こんにちは。
昨日あたりから、シティのジンチェンコ。盛り上がってる。
しばらく前からうわさにはなっていたが、メインターゲットとは思われていなかった。
それがアーセナルに来そうという。来るとどうなるのか。
ジンチェンコ to アーセナル。信ぴょう性の高そうな情報
おととい、アーセナルとマンシティがジンチェンコの移籍で交渉中とオーンステインがブレイキング。
シティは要求額さえ合えば、選手の売却にオープン。アーセナルは個人とも合意する必要あり。リサンドロ・マルティネスを逃したあと、アルテタにとって彼はプライオリティだった。
🚨 EXCLUSIVE: Arsenal working on deal to sign Oleksandr Zinchenko from Man City. Clubs in talks, #MCFC open to sale if valuation met. #AFC would also need to agree personal terms. Versatile 25yo now priority for Arteta after missing Martinez @TheAthleticUK https://t.co/e3r0Xmyh67
— David Ornstein (@David_Ornstein) July 14, 2022
ロマーノは、レフトバックのカヴァとしてジンチェンコのほかに、アンデルレクトのSérgio Gomezの名前も挙げている。
Arsenal are exploring options for new left back with Anderlecht’s Sérgio Gomez and Oleksandr Zinchenko [reported by @David_Ornstein] in the club’s list. 🚨⚪️🔴 #AFC
Nuno Tavares could leave in case new LB joins – Olympique Marseille among clubs that him.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 14, 2022
その後、アーセナルとシティの交渉はうまく進んでいるとリポート。アーセナルはなる早でこの案件を片付けたい。
Arsenal are now discussing personal terms with Oleksandr Zinchenko as negotiations with Manchester City are progressing well. 🚨🇺🇦 #AFC
Arsenal want to be fast on this deal, Arteta is pushing. Work in progress. pic.twitter.com/AKGtqnuGdO
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 15, 2022
ワッツも、両クラブの交渉の進捗について言及。すべてのパーティが取引完了に向けて取り組んでいる。
Growing belief now that Arsenal and City will strike a deal over Zinchenko. Nothing agreed yet, but discussions over a fee are ongoing and moving in the right direction. All parties working towards getting the deal done. Talks are going well.
— Charles Watts (@charles_watts) July 15, 2022
『The Telegraph』のサム・ディーンによれば、移籍金は£30M以上に。
Arsenal have had a long-standing interest in Zinchenko and this move is now progressing. Exact fee to be confirmed but expected to be more than £30m.
Personal view: would be a superb signing, especially for what he brings to midfield. So good technicallyhttps://t.co/QUPvsvDJst
— Sam Dean (@SamJDean) July 15, 2022
昨日の『Daily Mail』では、ジンチェンコの移籍金は£35Mで、交渉は数日でまとまる。おれたちは5月末にはこの動きに気づいていたぜ!と自慢している(笑い)。
Zinchenko is expected to complete a move from Man City to Arsenal
ジンチェンコはリサンドロ・マルティネスのプランB?
ご存知のように、アーセナルはリーズのラフィーニャを逃したあと、アヤックスのリサンドロ・マルティネスも逃している。まだ正式に発表はされていないが、彼はマンUの選手になるという。
結局アーセナルは、アヤックスの要求額€50Mが下がらない、あるいはマンUがそれを払う用意があると判明した時点で、彼から手を引いてさっさとつぎのターゲットに切り替えたのだろう。
リサンドロのカヴァできるLBとLCMは、どちらもジンチェンコがカヴァできるポジションであり、納得の人選になっている。
伝えられているジンチェンコのクオリティがたしかなものなら、獲得コストもリサンドロからかなり削減される。
今後の補強はどうなるか?
アルテタは、シティではLBでプレイしていたジンチェンコを、ウクライナNTでやっているようにMF(CM)で起用する考えがあるとも云われていて、既存のチーム、それとわれらの今後の補強にどのような影響があるか考えたい。
まずレフトバックでは、ジンチェンコはケガがちなKTのカヴァ、あるいは彼とポジションを争うことになるはずで、自ずとヌーノ・タヴァーレスのローンの道が開く。
ヌーノはサードオプションでチームに置いておくよりは、レギュラーでプレイできるチームへ行くほうが本人とクラブの利益にもなるだろう。ここで売却はよほどの好条件でオファーでもされないかぎりは、考えにくい。ワールドクラスになる可能性も秘めているしな!
問題はMF。
ジンチェンコをMFでつかうなら433の左8になるはずで、そうなるとユーリ・ティーレマンス、それとアーセナルのターゲットとして最近大きな注目を集めていたOLのルーカス・パケタ、このあたりがどうなるかが興味深い。
アルテタが新シーズンでジャカをどの程度使っていくつもりなのか、まだはっきりとしないが、仮にジンチェンコを取って、さらにティーレマンス/パケタに行くならば、ジャカのプレイタイムはかなり限定されるはず。それはジャカも望まないだろう。
個人的には、パケタは話題になっているほどアーセナルが本気のように思えないが(リヨンのオラスは妥協しない)、いい条件で取れるだろうティーレマンスは、まだ十分アーセナル移籍がありえると思う。このインフレしたマーケットで、クオリティのある選手を格安で取れるチャンスなどなかなかないのだから。
だから、ジャカについては、ここまではとくに去就が話題になるようなこともなかったが、このウィンドウでもあとのほうになって、大きな動きがあるんじゃないかという気はする。
逆に、ジンチェンコでMFの補強が完了ということもあるんだろうか?
そうなったら、みんな元気なときはまだよいとして、KTがケガをしたら、LBがジンチェンコで左8はジャカ? それともサンビ・ロコンガ? うーん。どうだろう。既存のチームのなかならファビオ・ヴィエラが観たいかなあ。
RWにサカがいるのに、ラフィーニャに向かったような熱意がMFの補強にもあるなら、やはりジンチェンコで終わりにはならないとは思うのだが。
シティみたいなチームでプレイしたスタッツと比べられても。というか、ヌーノのスタッツを観て「お、優秀な選手だな」なんて思ったらそれはあきらかに罠であるから気をつけないと。
おわり