今朝起きたら、ポッチェティーノ解任&モウリーニョが後任有力のニュースがソーシャルメディアにあふれていた。
Club statement
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) November 19, 2019
BREAKING: Representatives of Tottenham and Jose Mourinho are this evening locked in negotiations for the Portuguese to replace Mauricio Pochettino.
— Sky Sports News (@SkySportsNews) November 19, 2019
お隣のクラブのことでどうでもいいっちゃどうでもいいのだけど、じつは同じく苦境に陥っているアーセナルにもまったく影響のない件でもなく。
いくつかつれづれに書いてみる。
「エメリ・アウト」を叫んでいたら「ポッチェ・アウト」になっていた
今年のスパーズはアーセナルよりももっと悪い状態だったのだよね。
なんとなくそーかなーくらいには知っていたけど、PLの12試合を終えてToTは14ポインツで14位。直近5試合のフォームはLDLDD。こりゃひどい。
去年のCLファイナリストとは思えない凋落っぷり。
といってもアーセナルは全然他人事ではなく、GDはアーセナルが-1、ToTが+1。6位と14位といってもたったの3ポインツ差しかない。この順位が逆でも全然おかしくないというのが笑える。
要するに、彼らとアーセナルの「悪さ」は云うほど違わないわけだ。UnderstatのxPTSでもこの2チームはほぼ同じ。
だから、この両チームが仮に同じ程度の格のクラブなら危機感は本来同じくらいなければならないはずで、ファンのなかにはスパーズがアーセナルよりも野心を見せていると彼らの決断を羨む声もある。アーセナルが格上だというのなら、この現状にもっともっと危機感を持っていなければならないというのに。
ちなみにToTがポッチェティーノ解任に要するコストは£20M程度だそうである。(エメリは年俸£6Mなので、1月に解任するなら£9M?)
もっとも両チームをめぐる環境の違いもある。
昨シーズンにCLのファイナルまで行きながら、今シーズンのPLでの極度の成績不振はもちろん大きな解任理由だろう。CLグループステイジでもBMに7失点して敗けたりしている。
が、そもそもポッチェティーノは、ToTのチェアマン、ダニエル・レヴィとうまくいっていなかったようで、クラブの補強方針にもかなり不満を持っていたという。実際、今年の夏はCLマニーでエンドンベレやセセニョンといった大型補強をしているが、その前シーズンの18-19は夏・冬ともに補強は実質ゼロ。彼はこの夏にクラブにはCLマニーをもっと選手補強に使ってほしかったようだ。
これはもちろん新ステディアムの負債の影響が大きいだろう。アーセナルがエミレーツステディアムを新設したときと同じような状況だと云える。
また、ハリー・ケインのようなクラブにロイヤルな選手がいる一方で、フェルトンゲンやエリクセンのような契約延長を拒否する選手もおり、チーム事情も順風満帆というわけではなかった。
一方のアーセナルは、この10試合で2勝と成績が低迷し、エメリのヘッドコーチ就任以来スポーツ面での進歩が見られないと多方面から批判を浴びているにも関わらず、つい先日クラブは公式にエメリ支持を表明。実際にはそこまでエメリに信頼を置いているわけではないという説もあるが、エメリがラウル・サンレヒのお気に入りだという指摘は以前からある。
似たような苦しい状況でも、クラブとヘッドコーチの関係はだいぶ違っていたのかもしれない。
いずれにせよ、ToTはシーズン中にマネージャーを解任するというリスクをかけてスポーツを優先しようとしている。
アーセナルはどうか?
スパーズの決断にもっとも動揺しているのはアーセナルボードかもしれない。なぜなら、ライヴァルの思い切った決断を見たファンからのEmeryOutの声はこれからもっと高まるに違いないのだから。
仮にモウがスパーズ就任となれば、さすがにアイコンは変えますか?笑
云われて気づいた。ほんとだw
そうなんですよ、問題は5位から15位までがわずか3ポイントでひしめき合ってるってことなんですよね。次の試合結果でかなり変わるとゆう。4位以上とはかなり離されてますし。
ポッチェ来てくれたらそれはそれで面白そうですけどね。エドゥと南米ホットラインとか仲いいのなら面白そうです。
お昼休みに読ませて頂いております。更新お疲れさまです。
プレミアにはうんざりしてると思ってたけどそうじゃないのか(元いたチームのファンとかは特に気にしてないのかな)
あと、今監督を変えたってことは、
今シーズンは諦めて来期以降も見通した人事だと思っているけど、
今のメンバーより弱くなる可能姓もある中、大金使うモウリーニョに託す気なのかなぁとか思いました。
ベンゲルと同じようにスタジアムの返済で四苦八苦するモウリーニョも見たいけど、フリーで中心選手を手放す来季以降を考えると、モウリーニョは受けないと思うなあ
と思ったら受けたね、モウリーニョ
自分の不明を恥じる
だけど、火中の栗を拾うような、モウリーニョとしては珍しい
そんなにプレミアで仕事したかったのか
エリクセン他、主力は来季抜けるだろうし
まあ、アーセナルに来なくてよかった。w
とはいえ、エメリとの比較で言えば嫌な監督になったと思う。
どっちも中盤を完全に省略するサッカーだけど、ディティールの精密さはモウリーニョが圧倒的に優れてる。
またモウリーニョには自分の戦術を実行できるメンバーについて明確すぎるくらいのビジョンがある。エメリは。。。トレイラ(以下略)
ほぼ同時に似たようなチームを作り始めることになるが。。。正直勝てるとは思えない。
我が軍の指揮官がモウになるのは実はちょっと楽しみでしたが、スパーズの指揮官になってくれて結構ホッとしているジレンマ。