リーズについて
前回の対戦から、マルセロ・ビエルサがいなくなっている。しかし、彼はやはりカリスマというのか、解任のあともファンの愛され方がすごかった。結果は出なかったけど、あんなフットボールをやればファンは喜びますわな。おもしれーフットボール。
降格争いに巻き込まれているリーズ
さてリーズは現在PLテーブルで17位。降格ゾーンの18位にいるエヴァトンとは2ポインツ差。エヴァトンのほうが消化試合がひとつ少ないため、わりと危険なポジションにいる。GDでは降格の本命と観られてもおかしくない。
いまのところ降格バトルをやっているのは、バーンリー、リーズ、エヴァトン。
そういえば、リーズにはいわゆる「降格条項」がついている選手が複数いるようで、ラフィーニャやパトリック・バンフォード、カルヴィン・フィリップスのようなスター選手を安値で売却せねばならなくなるとかなんとか。ぺぺが移籍するなら、ラフィーニャはかなり理想的な選手だろうが、ビッグクラブの争奪戦のなか、アーセナルが取れるようには思えない。
フォーム
先週末のシティ(H)は4-0とわりと惨敗してしまったものの、その前は5試合敗けなし(W3 D2)をやっていた。トップチームスとの対戦は含まれないとはいえ、これはあなどれない。
PLホームでは、直近8試合でW2 D1 L5。この勝った2試合は、バーンリーとノリッチでどちらもホーム。
今シーズンの印象的な勝利は、WHU(A)のみ。それを除くトップチームスとの試合では、ここまでホーム・アウェイも全敗。
チームニュース
Stuart Dallasが6ヶ月のアウトから復帰見込み。
ウォームアップで負傷しシティでアウトだったキャプテンのLiam Cooperが復帰見込み。
Patrick Bamford、Crysencio Summerville、Adam Forshaw、Tyler Robertsがアウト。
キープレイヤーズ
最注目は、やはりラフィーニャか。ドリブラー。今シーズンはPLでG10 A3と結果も出している。
彼は、バルサやレアル・マドリッドのようなクラブとリンクされているので、来年以降はビッグクラブでプレイしそうである。
ラフィーニャはRWGでスタートが予想されているため、LBのヌーノとのバトルもこの試合のみどころになりそうだ。NTが完勝して、また評価を高める未来が視える(これはウソ)。
それと、個人的にはひきつづきGKのIllan Meslierに注目。彼がスーパーセイヴを連発する未来が視える(こっちは視える)。
アーセナルは、今回ホームでドロウでも敗けのようなもの。優勢に試合を進めても、彼がショッツを阻止しつづければ、アーセナルは苦しくなる。
誰も活躍しないことを祈ろう。
Head to head
FAカップ、リーグカップを含めて、直近6試合でアーセナルのW5 D1 L0。
アーセナルはすべてのコンペティションで、リーズに11試合敗けなし(W9 D2)。
前回の対戦
前回12月の勝利は、5連勝の最中だった。
【マッチレビュー】21/22EPL リーズ・ユナイテッド vs アーセナル(18/Dec/2021)We move. | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
また、リーズとはその前にも8月にリーグカップで対戦している。こちらは10戦無敗の最中。
【マッチレビュー】21/22カラバオカップ アーセナル vs リーズ(26/Oct/2021)任務完了。8戦無敗でクウォーターファイナルへ | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
どちらもいい塩梅のときの対戦で、いい感じに勝っている。今回は3連勝中。どうだろう。
マイケル・コックスのスカウティング
オフィシャルサイトより。
<マネジャーについて>
Jesse Marschは、先週末のマンシティ戦で、5人DFを初めてやるという戦術的サプライズをやってのけた。それも4-0で敗けてしまったのだが、Marschのアプローチはシティのポゼッションには効果的であることが証明された。そして彼らの失点のうちふたつは、セットプレイからだった。
とはいえ、日曜には4-2-3-1に戻しそうではある。
<デインジャーマン>
前へのプレイでは、ラフィーニャが最大の個人脅威。右からの有効なドリブリングと、左脚でカッティングインサイドしてからの危険なシュートがある。
彼はJack Harrisonとサイドをスウィッチすることもできる。Harrisonはやや地味な選手だが、ゴール前での効率についてはいいところがある。
ここで完璧に勝て!
CL決まるまで止まらないで!!