アーセナルのキープレイヤーズ不在のフォーメイション
今シーズンは残り9試合。KT、パーティ、トミヤスといったキープレイヤーズ不在をアーセナルは既存の選手たちでどう補っていくか。確かめてゆこう。攻守に安定した4231で。
基本
キーメンとそれぞれのバックアップをそのまま交代。これで問題ないなら、問題ない。
パーティが短期間で戻れるならば、ほぼLBだけが、これまでとの違いとなる。
RBをなんとかしたいとき
セドリックに不安があるとき/RBを改善したいときにどうするか。
RBのサードチョイスはベンジャミンとすると、彼が右へスライドして、ホールディングがRCBへイン。これは、守備面ではかなり安心でき、実際に検討されてもよさそうなかたち。
トミヤスの守備的フルバックな役割なら、じつはセドリックよりもホワイトのほうが合っているかもしれない。3CB気味になったときもセドリックより信頼度が高い。
今シーズンの記録で観ると、彼がRBでプレイした試合はPLの2試合のみ(ノリッチA、バーンリーH)。5-0大勝と0-0ドロウ。とくに、悪いイメジはない。
LBをなんとかしたいとき
この状況は、かなりありえそうに思う。なにしろNTは不安定だ。チームが抱えた爆弾である。それはいいすぎ。
もしパーティが復帰すれば、LBはジャカがいい。実績もあるし、ちゃんと安定することもわかっている。ただ、パーティがチームにいない以上、それはできない。
となると、LBのオプションがない。
したがって、セドリックがサイドを変えるしかない。右はホワイト。
セドリックは、たしか左右のフルバックでプレイできるというプロファイルだったと思う。ただし、これをやらねばならないときは、よほどNTがダメなとき。どちらかというと、彼が故障したときか。
あるいは、トミヤスが戻ってきたときに、セドリックはそのまま右で、トミヤスがLBでプレイするというのはアリかもしれない。
トミヤスは両足つかいで、左でもプレイできそう。ヨシダはトミヤスはLBでもプレイできると云っていたが、実際やったことはあるんだろうか?
LBのプランXとしては、サカがいる。彼が最後にLBでプレイしたのはいつか思い出せない。
この場合、ESRをフロントで使えるという利点もある。もちろん、ぺぺでもよし。
サカはLBでも、もちろんウィンガーみたいにかなり攻撃的にプレイする。いわゆるWBロール。積極的なチームになる。
CMをなんとかしたいとき
これはけっこう悩ましい。
要するに、パーティの代役(シングルピヴォット)ができる選手というのが、ロコンガ以外では、いまアーセナルにはいない。ベンジャミンのCMというのは観たことがないし、いいのかどうか、よくわからない。
ということで、エルネニーしかいない。ロコンガからエルネニーだと、安定感は買えても、攻撃の期待度が下がってしまうのが難点。
攻めたいのか、守りたいのか、そのときのプレイのマインドによって変わってくるが、基本的にチームにとって、あまり改善という感じはない。
思い切ってリスクを承知でジャカのアンカーにするのと、どちらが結果にとってポジティヴか。その程度には悩ましい。
さあ、貴殿ならこのピンチをどう切り抜ける?
コメントに書こう!
おまけ:フォワードをなんとかしたいとき
テーマと外れるので書かなかったけど、いまアーセナルにとって、フォワードもかなりなんとかしなきゃいけないエリア。
パレスの試合後には、あらためてラカゼットとエンケティアという、ふたりのストライカーの火力のなさを批判する声を見かけた。
もうそろそろシーズンが終わろうとしているのに、このFWふたり合わせてPLのゴールが4つ(ラカ4・エンケティア0)というのは、このレヴェルのチームとしては、さすがに許容できない。ほとんどスキャンダラス。
フォルス9はゴールをしなくてもいいなどとアルテタは思っていない。だから、この夏はストライカーの補強がわれらのトッププライオリティになっている。
シーズン終了まで、アプフロントエリアに手を加えるとしたらどうなるか。
ラカOUT・マルティネリIN
ラカゼットに変わり、マルティネリがCFに。
これは、キャプテンにかなり信頼を寄せているアルテタが、結果を求めて無慈悲になれるなら、真剣に検討してもいいかたちではないか。
マルティネリに完璧なラカゼット役を求める必要はないと思う。あんなふうにプレイできるストライカーはそもそもそんなにいないのだし。
それよりもマルティネリには彼らしいCFになってもらえばよい。彼はそれだけの選手。
彼が空けたセンターのポジションに、ESRやサカがカットインサイドしてくる。このフロントならちゃんとプレイもイメジできる。
ラカ&マルティネリの4-4-2
マルティネリとラカは交換じゃなくて、2ストライカーがいいと云っているひとがいて、なるほどと思った。こういうことか。
これはアリかもしれない。
おわり
NTは厳しいっすね。攻撃には文句ないですよ。KTにはないアクセントが彼にはある。ただ、左サイドはマルティネリもESRも右利きでインサイドにカットするプレイが多くなることを考えると、KTでバランスが取れていたとは思います。
そんなことより、やはり守備ですね。パレス戦も2失点に絡んでる。競れない。相手についていけない。守備の意識がまだPLレベルにない感じですね。他の試合でもアルテタに早く戻るよう指示されてたような。
代役の左SBは冨安でもいいかなとは思いましたね。健康ならね。
パーティはウーデゴールPK献上の直前にロングボールをトラップしようとして痛めてました。場所がハムっぽかったので心配ですが。彼らも勿論のこと最近ベンチに入ってるヘイルエンダーズの活躍もみたいですね。
いつも興味深く読ませてもらっています
ホールディングを使ってしまうと、試合中に何かあった時のCBの控えが居なくなるのでそのリスクは流石に背負わないと思うんすよね
NT使うために昨シーズンかなんかの終盤でやってた?サカがLBだった時の、ダブルボランチだけどジャカを左下に下げて守備カバーする4-2-1-3
この場合はNTじゃなくサカでも可能だし、もうやった事あるから、ホールディング入れる3バックとかよりまだ現実的かなと
希望としてはツートップで、ペペを使って欲しいっすね
って言ってもラカが下がって来るので実際は4-4-1-1になりそうだけど
それを承知の上でペペに自由を与えて、やりやすいように動いてその決定力を存分に奮ってほしい
ま、あんま攻撃的な冒険しないアルテタは先ずやらないとは思うんすけど、見てみたいなぁ
試合数が少ない弊害で、サブの選手に経験を積ませる事が出来なかったのがここにきて響くのかと思うと、早くCLに戻ってスカッドを大きくしたいですね
パレスが良かった、トーマスとガブリエルが不安定だった、いろんな要因がありそうですけどセドリックとNTだとビルドアップでかなり苦しい印象を強く持ちましたのでLSBサカを観たいですね。
あとはコンディションの良い人を選んで並べて4231かな(なげやり)
一気にひりひりしてきましたがリーグ終盤戦走り抜いてほしいです。
London is RED!
Tomi is live!
更新ありがとうございます
タヴァレスですが、なぜ左SBなのか疑問です
攻撃大好きボール持つの大好き右足も使える左利き、どう見ても右WGでしょう
今夏はペペ放出、タヴァレス右WGの控えにしてクオリティーの高い左SBを獲得してほしい
ロコンガはフィジカル鍛えればPLでも活躍できますたぶん
正直オプションが少なすぎますね
トーマスは無理させすぎ
お久しぶりです。
いつも楽しく読ませて貰っています。
兎にも角にもジャカのLSBだけは不安です。
大事な場面でやらかさないか…やらかすだろうなぁ…
それがNLDじゃ無いことを祈る。
COYG
3バックは無いんですかね?
ラムズデール
ガビ・ホールディング・ホワイト
マルティネッリ・ジャカ・オーデゴール・サカ
ESR・ラカ・ぺぺ
マルティネッリとサカには、死ぬほど走り回ってもらうことになりますが、
ひとりひとりの戦力値は稼げます。
システムとしては素人には分かりませんが・・・
でも、ここまで来たら、CLを勝ち取って欲しいです。