ニューカッスルについて

NUFC。現在、PLで17試合を消化して34ポインツで3位。消化17試合は、アーセナルを含むほかのトップチームより1試合多いが、それでもすごい。アーセナルとは9ポインツ差。

アーセナル同様、ニューカッスルのここまでの躍進をシーズン前に想像していたひとはあまりいないかも。昨シーズンのフォームはあったとはいえ、せいぜいトップ6（EL）を競う程度で、まさかCLを狙えるポジションに食い込んでくるとは。

エディ・ハウは優秀。

30年ぶりの復活？

ところで、にわかサッカーファンのぼくはニューカッスルの歴史もなにもよくしらないわけだけど、すこし以前に「強いチームがタイトルを取るわけではない」みたいなテーマでブログエントリを書こうと思って行き着いたredditのサブがあって。いまから8ヶ月前、PLタイトルを取らなかったベストチームは？というお題で、なかなか盛り上がっている。

Best teams to not win the Premier League title?

これによると、アーセナルも05/06や07/08（エドゥアルドのあの年……）、15/16なども挙がっているが、90年代なかばのKevin Keeganが率いたニューカッスルを支持する声がとても多かった。タイトルこそ逃したものの、彼らのフットボールが非常に魅力的だったと。もちろん、redditに集っているような人たちは比較的若いひとが多いと思うので、ある程度は意見に偏りはあるだろうが。でもだからこそ、30年も前のチームがこうして思い出されているというのもすごいと思える。

つまり往年のニューカッスルファンたちは、いまの状況をかなり楽しんでいるはずなのだよね。アーセナルが20年ぶりの復活だとすると、ニューカッスルはもっともっと久しぶり。

なにが云いたいかと云うと、ニューカッスルはただのミッドテーブルクラブが金満オーナーに買われて……みたいなマンシティみたいなクラブだと思いこんでたという、彼らのファンにはたいへんに失礼な話。

フォーム

全然勝てなかった今シーズン序盤。潮目が変わったのが去年10月で、それまでPLの7試合でたった1勝しかできなかったのが（W1 D5 L1）、10月1日の試合からここまでの10試合で、W8 D2 L0という超絶フォームに。なにが起きたのか。

大晦日にリーズに分けるまで6連勝。

トップチームにも結果を出している。シティ（H）、マンU（A）でドロウ。ToT（A）、チェルシー（H）では勝っている。

チームニュース

Matt Targettがアウト。

Alexander Isak, Jonjo Shelvey, Emil Krafth and Paul Dummettがアウト。

Martin Dubravkaが、Manchester Unitedへのローンから呼び戻されている。

キープレイヤーズ

攻撃ではぼくも大好きなアラン・サン・マキシマンと云いたいところだが、ひとり挙げるなら、やはりミゲル・アルミロン。すでにG9。

ニューカッスルへ行く前はアーセナルとも噂になっていた彼は、2019年1月に移籍して以来、ここで大ブレイクしている。去年はPL30試合でたった1ゴールだったのだから、これはブレイクと呼ぶにふさわしいだろう。ジンチェンコとビッグガビは対応を迫られる。

それと攻守のキーマンは、No.6のブルーノGこと、ブルーノ・ギマラエシュ。セレソンのCDM。

もちろんこのひとも以前にはアーセナル移籍が取りざたされていた選手で、個人的には彼に行ったほうがよかったんじゃないかと思わずにいられない。パーティがいるいまは、アーセナルでそこまで必要性がなかったとはいえ、タイミングが合えばぜひほしいDMだったという気がする。

あと忘れちゃいけないのが、ジョー・ウィロック。ヘイルエンダーとしてエミレーツで温かく迎えられそう。

Head to Head

FAカップをひとつ含む直近6試合で、アーセナルはニューカッスルに、W5 D0 L1。

L1は去年5月のPLのあの試合。アウェイで2-0敗け。

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