ボスの送別会の件はまたあとにして。
いや、ぼくたちはもう関係ないんだけど、どうもPLのトップ4争いが俄然面白くなってきたっていう。うまくいくとわれわれにも大変メシウマな状況が生まれかねないという。
アーセナルのファンは残り2試合もまったり来季を予想したり、ボスの最後を見届けたりと、ストロングゼロでも飲みながら生暖かいテンションでシーズンの最終盤を過ごすしかなかったのが、予想外な楽しみが増えてしまった。
ちなみにここはアーセナルブログなので、胃がキリキリ痛むような状況にいる当事者のファンの人たちには神経を逆なでする内容かもだからこの先は読まないように。
17/18シーズンEPLのトップ4争いに異変
ついこないだまで、シティ、ユナイテッド、リヴァプール、ToTでトップ4(CL出場権獲得)はもう確定という感じだったのが、こちら昨日の試合が終了した時点でのPLのリーグテーブルを見ていただきたい。
1位はもうとっくに決まっていたのは知ってますね? 昨日ホームでセレモニーしてたらしい(ハダースフィールドに引き分けっていう笑)。
問題は3位から5位。ポインツに注目である。そして残り試合数が()内。
- 3位 リヴァプール 72ポインツ(1試合)
- 4位 ToT 71ポインツ(2試合)
- 5位 チェルシー 69ポインツ(2試合)
おうふ。これがどういうことを意味するかおわかりか。数字のうえでは、CLファイナルまでいってイケイケの3位リヴァプールの5位転落がありえるってことなのである。ここまで来て。飛ぶ鳥を落とす勢いの攻撃陣が。笑えるよな。リヴァプールとToTは直近でポイント落としすぎ。アーセナルよりヒドイとか。
リヴァプールにとって最悪のシチュエーションは、CLのファイナルでマドリーに負け、なおかつ最終試合ブライトン戦(H)でポイントを落とす(&ToTとチェルシーが残りを勝ってポイントで上回る)こと。それで天国から地獄へ。ウエルカム・トゥ・ヨーロッパリーグ。
もちろんこれはToTにも当てはまる。もし彼らが残り2試合(ニューカッソー、レスターどちらもH)でチェルシーより多くポイントを落とすことがあれば、5位転落。ウエルカム・トゥ・ヨーロッパリーグ。
メシウマにもほどがある。いやこれ楽しいでしょ。しかもこういった事態に陥ったのは、土曜日にToTがウエストブロムに負けたからだし、昨日リヴァプールがチェルシーに負けたから。しかもチェルシー勝利の決勝点はおれたちのジルー様なんだよなあ。さすが元ガナーはいいところで決めるよ。
ちなみに肝心のチェルシーが負けては元も子もない。残り2試合の相手はシティと引き分けたハダースフィールド(H)とニューカッソー(A)。
リヴァプールとToTの残り試合はどちらもホームだし、アウェイを1試合残しているチェルシーのほうが厳しいけど、どんな可能性もある。われわれが対岸からウォッチするには十分楽しいはずだ。
ToTとチェルシーは次節はミッドウィーク。そして週末にみんなで仲良くいっせいに最終試合となる。アツい。
ちょうど去年も同じ時期にトップ4争いがおもしろいってエントリを書いていたが、そのときは一応われわれも争いに加わっていたというのが隔世の感ある。
ぜひ終盤のプレミアリーグもDAZNでお楽しみください。
17/18シーズンEPLの降格争い
一方、降格争いも佳境に。
ストーク・シティの降格は先日お知らせしたとおり。彼らは穢れているからしょうがない。神聖なプレミアリーグにはふさわしくない。
われわれの関心事は、もちろんWBAで、WBAが降格するとキャプテンのCBジョニー・エヴァンスが3Mポンドというバーゲン価格で購入できる。もっとも本人がアーセナルに来たいかどうかはわからない。だがノーチャンスということはないだろう。ほかのクラブに行くよりレギュラーにも入りやすいという特典つきだ。
ただし、降格を争う18位以上はみな残り試合が2つ残されているのに対し、WBAは残り1試合。17位のサウサンプトンと18位のスウォンジーが残り2試合とも負けたときに限りチャンスがあるという状況。この下位グループでフォームを持ち直しているのは彼らだが、この厳しい状況では降格圏を出るのはかなり難しいだろう。もし残れたら奇跡だ。まさにThe Great Escape。
と思うだろう?
なんとサウサンプトンとスウォンジーは降格を賭けた直接対決(次節)を残している。笑える。さらにセインツの最終試合は仏恥義理の優勝チーム、シティ(H)。まさかの2連敗ありえるぞこれ。
スウォンジーの最終試合は降格が決定したストーク(H)。彼らのほうがまだ有利だろう。
WBAの最終試合はクリスタルパレス(A)。これは死に物狂いで戦うしかない。
日本人のわれらとしては、マヤ・ヨシーダのことも気になるが、彼は先日のエヴァートン戦でA級戦犯級にやらかしたのをハイライトで見た。2枚のイエローで終盤にセントオフされてからの同点弾を食らうという。ファーストチームのCBにあるまじき失態。ワールドカップ大丈夫か?
いやあこれだからプレミアリーグは目が離せない。