パレスはやっぱりタフだった。リーグベストのxGも、ここまで1敗も伊達じゃない。 しかし、われらはなんとかして勝った。決めるべきひとが決めて。 これでアーセナルは、ニューカッスルA、ウェストハムH、フラムA、パレスHのミッドテーブル4連戦で4連勝。去年2ポインツしか取れなかった4チームとのこのフィクスチャで、今年は12ポインツのパーフェクト。ここだけで昨シーズンより10ポインツ上乗せした。 日々、アーセナルのタイトルを推す声が増えているのもうなずけるというもの。 またしてもセットピース(フリーキック)でのゴールということで、ちまたではさらに「セットピースFC」への敵意?が強まっているものの、これぞタイトルウィナーの勝ちかたである。トップチームが軒並みポインツを落とすなか、しゅくしゅくと3ポインツを重ねトップオブザリーグを守った。Yahoo! こうしていま順風満帆というアーセナルだが、この試合で残念だったことはケガ人が複数出た可能性があること。大丈夫だろうか。 試合を振り返ろう。 Arsenal 1-0 Crystal Palace: Eberechi Eze scores against former club as Gunners extend lead at top of Premier League
【マッチプレビュー】25/26 EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(26/Oct/2025)エゼ・ダービー
ミッドウィークにはベストパフォーマンスでアトレチコ・マドリッドに勝利して、良好なムードのアーセナル。いつもあんなふうに勝ちたいものです。 そして今週末はPL。好調のクリスタル・パレスをエミレーツに迎える。 今シーズンのパレスはPL8試合でまだ一度しか敗けておらず、テーブルで8位とはいえ、彼らの13ポインツは、2位のシティ16ポインツとたった3ポインツしか差がない。シーズンをかなりうまく始めたと云えよう。 彼らは昨シーズンにはFAカップも勝ち(今年のコミュニティシールドにも勝利)、もうしばらく好調がつづいている。チームのエースだったエゼ移籍の影響は、あまりないようだ。 好調なチーム同士の対戦ということで、この試合はお互いにとりビッグテストになる。
アーセナルでの再起を誓うガブリエル・ジェズース。予定より早い復帰も?
こんにちは。 1月にACLの手術を受けて、当初は年内に復帰できるかどうかと云われていたガブリエル・ジェズース。 最近のニュースによると、彼の復帰は予定より早まっているようであり、まだ10月ながら現在はリハビリの最終段階という。 ここ数日で本人のインタビューがいくつかあったので、今回はそれをお伝えしよう。
【マッチレビュー】25/26 UCL アーセナル vs アトレチコ・マドリッド(21/Oct/2025)ホームでアトレチコを圧倒
これはアーセナルのCL史上、記録と記憶に残る試合となった。ホームであのアトレチコに4-0勝利。 とくに、後半のあの怒涛のような13分間。逆さにして振っていたケチャップの中身が急にドバっと飛び出てきちゃったみたいな。 今回はアルテタとシメオネのチームの対戦ということで、試合前には“boring”な展開を予想する声も少なくなかった。両者ともに、攻撃というよりは守備を基礎に強いチームを築き上げたことで知られるコーチだから、慎重な試合展開になるのではないかと。 しかし、これは思った以上にエキサイティングな試合だった。もちろん、われらアーセナル視点からであるが。この2チームを似たようなカテゴリに入れる向きもあるが、この試合においてはアトレチの消極的なアプローチが、アーセナルの積極性を浮き彫りにしたところもあり、両チームの違いは鮮明だった。 現時点では、今年のPLとCLのタイトルの本命のように観られつつあるわれらであり、今回はそれに恥じないすごいパフォーマンスだった。これは、まさしく宣言となる勝利。 試合後のソーシャルメディアでは、アーセナルヘイターたちのぐぬぬな声がたくさん聞こえてきてこれまた痛快だった。ふだんは何かと揶揄する彼らも、今回のわれらの圧巻のパフォーマンスには文句のつけようがなかった。 試合を振り返ろう。 Arsenal 4-0 Atletico Madrid: Viktor Gyokeres double in Champions League win
【マッチプレビュー】25/26 UCL アーセナル vs アトレチコ・マドリッド(21/Oct/2025)アルテタとシメオネ
こんにちは。 われわれがフラムに勝った翌日のPL。ご存知のように、なんとリヴァプールがマンUに敗け(ToTもヴィラに敗け)。なんというよき週末だったのか。 リヴァプールはPLで3連敗(CLを入れて4連敗)と、突然絶不調に陥っている。彼らの結果はもともと怪しい感じはあったので、すこし歯車が狂うだけで、こういうこともありえたということなんだろう。 そして、たのしいCLの時間である。リーグフェイズのMD3、アーセナルはスペインのアトレチコ・マドリッドをエミレーツに迎える。彼らは、17/18シーズンにわれらがELセミファイナルで敗退したときの対戦相手でもある。あれがもう8年前とは。 彼らはもちろんいまも強敵ながら、近年のアーセナルはスペインのチームにはかなり相性がよいということで(現在6連勝中)、今回も期待してよさそうだ。 お互い強固な守備を基礎に築かれているチームとして、いったいどのような試合になるのか。プレビューしてゆこう。
【マッチレビュー】25/26 EPL フラム vs アーセナル(18/Oct/2025)苦手3試合で9ポインツ
90分の内容的にもアーセナルのふさわしい勝利だったと感じているが、なかなかゴールが決まらず。結局またセットピースに頼ることになってしまった。 そして最後まで試合は1-0の最少得点差で進んだため、終盤はかなりフラムにプッシュされ、終了間際はらしくないコーナーフラッグでの時間稼ぎも。しかし、それでも3ポインツは3ポインツである。まさに醜く勝った。ベストでなくても勝つ。それが強いチーム。 今回のこの3連戦、ニューカッスル(A)、WHU(H)、フラム(A)は、昨シーズンのアーセナルが3試合あわせてたった1ポイントしか取れなかったフィクスチャであり、それがタイトル争いにも致命傷となったが、今シーズンはここで3勝とパーフェクトな9ポインツを得た。これがトップを狙うチームの本来あるべき姿。 アーセナルにとっては完璧な試合でもなかったし、わりと苦労もし、もっといい結果もありえたとは思うが、アウェイで泥臭く3ポインツを奪った。昨シーズンとは違うところを示した。 試合を振り返ろう。 Fulham 0-1 Arsenal: Arsenal top again after Leandro Trossard goal sinks Fulham
【マッチプレビュー】25/26 EPL フラム vs アーセナル(18/Oct/2025)ゴールがほしいヨクレス
こんにちは。 なんと試合の日を一日まちがえた。明日だと思いこんでいたが、今晩じゃないか。ぎゃぼん。急いでプレビューを書こう。 さて長かった二週間のIBが終わり、PLが再開。アーセナルがトップで迎えるMD8は、ロンドンのライバルであるフラム。ここ最近はなにかとアーセナルの選手を買ってくれているクラブであり、そしてなぜかアーセナルには強いチームであり。われわれは、しばらく彼らに悩まされている。 今回はどのような試合になるか。プレビューしてゆこう。
アーセナルはベン・ホワイトを壊してしまったのか?
インターナショナルブレイクがようやく終わり、アーセナルは週末のPL再開に向けて始動、昨日トレイニンググラウンドの様子が伝えられた。 Piero Hincapie is in training for Arsenal ahead of Saturday’s match against Fulham on Sky Sports 🔴 Ben White is absent, as are the injured Martin Odegaard, Noni Madueke and Kai Havertz ❌pic.twitter.com/pOvZuXgvr8 — Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) October 16, 2025 IB中にナショナルチームでプレイした多くの選手がすでにロンドンに戻っており、元気そうな姿を見せている。 しかしながら、オーデガードやハヴァーツ、マドゥエケといったケガ人以外で不在だったのが、ベン・ホワイト。彼がこのチームトレイニングに加わらなかった理由は不明ながら、またなにか問題が出ているのかもしれない。 昨シーズンにヒザの手術を行って以降、チームに出たり入ったりを繰り返している彼ついて、ファンのあいだでは心配する声が拡がっている。 Ben White might have sacrificed his future ability to stay healthy in 23/24 playing through injury. That makes the pain of coming up short hurt all that much more. pic.twitter.com/C2EBQtyw05 — Scott Willis (@scottjwillis) October 16, 2025 とくに23/24シーズン、ケガが完治しないままプレイをつづけていたという彼を、もしかしたらわれわれは酷使しすぎてしまったんじゃないかという危惧がある。 そして、これは既存のチームへの警鐘でもあり。
セットピースコーチのAMA
こんにちは。 昨日は、日本が初めてブラジルに勝ったそうで。わしもネリが出ると直前に気づいて途中まで観てたんだけど、まさか2-0から日本がひっくり返すと思わず。途中で観るのをやめてしまった。日本は強くなったなあ。 アーセナル界隈では、残念ながら日本の勝利よりもネリのCFのほうが話題だった。やっぱり彼はWGよりもCFのほうがいんじゃないかという。 あとメリーノもゴール。彼は、今回のワールドカップ予選でスペインのゴール全体の40%にからんでるとか。ウケる。アルテタが初めて彼をストライカー起用したときから、こんな未来が待っているなんて。 そしてワールドカップ予選といえば、スウェーデン。IsakとGyoみたいなストライカーがいるのに予選落ち危機という。いと信じたがし。おかげでヘッドコーチのTomassonが解任されたという。トマソン? Jon Dahl Tomassonてヨン・ダール・トマソンか! 小野伸二がいた時期のフェイエノールトはよく観てたから、彼の名前にピンと来てしまった。なんという懐かしさ。 さて、それはいいとしてredditをつらつら眺めていたら、おもしろいサブがあることに気づいた。といってももう一週間近く前のものだが。 I'm a Premier League set-piece coach, ask me anything! byu/SpursOfficial insoccer トトナムのセットピースコーチのAMA。AMAはAsk Me Anything. 有名人がソーシャルメディアで一般人からの質問に答えるやつ。 ちなみにこのサブは、トトナム公式のポストである。 まさかこのブログでToTがらみの記事を書くことになるとは思わなかったが、内容は興味深いものだったので、まあお許しあれ。今回はこれを紹介したい。
マーティン・オーデガードがヒザのケガで11月半ばまで離脱
こんにちは。 昨日は、ジャック・ウィルシャーのルートン・タウン マネジャー就任発表があった。AFC U-18、ノリッチ暫定コーチを経て、彼にとり初めての本格的なマネジャー職。就任会見では、アルテタからの触発などについても語っていた。 Jack Wilshere is our new manager 🧡 — Luton Town FC (@LutonTown) October 13, 2025 ルートン・タウンは現在リーグワン(※英三部リーグ)11位と、残念ながらやや低迷している。クラブの当面の目標はチャンピオンシップ昇格。がんばってほしいものだ。 さて、そんななかで昨日BBC Sportのサミ・モクベルがアーセナルキャプテンのオーデガードについて、ケガからの復帰時期について伝えていた。 Arsenal captain Martin Odegaard not expected to return to action until after the November international break due to MCL injury. Set to miss a minimum of nine key games for club and country. https://t.co/CYgkZHfIt3 — Sami Mokbel (@SamiMokbel_BBC) October 13, 2025 11月中旬予想。ここからほぼ一ヶ月とちょっと。これはOMG.
アーセナルは守備でタイトルを取れるか【25/26シーズン】
こんにちは。元気ですか。 さて、25/26シーズンも序盤を終わり、アーセナルはPLで7試合、カップ戦を含めたすべてのコンペティションで10試合を消化。ここまで、まずまずの結果を残していると云えよう。 そんななかで、EPL公式サイトがアーセナルの守備についての特集記事を公開していた。 Can Arsenal’s defence win them the title and break Chelsea’s record? 書き手は、おなじみのエイドリアン・クラーク。彼はAFCでの仕事もよく知られているが、最近はアーセナル試合の戦術解説をする自身のYTチャンネルも始めて、これがけっこう評判がよいようだ。 今回はこの記事を紹介しよう。
エミレーツスタジアム改修計画。マッチデイ収入とスタンド急勾配
こんにちは。 今日は台風が近づいているということで、東京も朝からすごく風が強くて不穏だ。 さて、IBまっさかりで、アーセナル界隈もめぼしいニュースが全然なかったりするここ数日ながら、この件はちょっと触れておきたかった。 Arsenal built the Emirates Stadium for a future that never materialised. Just as they committed to the new arena, football’s financial landscape mutated. It left them lagging behind. Now the game is changing again — and they need a better Emirates. #AFChttps://t.co/Zdo1iCYFki — Sam Dean (@SamJDean) October 7, 2025 おとといのThe Telegraph(Sam Dean)が報じていた、エミレーツスタジアムの改修の件。 06/07シーズンからアーセナルがホームスタジアムとして使い始めたエミレーツは、なんと来年が20周年。現在基準のスタジアムとしては、すでに設備の陳腐化や老朽化からも改修の要請があることは以前から指摘されていた。 その計画が、クラブのなかでいま進んでいるようなのですな。 今回はそれについてすこし。
