金曜朝にヨーロッパリーグを戦ったと思ったら日曜夜にはもう次の試合。ここしばらくは週末と平日で週に2回の試合を連戦で戦っている。ローテーションが出来ていなかったら、また野戦病院のような状態だったに違いない。今季何が一番珍しいかって怪我人が全然いないことなんだよー!(うれしい悲鳴)。
さて、EPL16節はサウサンプトン戦アウェイマッチ。アーセナルは現在5位、サウサンプトンは現在11位と、両クラブともになかなかふさわしいポジションに収まっている。プレミアリーグのクラブのなかでも、アーセナルがトップ6以外で苦手にしているクラブのひとつがこのサウサンプトン。今季アーセナルのアウェイレコードはさんざんなことになっているが、マンU戦は忘れて今季3つめのアウェイ勝利をもぎ取りたい。
17/18EPL サウサンプトン vs アーセナル予想スターティング
3-4-2-1
GK チェフ
CB モンレアル、コシエルニ、ホールディング
MF コラシナツ、ラムジー、ジャカ、ベレリン
FW サンチェス、ラカゼット、エジル
公式Team Newsによれば、ムスタフィ(とカソルラ)以外の怪我人はいない。ウォルコットがBATE戦で少しやったようだがそれももう問題ないようだ。よって、CB以外は順当なレギュラーチームを予想。
もしかしたらホールディングではなく、チェンバースもありえるかなあというくらいか。ふたりともミッドウィークのBATE戦ではかなりよかった。とくにチェンバースは相手のプレッシャーもあまりなかったためか前線へのパスをバンバン通しており、観ていて気持ちよかった。
BATE戦のあと、バック4についていくらか話題になっていたが、ボスもコメントしていたようにバック4はより攻撃的なオプションとして考えているようだ。世間的には3CBのほうが攻撃的とみなされることも多いと思うのだけど、アーセナルの4バックはフルバックが上がりまくりの実質2バック。攻撃偏重は明らかである。この試合はアウェイマッチ、しかもサウサンプトンを相手にリスクを犯すとも思えない。3CBでいくはず。
ボスのみことば
ヴェンゲル:多くの得点が生まれる試合だろうね。彼らはわれわれのようなオフェンシブなチームだし。
彼らにはチャーリー・オースティンが戻った。それにもちろんタディッチ、レドモンド、ブファルのような攻撃力のある選手たちもいる。技術レベルの高いチームで、どちらのクラブもチャンスをつくれる。だからゴールが生まれる。
エヴァートン戦の結果とボーンマス戦で見せたクオリティ(は彼らの復調を示している)。
ボーンマス戦は後半がより危険に見えたね。彼らのゴールやこの2試合でのパフォーマンスを見れば、より危険なチームに戻ってきたといえるだろう。
サウサンプトンについて
吉田麻也がプレイしているという以外はよく知らないので申し訳ない。
ああ、ファン・ダイク。彼がいた。てかまだいたのか。本人がクラブを離れたいと訴えているにも関わらずプレイをしなければならないというのはどんな気持ちなんだろう。サンチェスに訊けばいいのか。
アーセナル、サウサンプトン戦の成績
2012年以降のセインツ戦はこのような結果。※画像はこちらより。
リーグ戦、カップ戦を合わせて、13戦で6勝4敗3分と割りと五分。ていうか4敗のうち2敗はホームで負けている。去年もリーグカップでホームで敗れている。どういうわけかアーセナルが苦手なクラブだ。
マッチデータ
直近6試合のフォーム
セインツはEPLのみのラクラク日程ながらこの6試合で1勝と不調。一方のアーセナルはマンU戦をなかったことにすればまあ好調といっていいだろう。※画像はSKY SPORTSより
直近6試合の直接対決
ほぼ五分。負けても驚かない。
WhoScored.comの予想
おなじみフースコの予想は1-3でアウェイチームの勝利。珍しい。これは吉兆。
ちなみにSKY SPORTSでのポール・マーソン氏の予想も同じく1-3。セインツ不調なんだな……。
BBC SPORTSのローロの予想は1-1。ゲストのRichard Osmanは2-1でホームチームの勝利を予想。リチャード・オスマン? 誰? ブリテンのクイズ番組の司会者らしい。