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【マッチレビュー】21/22EPL アーセナル vs リーズ・ユナイテッド(8/May/2022)4連勝でCLまであと一歩

ホームのアーセナルが10分で2-0にしたとき、相手に退場者が出たときには、「このあとこの試合はいったい何点入ってしまうのだろう?」と、長い残り時間に期待してかなりワクワクしたのだが、10人のチーム相手になかなか追加のゴールができず、残り30分で失点(しかもコーナーから)、万が一さらに失点すればポインツを失ってしまうという、精神的にギリギリまで追い詰められる状況に。最後まであんなにヒヤヒヤさせられるとは、快勝の予感しかなかった序盤には想像もしなかった。

あいかわらず、そうかんたんには楽にしてくれないチームである。

それにしても、大きな3ポインツ。この土壇場で4連勝。われわれは、絶対に取らねばならないポインツを取った。これで5位のToTに残り3試合で、4ポインツ差をつけることに。

これで、来年のCLを決めることができるつぎのNLDが、ほんとうに近年まれにみるビッグマッチになってしまった。

この試合を振り返ろう。

Nketiah scores twice as Arsenal sink 10-man Leeds



アルテタの試合後コメンツ「われわれは試合の勝ちかたを見つけつつある」

試合直後のインタヴュー。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。

(試合について……)

アルテタ:わたしもリーグでこんな試合の経験がある。わたしが経験したときは、とても早く状況が変わるところだった。だが、われわれのスタートはすごかった。電撃的で、とても自信に満ちあふれていた。

われわれは、なんの躊躇もなくじつに前向きで、クオリティを見せた。こちらが2得点したあと、彼らは10人になり、違う試合をプレイせねばならなくなった。なぜなら違うゲイムを要求されるようになったから。

わたしは、われわれは正しいことをやったと思うが、キラーとなる3点めを取らなかったこと。そうして、何もないところから失点。そこまでひとつのショッツもなかったのに、コーナーから失点してしまった。そのあとは苦しんだ。

(歌について……)

Wowだ。とてもエモかった。わたしには、それがチームのスタートのしかたにリンクしたのだと思える。彼らはドレッシングルームでそれについて話していたし、彼らのスピリットとエモウションある歌が聴こえていた。それは得難いものだった。

わたしはここでは経験したことがない。初めての体験であり、非常に楽しんだし、ファンもまた楽しめたことを願うよ。

(緊張もあった?……)

最後の10分というステイジになれば、そこまでに得ていたものを見失ってしまうこともある。だから、心理的にはプレイがより難しい。しかし、チームはそれをなんとかうまくやりくりしたと思う。

(エディ・エンケティアについて……)

彼は(ゴールに)完全に値する。彼が一年を通して行ってきたことは誰も観ていないが、彼がそれを拾い始めていることは偶然ではないのだ。彼はいまゴールし、パフォームし、楽しんでいる。わたしは彼のことをとても満足している。

(つぎのトッナムにはどうアプローチする?……)

熱意。やってやる。それがシーズン全体でやったこと。そして、今度はそれを彼らに対してやる機会がある。われわれのムードとエナジーは、そんなふうになるだろう。

(期待に応える……)

その試合の重要性については、説明するまでもないということを理解すること。みんながそれをわかっている。われわれは試合をプレイするだけで、プレイをしてそこから最良のものを引き出したい。

試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。

(勝利のハードワーク……)

イエス。始まりかたを考えれば、われわれは電撃的で、決心があり、においがあり、ふたつのゴールズを取り、チャンスをつくった。こちらのボックスではまったく何も許さなかった。そしてその後、もちろんレッドカードで試合が完全に変わって、彼らの振る舞いも変わった。彼らのセットアップに対し、こちらも違うやりかたでの対処を余儀なくされた。

われわれのいいプレイにはたくさんのフェイズがあったと思う。しかし、3つめのゴールが必要で、そのチャンスもあった。そして初回でアクシデントが起きてしまった。セットピースからのゴールで、それでゲイムオンになってしまい、神経を使わねばならなくなった。

(脚がガス欠になった?……)

そうは思わない。あのフェイズで必要だったように、試合をプレイしようとしただけ。チームは、あまり急いでプレイしないような成熟さを見せていたと思う。それに、ブレイクされ始めてからも、こちらは急がなかった。

しかし、キーモウメンツで3点めを入れることができず、最後の20分が違うものになってしまった。

(チームにはトッナム相手にCLを確保するモティヴェイションがある?……)

いつもやっているように、準備して試合に臨みたい。熱意も同じ。しかし、当然それが決定的なときになることもわかっているので、それがさらなるレヴェルのモティヴェイションにはなる。わたしは、試合が楽しみでならないよ。

(エンケティアの将来……)

今シーズンのエディは、これまでやってきたことをやっている。彼のパフォーマンスはかなり安定していて、台無しにしてしまうことがいかにすくないか! 彼にはありのままの自分でいてもらおう。このときを楽しんでもらおう。なぜなら、彼にはまったくそれがふさわしいし、自然にものごとが起きていく。

(最近は僅差で勝っている件……)

われわれは試合の勝ちかたを見つけつつある。今日のわれわれのプレイ、とくに最初の30分はブリリアントだった。だから、プレッシャーのなかでホームでプレイした彼らのことは称賛できる。

だが、もちろん相手がいて、コンテキストも試合を通して変わるので、95分間ですべてを予想することは無理だ。われわれはそれに対処し、それが上手になっている。なぜなら、結局われわれが試合に勝っているのだから。

(神経をコントロールする……)

そうならないことを願う。ただ、ほかの試合を観ても、そういうのはたくさんあると思う。いまが決定的なときであり、ゴールがシーズン全体を変えかねない。そして、そのことが選手の脳裏に影響する。だが、わたしにはこの試合のスタートにはそういったことはまるで観えなかったが。

(あなたとジャカとの関係……)

彼とチームメイツとの関係だよ。もちろん、彼はたくさんプレイしていて、彼を信頼もしている。なぜなら彼はシーズンを通して非常に安定しているから。それが、選手たちに彼らのベストになってもらうよう、われわれが必要としているものだ。

(サカのフィットネス……)

彼は大丈夫だった。

(選手たちが試合中に痛んでいる件……)

これがフットボール。数日前にマドリッドで何が起きたかを観れば、誰も説明できないようなことがあった。しかし、それがその試合の美しさであり、残念ながら全員が苦しむこともある。とくにマネジャー。それもその一部だ。

(ホワイトはNLDにフィットする?……)

そう思う。彼はもうピッチでのワークを少し始めているし、全員が準備できているようにしたい。とても重要な試合だから。

(トミヤスがレフトバックでプレイ……)

あれは今日のためで、つぎの試合で何をやるかはまだ考えられない。今日はあれが正しいことだとわれわれは考えた。とくにリーズのことを考えたとき、あのサイドでやりたいことがあった。

(ドレッシングルームでのムードは?……)

とてもいい。とてもポジティヴ。だが、同時にとても謙虚。われわれも、自分たちがまだ何も成し遂げていないことはわかっているし、目標達成には、まだたくさんプレイしなければならない。

(ぺぺがチャンスを逸した……)

目の前にからっぽのネットが観えているときに、彼が後ろ向きにタッチしようとしていたのは、われわれも理解はできない。だが、いっぽうであのときの選手の観えていたものも理解せねばならない。彼らは決断をする当事者である。そして幸運なことに、あのゴールは必要なかった。

以上

ぺぺについては、もはや擁護する気もあまりなさげ。。泣ける。

エディ・エンケティアの試合後コメント「あれはシーズンに50-60回はやってるプレイ」

G2。ファンベイス全体が手のひら返しで大絶賛のハードワーキングストライカー。試合後インタヴュー。オフィシャルサイトより。

エンケティア:ぼくはたぶんアレを今シーズンは50か60回くらいやっている。無理だったとしても。

でも、それがぼくがやることだ。プッシュする。マネジャーがハイプレスを奨励していることは知っているでしょう。それで、今日みたいなご褒美があればナイスだね。

(2点め)あれはガビのすごくいいスキルだった。グレイトなカットバックさ。ぼくの左脚のフィニッシュもよかった。スタートがよかったから、チームが試合にうまくセットされたのだと思う。

イラン・メリエは、あのあと何度も表情がカメラに抜かれていて気の毒だったな。GKにとってはまさに悪夢。アマチュアなら「おまえは絶対にプロにはなれない」とか云われるやつ。

あの手のプレイで思い出すのは、オバメヤンか。今回のエディは、GKのボールを直接蹴り込んでいるのだから、メリエもすこしタッチをミスしたにせよ、あのスピードは予想を越えたのかもしれない。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチレビュー】21/22EPL アーセナル vs リーズ・ユナイテッド(8/May/2022)4連勝でCLまであと一歩

  1. 今週のノースロンドンは、ここ5年で2番目に重要な試合になると思う。(1番は3年前のELファイナル)
    我々の定位置を取り戻す時が来た。

  2. 醜い勝利、ナイスゲーム
    勝ちきれたのなら今はそれがベスト

    フィジカルや技術面に個人差やコンディションの振れ幅があるようにメンタルでも当然のように差がありますよね
    ぺぺには段階的に成長させる機会を与えられなくて残念
    これもプロの世界だから仕方ないのかなと素人が思っております

    NLD楽しみです
    トーマスの電撃復帰あるかな

  3. アンセムなどをみてもなんだか新しい時代のアーセナルの文化が生まれつつある感じがしていいですね
    だからこそCLをとって終わりたい!

  4. エンケティアいい選手ですね
    残ってほしいな
    次のトトナム戦はガチ中のガチ
    いい試合を期待しています

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