サカについてアルテタ「だから彼には要求する」
そしていつものようにオフィシャルサイトのトランスクリプトから漏れている発言。『Evening Standard』より。
アルテタ:(サカはもっとよくなれる)彼は容赦ない勝者にならねばならない。シンプルなことだ。それが彼のメンタリティで、彼が実行せねばならないこと。
彼は自分で試合に勝つ必要がある。彼はこの職業で生きていかねばならない。明日、ぼくが相手を殺すんだと。それこそ、わたしが彼に求めるものだ。
彼にはその能力がある。キャリアのなかでそこを通過していくだろうし、すぐにでもネクストレヴェルへ行く必要がある。彼にはそのための正しい環境もある。周囲にはそれを後押しする人たちもいて、彼自身もやる気まんまん。だからわれわれは要求する。
彼はわたしが出会ったもっとも賢い選手のひとり。とてもよく育ち、教育されてきた。彼もこのフットボールというゲイムを愛している。
彼は成功するためのすべてのクオリティーズを持っている。だから、いまそれをやるべきなんだ。
これ以上ないくらいのべた褒め。アルテタはほんとうにサカが好きだなあ。
AoNのなかで、MTGでアルテタの「サウスロンドン出身のブカヨ~」という発言を、サカが「ウェストロンドンです」と訂正するシーンがあって、「なんだよお坊ちゃまかよ。買い物はハロッズか?」みたいに選手にからかわれていたのがおもしろかった。これが育ちがいいってやつか。
オーナー(KSE)についてアルテタ「オーナーシップがわれわれに必要なすべてのサポートをしてくれている」
もういっちょ『Evening Standard』より。
アルテタ:オーナーシップのコミットメントと渇望は、わたしがフットボールで観てきたもののなかで間違いなくよいものだと思う。
彼らは乗り気だし、このクラブを完全に違うレヴェルに連れていきたがっている。野心があり、明快で、われわれがそれをやるのに必要なすべてのサポートをしてくれている証拠がたくさんある。
だから、いまその話のなかでちょっとした変化があるのを観るのはグレイトだ。われわれのサポーターたちや、この世界の人間ですら、いまここで起きていることがこれまでとかなり違うことを話している。
それにしても、アーセナルも変わったものだ。オーナーが積極的にクラブに投資を始めるとは。ファンとの関係もだいぶ修復されているだろう。マンUを観ていると、よけいにそう思うな!
アルテタの試合前コメントは、このほか『Sky Sports』の独占インタヴューというのもある。長くなりそうなので割愛。
Mikel Arteta exclusive: Arsenal manager on Gabriel Jesus, Martin Odegaard and winning back fans
ガブリエル・ジェズースのコメント「ぼくはNo.9として笑顔でプレイできるようになった」
これは、この試合前のコメントというわけではないが、彼の先日のブラジルメディアでの短いコメントがすこし話題になっていたので、それをカヴァしておこう。ESPN Brasil via Fooball.london
ジェズース:ワールドカップのあと、ぼくは自分がNo.9でプレイできなかったことについて考えていたんだ。
ぼくはシティでもブラジルでも、ウィングでプレイするようになっていた。それについてしばらく考えてた。でも、ぼくは気持ちを入れ替えたんだ。そして、(アーセナルに移籍して)いまはもっと自分自身を信じることができるようになっている。また、笑顔でフットボールをプレイしている。
ぼくは、フロント3ならどこでプレイできることは恵まれたと思う。でも、ぼくはNo.9なんだ。そこで、チャンスをフィニッシュするのはぼくだ。それだけでなく、チームを助けることもできる。
アーセナルでCF=No.9として、プレイできることがうれしいと。メインマンになれてうれしいと。そして、これは中央でのプレイが限られた元クラブへの若干の当てこすりも感じられた発言だからか、シティ方面でもちょっとした話題になったようだ。
ジェズースがアーセナルで最高のスタートを切ったのはよい。この発言で、シティのファンがくやしがる展開は、ジェズースが今後もひきつづきCFで活躍すること。ぜひ、くやしがらせたいですねえ。
個人的にはマンシティの選手層は素晴らしいなと。第三ゴールキーパーを除いたスカッドが20人ちょうど。誰もベンチ外ならないのはぜひ真似してくれスーパーミケルアルテタ