ひさしぶりに楽しい試合内容での勝利ということで、アーセナル情報に飢えているあなたに。
CSKAモスコウ戦ファーストレグのレビューの続き。ラムジーとラカゼットが試合後に応えたインタビューをお届け。
ポストマッチ・インタビュー。ラムジー&ラカゼットのゴールスコアラーコンビ
仲良く2得点ずつを上げたふたりが試合後のインタビューに応えた。
(セミファイナルに近づきましたね……)
ラムジー:どうかなあ。ホームレグは重要になるだろうってことはみんなわかってたし、得点をしなきゃならなかった。おかげさまでそうできたけど、セカンドレグが難しい試合になることはわかってる。優位に立てたけどね。
(試合を楽しみましたか……)
ラカゼット:イエア。とってもいい試合だったよ。1点だけ失点しちゃったけど、4得点もできたんだから喜ばないと。ぼくもうれしいよ。カムバックできたし、いい感じだ。
(交代はイヤだったっすよね……)
ラカゼット:そりゃそうだね。そのまま3点目を狙いたかった。アーロンみたいにね。でも今日はハットトリックの日じゃなかったってことさ。いいんだ。十分だよ。
(ハットトリックを逃しちゃいました……)
ラムジー:そうなんだよ。ボックスに侵入するのが好きでチャンスもあったのにね。でもチームに貢献できたからハッピーだね。また別の日に3点目を狙うとするよ。
(キーパーを越すフリックボールでした……)
ラムジー:そうそう。キーパーがちょっと動くのが見えてね。もし彼を越せれば入るかなって。うまくいってよかった。
(重要なゴールでした……)
ラムジー:ホームでの得点はいつも重要だってことはわかってる。とにかく得点が必要でなんとかやり遂げた。ラカも復帰して同じく2点取ったし。ぼくらは最近少なくないゴールを取れるようになってきた。願わくば、残りのシーズンはこの調子をキープしたいね。
(仕事をやり遂げましたね……)
ラカゼット:今日はやり遂げた。でも日曜日には大事な試合があるし、その次のモスコウでの試合も考えないと。
(モスクワでの試合で(勝ち抜けは)決まったようなものですかね……)
ラムジー:いやいや。そんなこたないよ。ぼくらはあそこにフットボールをしに行くんだし。日曜日には試合がある。その準備をするよ。残りシーズンも力強くフィニッシュさせたいんだ。
試合直後だから控えめながらも高揚感のあるインタビュー。4-1は望外の結果だったもんな。
ただ、ホームでそういう結果を得ながらも、ぼくはなんだかんだやっぱり来週のセカンドレグは苦戦して、アウェイゴールを入れるまではかなりヤキモキするのではないかと予想する。先制点、そして追加点なんか取られたらかなり厄介になるはず。めちゃくちゃ想像できる。このまま楽勝なんてできっこない。だってアーセナルだもの。
しかしこうやって、キライだうんこだ無能だ滅びろだ泥舟だとなんだかんだ1年中手を変え品を変え罵倒しながらも、たまにこんな試合を見せられれば「やっぱり好き……」(トゥンク)となってしまう大変にちょろいファンだという自覚はある。これもやはりボスの人徳なんだろうか。今季ELを穫って退任。有終の美を飾ってほしい。
PS:ちょっと久しぶりにArsenal Fan TVを観たら、お通夜みたいで笑えた。やっぱあいつらアーセナルがこっぴどく負けないとアドレナリン出ないんだな。AFTVの成功はアーセナルの失敗を元にしてるっていう説にはかなり説得力がある。