いまだアーセナル界隈は、CLレアル・マドリッドの興奮冷めやらぬ様子。いかがお過ごしですか。Ann Hathawayの歌唱は美しかったなあ。 明日のPLブレントフォードを控えつつも、もう多くのファンの関心は来週のCLレアルのセカンドレグ、あるいはセミファイナル(※PSGがヴィラとのファーストレグを3-1勝利)に向かっている。正直あんまり油断はしないほうがいいと思うけど。 そんななか、ふだんはニュースまとめは試合間のないときは書かないのだが、いくつか気になるニュースがあるのでそれをお伝えしたい。 まずはエドゥのフェアウェルメッセージから。
【マッチレビュー】24/25 UCL QF アーセナル vs レアル・マドリッド(8/Apr/2025)ライス、驚異のフリーキック2連発で巨人を倒す
こんにちは。 いやあ、またどえらい試合だったね。ライブで観なかったら、ファンとして一生後悔するたぐいのやつ。 結果はもちろんご存知のように、アーセナルがホームでレアル・マドリッドに3-0勝ち。ライスが連続でフリーキックを決めるという、マンガみたいな展開での勝利だった。あれはほんとにびっくり。 レアル・マドリッドといえば、現在も世界でもっとも強いチームのひとつに数えられているチームだが、ぼくにはなんだかアーセナルのほうがだいぶ強そうに観えた。ということは、アーセナルが世界最強? 来週アウェイのリターンレグをまだ残しているとはいえ、これでアーセナルはセミファイナル進出に大きく前進しただろう。まさか、ファーストレグが終わった時点でレアルのようなチームを相手に、このように楽観的な気分になれるなんて思いもしなかった。 試合を振り返ろう! Arsenal 3-0 Real Madrid: Declan Rice scores two sensational free-kicks as Champions League holders stunned
【マッチプレビュー】24/25 UCL QF アーセナル vs レアル・マドリッド(8/Apr/2025)ビッグマッチのファーストレグ
PLではトップのリヴァプールに大差をつけられ、FAカップもリーグカップも逃した今シーズンのアーセナルにとって、唯一のトロフィチャンスがCL。 そして、クォーターファイナル。ついにやってきたレアル・マドリッドである。下馬評では、今年も彼がタイトルの最有力候補。 アーセナルはキープレイヤーが何人もケガで離脱している最中であり、ただでさえ難しい試合がより難しくなっている状況もあるなか、エースのブカヨ・サカが復帰したこともありチームの士気は高い。 今晩ロンドンで行われるファーストレグ(※日本時間明日早朝)、いったいどのような試合になるだろうか。
【マッチレビュー】24/25 EPL エヴァトン vs アーセナル(5/Apr/2025)CLに向けた準備でエヴァトンに勝てず。MLSに疑惑ペナルティふたたび
最後のGoodison Parkで1-1ドロウ。またしても、エヴァトン相手に3ポインツを逃した。疑惑の判定もまたしても。 勝てなかったことは当然うれしくないが、この試合にはいろんな受け止め方があるとは思う。 純粋にこの試合を、3日後に控えたCLレアル・マドリッドという超ビッグマッチの準備と捉えれば、悪くない部分はある。 ざっと振り返ろう。 Everton 1-1 Arsenal: Gunners held as Iliman Ndiaye’s ‘soft’ penalty clinches draw for Toffees
【マッチプレビュー】24/25 EPL エヴァトン vs アーセナル(5/Apr/2025)最後のGoodison Park
火曜のフラムから中三日。早くもつぎの試合がやってきた。 今回のアーセナルの対戦はPLエヴァトン@Goodison Park。今年からクラブに戻ったデイヴィッド・モイーズとミケル・アルテタの師弟対決である。 すでにご存知のように、前回の試合で故障したガブリエルはその後にシーズン終了が伝えられたことで、いまアーセナルファンの関心は今回のエヴァトンをすっ飛ばして、もっぱらミッドウィークのCLレアル・マドリッド(の懸念)に集中しているが、エヴァトンとて油断ならない相手だろう。シーズン前半、エミレーツでの戦いではショーン・ダイチの率いた彼らに勝つことはできなかった。レアルとの試合を想像するに、いまのアーセナルは、エヴァトンのような攻撃より守備を優先するミッドテーブルチームのほうがよほど苦手だったりするのだ。 とはいえ、この試合は間違いなく今シーズンのハイライトになりそうなCLを控えた試合。それは心身ともによりいっそうの準備が必要な試合であり、とくにガブリエルの代役としてプレイするだろうキヴィオールには、CLのためにプレイ勘を整えるためにも重要な試合となる。 いい内容で勝って、CLのビッグマッチに向けて弾みをつけたい。
【マッチレビュー】24/25 EPL アーセナル vs フラム(1/Apr/2025)STAR☆BOYが華麗に復活もディフェンスに暗雲
勝ちましたね。この2年勝てておらず、若干の苦手意識もあったフラムにエミレーツで2-1で勝利。 そして、ブカヨ・サカが100日ぶりに復帰。サブで入ってから即座にゴールまで決めるおまけつきときた。2点リードの油断からか、最後に失点しクリーンシートを逃したことはまったく不必要だったが、概ねいい試合だったと思う。 いっぽうで残念なことは、試合中にガブリエルとティンバーが故障したことで、来週のビッグマッチCLレアル・マドリッドを前に守備方面に暗雲が漂うのであった。ひとり戻ったと思えば、今度はふたり行く。ベンジャミンを入れたら3人。このチームは、ほんとうに呪われているのではないだろうか。 Arsenal 2-1 Fulham: Bukayo Saka marks comeback with a goal but Gunners lose Gabriel Magalhaes to injury
【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs フラム(1/Apr/2025)ブカヨ・サカが3ヶ月ぶりに復帰か
PL is back! ファイナリー。今回のブレイクは長かった。 今日から4月とか信じられない。もうPL終わっちゃう。残り9試合。 さて、今シーズン最後のIBがあけて迎えるPLのGW30。アーセナルはホームでロンドンのライバル、フラムと対戦する。 フラムといえば、今シーズンは、イウォビ、レノ、ESR、ネルソン、そしてウィリアンと元ガナーたちがプレイしており、なんだかアーセナルのBチームじみたところがある。ここまでの成績も好調で、現時点では、ヴィラやボーンマスよりも上の8位にいる。CLスポットの4位まではたった4ポインツと、残りシーズンもまだまだ野心的になる理由がある。 そして、アーセナルは彼らにもう2年近く勝っていないという事実。ミッドブロック/ロウブロックなど、彼らはアーセナルが嫌いな戦いかたを知っているチームだ。 そういう意味でも、この試合はアーセナルにとっては前回のチェルシーなどよりよほどビッグテストだろう。 ブカヨ・サカの3ヶ月ぶりの復帰が濃厚なアーセナルは、今シーズンはとくにさんざん悩まされているこのアーセナル対策にどう対抗するか。
アーセナルが新スポーティングダイレクターにアンドレア・ベルタを任命す。ベルタはViktor Gyokeresがお気に入り?
こんにちは。 昨日ついにクラブから正式発表があった“Big Berta”ことアンドレア・ベルタ(Andrea Berta)。彼がアーセナルのスポーティングダイレクターに就任した。53才のイタリア人。 Andrea Berta joins Arsenal as Sporting Director 彼はすでに契約にサインして、アーセナルでの仕事を始めていると云われていたので、今回の発表までやや時間がかかった。 彼との契約の舞台裏についてもさっそくリポートがあるのでそれも紹介しよう。 そして、そのニュースよりもずっとセンセイショナルだったのはこちらですよね。キタコレ。 🚨 Arsenal developing strong interest in Viktor Gyokeres as possible striker signing. Andrea Berta firm admirer of 26yo #SportingCP forward – expected to figure prominently among #AFC options + may be more realistic than Isak. W/ @gunnerblog @TheAthleticFC https://t.co/N5dDliHI2W — David Ornstein (@David_Ornstein) March 30, 2025 ベルタのお気に入りで、アーセナルがViktor Gyokeresに強い興味とオーンステイン。 もちろん彼はこれまで幾度となくアーセナルともリンクされてきた注目のストライカーだが、わしの記憶が正しければ、彼はオプションのひとつというだけで、アーセナルはそこまで彼をシリアスに追っていないと云われていたような? それともベルタで状況が変わったのか。 ビッグベルタでビッグサマー。
Zubimendiとアーセナル
わし英国のフットボールカレンダーがわかっていなかったんだが、今回のIBが終わってこの週末の土日はFAカップだったんだね。だから、どのチームもPLが再開される試合は来週のミッドウィーク。アーセナルだけなんでこんなにへんてこなスケジュールなんだろうと思ってたら、べつに特別じゃなかったのだった。 いずれにしてもIBが終わったのに試合がない退屈な週末という。 さて、昨日のブログエントリでレアル・ソシエダのMartin Zubimendiについて、アーセナルファンにあんまり人気がないみたいなことを少し書いて、そのあともなんとなく彼のことを考えていたのだが、そんなときに、ちょうどr/Gunnersで彼とアーセナルに関する興味深いスレッドがあった。 議論のネタ元はこのブログ。 Finding the right fit for Martín Zubimendi これも読んでみたらとてもおもしろく、夏のアーセナル移籍が決まっているとも云われるZubimendiとアーセナルについて、いろいろ思うところがあったので今回はそれについて書きたい。おれは彼についてほとんど何も知らなかったことに気付かされた。 まずは、ネタ元のブログから。
オーンステイン「Zubimendiとレアルの話は知らない」「夏ウィンドウの最注目はIsak」
こんにちは。お久しぶり。 今シーズン最後のIBで、うっかり10日以上もブログを放置してしまった。先週は私生活がかなりバタバタしていて(バイクの免許を取ったり)、今週は全然ヒマなんだけど、ブログって習慣だなとすごく思いますね。書いていないと書けなくなる。MLSがまたしても英国で時の人になってしまったくらいで、IB中のアーセナル世界が全体的に話題に乏しかったこともあるが、ブロガーとしてはなにか書かねばいけませんでしたねえ。存在を忘れられちまう。 そういえば、今回のブレイクは長くて、つぎのアーセナル試合であるPLフルハムは来週火曜と(日本では水曜深夜)、この週末もまだお預けという。さすがに長過ぎる。 さて、アーセナルファンにおなじみのジャーナリスト、デイヴィッド・オーンステインが、ぼくがブログを放置していたあいだにThe AthleticでQ&A企画を2回もやっており、移籍関連等で興味深い話もあるのでそれを紹介しよう。一週間ほど前のあんまり新鮮じゃないのもあるので、それはすまない。 では here we go.
【マッチレビュー】24/25 EPL アーセナル vs チェルシー(16/Mar/2025)ロンドンダービーでお仕事完了。これでチェルシーに7戦無敗
昨日のリーグカップファイナルは、ウェンブリーでリヴァプールを倒したニューカッスルが勝利。彼らのリーグカップタイトルは70年ぶりだそうで。おめでとう。やはり、ニューカッスルはふつうに強いな。10分程度のハイライトでも、攻撃はほとんどニューカッスルのターンだった。 彼らは、今年トップ4フィニッシュするようだとキープレイヤーもキープして、来シーズン以降はさらに強くなりそうな気がする。どうにかして彼らのCLを阻止したい。 そしてリヴァプールはFAカップ、CLにつづいてリーグカップも敗退で、クアドラプルとかトリプルとか威勢の良いことを云ってたのが、結局PLだけになった。いっそPLも敗けてみないか? さて、アーセナルはロンドンダービーというのに地味~な試合で、ホームでチェルシーに1-0勝利。1-0 to the Arsenal. お仕事を完了した。 PLで4試合連続でポインツを落とすなんてことがあったら、ぼくはいまごろ長い旅に出ていた。ありがとうアーセナル。 Arsenal 1-0 Chelsea: Mikel Merino winner from another Gunners set-piece beats Blues in feisty Premier League derby
【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs チェルシー(16/Mar/2025)トップ4争いに巻き込まれないために
PL。アーセナルのMD29は、ホームにチェルシーを迎えるロンドンダービー。 アーセナルは、PLではこのクソ重要な時期に、ウェストハム、フォレスト、マンUと3試合連続でポインツを落としてタイトル争いから脱落。このまま低フォームがつづけば、トップ4争いに巻き込まれかねないという事態で、じつは今回は4位チームとの対戦でその直接のライバルと戦うかなり重要な試合となっている。 ポインツ差は、3位のノッティンガム・フォレストと4、4位のチェルシーと6。ここで踏みとどまれるかどうかは、シーズンを左右しかねない。
