試合前、エゼとノーガードが活躍してほしい試合だと思っていたら、まさにこのふたりが大活躍の試合になった。
ウォームアップでカラフィオーリを失い、急遽サカがスタートするというアクシデントに見舞われるアーセナルだったが、序盤に両チームとも落ち着かず、わちゃわちゃしているあいだに怒涛の4ゴール。早々に試合を殺してしまった。その後にゴールが決まらなかったのはちと残念だったが、贅沢は云うまい。チャンスはつくった。
しかし、相手のクオリティもあって、アーセナルは攻撃にどえらい積極性を観せたんじゃないか。スルーボールを連発し、ショートパスの連携で中央からこじ開けようとする。ああいう攻撃の強引さ。いつも慎重な最近のアーセナルでは、なかなか観られないものを観た気がする。
Arsenal 4-0 Wigan: Fast-starting Gunners cruise through to FA Cup fifth round
アルテタの試合後コメント「チームが意欲を示した」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
アルテタ:(前半のゴール祭り)素晴らしかった。試合が始まってすぐに噛み合うものがあった。選手たちはとても生き生きとしていて、とてもシャープ。相手にかなりの打撃を与えた。
つぎのラウンドに進出できてとてもうれしい。それが望みだったし、やりかたもよかった。多く変更したにも関わらず。
チームはほんものの意欲を観せただろう。このコンペティションでこういうチームとプレイするときには、それがもっとも重要だ。
まとまりがあった。あれだけチームを変更したのだから、ふつう試合が始まってすぐに観られることじゃない。だが、このチームはインテンシティ、前へ行く意図をもってプレイし、相手にコンスタントに脅威を与えた。すごいゴールもあった。そこが違いになった。
(サーモンとセットフォード、ふたりのエミレーツデビュー)彼らはそれにふさわしい。彼らはチームの一員だ。彼らは毎日チームといっしょにいて、それを実際に味わう必要があった。全員に関わってほしいし、そのためにはプレイするチャンスがあると感じてほしい。
(今シーズン22こめのクリンシーツ)大きな数字だ。そしてまだ2月。それが試合に勝つためのプラットフォーム。4-0になっても10人の選手がスプリントで戻るのをみれば、それこそがプレイするときに必要な意欲だ。
この興奮は今夜だけ。明日はウォルヴズの準備を始める。PLでの試合がどれほどタフかわれわれもわかっている。これからも継続していく。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(今日のパフォーマンスについて……)
- 結果に満足。パフォーマンスにはとくに満足
- 試合が始まってすぐに観せたあの姿勢
- わたしは試合が始まってすぐに、あのまとまりのレベルにはちょっと驚かされた。あれだけ変更すれば試合に影響を及ぼしかねないのに
- だが、われわれはそうならず。とてもいいゴールも決めた。とても満足している
(サカが中央でプレイしていた件……)
- それも可能性ということ。わたしも試したかった。いつか使うかもしれないから
- まだたくさんの試合が残っているので、シーズンのなかには違うシナリオもある
(カラフィオーリのフィットネス……)
- ダウトなのは、彼とベンだけ
- つぎの48時間でどうなるか待つしかない
(トミー・セットフォードを出した……)
- 自分にもチャンスがあると全員に感じてもらう必要がある
- そしてそれにふさわしい選手がいるとすれば、そのひとりがトミーだった。彼が毎日全員を助けているそのやりかた、姿勢
- だから、そういうチャンスがあるなら、それは試してみなければなならない。彼もとても喜んでいたと思う
(サカが中央でもたらせるもの?……)
- 彼が中央にいればいるほど、ゴールに近づく。それが相手に難しくなる
- 彼はワイドの選手ともよくポジションを入れ替えていた。そういうスペイスを使うのがとてもうまい
- 彼があそこにいれば、彼はボールを持ってとても相手を苦しめられる
(チームのまとまりに驚いたというが、サカにも驚いた?……)
- ノー
- あまりいっしょにプレイしていない選手たちが大勢いたので、簡単じゃなかった
- だが、いくつかのゴールはまさにわれわれがほしかったゴールだった
(今日はマイルズをMFとしてプレイさせられなかったことが残念……)
- ノー。これもまた学びの機会だから
- わたしがつねに彼らに云っているのは、備えておけということ。なぜなら、いついかなるときも役割が変わることがあるから
- ブカヨは、とてもとてもとても遅くになって準備が必要だと知らされた
- しかし、ポジションを理解している必要があるし、チームの全体的な意図を理解している必要がある
- それができるならパフォームできるし、彼はとてもいい試合をしたと思う
(エゼがゴールにからんだ……)
- イエス
- いくつかのスーパーブなボール。彼の意図。ファイナルサードでのリスク、狙ったショッツの量。とてもポジティヴだと思う
- あれこそが、われわれが彼に望むこと
(今後エゼは大きな役割を得ていく?……)
- イエス
- 彼はすでに大きな役割でプレイしている。すでに多くの試合でプレイしているし、それを継続していくはず
(この試合がエゼに自信を与えた……)
- それが選手にとり必要なこと。とくにクリエイティヴな選手には
- 彼らは自分がそういうチャンスをつくれると感じることが必要であり、そのことはわたしもうれしい
- ガビにも満足している。彼のあのラン、タイミング、フィニッシュのアクション。とてもとてもポジティヴ
- だから、この試合は自信やムードにとってもよかった。非常によいこと
(オーデガードのフィットネス?……)
- マーティンはどうなるか待つ必要がある
- 彼は(ブレントフォードで)失点したときのアクションでノックを起こしてしまった
- 今日は彼はフィットしていなかった
(最近ケガが増え始めている……)
- イエス
- 以前はストライカー、ディフェンダー、そしていまはミドフィールダー
- だが、それでもわれわれは対処している
- しかし、今後は選手たちに戻ってきてもらう必要がある。フィットしてもらって、相手に対し違うオプションになってもらう
- 早ければ早いほどありがたい
以上
クリスティアン・ノーガードの試合後コメント「とても楽しめた」
FAカップ公式のMOTM。いやあ、彼はじつによかったな! 文字通りチームの中心で、攻守の要となる存在だった。アシスト1も記録。試合後インタビュー。AFC公式サイトより。
CN:(GJのゴールをアシスト)CLのKairatでもそうだったように、ぼくはガブリエル・ヘスースとはすごくよく連携できると感じる。あのときはわずかにオフサイドになってしまったけど、似たようなボールだった。
アップフロントにあんなにいい選手たちがいれば、あとはタイミングを間違えないようにすることさ。今回はオフサイドじゃなくてよかったよ。
今日は前半、ピッチですごく楽にプレイできると思った。時間の余裕がすごくあるみたいに感じて、前にはペイスのある選手たちがいる。あとは正しいパスをして、エブスとはピッチ中央でいっしょにプレイして、とても楽しめた。今後はもっとやれると思う。
今日はほんとにいい試合だった。とくに前半。ほとんどのことをうまくやれたんじゃないかな。4-0になったあと、ラストの5-10分くらいはやや集中力を失ってしまって、相手のビッグチャンスになったが、ケパがセイヴしてくれた。
そして、そのあと後半はまた集中とエナジーを取り戻した。ゴールこそなかったものの、全力を出すことができた。それが重要だと思う。だから全体的にプロフェッショナルな試合であり、ぼくらにとっていい試合だった。
(FAカップがつづく)それは重要なこと。つぎのドロウを待って、そこにできるだけ準備していく。














