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【マッチプレビュー】24/25 EPL イプスウィッチ・タウン vs アーセナル(20/Apr/2025)PLで勝ちはじめる

レモンターダ!(あいさつ) 先日のCLでは、Bellinghamのおかげで“remontada”みたいな一生使わないだろう単語までおぼえちゃったね。SFでPSGのひとも云うかなと思ってフランス語をちょっと調べたら(※フランス語ではretour)、じつは数年前にフランスではすでにremontadaというスペイン語が注目を浴びていたという。しかもウナイ・エメリによって(2017UCLのPSG vs バルサ)。その後、2021年にはフランスでもっともメジャーな辞書にも載ったそうな。意外にアーセナルと因縁があったレモンターダ(笑)。 The word “remontada” is entering the French dictionary for 2021 – Get French Football News CLといえば、あのあと、彼らサイドの反応も気になってr/realmadridをのぞいてみたら、案の定ファンはあの試合にそうとう腹を立てているようだった。今シーズンの彼らはベルナベウでバルセロナにもちんちんにされていて、Copa Del Rayはファイナルでまたバルサにボロクソにやられるくらいならさっさと敗退したほうがマシみたいな声も。そんな彼らだから、Ancelottiの首もだいぶあやしくなっているという。あれじゃあなあ。 まあ、レアル・マドリッドは終わったしもういいか。 さて、アーセナルはPL。MD33の相手は18位のイプスウィッチ・タウン。17位のハムとは現時点で14ポインツ差がついているため、今年のPL降格は避けられそうにない。そんな彼らとのアウェイ試合。 アーセナルはCLばかりに気を取られているが、PLは直近6試合でたった2試合しか勝っていないというバッドフォームの最中(W2 D4 L0)。ここには、エヴァトンとブレントフォードというCLの準備のために大幅にチームを変更した試合も含まれているものの、本来はそれでもポインツを落としちゃいけない試合だった。 アーセナルがそうこうしているうちに、背後には5連勝中のニューカッスルが迫っている。たった4ポインツ差しかない。 アウェイでも必ず3ポインツが必要だ。

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【マッチレビュー】24/25 UCL QF レアル・マドリッド vs アーセナル(16/Apr/2025)レアル・マドリッドを退けSFへ勝ち抜け

CL QFのレアル・マドリッド。勝っちゃいましたね。ホームとアウェイで2連勝。 今回はファーストレグほどのカタルシスこそなかったものの、アウェイできっちりお仕事を完了。みごとにSFファイナル進出を決めた。ホーム・アウェイ2試合のアグリゲイトスコアはなんと5-1。これは、昨年のチャンピオン相手に、対戦する前なら想像もできなかったほど大きな差をつけた。 しかし、QFが終わってみての正直な感想は、思ったよりあっけなかったなと。ファーストレグのアレから、ホームのセカンドレグは彼らもさすがに本領発揮するものだと思っていたら。 彼らはSF進出のためには、この試合で3ゴール以上を決めねばならなかったにも関わらず、アーセナルの強固なブロックを前に繰り出す攻撃はどれも単調で、われらが慌てる場面もほとんどなかったのでは。先週のエミレーツでの試合にひきつづき、サンチャゴ・ベルナベウでの彼らも、とても世界最強チームの攻撃には見えなかったのだった。われらは、レアル・マドリッドという名前だけで彼らを買いかぶっていたのかと思うほどである。 しかしそれでもレアル・マドリッド。アーセナルがレアル・マドリッドに勝ったという事実は残る。これは、クラブの歴史に刻まれるだろう。たいへんに誇らしい。 試合を振り返ろう。 Real Madrid 1-2 Arsenal (Agg 1-5): Bukayo Saka and Gabriel Martinelli strike as Gunners dump out holders to reach Champions League semi-final

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【マッチプレビュー】24/25 UCL QF レアル・マドリッド vs アーセナル(16/Apr/2025)3-0リードからのリターンレグ。レアルのカムバックを許さない

昨日、一足早く行われたQFの2試合はご覧になられましたか。 結局、どちらも先週のファーストレグの結果からしても順当な勝ち抜けになったわけだが、そのカムバックぶりは印象的だった。バルサに対するBVB、PSGに対するヴィラ。とくにヴィラがすごかった。ファーストレグの3-1劣勢からアグリゲイトスコアで5-4と、あと1点までせまったという。BVBもホームでバルサに対し終始優勢にプレイし、一時は2-0にまでした。 興味深いのは、この2試合とも、まずアウェイで大敗していたチームがホームのリターンレグで多くのゴールを決めていること(どちらも3ゴール)。同時に彼らは失点もしているため、あとがない状況でリスクをかけて攻撃した結果とも云えるが、それにしても。あわや大逆転。 この2試合の敗者のプレイっぷりに大いに勇気づけられたのは、レアル・マドリッドのチームとサポーターに違いない。 この試合、アーセナルはファーストレグの3-0リードをアウェイで守る立場だ。バルサやPSGのように、失うものがない相手に追い詰められるのか、あるいはエミレーツでの勢いのまま横綱相撲で寄り切るのか。 ドキドキするなあ。 試合をプレビューしてゆこう。

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Sverre Nypanはアストン・ヴィラ移籍に近づいている

こんにちは。 今朝観たこのニュース。今年のはじめくらいからアーセナルともリンクされていたローゼンバーグBKのMFプロスペクト、Sverre Nypan(18)が、アストン・ヴィラ移籍に近づいているということ。 彼とアーセナルのうわさについては、1月にこのブログでも伝えている。 アーセナルがローゼンボリの18才Sverre Nypan獲得に向かっている | ARSENAL CHANGE EVERYTHING 今回のヴィラとのリンクは、オーンステインもリポートし、ノルウェイでの報道もあるように、ニュースの信ぴょう性は高そうだ。 アーセナルファンのわれらはがっかりすべきなのか?

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【マッチレビュー】24/25 EPL アーセナル vs ブレントフォード(12/Apr/2025)CLを前にPLでまたまた勝てず

土曜のPLブレントフォードはエミレーツでの試合だったにも関わらず、われらはリードを守れず1-1ドロウ。先週のエヴァトン(A)につづき、3ポインツを得ることはできなかった。チームは、水曜のCL試合のほうに気をとられていたのは明白であり、集中力を失っている様子も散見されたように感じる。 あまり喜ばしくない結果だが、成果がまったくなかったわけでもない。 試合をざっくりと振り返ろう。 Arsenal 1-1 Brentford: Mikel Arteta’s side stutter in Premier League again after hard-fought draw

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【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs ブレントフォード(12/Apr/2025)今回もCLの準備

こんにちは。アーセナルにはまだPLもあると知っているか。 さて土曜日アーセナルのMD32は、ホームにブレントフォードを迎える。 もちろん、このあと水曜日には超重要なCLレアル・マドリッドとのセカンドレグが控えているため、この試合は、先週のPLエヴァトンと似たようなアプローチでのぞむことになると予想される。すなわち、レギュラーチームを温存し、バックアップ選手を多くスタートさせる大幅なチーム変更。 それによって先週はエヴァトンに勝てなかったが、今回はエミレーツ。いまもあの勝利の甘美な余韻が残っているはず。ここで悪い試合はファンに許されないだろう。ホーム4連勝もかかる試合。

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最近のアーセナルニュースまとめ(11/Apr/2025)エドゥお別れメッセージ、ニコ・ヨヴァーら新契約、ハヴァーツがシーズン中に復帰?……

いまだアーセナル界隈は、CLレアル・マドリッドの興奮冷めやらぬ様子。いかがお過ごしですか。Ann Hathawayの歌唱は美しかったなあ。 明日のPLブレントフォードを控えつつも、もう多くのファンの関心は来週のCLレアルのセカンドレグ、あるいはセミファイナル(※PSGがヴィラとのファーストレグを3-1勝利)に向かっている。正直あんまり油断はしないほうがいいと思うけど。 そんななか、ふだんはニュースまとめは試合間のないときは書かないのだが、いくつか気になるニュースがあるのでそれをお伝えしたい。 まずはエドゥのフェアウェルメッセージから。

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【マッチレビュー】24/25 UCL QF アーセナル vs レアル・マドリッド(8/Apr/2025)ライス、驚異のフリーキック2連発で巨人を倒す

こんにちは。 いやあ、またどえらい試合だったね。ライブで観なかったら、ファンとして一生後悔するたぐいのやつ。 結果はもちろんご存知のように、アーセナルがホームでレアル・マドリッドに3-0勝ち。ライスが連続でフリーキックを決めるという、マンガみたいな展開での勝利だった。あれはほんとにびっくり。 レアル・マドリッドといえば、現在も世界でもっとも強いチームのひとつに数えられているチームだが、ぼくにはなんだかアーセナルのほうがだいぶ強そうに観えた。ということは、アーセナルが世界最強? 来週アウェイのリターンレグをまだ残しているとはいえ、これでアーセナルはセミファイナル進出に大きく前進しただろう。まさか、ファーストレグが終わった時点でレアルのようなチームを相手に、このように楽観的な気分になれるなんて思いもしなかった。 試合を振り返ろう! Arsenal 3-0 Real Madrid: Declan Rice scores two sensational free-kicks as Champions League holders stunned

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【マッチプレビュー】24/25 UCL QF アーセナル vs レアル・マドリッド(8/Apr/2025)ビッグマッチのファーストレグ

PLではトップのリヴァプールに大差をつけられ、FAカップもリーグカップも逃した今シーズンのアーセナルにとって、唯一のトロフィチャンスがCL。 そして、クォーターファイナル。ついにやってきたレアル・マドリッドである。下馬評では、今年も彼がタイトルの最有力候補。 アーセナルはキープレイヤーが何人もケガで離脱している最中であり、ただでさえ難しい試合がより難しくなっている状況もあるなか、エースのブカヨ・サカが復帰したこともありチームの士気は高い。 今晩ロンドンで行われるファーストレグ(※日本時間明日早朝)、いったいどのような試合になるだろうか。

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【マッチレビュー】24/25 EPL エヴァトン vs アーセナル(5/Apr/2025)CLに向けた準備でエヴァトンに勝てず。MLSに疑惑ペナルティふたたび

最後のGoodison Parkで1-1ドロウ。またしても、エヴァトン相手に3ポインツを逃した。疑惑の判定もまたしても。 勝てなかったことは当然うれしくないが、この試合にはいろんな受け止め方があるとは思う。 純粋にこの試合を、3日後に控えたCLレアル・マドリッドという超ビッグマッチの準備と捉えれば、悪くない部分はある。 ざっと振り返ろう。 Everton 1-1 Arsenal: Gunners held as Iliman Ndiaye’s ‘soft’ penalty clinches draw for Toffees

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【マッチプレビュー】24/25 EPL エヴァトン vs アーセナル(5/Apr/2025)最後のGoodison Park

火曜のフラムから中三日。早くもつぎの試合がやってきた。 今回のアーセナルの対戦はPLエヴァトン@Goodison Park。今年からクラブに戻ったデイヴィッド・モイーズとミケル・アルテタの師弟対決である。 すでにご存知のように、前回の試合で故障したガブリエルはその後にシーズン終了が伝えられたことで、いまアーセナルファンの関心は今回のエヴァトンをすっ飛ばして、もっぱらミッドウィークのCLレアル・マドリッド(の懸念)に集中しているが、エヴァトンとて油断ならない相手だろう。シーズン前半、エミレーツでの戦いではショーン・ダイチの率いた彼らに勝つことはできなかった。レアルとの試合を想像するに、いまのアーセナルは、エヴァトンのような攻撃より守備を優先するミッドテーブルチームのほうがよほど苦手だったりするのだ。 とはいえ、この試合は間違いなく今シーズンのハイライトになりそうなCLを控えた試合。それは心身ともによりいっそうの準備が必要な試合であり、とくにガブリエルの代役としてプレイするだろうキヴィオールには、CLのためにプレイ勘を整えるためにも重要な試合となる。 いい内容で勝って、CLのビッグマッチに向けて弾みをつけたい。

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【マッチレビュー】24/25 EPL アーセナル vs フラム(1/Apr/2025)STAR☆BOYが華麗に復活もディフェンスに暗雲

勝ちましたね。この2年勝てておらず、若干の苦手意識もあったフラムにエミレーツで2-1で勝利。 そして、ブカヨ・サカが100日ぶりに復帰。サブで入ってから即座にゴールまで決めるおまけつきときた。2点リードの油断からか、最後に失点しクリーンシートを逃したことはまったく不必要だったが、概ねいい試合だったと思う。 いっぽうで残念なことは、試合中にガブリエルとティンバーが故障したことで、来週のビッグマッチCLレアル・マドリッドを前に守備方面に暗雲が漂うのであった。ひとり戻ったと思えば、今度はふたり行く。ベンジャミンを入れたら3人。このチームは、ほんとうに呪われているのではないだろうか。 Arsenal 2-1 Fulham: Bukayo Saka marks comeback with a goal but Gunners lose Gabriel Magalhaes to injury