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ネト、ティーレマンス、アセンシオ…… ファブリツィオ・ロマーノがデッドラインまでのアーセナルの移籍ウィンドウを展望【2022夏】

どうも。

おなじみのトランスファーグールーこと、ファブリツィオ・ロマーノ。彼が、独メディア(※ベッティングサイト?)で、残り数日となった移籍デッドラインデイまでのもろもろの注目案件について展望を語っていた。

Romano exklusiv: Laimer, Auba & CR7 vor Deadline Day Transfer?

アーセナルに関係する部分だけを紹介しよう。



ロマーノが語る2022夏デッドラインデイまでのアーセナル

Marco Asensioはデッドラインデイまでに移籍する?

Marco Asensioは、この2週間で、彼のエイジェントからたくさんの英国クラブスにオファーされている。そこには、アーセナルとマンUが含まれる。

現時点では、彼はマンUのプライオリティではない。彼はAntonyの取り引きがうまくいかなかったときのオプションのひとつだが、もう完了しそう。だから、そうはならない。彼らがさらにウィンガーを取るとは思えないし。

アーセナルはRMとの直接の交渉はないが、Jorge Mendesとの関係はつねに良好で、最終的には可能性はある。だが、現時点では交渉はない。

Marco Asensio自身はチャンスを探っている。デッドラインデイまでそうするだろう。彼はプレイしたいから。彼がほしいのはレギュラーのプレイングタイム。だがもしそれがないなら、彼はRMに残り、来夏フリー移籍のチャンスを得ることになる。

だから、今週なにも起きないなら、彼のエイジェントは来年のフリー移籍のほうに取り組むかもしれない。

アーセナルのPedro Netoへの興味ついて

わたしが思うに、彼らはたくさんの代替案も持っている。Pedro Netoはそのうちのひとりだ。エドゥはかなり彼を高く買っているし、アルテタも同じ。彼らはPedro Netoがチームにとって完璧な選手だと考えている。だが、ウォルヴズは£50m以上を要求するはず。だから、むずかしい。

彼らのトッププライオリティはRaphinhaだった。アーセナルはほんとに彼をほしがっていたよ。だが、彼の望みはただバルセロナだったから、不可能だった。

Pedro Netoの件は、アーセナルがあらためてトライするのかしないのか注目だ。

アーセナルがべつに興味を持っているのが、レヴァークーゼンのMoussa Diaby。彼もまたアーセナルが高く買っている選手。だが、ここも似たような状況だ。レヴァークーゼンは、彼を手放す気はまったくない。むしろ新契約をオファーしたい。だから、こちらもむずかしい。

アーセナルでは、最後までにサプライズがあるのかどうか注目している。なぜなら、まずアーセナルはつねにそうだったように、「ほんとうに」ほしい選手だけに取り組んできたから。ただ単にもうひとり必要とかではなく。

彼らは完璧な選手とサインしたい。1月の戦略はGabriel Jesusだった。彼は完璧だった。あのとき、Vlahovicは無理だったが、彼らはべつのストライカーに金は使わなかった。2-3人のFWsがリストにいたはずだが、Jesusを待つことに決めたのだ。

ここでひとり名前を挙げたいのは、シャフタールのMykhaylo Mudryk。彼は今回のマーケットでももっとも興味深いウィンガーのひとり。イングランド、ブンデスリーガ、イタリーからたくさんの興味を持たれている。数ヶ月前は、ユヴェントスも狙っていた。

ここから取れそうだとなったときに、ほかのたくさんの候補がいるなかでアーセナルがどうするか。

Moussa Diabyについて

Diabyは、ニューカッスルがこだわっていた。だが、7月の終わりには彼らはレヴァークーゼンと£65-70mより下で交渉するのは無理だとわかった。そして、彼らはウィンガーではなく、CFに投資したかった。そういう戦略だったのだ。

だから彼らは、Moussa DiabyではなくAlexander Isakに金を使った。

Diabyに関しては、先週までジャーマンクラブと交渉するのはほぼ不可能だった。だから、わたしは彼はクラブに残るし、新契約を結ぶかもしれないと思う。

Youri Tielemannsについて

まだ正式なオファーはない。だから現時点ではなにもない。だが、アーセナルとレスターのあいだで接触はあったと観られている。いまから2週間まえの8月のなかばくらいだろう。そして、そのときのアーセナルの反応は、レスターが要求する金額は支払うつもりがないということ。あと数ヶ月で契約が切れる選手だから。

あと4ヶ月で、アーセナルは来年のフリー移籍で彼とサインできる。だから、アーセナルはTielemansに£35-40mも払う気はない。

あとは、レスターがどうするかだ。Wesley Fofanaをチェルシーに売ったため、彼らには大きな収入があった。だから、Tielemansの金額をどうするか決めることになる。

現時点では、正式なオファーをもって直接交渉しているところはない。

だが、わたしは彼がつねにアーセナルのリストのトップにいたと云える。だから、わたしは彼をアーセナルの補強候補リストに入れている。そこには、かなり大きなチャンスもあるから。

アーセナルの退団選手について

つぎは、AMNになるかもしれない。サウサンプトンと交渉がある。ほかの多くのクラブも彼に興味を持っている。

ふたつか3つのクラブがアーセナルに接触している。WHUも含まれる。だが、サウサンプトンには若い選手のプロジェクトがあり、おそらくそれはAMNにとってもっとも魅力的かもしれない。

サウサンプトンが買い取りオプションつきのローンでアーセナルと合意できるかどうか、観てみよう。

アーセナルはこの夏にたくさん放出している。自分たちの仕事にもかなり満足していることだろう。

以下は、チェルシーのパートで述べられているものだが、アーセナルの関心もありそうな案件なので、いちおうフォロウしよう。

Connor Gallagherについて

(彼を取るのは)かんたんじゃないと思う。Thomas Tuchelは彼を信頼しているし、プレイさせる。たくさんのクラブが彼について問い合わせていることはたしかだが。

エヴァトンが彼をほしがっているのは事実だ。だがニューカッスルも彼をほしい。彼らのリストのなかではもっともほしい選手のひとり。だが、チェルシーとの取り引きはむずかしい。

クリスタル・パレスも彼をパーマネントでほしがっている。おそらくはバイバックをつけて。しかし、現時点でチェルシーにそのような取り引きに合意する気はない。だから、Armando BrojaもConnor Gallagherも、あとはThomas Tuchelの決断になる。彼が決めるが、いまはグリーンライトはない。

チェルシーのWilfried Zahaへの興味

わたしが知るかぎりでは、いまは進展はない。交渉もない。彼はチェルシーの内部ではたくさんの議論がある選手のひとりだが。わたしは、Zahaが彼らのプライオリティだとは思わない。もしかしたら、彼らがその手の選手に行くなら、最後の最後でありうるかもしれないが。いまは報告することはなにもない。

Zahaとのサインにもっとも近づいていたのは、ローマだ。7月。Mourinhoが彼にぞっこんだったから、とても移籍に近づいていた。だが、それはDybala以前のこと。結局彼らはDybalaとサインし、だからZahaの件は終わった。

Aubameyangの移籍が遅れている件

この案件には、クレイジーな戦略が関係している。20日間の戦略ゲイム。なぜなら、バルセロナはAubameyangがチェルシーのプライオリティだと知っているし、彼らにはほかに多くの代替案はない。そして、ウィンドウの残りはあと3日だ。だが、チェルシーはバルセロナが財政状況から金が必要だとわかっている。だから、むずかしい交渉になっている。

これを書いているのは月曜の朝だが、このふたつのクラブによる交渉はまったくもって進捗していないと云える。

わたしが聞いていたのは、クラブと選手のあいだの合意は2週間まえからあるということ。だから、問題は選手とではない。問題はバルセロナにある。なぜなら、チェルシーのMarcos Alonsoをこの契約に含めるというオファーは、バルセロナの望むものではないから。バルセロナは、Marcos Alonsoはべつの案件として交渉したい。だが、チェルシーはそれをいっしょにしたい。

だから、現時点で合意はない。わたしはなんとなくそれがデッドラインデイの直前になるんじゃないかと思う。今日はまだ無理だろう。それがチェルシーとバルセロナのあいだにあるフィーリング。

以上。後半はいらなかったか。

一時はオバメヤンがアーセナルに気を使って、PLクラブに移籍することはないみたいに伝えられたこともあったと思うが、結局はそんなものだ。彼はチェルシーに移籍するなら、ほんとにがっかり。

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4 Comments on “ネト、ティーレマンス、アセンシオ…… ファブリツィオ・ロマーノがデッドラインまでのアーセナルの移籍ウィンドウを展望【2022夏】

  1. オーバに関しては、バルセロナの状況を見ているとチェルシーを選ぶのもやむを得ないかと達観しております。強盗被害の件も輪をかけそうで。

    今の注目は、アーセナルフロントが昔みたいにビックリ箱を繰り出してくるかです。1月までお待ちください、にならないことを期待したいのですが。

  2. サカは替えのきかない選手だけど、右サイドに関しては、ジェズス、マルティネッリもできるしヴィエイラも使える。エディの成長著しいし、スミス郎を左インサイドハーフで使うつもりがないのなら、前線は結構人員がいることになるし、競争もある。だけど、トーマス、ジャカとエルネニー、ロコンガだと健全な競争がないし、レベルが数段違うから、最優先はそこのような気がします。というか、去年から優先すべきところだと思うけれど、アルテタは現状で問題ないと思っているかなぁ。

  3. フラム戦で信頼できるメンバーの層の薄さがはやくも露呈したように見えたので、補強は必須だと思うんですがね、中途半端な選手は取りたく無いし、高すぎてもFFPに引っかかるということで、なかなか難しそうですね
    個人的にはザハ一択なんですが!!

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