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Arsenal, News, Transfer

最近のアーセナルニュース(2018年1月29日)オバメヤン獲得間近

ここしばらくのアーセナルの話題をまとめていきたい。ニュースをまとめるのは久しぶり。




オバメヤン獲得が決まりそう

まずはもちろんオバメヤンの話題から。BVBサイドが「あとはアーセナルさん次第ですよ。クックック」と不敵な笑みを浮かべてから数日。オバメヤン自身はドルトムントのスコッドに戻ったりと、周囲をヤキモキさせながらも、結局昨日の時点で各所でブレイキング。SKYにもBBCにも来ているのでほぼ確定で間違いないだろう。

アーセナルとドルトムントがオバメヤンの移籍金で合意。アーセナルと本人の個人条件も合意していたという報道もあったしで、まあいずれにせよそう時間はかからないだろう。デッドラインデイまで持ち越さずに済みそうだ。

Pierre-Emerick Aubameyang: Arsenal close to £60m deal for Borussia Dortmund striker

オーバ! ウェルカム・トゥ・アーセナル!!!

※最新NEWS:風邪引いて寝込んでいると弁護士。今日の発表はナシか。

ジルーはどこへ?

ちなみにオバメヤンの獲得でますます居場所がなくなるオリヴィエ・ジルー。オバメヤンの移籍金支払いに含まれるという噂があったものの、結局この取引には含まれないようである。しかしワールドカップに出場したいジルー本人はこれ以上ペッキングオーダーの下がるクラブに居続けたくはないはずで、デッドラインデイまでのあと3日で行き先が決まる可能性はあるかもしれない。いましきりに噂されているチェルシーだけはまじでやめていただきたい。

エディン・ジェコやジルーを取ろうとしているクラブに対してエデン・アザールが「電柱まじいらね(モラタもいるし)」発言をしていたり、コンテが解任されるだとかなんとか、青油は近頃やや混乱の様子。シティがそのアザールを狙っているという噂もあったりで、ここらで一気に崩壊してほしいね。ていうかアザールはさっさとマドリッドでも行けばいいのに。

※最新NEWS:まだBVBへの移籍は消えていない模様。本人が納得すれば、という。

※追記:ジルーオークション開催中。28-30Mで落札可。ジルーに興味はチェルシーだけじゃない。希望価格での入札なければジルー残留へ。

ミキタリアンのポジションについてボスのコメント

さて約一週間前の話題と完全に出遅れたが、ミキタリアンのポジションについてボスが語っていた

ちなみにこのコメントの前にはミキタリアン本人が「ぼくはひとつのポジションにとどまらない選手だ。いつも味方のスペースをつくるために動く」と、どんなポジションでもやれるといいつつもエジルのような、本来フリーロールをやる選手であると語っている。これはボスに対するリクエストと捉えることもできるだろう。チラッチラッってやつだ。

ヴェンゲル:彼(ミキタリアン)はいろんなポジションができる選手だ。しかし個人的にはまずワイドの選手として見ている。中央でプレイする可能性もあると思っているけどね。

キミはまずワイドからだと。つべこべいうなと。ずばり、これはボス流の牽制だね。そう簡単に好き勝手(No.10)ができると思ってはいけないよと。この手の選手はほっといたら全員No.10になろうとする。油断も隙もあったもんじゃない。

3-4-2-1なら2のどちらか。4-2-3-1なら3の両サイドどちらか。そういうイメージか。なんだかんだポジション的にはやはりサンチェスの代役になりそうだ。攻撃のダイナミズムが多少失われるかわりに、ポゼッションはもっと安定するに違いない。なにしろあのボールロストマシーンがいなくなったんだからな。

ワイドに純粋なウインガーじゃなくて、ゲームメーカータイプの選手を置きたがるヴェンゲル流が戻ったともいえる。かつてのナスリやロシツキ在りし日のアーセナルが観られるのかもしれない。それはそれで。うまくいくなら。

ミキタリアンについてその他のコメント

ジョゼ・モウリーニョのコメント

モウリーニョ「ミキはユナイテッドにいたときよりもアーセナルでうまくやるだろう」。だろうね。おれもそう思います。

アルメニアコーチのコメント

アルメニアのコーチがミキタリアンのアーセナル移籍を喜びつつ、彼のこれまでの扱いについてマンUを批判した。「われわれみんなが彼のユナイテッドからの移籍を喜んでるよ。彼のプレイスタイルはアーセナルによく合ってるしね。わたしの印象だけどヘンリクはモウリーニョ監督と問題を抱えてたんだ。いやまあチームの監督と選手の関係という意味じゃ同じなんだけど、あっちほど守備的なことで文句をいわれないだろうしね。ヴェンゲルのもとでもっと強くなれるはず」

ちょっと待て。守備のことでは文句はめちゃくちゃいうぞ。少なくともアーセナルのファンは。守備が免除される選手なんてひとりもいない。エジルに訊いてみろってんだ。

その他の移籍ニュース

ジョニー・エヴァンスが目も当てられないやつをやらかす

オバメヤンが決まったも同然ということで、あと残された懸案はエヴァンスのみ。シティがラポルテという若いディフェンダーを獲るということでSKY BETのオッズもぐっと下がってきていて、エヴァンスのアーセナル移籍はかなり現実味を帯びてきている。

ところがこの御仁が先日リヴァプール相手にどえらいプレイをやらかした。ぼくもエヴァンスをチェックするためにDAZNのハイライトを見て呆然となった。まだDAZNでも観られると思うので観てない人はリヴァプールのFAカップ敗退も同時に観られるのでぜひ。「うそ? このうっかり野郎が……あのエヴァンス……なの?……」だずーんとした気持ちになれるぞ。

Arsenal fans beg Arsene Wenger not to sign Jonny Evans after mistake against Liverpool

エヴァンスってもう30才だろう? もっとほかに信頼できるCBは市場に出ていなかったのかね。シティも狙ってたというだけでいい選手は確定なんだけど、なんかモヤモヤする。

シティといえば、彼らがラポルテを獲るっていう噂は先週くらいに急に騒がれ出したと思ったら、あれよあれよという間に決定ですよ。火曜にはメディカルとかいってるんで。で、このラポルテというのが、どうも「ロングパスのスペシャリスト」であると。CBにして。まさにアーセナルに欲しかった人材だよ。57Mポンド。オバメヤンと同等の金額だぞ?

ぼくは悔しいのですよ。彼らが非常に合理的な補強を進めていることに。地に足をつけて着々と強くなっていくことに。CBに57Mとか尋常じゃない。尋常じゃないけど、勝つために必要だったんだろう。

それに引き換え、アーセナルは攻撃の選手ばかりに金を遣っている。DM、CB、GK。アーセナルのウィークポイントはそこじゃないのか? アーセナルに合理性を求めるのは間違っているのだろうか。

前回アップした『マネー・ボール』エントリにちなんでいえば、データ分析的に攻撃の選手に金を費やしたほうが、守備の補強なんぞよりもよほど合理的であると、ポイントが稼げると、クラブはそういう判断をしているんだろうか。いったい何を根拠に(笑)。

移籍ニュースは以上。

マヴロパノスが早くもブレイク? ニューBFGの誕生だ!

ボスがローンに出すつもりだったというコンスタンティノス・マヴロパノス(まだ名前が覚えられない)。カラバオカップのチェルシー戦でベンチ入りしていることにも驚かされたが、彼はアーセナルに加入してから出場しているU-23チームで大活躍(?)しているということをご存知だろうか?

じつはU-23は彼が出場した3試合、

  • マンチェスター・ユナイテッドH(4-0)
  • バイエルン・ミュニックH(5-2)
  • サンダランドA(1-3)

はどれも快勝。(※バイエルン戦はプレミアリーグ・インターナショナルカップ。ほかはプレミアリーグ2の試合)

バックスリー、バックフォーとどちらのフォーメーションでもCBに入っていた。Arseblog(Jeorge Bird寄稿)によると、試合中にはチームメイトに「インチパーフェクトパス」をいくつも出していたという。ハイライトビデオではあまり活躍のほどはわからないが、一応貼っておこう。

マンU(ベン・シーフ vs マンU)。なぜか全体のハイライトは見つからず。

バイエルンを粉砕。あだうち。バイエルンTVより。

マヴロパノスは、身長192cm。このままうまくいけばメルテザッカーが引退したあとBFG(Big Fxxkin Greek)を襲名してもらおう。

ジャック・ウィルシャーのイングランド復帰が近づいた件

アーセナルで復帰後にあれだけ印象的なパフォーマンスを見せていれば当然だと思う。

Wilshere set for England recall

サウスゲイト:本来の彼に戻っているように見える。みんなが彼のクオリティについてわかっている。リーグ戦でも週二回スタートからプレイしているし、彼がトップレベルでプレイしているというのはわれわれにとってボーナスだよ。ウィルシャー・ルネッサンスはいい知らせだ。でもアーセナルは彼の取扱には慎重になるべきだと思う。昨シーズンにふたつのチームで彼を使ったが、彼のパフォーマンスは以前の彼よりももっと良かった。彼は怪我の回復の過程でボーンマスに行ったが、以前の状態に戻るにはかなりの時間を要した。いまはいいプレイをしているしビッグゲームも問題ない。

メンバー選考で悩んでいるといろいろなところでいわれているようだが、そういう決断が必要なのは、そういうわたしたちが望む選手が揃っているということだ。わたしがいつロイ(ホジソン)に訊いても、彼がジャックをどうみなしているのかは明らかだった。ジャックが加わったときのスコッドは経験あるものになるし、いてほしい人材だ。われわれにとっては彼がうまくプレイしてくれるというのはボーナスなんだ。

いまのフィットネスが続くなら、ぼくはジャックがイングランドでロシアに行くことを疑っていない。レギュラーかどうかはわからないが、少なくともかなり使えるオプションにはなるはず。

それより心配しているのは、ジャックがアーセナルでラムジーが戻ったとき、そしてミキタリアンが中盤に落ちてきたときに、彼らとスタートを争った結果だ。ぼくがマネージャーならいまのジャックを使わない手はないと思うが、ヴェンゲルがジャックに優先してラムジーやミキタリアンを使っても驚きはない。CMのジャカのパートナーはそれくらい拮抗していると思う。いっそジャカを外したい誘惑に駆られるが……

以上。

おまけ

書こうと思って忘れてた。ジダンがレアル・マドリッドのマネージャーを解任されるかもって噂。

それはまあ我々にはあまり関係ないからいいんだけど、なんとマドリッドの次期監督候補にあの! 目の上のたんこぶこと、ToTのポッチェティーノ監督がリストアップ。先ごろ、うちのボスとも舌戦を繰り広げた彼である。さすが今をときめくイケイケでヤングで有能な監督は違う。

世界最高銀河系クラブからの秋波にポッチェティーノ本人もまんざらじゃないみたいな噂もあったりで、上り調子のToTに黄色信号が灯ってるとか灯ってないとか。ざまあないね。ついでにケインとアリも持っていってくれるとなおありがたいと。



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