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23-24プリシーズンフレンドリー ASモナコ。ジェズース不在とエンケティア。ライスがエミレーツでデビュー

やあ。この試合が翌日だと思ってたわしはすっかりライヴを見逃してしまい。録画で観るはめに。

内容はといえば、アーセナルは週末のコミュニティ・シールドを控えたカップ戦スクワッドで、かつモナコが思ったより強かったなど、アーセナルがホームの観客を前にして、自分たちのやりたいプレイを存分にできたとは云い難かった。ボールを持っても、リズムやテンポをなかなか見いだせない時間も多く、ファンとしては最高に楽しい試合ではなかったなあ。せっかくアーセンまで招いたというのに。

90分の結果に関係なく予定されていたというペナルティ戦で、いちおう試合に勝ったのが救いか。

ところで、ぼくはAFC公式映像で試合を観たのだけど、中継のスウィッチングというんですかね。マルチカメラやリプレイ映像を臨機応変に切り替えるやつ。だいじな場面がことごとくリプレイや選手のクロースアップ映像で邪魔されて、そっちのフラストレイションもかなりあった。あれはいけません。

この試合は、今年のプリシーズン最後のフレンドリーということで、あとは本番が待つのみ。そっちのほうが105m倍重要だし、この試合の内容と結果は、まあこんなものだろうと思う。

それはともかく、試合後はこの試合よりもアーセナルにとってはもっとシリアスなニュースの話題で界隈はもちきりだったりする。



アルテタの試合後コメント「ジェズースは軽い手術を受けて数週間のアウト」

試合直後のインタヴュー。AFCオフィシャルサイトより。

アルテタ:(試合について)いくらか進歩があった。プリシーズンではあまり機会のなかった多くの選手に時間を与えていた。今日得られたものにとり、それがカギになっていた。

この5ヶ月で、多くプレイできていない選手がいて、彼らが時間を得た。とくにこの2週間、いいものが観られた。新しい選手たちも、とてもよくフィットしていると思う。まだいくらか修正すべきところがあるが、それはふつうのことだ。なぜなら、彼らは違う環境から来ているのだし。だが、彼らはいい感じだ。

(USツアーの疲労があった)われわれがもっと試合をコントロールするのに苦しんだというのは事実だ。とくにファーストハーフ。西海岸から戻ってから、チームは若干レギーだと感じていた。この試合の前の2日間には、とてもハードに準備に取り組んでもいた。それで、なにをするにもちょっと遅くなってしまった。

セカンドハーフには、それを拾うことができた。いい時間もあった。しかし、試合に勝つには十分じゃなかった。ペナルティで試合には勝ったけれど。

ポストマッチプレッサー。AFCオフィシャルサイトより。

(このテストはどれほど役立った?……)

アルテタ:イエス。とてもよく。とくにプレイしていなかった多くの選手がいて、新加入の選手にはエミレーツでのデビューだったことは特別。雰囲気やファンの興奮も感じることができただろう。

試合に関しては、完璧に支配しやりたいような試合にするという点では多少苦しんだ。セカンドハーフにはましな時間もあったが。

われわれはまだちょっとレギーであり、長距離移動の疲れがあったと思う。この3日間は実際とてもハードにトレインしていた。プレイするのにフレッシュではないとき、どう競えるか。したがって、チームにはいいテストだった。結果にも満足している。

(ガブリエル・ジェズースのケガ……)

残念ながら、彼は今朝軽い手術を行った。彼はヒザに違和感があって、それが問題を起こしていたため、それは解決せねばならなかった。大きなケガではない。だが、数週間はアウトになると思う。

(ジェズースのケガはどれほど打撃?……)

大きな打撃だ。なぜなら、彼はベストに戻っていたから。とくにバルセロナ戦でのプレイ。彼はいいコンディションだったのに、チームは彼を失ってしまった。

彼はこの数週間はずっと違和感があり、われわれはそれを観て、決断せねばならなかった。そして、選手を守るために、彼にできるだけ早く戻ってもらうために、ベストな決断をした。

(ジェズースにとっては新しいケガなので?……)

いいえ。彼が手術を受けた以前のケガと関連したものだ。彼はヒザに炎症(irritation)があり、それを解決せねばならなかった。

(チームの流動的な戦術とシステムについて……)

イェア。そこにはわれわれのやりたいあるロテイションがある。とくに、いまいる選手たちのクオリティに合わせることと、彼らがスペイスをうまく支配することができるか確認するため。

たくさん変更したし、ときにはダイナミックさやタイミングのなかに、完璧じゃないものだって観られただろう。とくに相手がボールを持っていたときに、あるスペイスの利用を許していたし、オープンスペイスも守らねばならなかった。まだ調整するところがあるということだ。

(デクラン・ライスがゴールを決めたと思った? 彼のパフォーマンスについて……)

イエス。そう思った。あそこでディフェンダーがあんなに早く来るとは観えなかったから。彼がああいったポジションにいるとき、そこに入っていけばフィニッシュできる。

今日の彼は、より前でプレイしていた。アタッキングMFとして。あそこで彼がプレイするのは初めてだ。彼は、まだベストに戻る途中であり、チームへの適応中だ。

(ブカヨ・サカはなぜにいなかったので?……)

彼は大丈夫。だが、彼はベンチでも具合がよくなかった。だから、われわれも彼を使いたくなかった。病気かなにかだと思う。だから使えなかった。

(ジェズースのケガはフォラリン・バロガンの移籍プランに影響を与える?……)

フロの計画はまったく変わらない。だが残念なことに、ガビーは使えない。われわれには、ほかの選手たちのクオリティを使うオプションがある。だから、それに適応するだろう。

(ダヴィド・ラヤとのリンクについて……)

わたしがここにいない選手について話さないのはご存知のとおり。悪いね。

(ジンチェンコのケガ……)

彼は復帰に近づいていると思う。彼はもうすぐチームとのトレイニングを始めると思う足、すぐに戻ってくることを期待している。

(ライスのヴァーサティリティ……)

彼は、いろいろな役割でプレイできるヴァーサティリティがあると思う。それはわれわれが望むものだ。とくに、ほかの選手たちも含めていまのクオリティを最大化するために。彼らにはともにプレイできる能力がある。試合によっては、われわれは彼を違うポジションで使うだろう。

(アーロン・ラムズデイルのパフォーマンス?……)

彼はとてもよかった。とても落ち着きがあったと思う。彼が介入する必要も多くなかったと思うが。ふたつのアクションがあったと思う。ひとつは、とても近距離からのもの。もうひとつは、彼らがカットバックしてポストにヒットさせたもの。それくらいか。

ボールポゼッションのときに彼が行ったすべてのことはとてもよかった。

(ラムズデイルはまだあなたのプランに入っているので?……)

イエス。これまでと同じだ。

以上

 

ジェズースが数週間アウトの衝撃

ここでジェズースのケガ……。これはでかい。

彼はすこし前にも、まだ足が痛いと云っていたばかり。それが、手術が必要なほどとは誰も思わなかっただろう。

彼の数週間(few weeks)のアウトがほんとうなら、来週末から始まるPLのスタートにも間に合わない。長いシーズンを見据えたとき、手術という大きな決断をするのは、もうここしかなかったのかもしれない。

これによるバロガンの去就への影響も興味深い。

アルテタはその影響はないと云っているが、100%ないとも思えず。いちおうは、トロサール、ハヴァーツ、マルティネリのようなCFのオプションはいくつかあるとはいえ、ジェズースがこのあとベストを取り戻すのに苦労する可能性だってゼロじゃないとすると、シーズンを通してストライカーがエンケティアだけではさすがに心もとない。今年はPLもCLもあるのだし。

しかし、最大の問題はやはりクオリティだろう。ジェズースのクオリティは替えがきかない。

「ジェズースを代替できる」というのは、彼に与えられているある役割を彼に代わってこなせる誰かがいるというだけで、その誰かがチームにジェズースと同じ影響力を発揮できるわけじゃない。現状では、このチームのなかにあのポジションで彼のかわりになれる選手はいないだろう。

PLが始まるまであと10日間くらいあるタイミングだったのが、不幸中の幸い。いろいろな意味で、準備の時間や考える時間はある。

エディ・エンケティアの試合後コメント「アーセンはぼくをすごく誇りに思ってくれている」

この試合ではキャプテンをつとめたエディ。試合後のインタヴュー。AFCオフィシャルサイトより。

エンケティア:(キャプテン?)アメイズィングな体験だった。もちろんぼくも初めてで、信頼してくれたコーチやチームメイツにはとても感謝している。

とてもいい相手に対して、ぼくらもぼく自身にもいいテストになった。ぼくも自分の家族や友人たちのまえでチームをリードしたのは、とても特別な時間だった。もちろん、素晴らしいサポーターたちいた。

とてもインテンスで、たくさんのトランジションもあった。ぼくらは今週ずっとハードにトレイニングしていたから、よかった。個人的にもいい感じだ。82分も足がもったし、フィットしていると感じる。

(アーセンが来ていたボクシングデイのWHUでもゴール)できるなら、来週も彼を連れてきたいね! あのあと更衣室で彼とは話した。ぼくのことをとても誇りに思ってくれていた。ぼくのキャリアで彼がしてくれたことのすべてにとても感謝している。それに、あんなレジェンドがここに、そとの銅像を観にきてくれるなんてグレイト。

彼には、これからもつづけていくように云われた。彼が去ってから、ぼくがかなりよくなっていると思ったみたいだ。とても誇らしく思ってくれた。もちろん、彼はぼくがデビューしてからいままで、成長を見守ってくれた。とても感謝しているし、彼が近くにいてくれるのはとてもいいことだ。

(コミュニティ・シールド)ぼくらはチームにたくさんのクオリティを加えた。お互いにプッシュもしている。いい感じだ。みんなが親しくて、みんなが強くつながっている。みんながプッシュしたがっていて、よくやっている。ぼくらは、とてもインテンスで力強いプリシーズンを過ごした。来るシーズンに準備ができていると思う。

ここでトロフィを手にしてシーズンをスタートさせるチャンスがある。自分たちのため、ファンのためにそれができるといい。期待している。これから回復して、ここでやれたいい試合を日曜に持っていく。そして勝利をつかむ。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

3 Comments on “23-24プリシーズンフレンドリー ASモナコ。ジェズース不在とエンケティア。ライスがエミレーツでデビュー

  1. 後ろが32になる形をあまりやっていないように見えたんですが意図的ですかね。そうなる瞬間も一応あったので、指示はあるけどやるかやらないかお任せみたいな?どちらにせよティンバーはボランチに入るSBに慣れてない感じが結構あるし、キヴィオルとの関係もそこまでうまくいっていないように見えた。ライスの位置が低めになったのもそのせいな気がする。ジンチェンコ→トミヤス、ホワイト→ティンバーの方が今のところは合っているように思います。あるいは、ストーンズのようにCBからボランチに入るやつをティンバーにやらせるか。

    あとトロサールが凄まじい。CF、LW、LIH、今どこをやっても一番いい。

  2. 昨シーズンはプレシーズンの試合は内容良かったのを覚えてる
    今季のプレシーズンはオプションが増えたせいか結構歪な感じ、本番どうなるか

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