先日カラバオカップ決勝でいいところなく敗れてから、メディアは堰を切ったように一斉にアーセナルの次期監督について報道を始めた。
いま話題に上っている名前は、アンチェロッティ、ロジャース、ロウ、シメオネ、ジャルディムなど。なかでも実績も経験も申し分なく、本人がPLに戻りたいと就活中のアンチェロッティが本命と思われているが、現在マンチェスター・シティでアシスタント・コーチを務めているミケル・アルテタも候補のひとりとして、しきりに取り沙汰されている。
まだ若く監督経験がないということで、アーセナルレベルのビッグクラブの次期マネージャーとしてはあまりにリスキーな人選であると、ファンにはあまり人気がないものの、これだけ騒がれるのには理由もある。
redditにポストされた、アルテタが次期アーセナル監督に相応しい理由(The case for Arteta for next Arsenal Manager.)が、彼を選ぶメリットがなかなかよくまとまっていたので、ざっくり紹介してみたい。
アルテタがアーセナルの次期監督に相応しい理由
1. アルテタにはちゃんと経験がある
トップ・マネージャーというものは、選手時代にもたくさんのことを経験しているという共通項があるようだ。複数のポジション、いろいろなコーチ、異なるリーグ、それらの経験がフットボール哲学をリッチにする。
彼がこれまでに一緒に仕事をしたマネージャーは以下のとおり。
- アレックス・マクリーシュ(PLではひどいものだったが)
- ヴァイド・ハリルホジッチ
- デイヴィッド・モイーズ
- アーセン・ヴェンゲル
- ペップ・グアルディオラ
アルテタは、フランス、スコットランド、スペイン、そしてイングランドで、いずれも異なるバックグラウンドを持つ彼らから多くを学んでいる。
またポジションもアーセナルでCDMにコンヴァートされるまではCAMでプレイしていた。試合を理解できる選手だ。
引退する前にもアーセナルU18のコーチをしていたし、シティでは2年グアルディオラの元でアシスタントを務めている。指導者としてこれは多い経験とはいえないが、バルセロナを率いる前のグアルディオラよりは豊富だ。(※異論あり)
2. 同世代からの賞賛の声
グアルディオラは多くのアシスタント・コーチを使っていて、なかでもアルテタをとても高く評価している。
グアルディオラのシティの1年目の失敗から、アシスタント・コーチたちのアドヴァイスもよく聴くようになり、アルテタも今季シティの躍進に一定の貢献をしているという記事↓
Pep Guardiola is reaping rewards of listening at Manchester City | Jamie Jackson
ポッチェティーノも、アルテタのPSG時代のメンターで彼もアルテタを高く評価するひとりだ。ToTのアシスタント・コーチ職にも何度か誘いをかけていた。
「わたしがPSGでキャプテンを務めていたとき、彼がバルセロナからやってきたんだ。彼はわたしの兄弟みたいだったよ。ミケル・アルテタという人物が大好きだね。彼の別の側面についても知っているよ。やっかいな敵だが、わたしは彼が好きだよ。だって彼は偉大な人物だからね」
そして彼はシャビ・アロンソともマブダチである。
彼はヨーロッパで選手や監督たちから尊敬されている。彼のもとでプレイしたい選手も多いと思う。
3. アルテタはアーセナルを愛している
彼はクラブキャプテンだったし、アーセナルを去る時には涙を流した漢だ。
ほかのマネージャー候補たちは、アーセナルでの仕事に大して興味を持っていない。
いつも楽しく拝見しています。
アルテタが監督になるべき理由について、大いに納得する記事でしたのでコメントさせていただきます。
特に、選手としてトップレベルの監督と仕事をしているという視点は自分にとって新鮮なものでした。
選手としてほとんど実績がない監督も少数いますが、なぜここまで元有名選手の監督が多いのかという点には、これまで、コネの問題だとか、選手に対して自分の選手としての実績に基づく説得力があるから、位しか納得できる材料が無かったですが、選手として名監督から学んできたという経験は選手として実績のない監督には得難いものだからという観点は非常に納得できるものでした。
アルテタの実直さや真面目さ(髪型を変えないところにも表れていますね笑)は監督として好感がもてますし、あの外見でアーセナルの指揮をとっている姿はシンプルにカリスマ性があると思います。
個人的な思い入れも含めて、実現してほしいシナリオですね。
こんばんは。コメントありがとうございます。
ぼくは仮にそれが現実的になったとしても、ほんとにアルテタでいいのかどうか、悩んでしまう派ですね。
たぶんアーセナルはヴェンゲルが退任したあと、ユナイテッドのようにしばらく低迷期に入る気がしていて。ファンは覚悟が必要に思うのです。
そしてそうなると、新しい監督も勝てなかったりチームを掌握できなかったりと壁に当たるはずなんですよね。
そういう思い通りにいかないときにどうするのか。そのとき問われるのはやはり経験なのかなあと。
アンチェロッティは反対で(ワクワクしないから)、ある程度トップレベルの経験があって若いトゥヘルやジャルディムなんかが理想的かなあと思います。
若くないけど、いますごく騒がれているナポリのサリなんかもワクワクしますよねー。
いずれにせよ、驚きの人事というのがアーセナルらしい。
いつも楽しく拝見させてもらっています。
アルテタが監督やるくらいのサプライズ人事がきて欲しいです。
それくらい何か大きな変化が欲しい、刺激が欲しい。
でも正直、現実問題ないだろうなと思いますね。そんな冒険はしないだろうし。
ジダンのようなカリスマ性?スター性があれば掌握できるのかもしれないけど。
先のコメントにあるように低迷期ですけど、誰が来ても一旦は来ると思います。
ユナイテッド、リバプールとかは今思えば、よく盛り返しましたね。アーセナルにそのメンタリティがあるのかは疑問です。
いつかの「青田買いのアーセナル」、「育成のアーセナル」が今は見る影もなくなったのは悲しいです。
今は若い力みたいなのが無いように思います。
いつもの4位フィニッシュ、CL16止まりが懐かしい。
なにか長々書いてしまいましたが、なぜアーセナルは頑なにDFを獲得しないのか。
DFを改善すればまだ見れるような気がします。
スタジアム建設が終わったからまた新たな枷を自分にかけているのか。
コメントありがとうございます。
たしかにDFを獲得するのはマストだと思いますよね。でも、きっとそれでもダメなんですよ。
組織的な(それと個人的な)守り方を教える人がいなければやっぱり同じことの繰り返しなんじゃないかなあと。思います。
ヴェンゲル監督はDFにお金をかけることに抵抗があるみたいですよ。
一方でグアルディオラやクロップはDFに莫大な投資。それがモダンゲームってことなんですかね。
いやー、その日が来ましたね。。。