最近、いまのアーセナルってだんだんミランぽくなってきたなと思う。落ちぶれたビッグクラブ。
補強も積極的にしているしチームにはそれなりに優秀な選手もいる。なのにどういうわけか長いこと不調から抜け出せず。どうしてこうなった的な。奇しくも現時点ではリーグ順位までほぼおんなじ(10位)。
もし彼らが復調していたら「よしそこから学ぼう」となるのかもしれないけど、彼らがやってるのはアイヴァン・ガジーディスのアポイントみたいなことだし。ボード(クラブ運営の意思決定者)に問題ありってのもすごく似てる。
さて、PLマッチデイ16のアーセナルはマンデイナイト。われら極東のファンには見ずらい時間帯の試合がつづいてげんなりしますなあ。
ウェスト・ハム・ユナイテッドといえば、サックレイスを競っていたウナイ・エメリ、マルコ・シルヴァと解任がつづくなか、マニュエル・ペレグリーニはいまだ首の皮一枚つながったまま。引導を渡してやろうと云いたいところだが、フレディ・ユングバーグは暫定ヘッドコーチ就任でなんらかのブーストも期待されながら、2試合でいまだ勝ちなし。依然として悪い流れを変えられないでいる。
今回もアーセナルが近年大の苦手としているアウェイゲイムということで、とても相手のことを気にしていられるような余裕はない。
アーセナルがもしこの試合に敗けるとテーブル11位こそ変わらないものの、WHUにポインツで並ばれることに。このあとのフィクスチャを考えると、ほんとうに降格へのカウントダウン開始の合図になりかねない。
失うものがないなんてことも云える状況ではないので、選手たちへのプレッシャーはこれまでになく高まっていると思われる。
Live on Sky: West Ham vs Arsenal preview
ユングバーグの試合前コメント「責任を取れる経験のある選手を使った」
今回は試合前のプレスカンファレンスは行われなかった様子。土曜のSky SportsがFLのコメントを伝えていた。
FL:トップ4について語ることを止めるべきだとは思わない。
いま自分たちがやろうとしていることにとにかく集中することだ。よそ見している場合じゃない。自分たちの試合へ、自分たちが自信を取り戻すことに向けてワークするだけだ。
チームをつくるのに特定の選手だけを使うなんてことは云っていない。しかし、こんないまみたいな状況だからこそ、経験ある選手でプレイしたいとは感じている。
彼らがクラブの未来を変えていくにしても、若い選手たち全員を使うことはしないだろう。自分たちの試合を変えるために、わたしは意識的に責任が伴う年長の選手を使う選択をしている。
(WHUでもそうするか?)そうするね。この負の連鎖を断ち切る必要がある。
大きな機会になるだろう。しかし選手たちにとってはいいことかもしれない。
彼らは少しリラックスできているし、試合に集中できている。(ブライトンでの)セカンドハーフのようにできることを望むよ。
ノリッチ、ブライトンとファースト11のチームセレクションにはかなり疑問を呈されていたユングバーグ。それについて「わざと年長者を選んだ」と応えている。
ぼくもそのチームにはだいぶ疑問を持っていたが、この理由はわりとメイクスセンスではなかろうか。元選手であり、クラブOBらしい考え方だとも思う。たくさんの経験があり、たくさんのサラリーももらってるキミたちの出番だと。後輩たちも観ているぞと。責任を果たせと。
たとえばティアニーよりコラシナツ、ゲンドゥージよりトレイラを選んだこと。
ここまで結果的には成功しているとは云えないが、チームはビッグプレイヤーが引っ張るべきだという考えかたは、チームのセットアップする順序としては正しいように思える。
ただ、FLはWHUでも同じような選手をピックアップすると示唆しているが、現状のチームはやはりワークしていないと判断すべきと思う。そこに優秀な(より適した)ヤングタレントを入れていくというつぎのステップに進むべきタイミングだとぼくは思う。
エヴァートンの試合は僕も見ましたが、あれこそまさに解任ブーストって感じでしたね。前線から激しくプレス。自陣深く攻められても体を寄せてブロック。特にイウォビは最初から最後までインテンシティー高く、攻守ともにかなり効いてましたね。
アーセナルにはあれが足りないんだよなぁと痛感。やってないわけじゃないんだけど、前線がプレスいってるときは中盤の連動が悪くてかわされるし、自陣深く攻められると、抜かれるのが怖いのかボールへのプレッシャーが弱すぎる。
NLDとかは去年もかなりテンション高く激しいんだけど、それと同じようなことが別の相手に継続できないですよね。
点の入りにくいスポーツなので、しょうがないところではありますが、個人的には守備より攻撃のクオリティの方が気になってます。
守備がざるなのはずっと前から分かってたこと。今シーズンに入ってPLで三点取った試合ってほとんどない気がします。
選手のクオリティ的に守備の改善より、攻撃を重視した方がよいのでは?と思う次第です。昔のように90分相手を圧倒することは忘れて、激しく攻める時間としっかりブロック作って守る時間あってもいいと思います。
その方法で3ー2で勝つのが現実的なプランだと思うんだよなあ。
個人的な妄想はともかく、最近はチーム全体にエナジーが感じられないので、その辺を見せてもらいたい。COYG
年長者をチョイスしてると言いながら、明らかに足を引っ張ってるウィロックを過剰に贔屓して使い続けるチグハグさがなんとも。
あと、スタメンで出続けてから一度も勝てておらず、こういうときに必要な闘争心が全く見えないエジルは外すべき。ぬるま湯の象徴。
フロントや選手含めクラブ全体のぬるま湯体質を変えなきゃ、今の魔境プレミアでは対等に戦い続けられない。
エヴァートンとイウォビは素晴らしかったなあ。監督もレジェンドだし、なにより良い人そう。笑
降格したら何で試合を観ればいいんでしょうね。
ブライトンに負けたときに思いました。
降格も有り得るのかも、と。
みんなどこかそれはないだろって思ってて、あたしもその一人でしたが、ここまでずるずる勝てないとホントにネガティブにならざるをえない。
いいかげんそろそろすっきりした顔して出勤したいっすね。
COYG
降格圏争いしているチームも、あのチームには完敗だけど、ここには勝てる!みたいな、ある種じゃんけんみたいな三つ巴のおもしろいサッカーしてるのに、なんかアーセナルだけどこにも勝てない!みんなのじゃんけんに入れてよ!って感じでとても辛いんですよね。
早起きして応援、勝って清々しく出勤出来るよう、早寝しましょうね!おやすみなさい。
COYG
どれだけ若手を使えるかがカギだと思う。
ベテランを全員使うということは、ベンゲル時代のメンバーの偏りをそのまま受け入れるという事だ。
エジルもオーバも、このレベルでウイングとしては機能しない。
サカやマルティネリにとっても、今スタメンに選ばれるのは難しい挑戦になるとは思う。
しかし間違いなく、彼らはエジルよりも走力があり、オーバよりもサイド適性が高い。
ましてDFラインの低い現状では攻守にかなり長い距離をスプリントしなければならないから、彼らの走力が必要だ。
チームには重苦しい空気が流れてるが、僕はサカやマルティネリが今さら何かを恐れるとは思わない。
彼らが成功するためには、どのみちこの壁はぶち破らないといけない。
今やれと言われて、臆するような奴らじゃないと思う。そういう力に期待したい。