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フランスリーグでブレイク中のフォラリン・バロガン。リーグアン公式ロングインタヴュー

雑感:ますますサリバの状況に似てきたバロガン

フランスでの生活やリーグアンのことなど、全体的に、以前このブログでも紹介した彼のインタヴュー(2022年12月)に似た内容である。違いは、あれからさらにゴールを重ねていること。

フランスで急速に成長するフォラリン・バロガン「もうフランス語のジョークも理解できる」 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

今回は、前回のインタヴューにはなかったアーセナルについてのコメントがなかなか意味深長であり、話題になっていた。

このインタヴューを行ったMatt Spiroのtw。

Spiro:将来についての彼の答えが興味深い。「ドアは閉じていない」。まるで、もしフランスのトップチームからオファーがあったら、真剣に検討でもするみたいである。個人的にはアーセナルでの彼が観たいが、彼も控え選手みたいな扱いで戻りたくはないだろうと思う…… アルテタはそれ以上のものを彼に与えられるだろうか?

フランスのトップチームってPSGのこと? そんな話があるのかな。

それにしても。彼も積極的にアーセナルを去りたいとまでは考えていないにせよ、来シーズンのチームでの扱われかた次第では移籍も躊躇しない。そんな感じか。この調子では、シーズンが終わるころには引く手あまたであることは間違いない。

アーセナル的には、うーん。やはり悩ましい。

まあ、フランスでゴールを量産したからといって、イングランドでそれが再現できるかどうかはわからないのはたしかで、アーセナルがあまり気前良すぎる待遇で彼を迎えるのは危険なような気もするし、かといってここでみすみす彼を手放すなんてことは、あとあと大きく後悔しそうでもある。

悩ましい。

ところで、この状況はますます去年のウィリアム・サリバと似てきたなとぼくは感じている。

彼も去年はフランスで大活躍して、そのあと契約を残すアーセナルに戻って実際どうなるかはまったく未知数であった。ちょうど去年のいまくらいの時期とか。

彼のアーセナルで前向きにプレイする気があるのかないのかよくわかならい当時の数々の発言にも、随分心配させられたものだった。

それが今年はどうだ。説明不要。今シーズン、アーセナルがなにかを達成するなら、サリバの貢献は絶対に見逃せない。それほどの活躍と存在感。

バロガンも似たような道すじをたどるのかどうか。

ただ大きな問題は、ひとり入ればひとり出なきゃならない選手がいるわけで。去年サリバのおかげでポジションを失ったのはトミヤス。

バロガンが入るなら、直接影響を受けるのはおそらくはエンケティア。

夏にどうなるか観るしかない。

代表チームは結局USMNTを選びそうなバロガン

このエントリの冒頭にも書いたように、彼は結局USMNTことアメリカ代表を選びそうな雲行きである。彼らはバロガンのチーム入りを熱望している。

もともとナショナルチームにおける彼のオプションはイングランド、US、ナイジェリアと3カ国あり、どうも今回のIBでの彼の振る舞いを観るにUSMNTを選ぶのではないかと思われている。

やはりイングランドはストライカーの層が厚く、彼がレギュラーでプレイするにはそれなりに待ち時間がありそうなのにくわえ、アメリカはすでにストライカーに難ありということで、彼がUSを選ぶなら即レギュラーのような待遇らしい。

ちなみにイングランドU-21のコーチは「フロからUSMNTへ行きたいとは聞いていない」と主張していて、USMNTのコーチは可能性があるという旨のコメントをしている。BBC SportもUSMNTがバロガンと交渉中と報じていた。

Balogun ‘holds talks about playing for US’

この件は、本人自身は結論を急いでいないということなのでまだ決まるには時間がかかるのかもしれない。

彼がUSMNTでプレイするとなれば、先日デビューしたばかりのCBトラスティに、GKターナーと、3人のガナーたちが含まれるという。アーセナル的には一気に注目チームに。

USといえば、23-24プリシーズンツアー

このおしらせをブログに書くタイミングがなかった。

先日アーセナルFCから、来年度のプリシーズンツアーについてのおしらせがあった。アメリカは連続?

7月にワシントンDCで、MLSオールスターとアーセナルが対戦する。そして、彼らのチームを率いるのが、あのウェイン・ルーニー。。随分とお久しぶりやんけ。

 

 

おわり



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