海外反応(笑)。
先日のクラブ・ワールドカップで初めて導入されたというVAR、すなわちビデオ・アシスタント・レフェリーについて、Arsenlのヴェンゲル監督とFIFA会長によるコメント(BBCスポーツ)を紹介しよう。
ビデオアシスタントレフェリー(VAR)による判定と人間による公正なジャッジの限界
まずはボスから。
on video replays being used in the Club World Cup…
I’m a long-time fan of it and, looking at the referees, their quality and the speed of the game, I think they need help and that video can be of a very good assistance.ビデオ判定がクラブ・ワールドカップで使われましたね。。。
わたしは(VARの)長年のファンだよ(ニヤリ)。レフェリーを見ていると、彼らのクオリティや試合のスピードからして、彼らにはサポートが必要だしビデオ判定がとてもいい助けになるんじゃないかと思うんだ。グディソン・パークでもビデオ判定があれば85分のコーナーはありえなかったしね。フラストレーションを感じるよ。アッハッハ。
on whether he’d like to see it next season…
I would like to see it tomorrow morning.来シーズンにプレミアでもVARを見たい?
なんなら明日の朝にだって見たいくらいさ! アッハッハ。
続いて、BBCスポーツによるFIFA会長ジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino) インタビューより。
クラブ・ワールドカップにおけるビデオ・リプライ(VAR)を使った評価・決定は「極めてポジティブな結果」を出したと、FIFA会長のジャンニ・インファンティーノは語った。
そのシステムは水曜日に行われた試合(3-0でアトレチコ・ナシオナルに勝利)で、鹿島アントラーズのPK獲得の際に、アシスタント・レフェリーからの忠告によって初めて使われたのである。
FIFAの技術部門長であるマルコ・ファン・バステンは、VARによるその決定は「ちょっと時間を取り過ぎだ」という。
しかしインファンティーノは「透明性と正義が試合にもたらされた」と語った。
このリプレイは、木曜日のレアル・マドリーがクラブ・アメリカを2-0で破ったセミファイナルの試合でも使われた。
エンリケ・カセレス主審は、クリスチャーノ・ロナウドの終了間際のゴールを認める前に手短にビデオに伺いを立てた。
「結局はそれはよかったし、正しい決定がくだされた」と元オランダ代表ストライカーのファン・バステンは語った。「ただ、ビデオ・アシスタントと主審とのコミュニケーションだけがあまりよくなかった」
ビデオ・アシスタント・レフェリーは、今年ふたつの国際親善試合で審判をアシストしたが、FIFAの公式試合で使われたのはクラブ・ワールドカップが初めてだ。
前回の使い方では、FIFAがいうところの「セミライブ」シナリオで、レフェリーがピッチサイドのモニターで確認することはできなかった。
以上。