今シーズン最初の国内カップマッチ。カラバオカップ3rdラウンドにアーセナルが登場。キングパウワステイディアムでレスター・シティと。
今年はここまでセインツ、リーズ、シェフU、パレス、ウォルヴズといったPLクラブが軒並み敗退している。コンペティション自体の存在意義に疑問を持たれるなか、各クラブにとっては(とくにスクワッドデプスに余裕のないクラブ)、なんだかますますプライオリティの低さが浮き彫りになっているように思える。この先フィクスチャが圧迫されるくらいなら、さっさと敗けたほうがマシ的な?
それはともかく、われら熱心なアーセナルファンにとっては、重要度の低いカップマッチしかも早いラウンドであっても、レギュラーでプレイしていない選手やアカデミー選手をチェックできるよき機会でもある。
なんだかんだ楽しみなのだ。
アルテタの試合前コメント「カラバオカップはマジでいく」
今回はプレスカンファレンスを行っていないのか、オフィシャルサイトにはトランスクリプトがアップされていない。いくつかのメディアが伝えているコメントを。『Evening Standard』より。
アルテタ:(新CB)ふたりにとって彼(ダヴィド・ルイス)はとてもいいロールモデルだと思うよ。ひととしても、すべてを勝ち取った選手としてもね。彼が近くにいるのはラッキーだろうね。
ウィリアム(サリバ)はとてもよくやっていると思う。彼はこの国、このクラブに適応しているところだ。留意せねばならないのは、彼の昨シーズンはケガですごくチャレンジングなシーズンだったということ。しかし彼はクラブの未来にとってとても重要な選手になるだろう。ときに時間はかかるものさ。それを尊重しなきゃ。
われわれはカラバオカップに本気で取り組んでいる。それは間違いない。もちろんフィクスチャ、試合の数などを考えればとても難しい。初戦ではないかもしれないが、コンペティションが進んでいけば、われわれだけでなく、チーム編成でそのことがわかってくるだろう。
しかし毎日こつこつやらねばならない。水曜はどういうことになるか見てみようじゃないか。できる限り最強のチームで勝てるかどうか。
ここ数シーズン、クラブにとってこのコンペティションの重要性は上がっていると思う。PLでは優勝するクラブは1つしかないのだし。いまはみんながタイトルをほしがっているから、それがクラブにはフラストレイテッドになる。ここ数年はファイナルで戦うみたいに強いラインナップを使うようになってきている、それがしばらくの傾向だ。
ほんとかな?
チームニュース
オフィシャルサイトのティームニュースより。
ESR:あと10日以内。
ソクラティス:今週中。
KT:今週後半。
セドリック:ふくらはぎでアウト。
チェンバース:10月。
マリー:9月末。
マルチネーリ:年内。
ムスティ:10月。
KTは軽症のようで、うまくいけばリヴァプールに間に合うようである。
セドリックはケガしてたんだな。
しかし、いまさらながらけが人がたくさんいる。フラム、ハムと戦って、彼らにはほとんどけが人がおらず。インジャリーリストの対比が鮮やかだった。いつものことか。
WHUで3人がCovid陽性だった件
驚いたことに先日のPLハマーズの試合後に、モイーズとふたりの選手(Issa Diop and Josh Cullen)がコロナヴァイラス陽性だったことが判明したということ。
アーセナルは当然彼らと接触している。どうなるのか。
チャールズ・ワッツからの情報では、問題ないようだ。
Arsenal say the news from West Ham tonight won’t change anything in terms of how they are operating. The bubble in place around the squad is designed to protect as best as it can from this type of situation. So everything carries on as normal for now.
— Charles Watts (@charles_watts) September 22, 2020
アーセナルは月曜(火曜?)に検査をして全員陰性だったとか。よかったよかった。
それにしても、この騒動の始まり(オリンピアコスのプレジデントとアルテタの陽性)のときを思い出すと、ずいぶんとタフになったものだ。もう少しくらい陽性者が出ても大きな騒ぎにもならない。もう選手がいくら感染しようが、それだけ日常になっているという。
しかし毎度思うけど、選手は後遺症は大丈夫なの?