試合の論点
スタンダール・リエーシュ vs アーセナルのトーキングポインツ。
グループステイジを無事勝利。ラウンド32へ
それがこの試合のほとんどすべて。
グループFの最終結果。
もしアーセナルのイコライザーがなければ、スタンダールはもう2ポインツ加えて10ポインツ。2位に浮上していた。フランクファートのみなさんもわれらに感謝を述べるわけだ。
「アーセナルありがとう。やっぱりぼくらをがっかりさせなかった!」
Thanks @Arsenal, we knew you wouldn’t let us down 😜👊 pic.twitter.com/pfgRjimzoM
— Eintracht Frankfurt (@eintracht_eng) December 12, 2019
そしてR32に進出する32チームスが確定。UELのオフィシャルサイトより。*transferring from UEFA Champions League
Seeded
Ajax (NED)*
Arsenal (ENG)
Basel (SUI)
Benfica (POR)*
Braga (POR)
Celtic (SCO)
Espanyol (ESP)
Gent (BEL)
Internazionale Milano (ITA)*
İstanbul Başakşehir (TUR)
LASK (AUT)
Malmö (SWE)
Manchester United (ENG)
Porto (POR)
Salzburg (AUT)*
Sevilla (ESP)Unseeded
APOEL (CYP)
AZ Alkmaar (NED)
Bayer Leverkusen (GER)*
CFR Cluj (ROU)
Club Brugge (BEL)*
Copenhagen (DEN)
Eintracht Frankfurt (GER)
Getafe (ESP)
Ludogorets (BUL)
Olympiacos (GRE)*
Rangers (SCO)
Roma (ITA)
Shakhtar Donetsk (UKR)*
Sporting CP (POR)
Wolfsburg (GER)
Wolves (ENG)
アーセナルはめでたくシードチームに。ホーランドやミナミーノにソボスライと何かと話題のRBザルツブルグと当たらなくてよかったですね。。
アンシーデッドチームのなかでR32でアーセナルと戦わないことが決まっているのは、GSで同グループのフランクファートと同ネイションのウォルヴズ。
R32で引いたら外れっぽいのは、
- レヴァークーゼン
- ヘタフェ
- ローマ
- ヴォルフスブルク
あたりか。
つぎは5メイジャーリーグ以外の相手だといいのだが、ここで当たりたくない相手を引いてしまうのもまたアーセナルらしさ。
タイトルを取るまで勝ち続けなければならない相手は、ここからR32、R16、8(クォーターファイナル)、4(セミファイナル)、2(ファイナル)と5チーム。
奇跡的にイージーなドロウにならねえかな?
若い選手を忍耐強く見守ろう論
ウナイ・エメリ氏のようなことを云うが。
サカは結果を残したし、90分のなかでアーセナルの雰囲気が変わったのは、あきらかに70分にマルティネリが入ってから(バック4にしてから)。
彼らは18才だしそのプレイっぷりは当然賞賛されるべきだけれど、ただ試合後には、そういう「一部の例外」をもってネルソン(20)やESR(19)、マヴロパノス(23)なんかの若く、まだブレイクとまではいっていない選手のパフォーマンスを責めないようにしようという意見もちらほら見た。
ぼくはそれは正論だと思う。
選手によって成長速度は違うし、環境も大いに影響する。キャリアのなかで自信をつけて深めていくには運が味方するときだってあるだろう。いろんな選手がいるし、いろんな運命がある。早くにブレイクする選手はいるが、ほとんどの選手はそうじゃない。
問題はそうじゃないほうの選手をちゃんと見守って育てるということ。自信を得られるようにすること。
とくに、この試合でのリース・ネルソンはまたしても自信レヴェルの落ち込みを感じさせた。
もちろんサカがまぐれ当たりだとは思わないが、ネルソンよりも素質や才能に恵まれているなんてことはないように見える。このレヴェルの本番で思い切ったプレイができるかどうかで、だいぶアウトプットが変わってくるというのがほんとうのところではないだろうか。
それと、自信の欠如や彼の場合は試合勘や経験のなさから来るのだとは思うが、マヴロパノスは何度かミスをやってしまった。パスも正確でスピードも十分、フィジカリティにも恵まれCBとしては成功できる要素を持っているが、局面での「判断」に難があるのがありありだった。
彼らのような選手こそ辛抱強く、こういったトップレヴェルだけど比較的余裕がある(最悪敗けても大丈夫)という機会に経験を積ませていくことが重要だ。FLが何度も口にしているのはそういうことだろうと。
少しレヴェルを落としてもローンでレギュラーでプレイさせるべきという議論はまた別にあるけども。
グナブリだって23くらいまでは今ほどの選手じゃなかったと誰かが云っていた。アーセナルアカデミーにいるヤングたちは世界中から来ているとんでもないエリート集団だ。どんなきっかけでこれからブレイクするかわからない。
いつか来る大ブレイクを信じて。キッズたちは褒めて伸ばそうぜ(と自戒を込めて)。
試合について気づいたこと
あたくしのメモ書きより箇条書きにて。
- FLは「ゲイムプランどおり」と云っていたがどのへんがそうだったんだろうか?
- 勝たなきゃならないのに、ディフェンスラインを上げないなど。えらい消極的
- FLになってから全体的にパフォーマンスが改善した感じはない
- 攻撃は両サイド(ネルソン+サカ、ESR+AMN)とも悪くなかった
- しかし守備は今回もほんとにひどかった。MFもそうだが、とくに3CBのルイス、パパ、ディノス
- バックからのプレイをほぼ放棄。ロングボール
- 全体集中力がなくミスが多い。EMまでやらかしそうになる始末
- ただボールを持ったCBをフォロウする動きが鈍いのもある(出しどころがない)
- ボールの出しどころがないのはピッチ全体的
- Uシェイプ&CAM不在感がすごい。中央エリアに味方がひとりもいないとか
- WHUの悪い時間から変わってない
- サカのクロスは武器
- マルティネリの救世主感
- Bチームでケガ人なしで試合終わったからまあいいのか
そんなところ。
試合については以上。モヤモヤしつつミッションコンプリートという。運がいいんだか悪いんだかよくわかんないね。
さあ、つぎの試合は日曜のPLマンシティ(H)。ふつうに4失点予想とかされそう。このPLワーストレヴェルのザル守備では、それもやむなし。
アルテタはどんな顔をしていまのアーセナルを見るのか。それは楽しみである。
以上
ではまたプレヴューを読みにいらしてください。
グループトップおめでとう。COYG
ラッキーにもトップ通過できたから良かったですが。。
2失点目。元はウィロックの軽率なクリアミスというかつなぎが問題ですが、捕られた後にウィロックとゲンドゥージで2対1の状況を作っていたシーン。左にウィロック、右にゲンドゥージで挟み込める状況だったのに、相手の左への切り返しにゲンドゥージが大きく反応した結果、右サイドががら空きになってゴールを奪われました。
こういうシーン、昨シーズンからずっと見ているような気がします。左サイドはウィロックに任せて、ゲンドゥージは中央をケアする守りをすべき。彼だけじゃなくて、アーセナルの選手全員こういう守り方してる気がします。
こういう個人の動きに関するところはすぐ修正できると思うけどなあ。
CLもELもENG勢が全てGS突破できて良かった!
まあ、これだけメンバーを落として結果が出たんだから一応アリかなと。
サカはタイプとして明らかにSBじゃないけど、プレーのインテンシティはけっこう高いと思う。
どうせスタメンもコラシなんだし、思いっきり高く張るSBの控えとして使っても良いような気がする。
問題は右のAMNも(言えばベジェリンですら)思いっきり高く張らないと機能しないって事で。
スピード型のCBがいるわけでもないので、現状だとDMFがサイド(か中央)をカバーするしかないと思う。
2失点目はウィロックのインテンシティが低く、ゲンドゥージが信頼しきれなかったんだと思う。
次はトレイラとゲンドゥージ(たぶん)なんで、もっとシャープな守備を期待したい。
スミスロウに期待感持って見てましたけどね。そんなに若手だから見守ろう、って言う感じのプレーでもなかったような。気になったのはビルドアップの局面で相手が3枚でこちらの3バックにハメに来た時に中盤から一枚バックラインに下ろすって言う戦術的修正が見られなかったこと。ゲンドゥージとか得意だと思うんだけど
僕はウィロックのプレーにな未来しか感じなかったですけのね!