試合の論点
アーセナル vs エヴァトンのトーキングポインツ。
💫 A magical night at Emirates Stadium
Relive our four-goal victory over Everton all over again 👇 pic.twitter.com/1Tl0ArttJP
— Arsenal (@Arsenal) March 2, 2023
Peter Drury版。こっちは消えるかも。
Peter Drury reaction to Arsenal goals. pic.twitter.com/Dl72fQETdO
— JO$H (@savagejoshxx) March 1, 2023
難敵エヴァトンに苦しみながらも完勝。PLで単一チームに100勝の新記録
エヴァトン強かったな。あのオーガナイズされた守備に、鋭いカウンター。3DMはけっこう嫌なもんだと再認識した。これは難敵といっていいのではないか。
今回彼らは意外にもスタートからかなりハイプレスをやり、アーセナルのバックラインもホームでさすがに動じないところを観せたものの、前半何度も不用意にボールを失ったのは、彼らのあのインテンスなプレッシャーがあったからだろう。ジョルジーニョやジンチェンコのような選手たちすら、簡単にボールを相手に渡してしまっていた。
おかげで前半のアーセナルはなかなかリズムをつかめず、相手の思うツボであるオープンな展開になる時間も多かった。一度はカウンターで2 v 4のような状況もつくられたのだから、アーセナルにはいかにも悪い流れだった。前回の試合で、彼らのインテンスなチームプレイもわかっていたはずなのに、そのような展開を許してしまった。
彼らはまだダイチが来てから5試合めということで、これからフォームが上向いていくのかもしれない。いまのアーセナル相手にあれだけのプレイができて弱いはずがない。すくなくとも、レスターよりはかなり強いだろう。。
だがアーセナルが苦しんだのは、40分までだった。なぜなら、そのあとはホームチームが突然のようにかなり有利な立場になってしまったから。
一瞬のスキをついて、ジンチェンコのスルーボールからサカのハーフターン&右足ショットが決まるのが39分。1-0。
そしてその5分後にはマルティネリの(ややラッキーな)ゴール。2-0。今回はVARでちゃんとオフサイドラインを描いてくれた。
サカにボールを奪われた相手選手は、オーデガードからボールを奪ってプレイオンになって、わずかに気持ちに油断が生まれたのだろう。TV中継でも、そのプレイが終わる前に画面が追加タイムを伝える場面に切り替わったほど。あれは、いかにも<好事魔多し>という感じだった。
そうして前半終了間際に2-0になり、ほとんど試合が決まってしまった。サカのゴールが決まるあの5分前までは想像もできなかった状況。タイミングが絶妙だった。あっけにとられてハーフタイムへ。
これで後半はほぼ一方的な試合になり、ここ数年単位で観たことがないというほどのアーセナルの完璧なコントロールだった。まさにシャンペインフットボール。
70分には、トロサールからオーデガード(なんというゴールへのパス)で3点めが決まったあとは、繰り返しチャンスをつくった。
80分には、ジンチェンコ→エンケティア→マルティネリでさらにダメ押しの4点め。サカが空けたケチャップのふたよ。
まあ、とにかく観ていて楽しい試合だった。よかったよかった。
それと今回はひさしぶりにホームでクリンシートをやったのも評価が高い。ホームでのクリンシートは、1月のニューカッスル(0-0)以来。ラムズデイルのナイスセイヴもいくつかあり、そこは彼の貢献だろう。最後のエヴァトンのチャンスでは失点も覚悟されたほど危なかったが。ここで失点するかしないかでは違いがあまりに大きい。
アーセナルはシティに敗けたあと、しばらくつづくミッドテーブルチームとの試合でポインツを稼がねばならなかった。それがここまでヴィラ(4-2)、レスター(1-0)、エヴァトン(4-0)と3連勝。あのくやしい敗戦から、理想的なバウンスバックになっている。
このあとは、4月のリヴァプール(A)まで、ボーンマス(H)、フラム(A)、パレス(H)、リーズ(H)とミッドテーブルとの試合がつづく。
この試合は、チームには確実に心理的なはずみになっただろう。そういう意味では、エヴァトンがちゃんと強かったのもよかった。
サカとマルティネリが二桁ゴール。ヘイルエンドがライジング
この試合では、サカがG1(A1)、マルティネリがG2。
シティ後のこの3試合では、それぞれG2 A1、G4と絶好調。彼らは、いま着々と数字を積み重ねている。
今シーズンのアーセナルはもちろん若いチームでの快進撃があり、フランスではフォラリン・バロガンが爆発、昨今はヘイルエンド(アーセナルアカデミー)の成功がさらに注目されるようになっている。今回はESRも試合に復帰した。
50 – Bukayo Saka has become the sixth-youngest player in Premier League history to reach 50 goals+assists in the competition, after Michael Owen, Wayne Rooney, Robbie Fowler, Cesc Fàbregas and Chris Sutton. Jewel. pic.twitter.com/JFRVnK4BX8
— OptaJoe (@OptaJoe) March 1, 2023
ブカヨ・サカは、ゴール+アシストが50に達したPL史上6番めの選手に。
Gabriel Martinelli has now scored more Premier League goals this season than any other Arsenal player.
The No.11 has 11. 🤝 pic.twitter.com/n47kA2h4ip
— Squawka (@Squawka) March 1, 2023
ガブリエル・マルティネリが、アーセナルのリーディングスコアラーに(11)。
3/4 – Three of the four highest scoring players in Europe’s top five leagues this season aged 21 or younger are contracted to Arsenal:
15 – Folarin Balogun ✅
11 – Gabriel Martinelli ✅
11 – Jamal Musiala ✖️
10 – Bukayo Saka ✅Bright. pic.twitter.com/ceeL5f5lek
— OptaJoe (@OptaJoe) March 1, 2023
ヨーロッパのトップ5リーグにおいて、U-21のトップスコアラー4人中3人がアーセナルの選手。
◎ Folarin Balogun has scored more league goals than any U21 player in Europe’s top five divisions this season
◉ Bukayo Saka has provided more league assists than any U21 player in Europe’s top five divisions this season
Hale End Heroes. 🫶 pic.twitter.com/lZpFl3mcjv
— Squawka (@Squawka) March 1, 2023
ヨーロッパのトップ5リーグのU21選手で、フォラリン・バロガンがゴール(15)、ブカヨ・サカ(10)がアシストでトップ。
もし今年このチームが、なにか大きなことを成し遂げるなら、アーセナルのアカデミーシステムがあらためて大注目されることは間違いないだろう。
クラブの将来のユースリクルーティングにとっても、非常に素晴らしいPRになっている。
すべてが素晴らしい。
こんばんは。いつも更新を楽しみにしています。
アーセナルの事でなくて申し訳ないのですが…
私、たまに入る音楽ネタのファンですw
自分が知らない曲がほとんどですが、いつもセンス最高!
これからも期待しています。