関係ない。それがあるとすれば、自分たちに問題があるとき
- 彼らのことは驚いていない。彼らは去年もそれをやり、必要があるときには非常にアグレッシヴになる
- われわれにはわれわれの野心がある。だが、同時に自分たちの制限がある。自分たちのやるべきこと、できることはわかっている。何が正しい行いなのかも
(先週Pep Guardiolaがアーセナルが世界一のチームだと述べた件。彼はあなたとマインドゲイムをやっている?……)
- わたしと? そうは思わない
(いまも彼とは話す?……)
- 妻と話すようには話していないよ(笑)。一般的な会話をするだけ。考えていることを話したり。それだけ
- マインドゲイムというものはあるかもしれないが、わたしはあまり気にしないことにしている。なぜなら、ピッチで勝つ必要があるから
(ライバル関係にありながら関係を保つこと……)
- わたしには、それができないというほうが驚きだね。だとしたら、スポーツにとりとても悪い見本になると思う
- わたしは、スポーツでは学びが必要だと思う。おそらく、スポーツの最大の学びは、わたしたちに関係をもたらすこと
- たとえば、Rafa NadalとRoger Federer。わたしは全然そんなレベルじゃないけどね
- だが、歴史上ベストのひとつである関係がこのふたりにある。最高のスポーツメンがファイナルで一対一でプレイする
- だったら、なぜわたしが尊敬するひととそのような素晴らしい関係が持てない? わたしは彼と働いていたし、同僚だったのだよ? ほかの相手だって同じ
- コートだろうが、ピッチだろうが、出ていくときは勝つことが目的になるだけ
(あなたは先週選手が楽しむことを強調し、あれは心理的リセットと受け取られた。戦術的リセットも必要?……)
- 試合による
- マンUの3日前、ノー。その試合の前半30分、ノー。彼らにボールを渡し始めたとき、ビッグイエス!(笑)
- だから、アクション次第であり、試合の瞬間次第。どうやって2失点したかでは、ビッグイエスになる
(ライスがPLで300試合に到達する……)
- 彼の年齢を考えれば、どれだけの選手がそれをやれるのかわからない。それは彼の一貫性とプロフェッショナリズムを示している
- このレベルでプレイできるだけですでにすごいことなのに、さらに彼はあのやりかたとパフォーマンスがある。それを300試合
(リーズのセットピースをどう無効化する?……)
- まずなにより、彼らのやることを理解すること
- 失点しないことがベストだが、もし失点したら、命をかけて戦う。それが起きないようにすることが必要だ
(ヴェンゲルとサー・アレックスのようなライバル関係はあなたとGuardiolaのあいだにはない?……)
- わからない
- どれも関係は違うと思うから。わたしはPepを15才のころから知っている。そして4.5年を毎日彼と過ごした。だから違うのだ
- それに、PepはEnzo [Maresca]ともとても仲が良い。彼らはともに働き、それでライバルにもなれる。それはひととしてのタイプも違えば、関係も違うからだ
- それは選手とも起きる。明日グラニト(ジャカ)と試合をすることになったら。わたしはグラニトのことが大好きだが、ピッチでプレイするなら、戦争になる。彼がいかに優秀か知っているから
- だが、それ以外の場所なら、もし彼が困っていれば、わたしは間違いなく駆けつける
(PLスクワッドに入れない選手たちのメンタルヘルス……)
- われわれには非常に独特の仕事がある。それは誰かの人生やキャリアを変える能力を持つということ。それは素晴らしいこと
- だが、毎週わたしは誰かにこう云わねばならない「明日、キミの仕事はない。チームとともに遠征すら許されない」
- そんなことをする仕事がほかにあれば教えてほしい。食堂へ行ってふたりのシェフにこう云うのだ「料理をするな。そこで観ていろ。それか家へ帰れ」。これはとてもタフだ
- チームの一員でいたい、遠征に加わりたい、そこにいたいという誰かがいて、彼にチャンスがあるというフィーリング。そのチャンスをつかむ選手がいるなら、あとは選手に任せねばならない。なぜなら、そういうときは選手は自分が十分じゃないのだと感じているから
- 決断ははっきりしている。わたしは彼の前でほかの20人を選ぶ。これは避けられるものだと思う
- なぜか。試合の要求はどんどん大きくなり、われわれには大きなスクワッドが必要になっている。だから、わたしの意見としては、そこに制限があるのはあまり意味がない
- だから、われわれはそこを拡張する必要があると思う。全員にチームの一員であることを許可する
- そうなれば、われわれも試合のなかで状況に応じて正しい決断をすることもできるし、選手のプレイ時間、心理面、感情面をもっとうまく管理できる
- これは全員にとっていいものだと考えている
会見の後半。
- Rice development: we don’t know his limit. He just keeps getting better. Mentally he can cope with everything.
- Rice needs to be nastier?: I would use the word demanding and setting the standards. He does it with everyone and himself.
- Does he answer back to you?: in a healthy way very much, they can come to me with suggestions. We talk about the game, he has the respect of the team.
- Request for squad expansion?: it’s something we have discussed. With the changes of subs, other competitions we can do that. I’m sure all the managers are feeling the same.
- We always have surveys to give our opinions, including technical area behaviour.
- Lay a marker: win tomorrow and move to the semi-final.
- Welcome Leeds test: I want to progress the next four months with convictions. We are first because we do a lot.
- Made an effort to change your touchline behaviour?: I thought you were going for more agitation. Always evolution, what the club needs. I’m on my way to do it.
- What do you think of technical area rule?: focus more on players. We are living the game. If it’s respectful it’s normal.
- Leadership group: they take ownership and responsibility. They speak up about how they feel.
- Martin leads?: He’s one of the leaders yes.
- Squad size: the players we can name in the squad. Only 18 outfield players.
以上。会見長すぎませんかね。前後半で30分くらいあるんだが。今回は興味深いやりとりがいくつもあったのでいいけども。












