パレスの敗けのあと、昨日珍しくアーセナルFCが単独でTeam newsを発表していた。パレス後のファンの心配に反応したものだろうと思われる。
Team news: Tierney, Partey, Tomiyasu
ここではクラブのメディカルチームの見解として、以下のことが報告されている。
- ティアニー:左ヒザ。3/31のトレイニングセッションで違和感。検査の結果、損傷を確認し手術が必要と判断。術後ただちにリハビリへ。復帰時期はまださだかではないが、彼の今シーズンは終了の見込み
- パーティ:右大腿。パレス戦で悪化。週末の試合までチェック
- トミヤス:左ふくらはぎ。2月に負傷してから回復をつづけている。彼のトレイニング復帰は4/16のサウサンプトン後に見込まれている
KTは既報どおり。
パーティは、現状はっきりわかるほど重症というわけでもないようで、少し安心した。
問題はトミヤス。ここからさらに10日だと? ありえん。。
アーセナルはこの決定的な期間でのキープレイヤーズの不在に、薄いスクワッドデプスでどう対処していくのか。考えてみよう。
アーセナルが乗り切らねばならない期間とポジションズ
ひとまずは3エリア。
ティアニーのLB
まず、KT。
AFC的には、彼が手術後にリハビリを始めるまで復帰時期はクリアでないということながら、アーセナルでのシーズンは絶望というだけでなく、彼にとっては非常に重要だったであろう、6月のワールドカップ2022プレイオフ(ウクライナ)もアウトの見込みで、現実的(楽観的?)な復帰時期として、来シーズンのプリシーズンがターゲットになるという一部報道がある。
このあたりのケガの深度は、おなじみのグーナーDr、Raj氏の見解を待ちつつ、手術後にはアーセナルからもなんらかの報告があるはずで、それを待とう。
もし仮にトレイニング復帰まで「6ヶ月」みたいなことになれば、新シーズンのスタートにも間に合わず。そのあいだLBにどう対処していくかは、アーセナルにとってかなり重要な問題になる。場合によっては、夏の補強プランにさえ影響を与えるかもしれない。
いずれにせよLBは、KTなしで残り9試合をプレイすることが確定した。
PLでトップ4を狙うチームには大打撃である。
パーティのCM
こちらは、週末のブライトンまで様子を観るということなので、うまくいけば、ひとつも試合をミスすることなくプレイを継続できる可能性はあるのかもしれない。
ところで彼は、あの試合のなかで痛がっているそぶりというのはあったんだろうか。あのペナルティで3-0になったあと、ぼくはあんまり試合に集中できなくて、気づいたときはもうサンビに変わっていた。
彼はいまのレギュラーチームのなかで、もっとも替えの効かないひとりだけに、重いケガでないことを祈ろう。
トミヤスのRB
不謹慎ながら、今朝みかけた「トミヤス死亡説」にはちょっと笑ってしまった。いまクラブが必至にそれを隠そうとしているという。まあ、それくらい彼の現状が外野のファンにはミステリアスに見えるということだ。経過がよくわからない。
一時は、ピッチで単独トレイニングを始めたところが映像で公開されたりしていたが、その後の進捗はよくわからず。
1月に右ふくらはぎをやったあと、復帰にあせって2月に左ふくらはぎ。クラブとして慎重になる必要性は理解できるが、もう4月である。いくらなんでも。そして、ここからさらに10日。急に日程が具体的になったのも、なんだか奇妙だ。
さらに、AFCが見込んでいるという彼の復帰時期がまた微妙。彼がフルトレイニングに戻るというセインツ(A)のあとは、ミドウィークにチェルシー(A)、週末にマンU(H)とタフな試合がつづくため、リヴァプールで中途半端に復帰してワーストパフォーマンスをやった過去を思い返すと、そこでの復帰こそ慎重にならざるを得ないのではないか。
それとも、ビッグマッチに彼を間に合わせたく、そのタイミングで万全になるのを待っているとか? それは疑わしいように思える。3-4ヶ月プレイしていない選手にいきなりインテンシティの高い試合で起用するほうが、肉体的にはよほどリスクだろう。せめて、セインツで彼がプレイできるならよかったが、彼の復帰見込み(しかもトレイニング復帰)はセインツ後である。
ということは、今月のあと4試合もすべてアウトの可能性がある。あと10日どころか、あと3-4週間。
そして、5月に完全復帰し、NLDを含む最後の決定的な5試合で大活躍&大絶賛。4位フィニッシュの立役者に。「彼はまるで新しいサインみたいだ!」。未来が視える……。
冗談はさておき、RBは、残り9試合のうち半分は、トミヤス不在を覚悟しなければならない。
現状のスクワッドデプスを再確認
冬ウィンドウのあと、このスクワッドサイズで大丈夫か?という文脈でつかったグラフィックをカマゲンする。やはり、うすうすである。
それぞれの直接のカヴァとしては、RBはセドリック、LBはタヴァーレス、RCMはサンビ・ロコンガ。
エルネニーについては、昨日のPodcastでファブリツィオ・ロマーノが、あらためてエルネニー(とトレイラ)は今シーズン限りで移籍と話していたそうだし、アルテタはパレスで、パーティのサブでベンチにいたエルネニーではなくサンビを選択したことからも、パーティになにかあればバックアップCMのファーストチョイスはサンビ・ロコンガになりそうである。
それと、最近はもう毎試合で少なくないアカデミー選手たちがベンチに入っているが、アルテタが彼らを(実際に本番でプレイさせるほど)信用しているようには見えない。したがって、彼らのことはデプスとして勘定するべきではないだろう。
NTは厳しいっすね。攻撃には文句ないですよ。KTにはないアクセントが彼にはある。ただ、左サイドはマルティネリもESRも右利きでインサイドにカットするプレイが多くなることを考えると、KTでバランスが取れていたとは思います。
そんなことより、やはり守備ですね。パレス戦も2失点に絡んでる。競れない。相手についていけない。守備の意識がまだPLレベルにない感じですね。他の試合でもアルテタに早く戻るよう指示されてたような。
代役の左SBは冨安でもいいかなとは思いましたね。健康ならね。
パーティはウーデゴールPK献上の直前にロングボールをトラップしようとして痛めてました。場所がハムっぽかったので心配ですが。彼らも勿論のこと最近ベンチに入ってるヘイルエンダーズの活躍もみたいですね。
いつも興味深く読ませてもらっています
ホールディングを使ってしまうと、試合中に何かあった時のCBの控えが居なくなるのでそのリスクは流石に背負わないと思うんすよね
NT使うために昨シーズンかなんかの終盤でやってた?サカがLBだった時の、ダブルボランチだけどジャカを左下に下げて守備カバーする4-2-1-3
この場合はNTじゃなくサカでも可能だし、もうやった事あるから、ホールディング入れる3バックとかよりまだ現実的かなと
希望としてはツートップで、ペペを使って欲しいっすね
って言ってもラカが下がって来るので実際は4-4-1-1になりそうだけど
それを承知の上でペペに自由を与えて、やりやすいように動いてその決定力を存分に奮ってほしい
ま、あんま攻撃的な冒険しないアルテタは先ずやらないとは思うんすけど、見てみたいなぁ
試合数が少ない弊害で、サブの選手に経験を積ませる事が出来なかったのがここにきて響くのかと思うと、早くCLに戻ってスカッドを大きくしたいですね
パレスが良かった、トーマスとガブリエルが不安定だった、いろんな要因がありそうですけどセドリックとNTだとビルドアップでかなり苦しい印象を強く持ちましたのでLSBサカを観たいですね。
あとはコンディションの良い人を選んで並べて4231かな(なげやり)
一気にひりひりしてきましたがリーグ終盤戦走り抜いてほしいです。
London is RED!
Tomi is live!
更新ありがとうございます
タヴァレスですが、なぜ左SBなのか疑問です
攻撃大好きボール持つの大好き右足も使える左利き、どう見ても右WGでしょう
今夏はペペ放出、タヴァレス右WGの控えにしてクオリティーの高い左SBを獲得してほしい
ロコンガはフィジカル鍛えればPLでも活躍できますたぶん
正直オプションが少なすぎますね
トーマスは無理させすぎ
お久しぶりです。
いつも楽しく読ませて貰っています。
兎にも角にもジャカのLSBだけは不安です。
大事な場面でやらかさないか…やらかすだろうなぁ…
それがNLDじゃ無いことを祈る。
COYG
3バックは無いんですかね?
ラムズデール
ガビ・ホールディング・ホワイト
マルティネッリ・ジャカ・オーデゴール・サカ
ESR・ラカ・ぺぺ
マルティネッリとサカには、死ぬほど走り回ってもらうことになりますが、
ひとりひとりの戦力値は稼げます。
システムとしては素人には分かりませんが・・・
でも、ここまで来たら、CLを勝ち取って欲しいです。