Happy New Year!
EPL的には、この試合が2023年初の試合ということで。
日本のお正月ブレイクも今日でおわりというひとが多いんですかね。これからまたタフな日常が始まると思うとうんざり……。でも大丈夫。おれたちにはアーセナルがある。なんつって。
さて、大晦日のブライトン(A)の勝利から早くもつぎの試合が。今回のわれらの相手は、BHA同様、またしてもまったくあなどれないニューカッスル。去年はシーズン終盤に、彼らにちんちんにやられたのは、まだ記憶に新しい。
だが、今回は勝たねばならぬ。ホームだから。トップを競うライヴァルだから。
ありがたいことに、昨日はブレントフォードがリヴァプールに勝ったりと、ここ最近はトップチームが軒並みポインツを落としている。
われわれがアウェイでBHAに3ポインツ得たことはそうとうに大きかったし、この試合の結果もまたそうとうに重要になる。
この試合のあとは来週FAカップの3rdラウンド(Oxford)があるものの、来週末のNLD(A)までレギュラーチームには10日間以上のミニブレイクになる。アーセナルのチームは、中二日というタフな日程のなかでも、フルパワーで行くしかない。
この試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「ニューカッスルはどんな相手でも戦いかたを変えない」
この試合の試合前記者会見というのは行われたのだろうか。AFCオフィシャルサイトには記載なし。
いつもプレスコンファレンスをアップしている『HaytersTV』に、今日づけで2分程度の会見動画がアップされていた。背景を観るに、ブライトン戦後のコメントかも?
CCもないが、がんばってリスニングしてみよう。翻訳の精度は期待できない。一部省略。
(ニューカッスルについて……)
アルテタ:とてもいいチーム。よくコーチされていて、この期間の数字はすごい。コーチやスタッフを称賛する。明日も彼らはすごい時間をつくってくるかもしれない。彼らはどんな相手でも戦いかたを変えない。だから、われわれも準備しなければならないし、さらなるビッグテストになる。だが、こちらもホームだから期待している。
(2023年の夢は?……)
ニューカッスルに勝つこと!(笑い) そしてどんどんつぎの試合も勝っていく。それが夢だね。あとはもちろん、愛するひと、クラブの周囲にいるみんなが健康で満たされた美しい生活をおくること。
(選手たちが自分たちの成長を実感しているのを観て……)
グレイト。わたしが彼らのリアクションを観ると、そこには喜びと幸せが観られた。なぜなら、われわれには(BHAとの)試合の勝利はかなり大きかったから。だが、もちろん、われわれにはまだチームとして進歩する余地がかなりあることもわかっている。
(大晦日の試合結果はブライトン戦の前に選手たちは知っていた?……)
わからない。わたしは、ドレッシングルームにはあまりいないから。だが、みんながリソースを持っていたことは間違いない。
ありがとう。みんな、Happy new year。
以上
会見で出ていただろう直近のアーセナルトピックス
もし、この会見がいつもどおりの調子で行われていたら、当然プレスから出ていただろう質問をいくつか挙げておきたい。
- シャフタール(ムドリク)へ2度めのオファー
- フェリックスのローン先がマンUとアーセナルにしぼられた報道
- サリバだけでなく、サカの契約延長オプションも行使
- ウナイ・エメリがトトナムに勝利
- ブレントフォードの快進撃
- ESRのフィットネス
- ヌーノのゴール&レッドカード
等々。最後のはないか。
まず、直近のもっとも大きなアーセナルニュースは、アーセナルがミハイロ・ムドリクに対し2度めのオファーを行った件。
Arsenal have improved their proposal to sign Mykhaylo Mudryk, confirmed — as talks are on after €40m plus €20m bid rejected. 🚨⚪️🔴 #AFC
It’s up to Shakhtar now, as @yehor__d reported.
🔵 Chelsea, also interested in Mudryk in case Arsenal deal collapses. #AFC remain priority. pic.twitter.com/YBYWFSlZSy
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) January 2, 2023
最初のオファーから増額された金額は総額€65mや€70mなど諸説あるものの、昨日は多くのメディアやジャーナリストたちがこの件を報じていた。
ロマーノ(YouTube)によれば、今回は€50m+を保証するオファーになったという。総額はすでに断られた最初のオファーと大差なくとも、アドオンの割合が下がれば、シャフタールにとっては利益がある。
彼らはこのオファーを現在検討中ということで、さらに粘るのか、あるいはここで折れるのか、注目。
ちなみにムドリクをハイジャックしようとしているという説もあるチェルシーは、現在ベンフィカのEnzo Fernándezに集中しているということで、彼の金額を考えるとやはり同時にムドリクは難しいんじゃないだろうか。
この件、笑えるのがEnzo Fernándezは去年ベンフィカがRiver Plateから€14mで買ったばかりで、今回チェルシーは彼に€127mみたいな金額を投資しようとしているという。ベンフィカというのは商売上手で知られるクラブながら、これほどの短期でのビジネスの成功はさすがに異例なんじゃないか。たった1年で、たったひとりで、€100m以上の利益。ワールドカップ様々である。
ジョアン・フェリックスについては、アトレチコの求めているローンのコストがさらに大きかったというニュースも。
Atletico Madrid ready to loan Joao Felix – Man Utd & Arsenal main contenders at present. Both expressing firm interest in 23yo forward but at nowhere near €21m package #Atleti currently want (€15m fee + €6m wages for 6 months) @TheAthleticFC #MUFC #AFC https://t.co/cOW1mCFLoe
— David Ornstein (@David_Ornstein) January 2, 2023
これまで、彼の半年のローンフィとサラリー負担で€16m程度と云われていたのが、なんと€15mのローンフィに€6mのサラリー負担で総額€21mを要求しているという。ローンとしては、€16mどころかさらに巨額だった。
これはマンUに行ってもらって、全然チームに慣れずにシーズン終了してもらいたくなってきた。
もっとも、ロマーノらによると、アトレチコは彼に契約延長をオファーしているという説もあるようで(現行契約は2026まで)、またローンの条件を妥協する気もなく、1月にはクラブに残る可能性もあるらしい。
この件は、そもそもシメオネと彼が仲違いしているから、クラブは彼を手放したかったんじゃないのか。事情がよくわからんね。
これも今後どうなるか注目。アルテタは彼をかなり気に入っているようだし。
よくわからないといえば、サカの契約延長オプション行使。サリバのそれは先日伝えられたばかりで、サカにもそれがあったみたいである。2024まで。
Confirmation here that Arsenal have activated clauses to extend the contracts of Bukayo Saka and William Saliba by a further year to 2024 as negotiations over long-term deals continue. https://t.co/XVqKUJ3e0M
— James Olley (@JamesOlley) January 2, 2023
以前にこのブログで『The Athletic』をネタにそのテーマで書いたときには、サカの契約にはそのような条項はなく、最初から2024までの契約とされていた。
まあどちらでもいいか。残り契約は2年を切っているので、とにかく新契約を結ばねばならない。
明けましておめでとうございます!2022もすべての投稿楽しませて下さってありがとうございました!!特に勝利後の投稿は我々の代弁をしてくださっているようで人生の楽しみの一つです。
絶好調アーセナルがどこまで行けるか、このブログとともに見届けたいと思います。今年もよろしくお願い致します!