早くもEPL第2節。
プレミアリーグのクラブのなかでもアーセナルにとって苦手な部類に入るストーク。とくにリーグのアウェイマッチでは7試合でたったの1勝とかなり分が悪い。フィジカルなプレイスタイルはもちろんスタジアムに苦手意識を持っているといってもいいだろう。
欠場選手。コシエルニは最後のサスペンション。サンチェスは欠場。ガブリエルはバレンシアに移籍(意外なところから決まったねこれ)。
17/18EPL ストークvsアーセナル 予想スターティング
当ブログのアーセナル予想スターティング。
3-4-2-1
GK チェフ
CB コラシナツ、メルテザッカー、ムスタフィ
MF Ox、ラムジー、ジャカ、ベレリン
FW ウェルベック、ラカゼット、エジル
CBは、ムスタフィとメルテザッカーがフィットしているということで、レスター戦で未熟だったホールディングはベンチ予想。コラシナツを後ろで使うか前で使うかは悩みどころだが、前節同様Oxを左のWBで使うとして、コラシナツをCBに。
CMのラムジーは公式でも「Man in form(乗ってる漢)」としてフィーチャーされているくらいだから当然スタートから使うだろう。ヴェンゲルは最近のラムジーについてこんなふうに語っている。
ヴェンゲル:彼(ラムジー)はすごく成長した。レスター戦でもゴールを決めたしね。ファーストタッチのクオリティ、ボール扱いやフィニッシュ、今ではとてもクリーンになったよ。もちろん以前からボックス内でチャンスを掴んでいたけど、以前は決めきれなかったんだ。その点この6ヶ月で非常に進歩したよ。得点できる選手になったんだ。
ふたつのFAカップ決勝で決勝点を決めたことで自信を付けたね。選手ならチームメイトから評価されたいものだ。その評価が信頼につながるし、正しい方向に進んでいるという好循環になって自信になるんだ。
フォワードは前節と変えないだろう。フィジカルなストークが相手ということで、ジルーをスターティングに使うかどうかという議論はあるが、まあないだろう。ジルーはスーパーサブで大いに脅威になれるし、いまの流れをあえて崩していく必要はない。ラカゼットに問題がなければ彼で行くだろう。ちなみにもしラカゼットがこの試合で得点すると、デビューから連発というアーセナル記録の選手になるらしい。
ちと脱線、ジルーとラカゼといえば、戦術エキスパートのマイケル・コックスの記事が面白かった。このふたり、フランスナショナルチームとクラブで別々の評価になっているという興味深い事例になっていて、そこからナショナルチーム(代表マッチ)とクラブ(プレミアリーグ)との違いを考察するという記事。
Giroud and Lacazette’s styles show how club, international games differ
おれの注目選手:ウェルベック
ウェルベックはアレだ。とにかく点を取る。ゴールを決めるということにもっとこだわりを見せてほしい。ボールキープ、プレッシング、リンクプレイ、最前線でどれも卒なくこなすいい選手だが、フィニッシュだけが不満である。ウェルベックがチャンスを着実に決められる選手なら、アーセナルのFW問題の何割かは確実に解決するのだ。
レスター戦でも1得点したとはいえ、惜しいチャンスも何度かあった。あれを決めてほしい。