アーセナルのMD21は、ホームのブレントフォード。
PLでは、ミドウィークにマンUがホームでリーズに分けたり、先週はもちろんアーセナルも絶不調のエヴァトンに敗けたり、ますますどんな相手も油断できない混沌としたリーグになっている。
現在のブレントフォードは、じつは絶好調チームということで、今シーズンのPLではまだ敗けなしという要塞エミレーツながら、シティ(FAカップ)、エヴァトンと2連敗中のアーセナルは今回もまったく安心できない。
本日の試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「ブレントフォードに集中する」
昨日行われたアルテタの試合前プレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(チームニュース?……)
アルテタ:長期離脱していた選手たち、エミール、リース、ガブリエル・ジェズース、彼らは近づいていて、もう外に出て活動を開始している。だが、彼らはまだセレクションには含まれない。
(スミス・ロウがブレントフォードに間に合うんじゃないかという憶測……)
今週末はない。
(ガブリエル・ジェズースについて……)
ガビーはとてもよくやっている。すでに少し外に出ている。だがまだ初期ステイジである。彼は毎日みんなをプッシュしているよ。それでも彼の(復帰までの)タイムラインとプロセスは尊重する必要がある。とてもよくやっている。
(復帰の時期について……)
それに触れるのもまだ早い。動くようになってヒザに負荷をかけ始めたいま、彼がどうなるかを観ねばならないし、そこはコントロールできない。つぎのステイジへ行くのに、彼自身が問題ないかどうかも観る必要がある。
(サリバとサカの契約について……)
それはガビやほかの選手とやった取引と同じようにしていく。時間がかかることもあるが、ガビの知らせにはみんなが喜んだ。
(2連敗をリブートに使う……)
まったくだ。ぬるま湯ということではないが、フットボールでは試合に敗けることもある。シティでの敗戦は、エヴァトンとの敗戦とはかなり違うものだった。敗けるということは、ほかのことを観る機会になるし、チームのリアクションをもたらす。今週のチームのリアクションはスーパーブで、明日は試合に勝つためにファンの前でグレイトなパフォーマンスを出そうとするだろう。
(シティ時代にあなたがマンシティのゴールを喜ばなかった理由は?……)
リスペクトのため。クラブに抱いていた気持ちのためさ。もしわたしが選手としてゴールしたら、似たようなことをしていただろう。
(マンシティへの申し立てについてどう観る?……)
それについてはコメントしない。悪いね。
(もしそれでメダルをとっても価値が下がることが心配?……)
それには応えられない。なぜなら、その前の質問への反応になるから。それはしたくないんだ。
(あなたがマンシティにいたときにも、なにか問題があるように観えた?……)
ノー。
(ブレントフォードがしかけてくるチャレンジについて……)
たくさんのいろいろなことがある。毎週のように、相手ごとにやることだ。レヴェルとか、彼らがテーブルのどこにいるかは関係ない。彼らは自分たちのやることに、極めて効率的だ。とてもはっきりしたプレイがあり、優位性を生み出す。オーヴァーロードし、プレイの連続がある。それが彼らのやりたいこと。明日の試合もそうなるだろうし、われわれもどの局面でもベストでいなければならない。彼らはフィールドのどこでも問題をつくりだすから。
(マンシティのブレントフォード戦がインパクトになっている?……)※ブレントフォードは11月にアウェイでシティに2-1勝利
ノー。われわれの集中は明日のブレントフォードだけ。そのために準備している。明日の試合は正しいマインドセットで臨む。なぜなら、彼らを倒すにはこちらもとてもよくなければならないから。
(エヴァトンに敗けたあとの選手たちのリアクション……)
とてもポジティヴ。みんないっしょになって試合について議論した。あそこで何が起きたのか。相手はやるべきことをやって、われわれはあの日に彼らがやったことを祝福せねばならない。われわれが、いつもほかの試合でやっているようなことをやらなかったというのはほんとうだ。それは試合に敗けるときの理由になる。
だが、バウンスバックの機会はつねにある。自分たちのキャラクターを観せ、われわれが戦っているものをどれだけ欲しているかを見せる。
(若いマネジャーとして、初めてタイトルを争っているのはどんな感じ?……)
若いマネジャーとして? たくさんのエナジー。わたしはエナジーを与えるものだ。エナジーを吸い上げたくない。与えたいんだ。わたしはエナジーを与えるひとたちが好きだ。それはボディラングウェッジからかもしれないし、声のトーンからかもしれない。解決策を探し、いい訳はしない。エナジーだ。たくさんのエナジー。
(オーデガードの記事で、あなたと話したあとに、もしあなたを信じないものがいたら小一時間問い詰めちゃると述べている件……)
選手たちが、われわれが彼らに云っていることを信じるというのはグレイト。それはベストなプレイについて納得させるということであり、試合に勝つことだから。でも結局はそれは完全に彼ら次第なんだ。それを実行する難しい仕事を負っているのは彼らなのだから。
(ガブリエルのフォーム?……)
彼のパフォーマンスだけじゃない。彼の進化だ。わたしが思うに、彼はどのプレイのフェイズもよくなっている。それはわれわれが彼に要求しているすべて。彼のリーダーシップスキル、チームへの重要性、メンタリティも。彼がクラブに来てから、かなり成長したと思う。
(バロガンがリーグ1のトップスコアラーに……)
わたしも非常にうれしい。彼は、自分がキャリアにおいて何をしたいのか、とてもはっきりした考えを持っている少年だ。とても野心があり、とてもコミットしていて、とても勇敢。彼が移籍をするまえには、われわれはたくさん話した。どこが正しい移籍先なのか、彼の選択肢について。彼はとても納得していた。わたしがとてもうれしいのは、彼がそれにふさわしいからさ。
(アーセナルはマンシティのスリップの可能性に備えておく必要がある?……)
われわれは自分たちの庭を世話するので精一杯だ。それがわれわれがやっていること。自分たちの庭の世話をするよ。
(バロガンのフォームには驚いた?……)
数字を観て、わたしもとても満足しているし、彼がやっていることはただすごい。あまり観られるものじゃない。彼には特別なものがある。だからこそ、われわれは彼に長期契約を与えることにしたのだし、彼を信頼している。そしていまの彼が必要としていた長い期間(のローン)を彼に与えている。なぜなら、いまのローンは彼が以前ミドルスブラでやっていたのとは、かなり違うものだから。でも、それだってとても必要だったんだ。いまの彼が得ているものを観るためには。
(今週末の選手たちはボールから集中を失う?……)
ノー。なぜならブレントフォード戦があるのに、シティのことを考えていられないから。われわれのやることは彼らを観ることだけ。
(バロガンのフランスでのローンに何を望む?……)
彼はミドルスブラでの期間ですこし傷ついた。苦しむ時間もあった。プレイしたりしなかったり。彼が自分のベストポジションだと思わないところでプレイすることもあった。彼はそうしたことに一切いい訳せず、つぎの経験に向かった。彼は、そうしたことは気にせず、なにがワークし、なにがワークしなかったのかを利用し、鏡を観て、つぎに進んだ。彼はとてもとてもよくやっている。
(バロガンの今後の計画について……)
契約はまずローンを終えること。そして状況を観る。彼のいる場所、われわれのいる場所。そのあとには、腰を落ち着けて彼のキャリアのつぎのチャプターを計画していく。
(ヨーロピアン・スーパー・リーグ構想の改案について……)
それもわたしが触れられないトピック。すまぬ。
(ポインツ剥奪の可能性もあるなか、どれほどタイトルを勝ち取る覚悟がある?……)
自分たちがやるべきことに集中しよう。試合に勝つことに。それが起きるように。われわれは勝利への権利を得る必要がある。それは間違いない。
以上