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Arsenal, Arteta

ヌーノの獲得、バロガンとオコンコのプロモーション、KTとESRのキャラクターを語るアルテタ

スミス・ロウとティアニーについて語るアルテタ

昨日アップされたインタヴュー。これはESRの新契約について話しているので、もっとも新しいものだろう。(でも撮影場所も衣装も同じ??)

オフィシャルサイトより。

ESRの新契約

(ミケル、エミル・スミス・ロウが新契約にサインしたことはファンタスティックなニュースでしたね。あなたはどんなリアクションを?)

アルテタ:よろこばしい。彼は新契約に完全に値すると思う。彼はそれを勝ち取った。彼がやってきたことについて、クラブが考慮しなければならないようにさせた。そして彼はクラブへのコミットメントを示していた。だから、いまのような関係性が築かれている。これはみんなにとって力強くパワフルなメッセージになっている。

われわれもわたしも、大きな渇望を持つ才能ある選手には飢えている。エミールはそれに合致する。それこそがわれわれがこのクラブにほしかったものなんだ。

だから、もしそういうことになって、やる気があって、毎日のようにコミットメントと渇望、クオリティ、才能を示し、正しいクラブに正しいときにいる。わたしは、エミールも同じように感じていると思う。

(エミールはチームに入ってきてとてつもなく大きなインパクトを残しました。彼のもっとも印象的なところはどこでしょう? それと彼はマネジするにはどんなタイプの選手?)

彼がローンに行ったときはその前にとてもいい会話ができていたんだ。わたしはそのとき彼に自分の意見を伝えた。彼が成長しなきゃいけない部分、それは試合についてだけではなく、クラブにおける役割とステイタスについて。彼がそれをかなえられると自分で信じるかどうか。

彼がそれを行ったとき、彼は自信があると感じ、守られていると感じ、自分自身を表現できた。彼にはすごい才能があり、すごいワークレイトがあり、このクラブで成功しようという渇望がある。それもすごい。だからそういうことが起きたというのは、ものごとがとてもうまくいったということなんだ。

(ファンからはたくさんの憶測もありましたが、彼は有名なNo.10シャツを着ることになった。彼はぶっ飛んだと云ってましたが、彼はプレッシャーに対処できますよね?)

(No.10シャツは)彼が求めたんだよ。野心と渇望を示すために。

わたしは選手には自分以上のものを求めてもらうほうがいい。しかし、彼が自分でそれをできると信じるのなら、わたしは制限はしない。

彼がわたしやクラブに「そのナンバーがほしい」と求めたとき、「Okay, let’s go」となった。

われわれは少し話して、議論して、彼もその結果がどうなるかは理解しているし、その準備もできていると感じている。そうなれば、わたしは彼が自分がやりたいことに、可能な限りハッピーで、快適でいられるようサポートする。

KTのキャラクタ

(この夏の新しいサインはエミールだけではありません。キーラン・ティエニーも先月に新契約にサインをしました。エミールやKTのような選手が契約更新したことはクラブの未来に大きな自信になった)

そのとおり。ドレッシングルームはさらなるキャラクターがある。わたしがクラブやファンに伝達したいすべての価値を伝達してくれるもの。繰り返すが、それは渇望であり、才能であり、若さであり、大きな渇望を持つひとびとであり。彼は4つのすべての具材を持っている。そして彼自身はここに残る以外のことは何も話したがらなかった。

彼はこのクラブでとても難しいスタートながら、とてもとてもいいシーズンを過ごした。わたしはこういう人間に価値を置く。逆境のときでも諦めない。キーランは諦めなかった。彼にはサポートが必要だったし、クラブは彼をとてもサポートしたと思う。だが、彼はあの状況をなんとか克服したかった。もし彼を疑うものがいたとしても、そのようなもののほうがおかしいと証明したがった。

あのキャラクターだ。それはピッチで示されていると思う。起きることすべてが自分たちに有利にならなくても、決して諦めない。ただレヴェルを上げるだけ。よりよくなろうとし、それをほかのチームメイトたちに伝達せねばならない。そしてみんながキーランにそのキャパシティがあると信じる。エミールもそう。アクションで観客をアゲる。ガビ・マルティネリにもそのキャパシティがある。それは持っているか、持っていないかだ。

以上。

「本人がNo.10シャツを求めた」

ESRが10シャツへのプレッシャーに対処できるかについて問われたアルテタは一呼吸おいて、「彼がそれを求めたんだ」と。

いいシーンですな。

当然それに対処してもらうとでもいいたげな。若さもいい訳にならないと。その点ではきっちり大人扱いしましょうと。厳しさもあり、優しさ(信頼)もあり。

まあでも、昨日のエントリでも書いたように、彼にそれを託したのは結局はクラブとしての決断だ。

ESRはNo.10への憧れはこれまでも何度も口にしていたが、エジルほどアーセナルのNo.10に執着していたということもなかったろう。キャリアにおけるステイジ(年齢)もだいぶ違う。

ESRがNo.10シャツを着るプレッシャーという意味では、むしろ本人よりもクラブ(アルテタ)のほうがあるかもしれないね。

なぜなら、これは冒険であり賭けなのだから。

ぼくはESRが新シーズンに成功しない(去年のスタンダーズを大幅に下回るパフォーマンスしかできない)という未来はあまり想像はしていないけれど、ケガで不本意なシーズンを送るという可能性はそれほど低くないと思っている。これまでの彼のキャリアを観ていれば、当然それは想像できる。

ケガでキャリアを棒に振る才能あふれたフットボーラーなど枚挙にいとまがない。ESRには、うまいことすこやかにやってほしいものだ。

KTのキャラクターは未来のキャプテン

「アクションで観客をアゲル」。

観たいのはそれ。

ファイティングスピリット。誰かになにかを伝えるのはことばじゃない。燃える闘魂。

アルテタがKTだけじゃなく、ここでESRやマルティネリにもそれがあると指摘してくれたこともよかった。

アーセナルはこの夏でだいぶモデルチェンジするんじゃないかと思われているが、じつはもっと大きなモデルチェンジは来年かもしれない。

オバメヤンとラカゼットという2大スターがいなくなって(ラカは今年退団かもしれないしオバメヤンは再来年までいるかもだけど)、チームの中心、チームのリーダーが変わる。たぶんKTはこれからのリーダー候補の筆頭だろう。

彼らシニア選手がごっそりいなくなって残るのは若い選手ばかり。そのなかでもっともアツい漢がキャプテンに。すごくいいグループになるんじゃないかといまからワクワクする。

 

おわり



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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

2 Comments on “ヌーノの獲得、バロガンとオコンコのプロモーション、KTとESRのキャラクターを語るアルテタ

  1. 毎回読ませて頂いてます。確かに今シーズンも入れ替えのある勝負のシーズンですが、オバメ・ラカという二大巨頭が去った後のチームからが本当の意味で進化のシーズンになるってのは非常に腑に落ちました。

  2. オバメ、ラカは色んなインタビューに名前あがってきてる感じからすると、凄いロッカールームの雰囲気作ってるし、若手にはいい兄貴分してる=いいシニア選手 の印象です。
    ただやっぱり熱いキャプテン/リーダー は観たい/チームに必要だと思いますよね
    (ジャカみたい熱さじゃなくて近年だとメルテザッカーやアルテタ、フラミニみたいな周りを巻き込む熱さ)
    KTにはぜひぜひそうなって欲しいですね!
    あと誰かカソルラみたいなパーソナリティの選手!ずっと笑顔で太陽みたいな(笑)
    ラテン系のマリ、ブラジルコンビは結構生真面目な感じがするんで、ヌーノあたりに期待しときます!

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