試合結果予想
BBC Sports (Lawro’s prediction) 1-1
Sky Sports (Jones Knows) 2-1
WhoScored.com 1-1
アーセナルの勝ち予想なし。敗け予想をしているのがひとり。厳しい試合が予想されている。
ロウロ:わたしは通常の意味でのいい試合を、この試合にはあまり期待していない。なぜなら、時速100マイルでプレイすることになるだろうから。クオリティがなくなても楽しめる試合になるだろう。
トッナムは勝たなきゃいけないチームだ。しかし、アーセナルがそれにどうアプローチするかが興味深い。彼らは、試合の多くでコントロールするのがかんたんじゃないとわかるし、たくさんのカードが出たり、ちゃんとフットボールがプレイされなくても甘んじるよりない。
どちらもたくさんゴールが入るとは思えない。勝者を選ぶのはかなり難しい。
ノウズ:アーセナルはトップ4争いではあきらかに有利。だが、このピリピリした対戦では、彼らも、この試合をドロウに持ち込めるかどうかが問題になるかもしれないことも理解しているだろう。
トッナムには選択肢はない。勝つか終わるか。彼らはたくさんゴールしているし、マネジャーはビッグゲイムで仕事をする。
ソンは、昨シーズンよりももっと危険なエリアに大胆に入っていくようになっているし、ケインとのパートナーシップはひきつづき開花している。アーセナルも、ソンの得点能力を感じているはず。PLの直近4試合で3ゴールズを奪われている。
試合のみどころ
今回はさすがにみどころがたくさんある。
ライヴァルに勝つ
これはもちろんいつもどおり。NLDには、勝たねばならない。
フォームとか、お互いのポジションとか関係なく、とにかく勝つ。
勝って3ポインツがうれしいだけじゃない。相手にポインツを取らせない。3ポインツ奪えないのなら、2ポインツ。それが重要。この局面なので、決定的に重要なこと。
勝つとさまざまな記録を破れる
- アーセナルがトップ4フィニッシュすれば、2015-16以来
- アーセナルがPLでトッナムより上位でフィニッシュすれば、2015-16以来
- アーセナルがアウェイのNLDに勝てば、2013-14以来
- アーセナルがトッナムにリーグダブルをやれば、2013-14以来
アーセナルがこの試合に勝つと、これだけの記録が破られる。
そして無失点なら。
- アーセナルがNLDでクリンシートをやれば、2016-17以来。アウェイのNLDなら、2013-14以来
いま歴史を変えるときでしょう。
アーセナルは、現在ヴェンゲルさんがクラブを去ってから最高のチャンスを迎えている。
結果のうえでも、このチームはアルテタの下ですで進歩があるが(過去2シーズン8位フィニッシュが今年は5位以上が確定。ヨーロッパ復帰もすでに決めた)、ここでクラブにとってもっとも大きな、当面の目標であるCL出場を得ることができれば、いくつかのプロセスを飛び越えることになる。
中長期で観ても、アーセナルのプロジェクトにはもちろんビッグブースト。でも、いずれ成功するチームにはそれがふさわしい。あとで、ここが伏線になる。
アーセナルはToTの攻撃脅威にどう対処するか
夢は語れる。しかし、それを現実化するのは難しい。
今シーズン、われわれは彼らにはホームですでに勝っているとはいえ、今回はかなり厳しい戦いが予想される。
相手は、アンフィールドのリヴァプールという世界でもっとも厳しい環境でも、自分たちのプレイができると証明したばかり。そこで得た自信はそうとうなものになるはず。
また、彼らのあたらしいステディアムで観客が入った状態でのNLDは初めてというのだから、どれほどの敵対的空気になるのか、まだ誰にもわからないわけだ。経験が未熟なアーセナルの若い選手たちにとっては、もちろん新鮮だろうし、厳しい体験になると思われる。そこは、経験豊富なシニア選手たちに期待したい。
すでに触れたように、今シーズンの彼らはシティやリヴァプールのようなトップオブトップを相手に、際立った結果を残している。
だが、いっぽうで、もっと平凡なチームにもポインツを落としているし、かなり苦しんだ形跡のある試合もある。最近で注目すべき試合は、4月16日のPLブライトン(H)と4月22日のPLブレントフォード(A)。
前者は1-0敗けで、後者は0-0引き分け。どちらも勝てていない。
これらの試合で注目すべきは、SoT。これがどちらの試合でも、ToTはゼロに抑え込まれているのである。当たり前だが、ボールが枠に飛ばなければゴールは生まれない。90分でひとつも枠に飛ばないというのは、トップチームにとっては基本的にただごとではない。それがこの2試合、4月の短い期間につづいた。そのときのスクワッドも確認したが、アタッカーもほかの選手もいまと大きな変化はない。つまり、純粋に自分たちのプレイをするのに苦労したのだ。
いまのToTの攻撃の最大の脅威といえば、やはりフロント3のカウンターだろう。ソンはサラーとゴールデンブーツを競うほどソリッドだし、冬にはアーセナルともリンクされていたDejan Kulusevskiも1月の加入で、右サイドからすでにG3 A8と大ブレイクしている。ミドフィールド深く落ちるケインも、的確なボールさばきでこれを助けている。
ということは、彼らの攻撃にとり、ディフェンダーの背後スペイスのあるなしが非常に重要になる。シティやリヴァプールのようなチームなら一方的に押し込んだハイラインで、トランジションで背後に広大なスペイスを許したのは想像に難くない。
ぼくはブライトンとの試合も、ブレントフォードの試合も観ていないが、やはり彼らにカウンターを許さない戦いかたをしたんじゃないだろうか。むしろ、ロングボール中心の戦術で、守ってカウンターを狙ったか。ブレントフォードはそういうチームだ。
アルテタのアーセナルは、彼が来た当初は、カウンターアタックをほとんどまったく受けなくなったことが思い出されるが、それは後ろに重心を置いていたやりかただったからだろう。だがいっぽうで、チーム全体で硬直したところがあった。
翻って、いまのアーセナルはもっと柔軟になったと感じるし、ジャカをNo.8で前目で使うような、以前よりももっと積極的なやりかたになっていて、おそらくカウンターに対しても、当初よりは脆弱になっている。
今回アルテタはどのようなアプローチで試合に臨むか。
いつもと違うことをやろうとするとは思わない。が、いつものハイプレス&ハイラインをやるなら、DFたちはいつも以上に背後に気を使わねばならない。プレスに窮して放り込まれるロングボールにも確実に勝たないと。
とにかく、アーセナルにとっては敗けが最悪の結果であり、そんなことになれば今度は相手に希望を持たせてしまう。悪くてもドロウに持ち込む必要がある。
アーセナルのキープレイヤーはトミヤスを挙げよう。ソンに勝って、さらに評価を爆上げ。
それと、アーセナルは、先日のリーズでも失点し、現在7試合連続失点中ということで、今回もクリンシートを望めないのだとしたら、引き分け以上のためにはゴールが必要になる。
カウンターにつねに気をつけながら、必ずゴールは取らねばならない。
ある意味、彼らのやりかたをマネて戦うのが賢いような気もする。シットディープ&カウンター。アーセナルのフロントだって強力だ。
この試合を楽しめるかどうか不安になってきた。ブログを書いているとだんだん不安になるのをどうにかしたい。
キックオフは、日本時間で5月13日(金)3:45。深夜。
これで勝てばCL。残り2試合の目標は3位フィニッシュ。3連敗でスタートしたチームとは思えない。
ビッグビッグターンアラウンド。期待しよう。
COYG!
セドリックやタヴァレスの守備がアーセナルの不安の種であるように、トットナムはエメルソン・ロイヤルの守備に頭をかかえているようです(コンテが本来使いたいドハーティは大ケガ中)
すでに決着はついてますが冨安・エメルソン論争にダメ押ししてやりましょう
期待してます
エルネニー砲
同じくエルネニー砲に期待!(というかビッグゲームでみてみたい)
起きて勝って、寝て起きて、最高の金曜日にしましょう!
COYG!!
ベンホワイトがいけるなら右、トミヤスが左、中がロブホとガブリエル、でもいい気がしますが。いずれにせよ、いまこそ、ここ5年の我らの溜飲をおろす日がくるのか。全力で応援しましょう!COYG
リアタイせねばw
勝ちやしょう!
今回はチェルシー戦のように4バックと3バックを使い分けるような気がします。4バック時は右FBにホワイトを起用した試合です。あの時のホワイトの位置にトミーを使い、必要によってはサカ、タヴぁレスをWBのように対応する。特に守備時ですね。で、相手コーナー時はサカやエディを上げておき、跳ね返りのボールを若手前線が猪突猛進しロングカウンターで仕留める。どうでしょう?私は左FBもしくはWBはタバレスとよんでます。彼、守備はめちゃくちゃですが、攻撃は面白いのでチェルシー戦のようにあっさり点取ってくれるような気がします。エメルソンとのマッチアップも楽しみです。いろんな意味でハラハラしますねー。