どうも。
あのリヴァプールがねえ。やっぱり今年は波乱のシーズンになるかもしれない。
さて、アーセナルのファンのあいだではトップターゲットだというペドロ・ネトの話題でもちきりのなか、そのオーンステインのリポートと同じく月曜の朝に、フットボールファイナンス解説でおなじみのSwiss Ramble先生が、アーセナルの直近の財政状況についてtwitterでくわしい解説をドロップ。安価になりそうもないネトのうわさもあり、あらためて、アーセナルとFFP(ファイナンシャルフェアプレイ)についても注目が集まっている。
近年ではオーナー投資もあって移籍市場で金に糸目をつけなくなったように観えるアーセナルだが、もちろんこの世界では金はあるだけ使えるわけではない。
先日、アルテタはこのチームには「まだ火力(fire power)が足りない」と述べた。これから残り一週間程度のあいだに、アーセナルは重要な補強を完了することはできるのか。
今回は、Swiss Ramble先生のtweetsをざっと訳してみよう。じっくり読むついでだ。
アーセナルFCの財政解説 2022夏 by Swiss Ramble
今回もこのブログで紹介するにあたり、オーサーの許可はとっていない。先にSwiss Ramble Senseiへのリスペクトを述べておこう。いつもありがとうミスター!
Arsenal fans will be delighted with the team’s good start to the season, so are probably unconcerned about the financial implications of their player recruitment, but it is maybe worth looking at whether there will be any issues with Financial Fair Play (FFP) regulations #AFC
— Swiss Ramble (@SwissRamble) August 22, 2022
スレッド以下も。Here we go.
2021まで直近3年のアーセナル会計
アーセナルのファンはチームのいいシーズンスタートに喜んでいるだろう。そして、おそらく選手リクルートメントの財政に関しても気になっていない。だが、アーセナルがFFPレギュレイションに抵触する可能性があるのかないのか、観ていく価値はあるかもしれない。
現時点までで、アーセナルは直近2シーズンズで合計£270mもの大金をつかっている。それを超えるのはチェルシーの£288mだけ。あとは、マンUが£255m、マンシティが£231m、ToTが£194m、リヴァプールが£156m。もっとも、チェルシーとマンUはこのウィンドウが閉じるまでにおそらくもっと使うのだろうが。
より驚くのは、この2シーズンズでのアーセナルのNetの移籍経費が£218mと、チェルシーの£217mと僅差ながらビッグ6のなかでも最高額だったこと。これは、2017からCLに出場していないことを考慮しても際立つ数字。
(※訳注:「Net spend」は、純粋につかった金=支出-収入)
実際のところ、何年も倹約して過ごしてきたあと、アーセナルはここしばらく浪費してきた。2021までの直近5年では(2021が公表された最後の会計年度)、アーセナルは合計£626mを選手の獲得につかった。これは、その前の5年間のほぼ2倍で、PLでも4位の金額である。
ほかのクラブスと同様、アーセナルの支出もPLの「収益性と持続可能性(Profitability and Sustainability (P&S))」ルールによって厳しく制限されてきた。 そこで許されるのは、年間£5mの損失、これに£30mまでの資本注入を含め、年間£35mまでの損失が許されている。つまり、3年間の観察期間では£105mまでの損失が許されることになる。
それを鑑みるに、アーセナルにとってはあまりよくない状況に観える。アーセナルの直近3年間の税引き前の損失は£213mだった。これは、2020/21の衝撃的な£127mの損失も含まれる。この巨額の損失は、もちろんCovidによって引き起こされたもの。いずれにせよ、この期間でアーセナルはPLで3番めに大きな損失を出したクラブとなっている。
とはいえ特筆すべきことは、Covidのインパクトを考慮してPLがレギュレイションを緩和させていること。そのため、2022の観察期間では、19/20シーズンと20/21シーズンをひとつの(平均)期間として評価することになったのだ。
これが重要なのは、これでアーセナルは、2017/18の£70mの利益を含めることができるようになったこと。この原則にのっとれば、20/21までのこの3年間の観察期間のアーセナルの税引き前損失は、“たった”£53mになる。これはP&Sで許容される£105mの損失よりも、£52mもすくない。
さらに、アーセナルは「健全な」支出に対し£93mを調整できる。その内訳は、減価償却費が£48m、ユース育成が£30m、女子フットボールが£9m、社会貢献(community)が£6m。これで損益計算書では£41mの利益が出る。これは、許容される損失£105mから、£146mも多い。
また、アーセナルはCovidの悪影響についても調整が可能。決算によれば、19/20には£35m、20/21には£85mの合計£120mがそれにあたる(2年平均で£60m)。アーセナルは、マッチデイ収入の多いクラブであったため、パンデミックの打撃をもっとも受けたクラブスのひとつであった。
したがって、3年間の観察期間中のアーセナルの税引き前損失£53mは、£93mの控除と、£60mのCovid控除(これは不動産収入により£6m減少)によって改善され、£95mもの修正損益が得られた。これは、許容損失額の£105mから£200mも多く、余裕あるバッファになった。
ちょっとお茶。ごくごく。
2021以降のアーセナル会計
以上はとてもよかった。が、これはもちろん過去のことである。ここからは、2021年5月31日に閉められた20/21の決算後から、アーセナルの支出へのインパクトを考えていく必要がある。すなわち、直近3回の移籍ウィンドウについて。2021夏、2022冬、2022夏の現在まで。
ここで大きな注意点がある。イングランドでは、移籍金や給与に費やされた金額は公表されないということ。これはつまり、この分析で使用される数字は100%正確とは云えない。しかし、この変更による財政的インパクトを説明するためには十分に正確なはず。
また、アーセナルでは選手をローンに出すことが非常に多いが、わたしもこの分析をできるだけシンプルにしたいので、ローンフィを受け取ったときだけそれを含めることにする。はっきりさせておきたいのは、これはアーセナルがFFPにのっとっているかどうかについての高レヴェルでの評価であり、完璧な予測を意図した分析ではないということ。
アーセナルはこの夏(22/23)、£113mをつかって、ジェズース、ヴィエラ、ジンチェンコ、ターナー、マルキーニョスを連れてきた。いっぽう、21/22は£147mをつかって、ホワイト、オーデガード、ラムズデイル、トミヤス、サンビ・ロコンガ、タヴァーレス、トラスティを取った。
アーセナルの損益計算書には、ふたつの要素が影響する。A:新規加入選手の給与。これは、わたしはこの2年間で£47mと見積もっている。B:選手の償却費。移籍金を償却するための年間コストだ。こちらは£58mと見積もる。これらを合計すると、年間に£105mのコストになる。
それに対して、アーセナルはこの2年で選手売却で£47mを得ている。ウィロック、ゲンドゥージ、トレイラ。レノとマヴロパノスには、£2mのローンフィも加わる。レノとトレイラでは小さな損失は出ているが、ほとんどは完全に償却されていて、これで£39mの収益を生んだ。
くわえて、アーセナルは給与総額や選手償却を減らしたことで、仮に移籍金を受け取らなくても恩恵を得ている。オバメヤン、ラカゼット、ウィリアン、コラシナツ、チェンバースとルイスで、およそ£62mの年間給与と£39mの選手償却を削減した。合計で£101mになる。
アーセナルがすくない移籍金で、あるいはフリーで、選手を移籍させることは心苦しいかもしれないが、給与と選手償却でかなりの金額を節約できることは、クラブにとってとても重要だ。とくに、損益で評価されるFFPのことを考えれば。
ここで、わたしは選手の売買がどのようにクラブの会計に反映されるか説明すべきかもしれない。ここでのキーポイントは、選手が購入されたとき、そのコストは数年間にわたること。いっぽう、選手を売却したときには、利益はただちに会計に計上されるということ。
(会計上は)移籍金というものは、選手を買ったときに全額が費用化されるものではなく、契約期間中に均等に償却されるのだ。つまり、もしある選手を£30mの5年契約で買ったら、年間の償却費は£6mになる。つまり30mを5年で割る。
しかしながら、仮に£30mで買った選手を、3年後に£50mで売ったら、会計上の利益は£38mということになる。つまり、£50mの売却益から£12mの価値を引く(£30mの原価から£18mが償却済み)。なかには、これが不正な行いのように考えるひともいるかもしれないが、それが会計処理というものなのだ。
わたしが観ているかぎり、アーセナルはいまのチームにいる選手たちが完全に償却されることによって、今後2年間は大きな利益を得ることはないはず。たとえば、グラニト・ジャカは2016に5年契約でサイン。そして彼の契約は2024まで延長された。だから、ただちに減額されることはない。
つまり、この2年間のアーセナルの移籍活動のNetの結果は、会計上£3mが増えたにすぎない。選手の購入ではコストベイスで£103mも増加しているが、売却によって£100m減少し、これを緩和。これは、ローンフィを含む選手売却益£39mで相殺されることになる。
そうは云っても、アーセナルは選手取引をもっと上手にやる必要がある。アーセナルはいまや毎回のように営業損失を出している。20/21には£91mという高水準。ほとんどのフットボールクラブスが営業レヴェルで赤字であることは事実だが、アーセナルの損失はトップフライトでもワーストのうちのひとつだ。
アーセナルは、一部の営業損失を選手の売却益で補填している。この5年間でその額は£211m。といっても、それはチェルシーの£413mの半分程度で、かなりまずいというわけでもない。またこれには、3年間の低収益が2018の売却益(ウォルコット、ジルー、コクラン、サンチェス、Ox)で押し上げられてもいる。
アーセナルの収益は、2017の£423mから、2021の£328mまで£95m(23%)減少しているが、これはほぼCovidによるマッチデイ収入(£96m)の減少が原因。この時期に、アーセナルは収益でToTに追い抜かれるなど、ライヴァルが勢いを増している(マンUを除く)。
お茶。
2021以降、今後2年間のアーセナル財政を試算しよう(21/22と22/23)
これは若干無謀な作業だろうが、アーセナルの今後2年の損益を試算してみようと思う。アーセナルの最近の移籍市場での支出がFFPの観点から、なにか問題にならないかどうか。
<マッチデイ収入>19/20シーズン(有観客での試合)にアーセナルが試合平均で稼いだ£3.7mをもとにすると、21/22のおよそのマッチデイ収入は、£86mあたりと見積もることができる。これは、ホーム23試合 x £3.7mの金額。22/23は、ヨーロッパに復帰していること、それに4%のチケット価格アップもあるので、£109mの収入になる。
<放映権料収入>アーセナルの放映権料による収益は、2021には£184mまで急増したが、これはふたつの要因でインフレしていた。A:19/20決算後に行われた試合の収益が、20/21に繰り延べられたこと。B:ELのセミファイナルズでの賞金。
Aについて:Covidにより19/20が延長されたため、5月31日に会計が閉じたあとアーセナルは10試合PLでプレイしたことで、£34mの収益が20/21の会計に入った。これは、PLのなかでも最多のひとつになっているが、それはほかの多くのクラブスでは6月か7月の終わりが年度末だからである。
Bについて:アーセナルは20/21にELセミファイナルズへ到達したため、£26m(€30m)を稼いだ。しかし、21/22はヨーロッパの出場権を得なかった。今シーズンはまたヨーロッパに復帰するので、ここは同じような£27mの見積もりにしておく。
20/21の放映権料は、£34mの繰延収入、ヨーロッパの賞金なしで減っているが、PLでいいフィニッシュがあったため(8位→5位)£6m増えた割り当て金(merit payment)がある。これで、21/22は£130mの放映権料収入と見積もれる。
22/23も似たような業績と仮定する。だが、PLのあたらしいTVディールにより14%増で£20mが増える。放映権料は国内ディールは横ばいながら、海外では33%増。それにくわえて、ELから£27mがあるので、合計で£177mの放映権料収入となる。
<コマーシャル収入>アーセナルのコマーシャル収入は、2012から£84mも増えているが、この10年ではビッグ6でも最低。2021の£136mも、トップ3には程遠い。とくにマンシティの£272m。ToTの£152mよりも下。
アーセナルの2024までのおもなコマーシャル収入は、アディダスとのキットサプライヤ£60m。エミレーツのシャツスポンサー£40m(ステディアムのネイミングライツ含む)。この予測では、アーセナルの今後のコマーシャル収入はパンデミック前の£142mの水準にまで戻ると考えている。そして、ドキュメンタリ“All or Nothing”の£10mがこれに加わる。
<選手サラリーと償却>アーセナルの給与総額は、2015から£45m(24%)増えている。だが、この増加はライヴァルたちよりもかなり小さい。トップ4にくらべてはるかに下回る。かつて、ジョッシュ・クロンキが「ELのバジェットにCLレヴェルの給与が乗っている」と述べたにも関わらず。
21/22の予測では、ヨーロッパなしによって£10mの移籍金が減少するとわたしは想定しているが、20/21のCovidによるファーストチームの給与カット受け入れと、若い選手たちとの契約の改善で多少の成長があるはず。
アーセナルの選手の償却は、この5年間に2倍になっている。2016には£59mが、2021は£117m。これはPLでも4位の多さ。とはいえ、£162mのチェルシーには遠く及ばない。21/22の予想は、£22m増えて£140m。22/23には、これがすこし減るはず。
<その他>アーセナルは、スタッフのリストラで20/21に£7mの例外項目を計上。これは21/22にも繰り返されるとは思わない。また、オバメヤンの契約を解除するためにも、£7mの支払いがあったと報告されている。
2020/21のアーセナルの£40m純支払利息には、債務の借り換え、すなわち社債の早期償還によって生じる£32mの違約金(break fee)を含み、クロンキからの融資に置き換えた。これは一回限りの支払いであり、今後の金利負担を軽減するものである。
<まとめ>これらのすべての試算をまとめると、21/22のアーセナルの税引き前損失は£106mとなる。これは、ファンがステディアムに戻ることによる増収と、経費の増加と相殺されている。しかし、選手売却益の増加や利息の減少により、損失は20/21よりも小さくなる。
これは、3年間の観察期間中にP&Sで調整すると£74mの損失になるので、つまりルールで許容される£105mよりも£31mもすくない。17/18のP&S利益である£96mがなくなり、かわりに21/22は推定£74mの損失。これはFFPには致命的ではないものの、大きな影響は与える。
この夏の移籍金の想定は、選手の退団(とくにオバメヤンとラカゼット)によって相殺され、22/23のアーセナルの損失は£55mと小さくなることが示唆されている。ヨーロッパへの復帰、PLのあたらしいTVディール、シーズンチケットの4%値上げにより、収入は増加する。
お~いお茶。
このような損失の予想はあっても、アーセナルはPLのP&Sルールの下でぎりぎり大丈夫なはずだ。セイフティマージンは£10mしかないが。アーセナルがFFPの目標に合致するためには、あきらかに技巧が必要ではあるが、(こうした仮定にもとづけば)彼らなら、なんとかやりとげるようにも観える。
とはいえ、UEFAのFFPルールはPLよりも厳しい。3年間で許される損失(“許容偏差”)はたったの€30m。これは€25mの出資が含まれる。もっともこれは、2024からは€90mに引き上げられる予定だが。つまり、22/23は3年めとして含まれる。
またUEFAは、選手の給与、移籍金、代理人手数料の比率を、収入と選手売却益の70%までとする、スクワッドコストコントロールを導入する。これは3シーズンズをかけて徐々に実施される。23/24に90%。24/25に80%。25/26に70%。
たとえ、アーセナルがFFPに抵触しないとしても、問題はアーセナルがどのようにして選手を買うための資金を調達するかだ。Covidやヨーロッパでプレイしていないため収入は減っている。クラブは、これをいろいろなやりかたでやりくりできる。借金をしたり、キャッシュバランスをつかったり。
アーセナルの全負債は2021から£218mで変わっていない。だが、債券は償還され、スタン・クロンキからのローンに置き換わったため、支払利息が減り、債務サービス準備金£27mが解放されたことになる。また、クラブはイングランド銀行から安価な£120mのCovidローンを借りたが、これは返済済みである。
ほとんどのクラブがそうであるように、アーセナルも選手購入の資金は移籍金が分割で支払われることがほとんどであり、高い移籍金債務によって賄われている。これは20/21に£154mから、£133mに減少したが、次の決算では増えても不思議はない。
また、アーセナルはキャッシュバランスに踏み込む必要がある。2018のピーク時の現金£231mから2021にはわずか£19mまで大きく減少したが、これはCovidとシーズンチケット更新の遅れが影響した。現金保有では、いまやPLのボトムハーフ。
アーセナルはCLから離れているあいだ、とくにCovidの影響をつよく受けたため、競争力を維持するためにオフザピッチで活発なフットワークを観せねばならなかった。しかし、彼らはFFPルールを遵守しながらも、なんとかそれをやれていたように観える。
以上。学生になった気分である。
DeepL氏の助けを借りつつ、お茶も飲みつつ。訳すだけですごい時間がかかった。。ブログに「ドリンクスブレイク」を導入したのはおれが初めてでは?
なお、Swiss先生のエントリのときはいつも書いているが、ぼくは財政・会計・金融・商学その他、そっち系の知識はマジ皆無なので、へんなところがあったらごめんね。あと、これもいつものことながら、ぼくも読んでもよく理解できていなかったりしているところもある。ちゃんと理解したいひとは、先生のオリジナルのtweetsを観よう。あと、図表はすべては引用していないので、そちらも気になるかたはオリジナルへ。
それにしても、こんな詳細なリポートが無料で読めるとは。まいど思うが、Swiss先生もインターネッツもすごいですね!
ネトとティーレマンスは買えるのか??
じつは、このエントリはこれが本題だったんだ。アーセナルは去年も今年も金を使いまくっているが、さらに巨額を使えるのかどうか。
んー。よくわからんね。FFPにはギリギリということで、安全マージンが£10m? それを超えるとアウトなら、たしかにかなりギリギリ。
仮にネトが£50m、ティーレマンスが£25m、ふたりとも5年契約としようか。
総額75mだから、単年の償却がふたりで15m。そこに給与も加わるのかな。いずれにせよ、10m超えるじゃんね。
でも差はそれほど大きくない。
いま抱えている売りたい選手が売れれば(退団させられれば)つじつまは合うんだろうか。
残りの懸案は、ぺぺ、ベレリン、AMN、ネルソン。
ぺぺはローンが決まりそうで、ネルソンはケガをしてしまいどうなるか不明。このなかで、夏に売却ができそうなのはベレリンとAMNだけか。このふたりがいなくなると、どれだけ財政的恩恵があるのだろう。
昨日のニュースでは、AMNがわりと引っ張りだこだとか。
🚨 West Ham, Fulham and Bournemouth are all interested in signing Ainsley Maitland-Niles. Arsenal want to sell him permanently. Reports, @ExWHUemployee.
Shoutout to @karthikadhaigal, for the impressive find. pic.twitter.com/xOr250GNvI
— Eduardo Hagn (@EduardoHagn) August 22, 2022
ネトはもちろん安売りはされないだろうが、ティーレマンスはもし行くなら、アーセナルがどれほどのオファーをやるのか、かなり興味がある。だって、ティーレマンスの心変わりでもなければ、レスターはもう逃げ場がないのだから。どうしたって、ある程度の妥協は強いられる。
この夏のはじめごろは、レスターは最低でも£30mを要求するなんてことが云われていて、アーセナル界隈では£25mで十分と。それを下回りつつ、現実味がないわけでもないような、そんないやらしいオファーがあるのかどうか。
あるいは、それこそFFPでギリギリの状況なら、ネトにぶっこんで、ティーレマンスはひとまずあきらめるという選択肢もあるのかないのか。いまのMF状況なら、それもありえそうな気はする。
残り一週間の移籍ウィンドウを注目しておこう。
おわり
こう言った財政についてまとめてもらえるのは大変ありがたいです。 新しい噂にワクワクはするけど、財政的に大丈夫なんか!って視点はクラブを応援する上では知っておきたい内容ですね。
あー自分の不勉強を恨みたくなる…
分かってないので教えていただきたいんですが、
選手契約延長した場合は償却はどうなるんですかね?
当初の契約通りに償却され、以降は給与のみ?
それとも延長時の償却分残りを、延長した契約期間でならす形になるんですかね?
あと、アカデミー出身選手の扱いもよければ…
契約延長した時点の簿価で残りの契約年数で均等の償却に変わります。例えば50億で5年契約し、4年後3年間の契約延長した場合。4年後の簿価は10億だから、そこから契約終了まで4年あるから4年で均等に割る。1年で2.5億の償却費に変わります。
ちなみに契約期間中の選手を売却または退団した場合、もし未償却残高があればその時点で全額損失計上します。
もしぺぺを今10億円で売却したら、10億円の収入、40億円の損失が両建てとして計上されます。(計算をわかりやすくする為100億円で5年契約で獲得)
↑の者です。
ありがとうございます!
お金の話が面白く感じたので、
簿記を勉強しようと思います