アーセナルのPLマッチデイ25は、前回のロンドンステディアムでの6-0につづき、アウェイのターフムーアで5-0快勝。なんというケチャドバか。 これでカレンダーイヤーをスタートから5連勝、そしてアウェイで2連続5+ゴールというクラブの新記録も達成することに。 われらは、ウィンターブレイク後のPL5試合のアグリゲイトスコアが21 v 2という極端なファインフォームで、なんだかすごいことになっちゃった。スランプがリセットされただけでなく、過剰にバウンスバックしたみたいな。好調すぎてこわい。 このチームはいったいどこまで行くのか。もういっそレヴァークーゼンと戦いたい。そんな気分になっている。 試合を振り返ってみるか。 Saka scores twice as ruthless Arsenal thrash Burnley
【マッチプレビュー】23/24 EPL バーンリー vs アーセナル(17/Feb/2024)5連勝を目指す
やあ。 最近は、PL4連勝でポジティヴムードの漂うアーセナル界隈。その前のミニスランプ期との落差がすごい。よきことかな。 Why @Arsenal look a team transformed since their winter break 👇 — Premier League (@premierleague) February 14, 2024 さて今回はPLバーンリー(A)、Turf Moorでの対戦となる。Turf Moorと聞くと、いかにも悪いことを思い出しそうな、そうでもないような。 バーンリーといえば、アーセナルがずっと苦手にしてきた「肉弾戦」的プレイスタイルをすぐ連想してしまうわけだが、現在はミケルの盟友Vincent Kompanyの下、かつての姿よりもポジティヴなスタイルになっている。 アーセナルは、タフなアウェイながら、当然3ポインツを期待する試合。われらはこの試合に勝つと、カレンダーイヤー(※1月1日からの一年)で初の5連勝という記録もかかる。 今日の試合をプレヴューしてゆこう。
キーラン・ティアニーのインタビュー「アーセナルのレフトバックはエイリアン」
現在スペインのレアル・ソシエダにローン中のキーラン・ティアニー。 アーセナル界隈ではすっかりご無沙汰の印象のある彼ながら、昨日はソシエダでUCLラスト16のPSGファーストレグ前ということもあってか、彼の単独インタビューが行われていた。 Kieran Tierney: ‘I was up against Mbappé … it helps you in the long run’ もちろん、ケガ中の彼はこの試合ではプレイできず、くやしい思いをしているところで、スペインでの生活やアーセナル時代の振り返りなど気分転換にはちょうどよいインタビューになったと思われるような内容だった。 つい先日ベンジャミン・ホワイトがインヴァーテッドRBを華麗につとめ、アルテタのチームおけるフルバックの役割についてはあらためて注目が集まっていたなか、ティアニーがそれについて語るなどタイムリーなトピックもある。 今回はこちらを紹介しよう。
【マッチレビュー その2】23/24 EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(11/Feb/2024)6ゴールで爆勝【マッチスタッツと論点】
日曜のPLウェスト・ハム。マッチレヴューは、前半のコメント集のつづき。
【マッチレビュー その1】23/24 EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(11/Feb/2024)6ゴールで爆勝【コメント集】
ゆうべはすごい試合だった。ウェスト・ハムのロンドンステイディアムで6-0大勝。アーセナルのPLアウェイ勝利では、最大のスコアラインだという。ケチャドバ。 試合直前にはトミヤスやESRの不在が発覚し、ベンチに3人もユース選手が入るやや不安のあるスクワッドで、なおかつ、この2戦でかなり苦しまされてきたモイーズの狡猾なやりかたに今回も手こずらされることを覚悟していたのに、ふたをあけたら期待以上の大爆発だった。これいかに。 とにかく、アーセナルのファンとしては最近の批判が渦巻くなかで、たいへんに溜飲の下がる気持ちのよい試合であった。 これはもう、試合を振り返ってしまうしかない。 Arsenal thrash West Ham in their biggest PL away win ※都合により、今回はポストマッチコメンツのみ
【マッチプレビュー】23/24 EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(11/Feb/2024)もっとセレブレイション
楽しいPLの時間がやってきた。やっぱり週一の試合だと、ブランクが長くてまいる。 さて、今回のアーセナルの相手はWHUことウェスト・ハム。 ミケルの師匠モイーズのチームであり、いまではわれらがメインマン、デクラン・ライスの古巣。直近3試合で勝ちなしという、最近はやや相性の悪い相手でもある。 アーセナルはもちろん、先週リヴァプールを撃破して3連勝中と勢いがある。どんな試合になるか。 日曜の試合をプレヴューしてゆこう。
フットボールに“シンビン”導入? ブルーカードの議論
昨日、今後PLに導入される半自動オフサイドのことをちょっと書いたら、その後、もっとでかいトピックがやってきた。 EXCLUSIVE: Blue cards to be introduced for football sin-bins, with players removed from field for 10 minutes for cynical fouls or dissent ✍️ @ben_rumsby#TelegraphFootball — Telegraph Football (@TeleFootball) February 8, 2024 『The Telegraph』の独占スクープで、金曜(※今日)にIFAB(International Football Association Board)から「ブルーカード」の導入について発表があるでしょうということ。 ブルーカードとは初耳だが、これは以前からフットボール世界で「オレンジカード」として知られてきたもの。イエローカードとレッドカードの中間で、短時間フィールドから退場という罰則を宣告する。 もちろんこの新ルールが導入されればかなり大きなルール改定になるはずで、この報道には多くのフットボールファンが反応、関心度は非常に高いことがうかがえる。そして、当初の反応としては、評判は非常に悪いという。 フットボールにおけるブルーカード、それついて少し。
EPLにおけるVARの現在。半自動オフサイドの導入はいつ?(2024 Feb)
どうも。元気ですか。 年末、近くの酒屋さんで正月に飲むお酒を買うついでに、きまぐれで酒粕を買ったらおまけでもう一袋くれて、どうして消費したものかと2ヶ月近くも冷蔵庫のはじっこに放置してしまっていたところ、おみそ汁に少量入れてみたらおいしく消費できると気づいて、それ以来ぼくのなかで「酒粕みそ汁」が流行っている。なんの工夫もない、ただ隠し味として大さじ1-2ほどの量をいつものみそ汁に入れるだけである。 それと豚汁。さっきもつくった。みそに合うんだね。多めに入れてみたが、非常にどっしりとした中低域(コク)が出る。それでいて、みそのおかげか酒粕っぽさはあまり感じないのがいい。これは酒粕入りですと云われなければ気づかないほどだろう。 豚汁の具は、里芋、大根、にんじん、ごぼう、長ネギ、しいたけ、えのき茸、豚こま肉。ありもの。あと、ありものついでにブロッコリの茎部分を入れた。切る具材はすべて乱切り。身体を温める効果を期待して、しょうがスライスも少し。顆粒のだしに、昆布も入れた。みそは、スーパーで売ってるハナマルキ的なだし入りの安いやつである。だしはいくら入っていてもいい。 酒粕は、「花垣」ブランドで知られる福井県大野市の南部酒造場のもの。いやそれは買ったほうで、もらったほうを先に使おうと、そちらはまだ手つかずであった。消費期限が3月末で、このままだと正直厳しいと思う。困った。でも、せっかくレジの女将さんがご好意でくれるというのに、そこで断る選択肢はなかった。冬キャンプで甘酒をふるまう機会でもあればよかったが、そんなものはない。 さて、昨日Sky SportsがVARに関する特集記事をアップしていた。今シーズンも変わらず数々の議論のタネになってしまっているVARの現状リポートでもあり、アーセナルの試合のVAR判定についても一部で言及があったので、紹介しよう。 VAR: Premier League claims 96 per cent of referee decisions are correct – so what is future of technology in football?
【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs リヴァプール(4/Feb/2024)三度目の正直
雪。どうも。昨日の試合は観ましたか。今回もまた、どえらい試合でしたなあ。期待以上。 あんな試合で、終わったあと一杯やりたくなってしまったけど時計みてやめた。大人は朝4時から飲み直してはいけません。 これでわれらは、今シーズンのPLのトップチームであるリヴァプールに敗けなし。前回アンフィールドであれだけのプレイをして、今回エミレーツでの結果は、パフォーマンスに十分ふさわしいものだったろう。彼らを倒したのはラッキーでもたまたまでもない。シンプルに強いチームが勝ったという印象が残る。 今シーズンのわれらは、エミレーツのホームゲイムでは、シティに勝って、リヴァプールにも勝った。 もう、対戦相手がどうこうというより、自分たちの本来の実力を発揮できるかどうかが最大の問題みたいな、アーセナルはまた新しいフェイズに入ったという気がしている。以前のように、トップチーム相手では歯も立たないし、敗けて当然みたいな関係性から、タフな試合であっても勝ちが想像できる。今回も、直近2回のリヴァプール戦を思えば、こういう結果になる予感だってちゃんとあった。 ユルゲン・クロップという、PLにとってアイコニックなマネジャーが去ることを決めた過渡期、アーセナルもまた一歩先へ進もうとしている。 試合を振り返ろう。誰になにを云われようが。 Arsenal beat Liverpool to close gap at top
【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs リヴァプール(4/Feb/2024)さよならクロップ
ゆうべの日本代表は惜しくも敗けてしまったね。イランも強かったので、どっちが勝ち抜けてもおかしくないくらいだったか。 アーセナル界隈では、このAsian Cupの結果は概ね歓迎ムードという感じ。トミヤスがケガせずロンドンに戻ってくるということで一安心。もちろん彼には気の毒でも、喜ばずにはいられなかった。リヴァプールのファンも似たような気分なのかな? さあ、今日はそのリヴァプール。ワクワクである。 試合をプレビューしてゆこう。
【試合前記者会見】23/24 EPL アーセナル vs リヴァプール(4/Feb/2024)「パーティにセットバック。スクワッドには含まれない」
さて、リヴァプール。ついにこの日が来てしまいましたね。 アーセナルにとっては、今シーズンここまでで最大のビッグマッチ。ちまたでは、アーセナルがこの試合に敗ければPLのタイトル争いから脱落とも云われるほど重要な試合。@エミレーツ。 テーブルではお互い1位と3位という間柄ながら、現時点で5ポインツ差がついていて、それが縮まるのか拡がるのか。非常に重要。 われらとリヴァプールはこの試合を含めて、3ヶ月間毎月プレイしており、12月のPL@アンフィールドは1-1ドロウ、1月のFAカップ@エミレーツは2-0敗けと、アーセナルはどちらの試合も悪くないパフォーマンスながら、なぜか勝ちがない。そして今回。 もちろん、2位にはまだマンシティというプレイヤーがいるPLのタイトル争いであるが、この試合は現時点でのリーグ最強チームを決めるような決定戦ぽさもあるっちゃある。 楽しみだな、おい! 日曜の試合をプレビューしてゆこう。 ※今回は、昨日行われたアルテタのプレスコンファレンスを先に
2024 EPL冬の移籍ウィンドウが終わる。セドリック残留にみる移籍戦略の重要性とアカデミーのいま
おはよう。 昨日のPLフォレストのマッチレビューエントリで、「冬の移籍ウィンドウが終わった」と過去形で書いてしまったんだけど、あれを書いた時点では終わってなくて、デッドラインを1日間違えてた。終わったのは英国の2月1日の23:00、日本時間で今朝だった。修正済み。 それと「リヴァプールとの3連戦で2敗」とも書いてしまって、それも間違い。前回のPL@アンフィールドはドロウだったんだ。修正済み。 いやあ、まじでいつも間違いだらけの信頼できないブログでごめんね。こういうの多いよね。ご指摘くださったかたも気づいたけど許してくれたかたもありがとう。 さて、そんなわけで今年の冬の移籍ウィンドウが終わったので、ちょっと思うところを。
【マッチレビュー】23/24 EPL ノッティンガム・フォレスト vs アーセナル(30/Jan/2024)忍耐で3ポインツ
わしこの日は早朝から出かける用事があって、ライヴでは前半しか観れず泣く泣く中断。日中は情報をシャットアウトして、夜にあらためてフルマッチを視聴したのだった。 前半がああだったからけっこう心配はしていたのだけど、後半がああなって、結局ああいう結果になった。相変わらずこのチームは、ケチャップのフタが開くまでがたいへんである。 アーセナルのチームとしては最近の課題を完全に克服したという感じもない、ややモヤッとした気分ながら、6ポインターである週末のPLリヴァプール(H)に向けてはよい結果だった。 試合を振り返るとしよう。 Arsenal close gap on Liverpool with narrow Forest win
【マッチプレビュー】23/24 EPL ノッティンガム・フォレスト vs アーセナル(30/Jan/2024)ちょっと苦手なアウェイのフォレスト
こんにちは。やっとアーセナルの時間が来た。最近アーセナルライフは暇だったなあ。 ところでここ数日のアーセナル界隈は、アルテタのバルサ行きの噂でもちきりでしたね。 バルサではXaviが辞めることがわかって、そのニュースがKloppの直後だったから、なんだかこの世界全体がざわざわした感じになっていたが、そのドサクサでアルテタがつぎのバルサのマネジャーになるというニュースだったので、XaviやらXabiやらNagelsmannやらミケルやらマンUやらバイエルンやら誰がどこへ行くとかなんとかで、なにがなんだかぐちゃぐちゃしていた。 もっとも、あれだけ騒がれながら、アーセナルのファンでアルテタが夏にバルセロナに行くなんて信じたひとはほとんどいなかっただろう。むしろ新契約について噂されていたほどなんだから。彼の日々のコメントを読んでいるファンならそんな噂を信じる根拠がまるでない。今回の試合前会見はその騒動についても、ちゃんと答え合わせがある。 今日の試合、PLノッティンガム・フォレスト(A)をプレビューしてゆこう。
最近のアーセナルニュース(27/Jan/2024)トーニー、オシメン、ズビメンディ。ガーリックの昇格……
こんにちは。 それにしても昨日はクロップ氏のニュースで大盛りあがりだったな。わたしも偶然ほぼリアルタイムでそれに気づいたので、ちょっとしたお祭りさわぎを楽しんだ。ジャーナリストたちにすら藪から棒だったみたいで、驚いているひとが多かった。 リヴァプールが発表した彼のコメント映像は、神妙な面持ちでいかにも云いにくいことを話そうとする様子が、なんだかとても生々しかった。今シーズンかぎりでクラブを去るという彼の決断が、シーズン後半のチームにどのような影響を与えるか。興味深い。いまリーグでトップにいるチームだし。 後任は、元リヴァプールのチャビ・アロンゾが噂されている。ミケルの幼馴染。ジャカを連れてきたりしてな。ぜひやめていただきたい。 さて、アーセナルはほかのチームがカップ戦などをせっせとプレイしているあいだも試合がぜんぜんなくて、このブログもすっかり蜘蛛の巣がはってきそうなので、今回はここしばらくためていたニュースをまとめよう。