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【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs サウサンプトン(23/Nov/2019)ウナイ・エメリの“プロジェクト4×3”【コメント集】

2週間のIBが終わり、PLが帰ってきた。

今回のブレイクでもっとも大きな出来事といえば、やはり一昨日のポッチェティーノとモウリーニョの件。ヨーロピアンフットボールの話題をさらっただけでなく、アーセナルにも少なからず影響があったことは先日のエントリでも書いたとおり。IBといえど、クラブフットボールの世界が片時も止まっていないことを感じさせる出来事だった。

さてPL Week13。これをもってシーズンの1/3が消化されるという節目でもあるが、アーセナルは19位と降格圏に沈むセインツをホームに迎える。

シーズンのなかではさほど注目すべき一戦ではないが、いまのエメリの背水之陣といった状況を考えれば、かなり重要な試合になることは間違いない。

ファンから大ブーイングのウナイ・エメリはクラブからの変わらぬ支持を表明されながらも、今後の去就についてはクリスマスまでの成績・内容で評価されるといった憶測も根強い。ポッチェティーノ解任で「つぎはエメリか?」と、去就があらためて注目されている格好だ。ヘッドコーチへのプレッシャーはますます高まっている。

現在絶不調のセインツとホームでどう戦うか。本来ならばホームチームが圧倒的有利であるはずのこの試合、アーセナルにとり実質誰からも期待されていなかったアウェイのレスターなどよりも、もっともっとポイントを落とせないものになる。プレッシャーに対処するメンタリティが問われる一戦だ。

Premier League (Sky Sports)



エメリの試合前コメント「われわれの成功はホームから始まる」

昨日行われた試合前プレスカンファレンスより。

(スクワッドについて……)

エメリ:ぺぺは旅程が長かったので到着が遅れた。今日はグループとトレインせずに室内でワークした。明日プレイするかどうか決める。それとコラシナツ、ブカヨ、ホールディングらもとても小さなケガで今朝はトレインしていない。彼らは明日復帰して土曜はプレイできるかもしれない。明日次第。

(サウサンプトンはいまのポジションに見合わない……)

イエス。PLではどのチームもとても難しい。彼らはもっとポインツを取っていてもよい。なぜならいまいいときにいないから。彼らはホームよりアウェイでのほうがいいと思う。アウェイでシティに2-1で敗け、シェフィールドに勝ち、トテナムに敗けた。彼らはわれわれに対し大いにモチヴェイションを高くしてくるだろう。しかしこちらも自分たちのゲイムプランをインポーズし90分インテンシティを出さねばならない。

(ジョゼ・モウリーニョはトテナムでどんな違いをもたらせるか……)

ポッチェティーノが解任されたことに驚いた。理由もまったくわからないし、彼らのパフォーマンスにどう影響するかもまったくわからない。

(モウリーニョのインパクト……)

彼はとてもいいコーチ。タイトルを取ったキャリアもあるし経験もある。ポッチェティーノのワークも素晴らしかった。

(モウリーニョが来てライヴァリーがよりインテンスになったか?……)

フットボールはとても早い。キャリアや長期の結果よりもいまの結果のほうが重要になる。トテナムはポッチェティーノでとてもうまくやっていたと思う。最近の結果だけがよくなかった。ここ数年はパーフェクトだったと思うが。彼らが変化を決めた理由はわからないが、彼らには彼らのやり方があり、自分たちには自分たちのやり方がある。われわれはまず自分たちを見る。現時点ではテーブルではいくらか差があるので、この距離をキープしたい。

(ラウルとヴィナイからの支持……)

そういったことにかまける時間はない。試合の準備に集中するだけで、自分たちがどれだけインプルーヴできるかが重要。それをやらねばならないから。それだけがわたしの集中。

(巻き返す自信があるか?……)

わたしは楽観的で、またチームを個人でも集団でもよくパフォーマンスさせていく必要があることもわかっている。どうやってそれを達成できるかもわかっている。まず、エミレーツではサポーターとつながること。結果だけではない。いいプレイをして試合をコントロールする必要がある。ホームでは敗けていないが、人々やサポーターを納得させてはいない。それが最初の目標になる。選手たちに話している、われわれの成功は、ホームで快適に、力強く、自信を持つことから始まると。どの試合も当たり前のように勝てるようになりたい。

(ジャカについて……)

彼は気持ちのうえでよくなって戻ってきた。彼のマインドセットはチームを助けてくれるし、チームでのプレイにも近づいている。今朝話したがとてもいい会話ができた。IB前にもいいトレインをしていて、今朝もよくやっていた。わたしの目的は以前に話したときと変わらない。彼がチームに戻ってくることと、パフォーマンスをもって彼のチームへのコミットメントをサポーターに納得させること。そうして彼らが彼を誇りに思ってもらうこと。それが目的で、取り組んでいるところ。

(ジャカとどんな会話を?……)

彼の気分はよくなっていて、アーセナルが彼のチームだと感じている。彼もサポーター自信を持ってカムバックしたがっている。だからわれわれは(プレイするかどうか)決めることになる。しかし、それは少しづつだとも思う。

(ジャカは土曜にプレイするか?……)

明日決める。わたしは彼に戻ってもらうことで自信を与えたいし、快適にさせたい。われわれがサポーターと繋がれれば。

(ジャカのトレイニングはどんな?……)

彼はチームとやっている。トレイニングセッションでとてもいい感じだ。

(これはマストウィンなので?……)

去年最初の2試合で敗けて、どうやって進歩していくか話した。今年は最初の2試合で勝って少しづつポインツを落としていくようになった。そしてまたトップ4との差を縮めるためにあらためてスタートすることになった。9ポインツだが、われわれには去年強いチームを相手にギャップを縮めた経験もあるし、それが現在の目標だ。短くない時間がかかるとわかっているが、それがわれわれのゴールでありこの差を少しづつでも縮めることがチャレンジだ。3ポインツに100%集中しているが、いいプレイをして試合をコントロールすることでサポーターとつながること。わたしは選手たちとこれを変えようと話してきたし、今週はトレイニングセッションでとてもいい反応もあった。

(セインツとどう戦うか……)

わたしはベストパフォーマンスを出すことに集中している。マンシティ相手に彼らはとてもいい試合をやった。われわれもレドモンドやイングス、彼らの強いMFたちに対してベストパフォーマンスを出すこと。ワークしなければならないし、彼らのベストチームとバトルする。

(デインジャラスな試合になる……)

まずは彼らをリスペクトすること。そして自分たちのキャパシティのなかで自信を保ちつづける。それが進歩であり一歩先へ進むということであり、キャラクターを出してプレイし個人でもチームでも効率的であるよう進歩する。それがわれわれが集中していることで挑戦である。現時点ではいくらか疑問を持たれていることも理解している。しかしわたしは土曜に自信があるし、そういった状況は変わる。

(12試合でたったの17ポインツしか勝ち取れていない……)

フットボールではテーブル上でわれわれは6位にいる。トップ4にはポインツが離れている。しかしここからあらためてスタートする。それがチャレンジだ。われわれにはクオリティがあるし、このセットアップのなかにいいストラクチャがある。つぎの数試合、われわれはポジティヴになれるし、効率的にやり、チャレンジを達成できるようワークする。

今回は「良いプレイをして、試合をコントロールして、サポーターとつながりたい」との繰り返しが印象的だ。現在はどれもできていないと認めているということだろう。とくに試合のコントロール。ボールポゼッションに苦しみ、相手にたくさんシュートを打たれるという展開がしばらく続いている。この試合ではどういった改善が見られるか。

またもちろんポッチェティーノの件についての質問も多い。「この試合はデインジャラスな試合になりますか?」という質問には、言外に「あなたの立場にとって」という意味が含まれていただろうから、プレスのちょっとした悪意も感じた。つぎはあなたではないですかと。

さて、今回の会見では驚きの発言が。それはもちろんジャカがプレイする可能性があるというくだり。

エメリはつい先日、ジャカはアーセナルで今後プレイするかわからないと語っていたので、そのときからだいぶ認識が変わっている。

ホームでのこの試合でスタートから出てくるとは思えないが、この口ぶりを信じるなら、ベンチに座る可能性くらいはあるかもしれない。若干不謹慎ながら、もしこの試合ででジャカが出てきたらエミレーツでどういうレセプションを受けるか、とても興味がある。

ちなみにジャカはEURO予選のジョージアのあと、スイスメディアに以下のように語っていたようだ。

ジャカ:ぼくにはどうやってものごとを進めていくか明確な考えがある。アーセナルもそうだ。

ぼくにはまだ彼らと契約があるし、クラブに喜んで戻るよ。そしてぼくたちはこの問題をようやく解決する。

解決策はたしかにある。ぼくに起きたことはいまだに受け入れられないけどね。

うーん。その前のやはりスイスメディアとのインタヴューでも、アーセナルのファンにとってはあまりポジティヴな発言は見られなかったが、彼はいまだに見えない敵とバトルを続けているようで。こんな気持ちならブーイングが受ければ、また同じようにWhat do you say?ポーズ(©なんですかマン)をやりかねない。

One Commnet on “【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs サウサンプトン(23/Nov/2019)ウナイ・エメリの“プロジェクト4×3”【コメント集】

  1. 楽観的過ぎるのは確かだけど、ホールディングのコメントはまさにキャプテンのコメントだと思う。資質ありというか。
    ぶっちゃけこう言われたら叩きようがない。
    ジャカは、、、まあヤツは天然なんで。

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