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ガブリエルのインタヴュー「ガビ! ガビ!と云われて3人が振り向く」

さあ、どのガブリエルか。

なんつって。マガリャエス(Gabriel Magalhaes)のほう。彼のこうしたインタヴューはちょっとめずらしいと思うので、紹介しよう。レスター戦の前、Sky Sportsの独占インタヴュー。

Gabriel Magalhaes exclusive interview: Brazilian defender on Arsenal project and telling Gabriel Jesus to join



ガブリエルの独占インタヴュー(2022夏) by Sky Sports

※小見出しは訳者による

ガブリエル・ジェズースについて

ガブリエルはほんとにいいやつさ。もちろん、ぼくらにはブラジリアンリンクがあることも役立ってる。

代表のときは、ぼくらはいつも彼の将来について話していて、ぼくは彼に「アーセナルに来い来い!」ってよく云っていたんだ。だから、彼がここに来たのは、ぼくの影響もすこしくらいあるかもね。

彼はとても集中していて、ハードワークを楽しむひとだね。彼はこのチームを進歩させるためにやってきて、もうそれをやっている。大きな期待を背負ってここにやってきた。彼はアーセナルで大きなことを成し遂げたいと思っている。これから彼はすごくチームの助けになるだろうと思う。

今年のアーセナルについて

いまのぼくらは、かなりよくなっている。

夏のあいだもクラブでたくさんの変化があるし、いいスタートをするのも重要だった。ぼくらがクリスタル・パレスで観せた決意と集中は、3ポインツのカギになっていた。

(あたらしい選手たちの加入)選手たちが来るのは、いつだってスクワッドのクオリティレヴェルをブーストするものだと思う。あたらしい選手もそうだし、ローンから戻る選手もそう。

みんながチームを助けている。よりクオリティが上がることは、アーセナルがいるべき場所にたどり着くことを助ける。

アーセナル/英国への適応

PLは、プレイするにはもっともタフなリーグのひとつで間違いないと思う。ぼく自身もここに来てからだいぶ成長した。パッシングであり、ヘディングであり、ほかのいろいろなところも。

(アルテタとコーチたち)コーチたちにはかなり助けられた。初年はかなりタフだったから。ここに慣れるのがとくに。

だからといって2年めが楽だったわけじゃない。でも、たしかにマシになった。ぼくの英語もそのときからよくなっているし。ピッチのうえでチームメイトたちとも上手にコミュニケイトできるようになった。

(ディフェンスをリード)ぼくは責任を負うのは好きなんだ。ディフェンスのなかで、チーム全体とコミュニケイトするリーダーがいることは重要だ。ぼくらみんなのコミュニケイションは、進歩をつづけていると思う。

ウィリアム・サリバについて

彼は、とても若いときにここに来て、経験を得るために外に出ていった。そしていまや、彼の年齢に似合わず、彼はもうすでにフランスのナショナルチームでもプレイしている。それは、彼がいかに優秀かを物語っているよ。彼はチームを助けるためにここにいるし、とても有望なタレントだ。

彼とは、もうなかよしなんだ。ぼくらはフランス語をしゃべるし、それが役立ってる。彼はチームにたくさんのクオリティをもたらしていて、ぼくは彼にはかなり明るい未来があると観ている。

(ガブリエルがアーセナルに来た年齢もいまのサリバとだいたい同じ)ぼくは、ここに来てから2年になる。そしてたくさんの経験を得た。それを彼のために使える。

でも同時に、彼もまたぼくを助けられる。彼にはクオリティがあるし、ピッチのうえではフィジカルのつよさもある。ぼくらには、似たようなクオリティーズがあるんだ。だから、お互いをよく補完しあえると思う。

ユーヴェやバルサからの興味

誰かに認められているというのは、いつだってナイスなものだよ。でもぼくはアーセナルにほんとに集中している。

ぼくはここでとてもハッピー。チームメイツともいい関係があるし、プロジェクトにも完全にコミットしている。ぼくはプロジェクトに確信しているんだ。ぼくらはたくさんのことを成し遂げられる。

『All or Nothing』について

ぼくも観たよ(ニッコリ)。

毎日ドレッシングルームで何が起きているのか、現実を観てもらえるのはいいことだ。みんなも、ものごとはそれほどかんたんじゃないと理解できるし、想像していたのと違って、いかにたいへんなものかわかるだろうから。

選手としては、もちろんいつだって勝つためにプレイする。しかし、ときには試合に敗けて、苦しいときもある。それも起きるんだ。だから、ドキュメンタリはいい仕事をしていると思う。何が起きているのか現実を観せているのだから。

以上

 

ガビとサリバが仲良くやってくれたらナイス。サリバは相変わらず、あまり笑顔を観せていないし。

前にも書いたけど、サリバにとってはいまのチーム状況は、ちょっとだけやりにくくなっているはず。フランス語を話す選手がどんどん減っていて(かわりにポルトガル/スペイン語が増えてる)、たぶんドレッシングルームなんかでは孤立しがちではあるのだよね。これが、もうちょっと早い時期だったら、オーバ・ラカ・ゲンドゥージらフランス系の存在感がかなりあった。

だから、ガブリエルがすこしでもサリバが環境に慣れることの助けになってくれればと願わずにいられない。

さてガブリエル。いかがか。

ガビといえば、この夏はユヴェントスのうわさがたびたびニュースになってはいたが、アーセナルでの重要度を考えると、それ以上に発展しそうなニュースには思えなかった。

が、All or Nothingを観ていると、ガビが不機嫌になるシーンがいくつかあって、「まさか……」と一瞬不安になってしまったが、こうしてインタヴューでの発言を観ているかぎりでは、いまのところは問題はなさそうだ。

ただ、それは彼だけに限らないだろうが、そうした選手を満足させられる状況をどれだけ長く保てるか。アーセナルは来年のCLを逃すようだと、深刻にヤバいと思う。

完全にアーセナル大好きな選手たちは我慢ができても、たとえば、ガブリエルにそれこそユーヴェやバルサのようなCL常連のトップクラブから本気オファーがあったら、引き止められるかどうか。

そんなことをいまから憂いてもしかたないけど。

明日のレスターが楽しみだ。

 

おわり



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One Commnet on “ガブリエルのインタヴュー「ガビ! ガビ!と云われて3人が振り向く」

  1. ユベもバルサも泥舟of泥舟なんで行かないでしょう。それこそマンチェスターのシッティーさんとかの本気オファがこわい

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