2023冬ウィンドウ残り一週間。アーセナルの移籍の噂まとめ
では、ここで最近のアーセナル関連の移籍の噂をひととおりまとめておこう。
Iván Fresneda(Valladolid: RB)
アーセナル界隈でいまいちばんホットな話題は彼か。18才のライトバック。アーセナルでスパニッシュの若きRBという意味では、ベレリンを思い出す。プレイスタイルは知らないごめん。
彼は、しばらく前からアーセナルとリンクされていて、18才でありながらすでにラ・リーガでプレイしているかなり優秀なRBという。
これまで、BVBとすでに合意しているとか、アーセナルが獲得競争をリードしているとか、両クラブとも選手サイドとは合意しているとか(オーンステイン)、いろいろな報道がされている。
昨日のディ・マルツィオ。「フレスネーダはニューカッスルなども興味を持っているが、アーセナルがリードしている」。
🔴 Arsenal are “𝐥𝐞𝐚𝐝𝐢𝐧𝐠 𝐭𝐡𝐞 𝐫𝐚𝐜𝐞” to sign Iván Fresneda from Real Valladolid
[via @DiMarzio] pic.twitter.com/U38sFn01HM
— Football Daily (@footballdaily) January 24, 2023
最新情報としては、昨日(※日本時間今朝)のロマーノが、決断はまだされていないと述べている。
No decision made by Iván Fresneda… yet. €15m fee requested by Valladolid, Borussia Dortmund are pushing to get it done — Arsenal have to decide how to proceed in 24/48h. 🇪🇸 #transfers
Valladolid want Fresneda to stay there on loan and BVB are discussing about it. pic.twitter.com/xZ5qRGkGBm
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) January 24, 2023
ロマーノ:Ivan Fresnedaは、まだ決めかねている……。ヴァヤドリッドは€15mを要求していて、ドルトムントが契約完了にプッシュしている。アーセナルはこの24/48時間でどうするか決めねばならない。
ヴァヤドリッドは、Fresnedaにローンで残ってもらいたい。BVBとはその条件でも交渉している。
これについて、「つまりFresnedaはアーセナルの反応を待っているのでは?」というアーセナルファンの声があり、それもなるほどだった。BVBに行きたければ、すぐに決めてもいいわけで。だから彼はアーセナル移籍を望んでいる(なんという希望的な笑)。
そして、アーセナルはこの状況をどうするつもりか。報道によればBVBとは、キヴィオールの案件でも競合していた。今回も、BVBよりもっと魅力的なオファーを出すのかどうか。
ところで、彼の獲得はいまのアーセナルにとってどれほど重要なのだろう? それもこの取引が成立するかのカギになるはず。
現在のアーセナルのRBの状況はといえば、ホワイトとトミヤスとセドリックがいて、スクワッド全体のなかでもわりと厚みはあるエリア。フラムへの移籍が噂されるセドリックの去就がカギになるとも云われるが、それでもホワイトとトミヤスと、クオリティでもかなり安心のふたりがいる。そもそもいまのアーセナルがRBの補強を優先するのも、若干疑問はある。
だが、それだけこのタイミングはFresnedaの獲得にチャンスがあるということなのかもしれない。タイミング大事。あるいは、トミヤスのフィットネスをあまり信頼していないとか。
個人的には、Fresnedaを取ってそのままヴァヤドリッドに半年ローンバック、デプスのためにセドリックを半年慰留するのがベストな選択に思える。どうだろう。
この案件は、ロマーノを信じるなら、一日か二日以内に決着しそうだ。
Moises Caicedo(BHA: CM)
チェルシーのトップターゲットだと思っていたら。
彼はエイジェントを変えたということは、これまでの動きに不満があったとか? ロマーノによれば、チェルシー、リヴァプール、アーセナルが状況を観ている。
Official. Moises Caicedo has picked Futbol Division as new agents — it’s now confirmed by agency statement 🚨🔵🇪🇨 #CFC
One to watch in the final days of Jan window — Brighton want to keep him but Chelsea, Liverpool and Arsenal are well informed on Moises situation ⤵️ https://t.co/7CmaFU3Y4Z
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) January 23, 2023
もちろんPLでもいい位置にいるブライトンは、少なくともシーズン終了までは彼をキープしたい。
以前、元ブライトン、現チェルシーのボスであるポッターが「45m程度のオファーでは彼のシャツも買えない」と述べていたように(※ちょっと違うかも)、彼に対する評価はそうとう高い。
ぼくはつねづね、彼はいい選手だと思っていたので、アーセナルが彼を狙っているなら大賛成。だが、巨額サインになるだろうデクラン・ライスが夏のターゲットだというアーセナルが、70m+になるようなそこまでの巨額をこの冬CMに払うとは、ちょっと信じがたい。
Amadou Onana(Everton: DM)
CM/DMで興味深いのは、むしろこちらのほうか。彼は、リールからエヴァトンへ移籍する前、去年夏にもアーセナルと噂になっていた。
この冬は、チェルシー、アーセナルを含む複数クラブがOnanaに関心を示しているという。
As reported by @LukeEdwardsTele here, Newcastle now confident of signing Anthony Gordon – could be done v soon. Chelsea had shown an interest again but no new bid as yet. Multiple clubs including Chelsea and Arsenal have also expressed interest in Onana – more likely for summer https://t.co/8gN0YGmSip
— Matt Law (@Matt_Law_DT) January 24, 2023
この案件の何が興味深いといって、現在エヴァトンが泥舟的状況になっているところ。
彼らは去年の10月から一度も試合に勝っておらず(すべてのコンペティションでW0 D2 L8)、ついにフランク・ランパードが解任、昨日にはオーナーがクラブを売りに出しているとも報道された。£500mとちょっとくらいでエヴァトンを買えるらしいですぞ。
Everton put up for sale by Farhad Moshiri with asking price of over £500m
彼らは、PLでは現在19位の降格候補の本命であり、多くの選手に移籍の噂がある。
ニューカッスル移籍が噂されるAnthony Gordonや、このOnanaはトレイニングにも姿を観せていないという。
Paul Tait and Leighton Baines currently taking training at Finch Farm but Anthony Gordon and Amadou Onana haven’t reported for duty #EFC
— Ben Grounds (@Ben_Islington) January 24, 2023
アーセナル界隈ではイウォビを救おうなど、盛り上がっている。
Martin Zubimendi(Real Sociedad: DM)
こちらもCM/DMのうわさ。
アーセナルは、彼の€60mのリリースクロウスを支払いたい。だが本人はシーズン中にクラブを去りたくない。
🚨⚽️ Informa @BrunoAlemany en @Carrusel
💶 El @Arsenal quería pagar la cláusula de Martín Zubimendi en este mercado invernal pero él NO ha querido irse de la @RealSociedad a mitad de temporada
💰 La cláusula es de 60M€ pic.twitter.com/p0IPSIisjh
— Carrusel Deportivo (@carrusel) January 21, 2023
後日のほとんど同じ内容の記事。
Zubimendiが、リリースクロウスの€60mを払おうとしているアーセナルを今月断るのは「とりあえず」という。彼はクラブとシーズンを終えたいからだと。夏の移籍には前向き?
Weston McKennie(Juventus: CM)
ユヴェントスも、いま例の過去の移籍案件の不正で15ポインツ剥奪されるとかのペナルティで、火の車。
そして、このひとはメリケンというので、アーセナル移籍の噂も理解できる。アーセナルはUSのオーナーで、すでにふたり獲得しているようにアメリカ人選手につよい関心を持っているから。
Weston McKennie remains one to watch between now and end of the window. Juventus are open to a sale, but told there’s no urgency or cut-price deal. Juve see €20m as too low. They’d actually like €30m+. Nothing too significant in #AFC links at this point & no contact with Juve. pic.twitter.com/07DQpMJaKY
— Ben Jacobs (@JacobsBen) January 24, 2023
昨日のニュース。ユヴェントスは、選手の売却に乗り気。だが値下げをするつもりはなく、€30m以上を希望。現時点でアーセナルの大きな動きはなく、ユーヴェとの接触もない。
この案件については、選手のパパがバックアップしていると話題になっていた。「彼はアーセナルに加入するだけのクオリティがない」というあるファンのtweetに彼の父親が反論。
Weston McKennie’s dad hits back at claims he’s not good enough to join Arsenal. 🍿 pic.twitter.com/bqM7vx4QVg
— CBS Sports Golazo ⚽️ (@CBSSportsGolazo) January 24, 2023
(あるファン):Mckennieは、技術面からしてもアルテタのチームに加わるには程遠い。彼にはクリエイティヴなパスIQもないし、あるいはポジショニングIQだってない。ジャカのポジションにデプスがほしいなら、アメリカ人としてはMusahのほうがマシだと思う。
(パパ・キーニー):なんかキメてんなら、わたしにもひとつ恵んでもらえんかね!
ウケる。
Eduardo Camavinga(Real Madrid: CM)
これはおまけ。アーセナルが彼をローンでほしがっているというニュースがあった。
EXCL — Eduardo Camavinga’s agent Joshua Barnett tells me on Arsenal and Chelsea loan links: “There’s no truth. Of course every club in the world would want him, but he’s very happy in Real Madrid and Real Madrid are very happy with Camavinga”. 🚨⚪️ #RealMadrid
Camavinga stays. pic.twitter.com/ye9phrJ445
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) January 21, 2023
Joshua Barnett(カマヴィンガのエイジェント):(アーセナルとチェルシーのローンの噂?)それは嘘だ。もちろん、世界中のクラブが彼を欲しがっているが、彼はマドリッドでとても満足しているし、クラブも彼にとても満足している。
彼がレアルへ行く前、アーセナルとのリンクをずっと主張していたThe AFCBell氏を思い出すよ。
さあ、このあと誰が来るのか。楽しみだ。
おわり
“藪から棒”は”藪からスティック”じゃないんですねw(ルー大柴)
フレスネダはデカくてうまい大器です。タイミングを逃せば、グヴァルデイオルくらいの価値になってしまうかもしれない。トミヤスもホワイトも複数ポジションに対応できるから、右を取ること自体はいいと思います。そうなると立場が危うくなるのはホールディングとティアニーな気がします。
オナナもマッケニーもアンカーは向いていないので、ジャカの控えという感じですかね。でも彼らだったらエルネニーでいい。
ライスの懸念はずっとウェストハムでやってきたということで、後ろから繋ぐチームではないから、アーセナルのサッカーに適応できるのか。カルヴィン・フィリップスのようになる可能性もなくはない。戦術的な素養があるカイセドの方がスムーズな適応が期待できます。100mの価値はある。
(ムドリク結構良さそうでしたね。。)
ほとんど見たことないんで違ったら悪いですが、ライスは狭いエリアでのテクニックが足りてない印象です。プレス耐性に疑問。
かといってそんなパーフェクトな選手は存在しませんが、テクニカルな守備的MFを獲得してもらいたいです。
ライスは確かに技術的に見劣りはしますね。それを補うスピードと献身性と若さはありますが、カイセドの方が若くて伸びしろがありそうです。そもそもトーマスが無事なら出番がないという選手ならあまり試合に出られない。
カイセドは完全にマネーゲームになりそうで、何とも言えないですね。三笘もそうですが、それにしてもムドリクと現時点で同じくらいか三笘が上という…