アーセナルのターゲットになりうる降格(しそうな)チームの7人
まずはノリッチから。
スクワッドのメンバーをざっと見たところ、なかなか優秀そうな選手の名前が並んでいて、なぜに彼らが今シーズンだんとつの最下位なのかは少々理解に苦しむ。。
Emiliano Buendía(AMF)
2018にヘタフェからノリッチに移籍、今年PLでブレイクしたと云ってもいいエミ・ブエンディア(23)。
アシスト「7」はリーグで4位タイ(7人もいる)、試合ごとのキーパス「2.6」もリーグ4位。試合ごとのドリブル(3.3)も4位。
😯 29 chances created in one month – more than any other Premier League player since records began!
There are five hours remaining to vote for @Em10Buendia for the @premierleague Player of the Month for December 👇 #ncfc
— Norwich City FC (@NorwichCityFC) January 6, 2020
1ヶ月で「29」のチャンスクリエイトはPL史上初(※記録を初めてから)の快挙。
69 – Emi Buendía has created 69 chances for Norwich in the Premier League this season, and ranks fourth among all players in Europe’s top fives leagues behind Kevin De Bruyne (94), Dimitri Payet (78) and Ángel Di María (71). Alternative. pic.twitter.com/XhCWsiv4we
— OptaJoe (@OptaJoe) February 21, 2020
今年2月の時点でのチャンスクリエイト「69」は、ヨーロッパトップ5リーグで4位。彼の前にいる選手の名前を見れば、これがいかに大きな実績かがわかる。
このなかでもとくにアシストは、彼がもっといいチームに属していたら増えていた可能性もあるかもしれない。
アーセナルが彼を狙っているという噂はあまり聞いたことがないが、アシスト、キーパス、チャンスクリエイトなど彼のスタッツの優れた部分をみると、エジルに出してほしかったパフォーマンスそのものであり、まさにエジルの後継者にほしいタイプの選手ではある。
もっとも、このブエンディアは去年クラブがPLに昇格したときに5年の新契約にサインしており(2024年まで)、降格するとはいえ契約に降格クロースでもついていない限りは、云うほど獲得は簡単ではないかもしれない。
TMでの現在のMVは£13Mだが、一説によればノリッチは彼を手放すなら£30Mを求めるとかなんとか。
今夏のアーセナルの補強プライオリティはCM/DMにCB。クリエイティヴなアタッカーに回せる予算では手が届きそうにない。
レスターみたいなクラブがあっさりお買い上げで来シーズンにさらに大ブレイク。あると思います。
Todd Cantwell(AMF)
アーセナル戦でも活躍したトッド・カントウェル(22)。あんなに上手ならCanwellに改名したほうがいいんじゃないか(何度でも云うスタイル)。
イングランドのU21で一度プレイしており、エンケティアやネルソンともチームメイトだった。
カントウェルのノリッチとの現行契約は2022年まで。TMでの現在のMVは£18M。
リヴァプールが狙っているそうで、ブエンディアと違い、今回の降格で引っこ抜かれる可能性が高そうである。
Max Aarons(RB)
マックス・アーロンズ(20)は、アーセナルと何度かリンクされていて、このブログでもニュースとして取り上げたことがある。
今シーズン、ノリッチのなかでブエンディアやカントウェルとともにベストプレイヤーのひとりだったとか。
ベレリンの復調、AMNの去就など、アーセナルのRBの状況は若干不透明になっていることはたしかで、冬にローンでセドリック・ソアレスを獲得したものの、加入以来まだ一度もプレイできておらず。フットボールが中断中とあっては、夏にパーマネントで獲得を決めるかどうか判断すらできないという。
ベレリンについてはつい昨日あたりには、アトレチコやバイエルンのターゲットになっているといったゴシップニュースもあり、彼の去就を心配しているファンもいるかもしれない。
だが、PFA(組合)のAFC選手代表でありキャプテングループのひとりでもある彼が、いま率先してクラブを離れたがるとも思えない。AMNはどうなるかわからないが、ひとまずはベレリン+セドリックというのがもっともありそうな来シーズンだろうか。
アーロンズは、もちろん若く優秀な選手でノリッチ降格に合わせてお買い得になるならばチャンスではあるが、このような状況で彼に予算を使うのは難しそうだ。
なお、彼の来シーズン本命はトッナムだそうで、ノリッチの要求する£30Mを払う気まんまんだということ。やつらのRBって? ああオーリエか(納得)。
本人も「トッナムの新しいステイディアムって超やべえ。オールド・トラフォードとも比べられないくらいやべえ」とコメントしており、相思相愛ぽい。どこがいんですかね。
ちなみに彼もまた、イングランドU21ではエンケティアやネルソンとチームメイト。NTでは右MFでもプレイしているようである。
余談ながら、TMでは彼の頁の「COMPARABLE PLAYERS」に、ボローニャでプレイするTakehiro Tomiyasuの名を発見。一時イタリアでの活躍も伝えられていたが、その後どうなんですかね。アーセナルに日本人を取ってもらいたし。
つづいてアストン・ヴィラの選手。ヴィラも確率7割ということでまず降格は免れまい。