チームニュース
今回は、試合前会見でわりと詳細に選手のフィットネス状況が語られている。
まずライス。彼はアウト。背中のケガは長期のものでなさそうということで、それは一安心。土曜のPLボーンマスには間に合うという説も。
アーセナル情報ではわりと信頼できるSami Mokbel(Daily Mail)によれば、その背中のケガがほかの場所に波及することや、あるいは慢性的になることをアルテタは危惧しているという。これは、おそらくサリバの件があったからだろう。あのときも、背中のケガは完治しにくいみたいなことが云われていた。
同じくMokbelによれば、この試合もアウトのトロサールとマルティネリについては、チームとしては来週末のPLシティには間に合う見込みだそうである。
パーティについては、当初に想定されていたよりも予後が順調で、10月のIB後の復帰が見込まれているということ。つまり10月8日のPLシティのあと、21日のPLチェルシーの前。
あとはサカ。この試合はアウトはいいとして、今後どうなるか。ボーンマスも間に合わないかもというので、軽いケガじゃない。シティに間に合わないなんてことになれば一大事である。
予想ファースト11
当ブログの予想スターティング。
4-3-3
ESR、エンケティア、ネルソン
ハヴァーツ、ジョルジーニョ、ヴィエラ
トミヤス、キヴィオール、サリバ、セドリック
ラムズデイル
うーん、これはわからんね。あまり自信のない予想。
コンペティションの優先度が低いとはいっても、アルテタ的思考回路なら、この試合で落ち込んだチーム周辺のムードを盛り返したい。つぎの試合のためにこの試合は勝ちたい。だから、ただでさえ数が足りないファーストチーム選手をどこまで入れてくるか。
この予想では、基本は全面的なロテイションのつもりでファーストチームの非レギュラーメンからあてはめて、足りないところにレギュラーを入れてみた。
アルテタのいうように全員変えるのは無理で、ハヴァーツやサリバは継続して起用することに。マンUもCasemiroやVaraneを使ってたし、GKはOnanaだった。ハヴァーツはいい加減、結果を出して肩の荷を下ろさねばならないので、この試合ではむしろ使いたい。
GKについては、ブレントフォードがカラバオカップでアーセナルと対戦することが判明したとき、アーセナルにラヤ(※ブレントフォードからローン中)を使えるように許可を出したというニュースがあったが、昨日のトーマス・フランクによれば「その件は知らない」らしい。
でも仮にラヤが親クラブとの試合でプレイする資格があったとしても、ここでラヤを使う選択はさすがにないだろうと思う。というか、そう願う。
なぜならば、去年のカラバオカップの同じラウンドBHA戦でアルテタはセカンドのターナーではなく、サードのハインにチャンスを与えたという実績がある。だから、ここでセカンドのラムズデイルがプレイしない可能性も。無慈悲なアルテタさまならやりかねない。恐ろしい。
アカデミー選手については、レウ・ウォルターズのRBでのスタートを予想しているひともいた。現時点でもっともファーストチームに近いだろう彼や、リーノ・スーザはベンチには入りそう。17才のワニエリやルイスケリーにもチャンスはあるんだろうか。
Lino Sousa, Reuell Walters, Jimi Gower, Charles Sagoe Jr and James Sweet train with Arsenal first-team ahead of Brentford game https://t.co/UhPpFDgWZd
— Jeorge Bird (@jeorgebird) September 26, 2023
このあとは週末のPLボーンマスが控えているとはいえ、アカデミー選手がベンチを埋めるとは思えず。劣勢になったときに備えて、ファーストチームのレギュラー選手の多くがスクワッドには入るだろう。そんな試合展開にならないことを願うが。。
試合のみどころ
ひとまずは、チームとしてバウンスバックしないと。NLDはアーセナル的には敗け試合も同然なので、その落ちた気分を一掃せねばならない。ムードだいじ。
それとふだんプレイ機会のあまりない、アルテタに自分をアピールする必要がある選手たち。この試合でスタートが見込まれるESRやネルソン、キヴィオールらは、この試合に大きなモチヴェイションを持っているはず。それを存分に発揮してもらいたい。レギュラー選手にないフレッシュな魅力を伝えてほしい。
NLDで最悪の評判だったエンケティア、No.1を失ったラムズデイルも、汚名をすすぐといういいかたが正しいかわからないが、各方面に対し見返すものがある。
そう考えると、レギュラーチームのコアのないチームにはなりそうながら、チームスピリットは決して低くないはず。彼らとしてもやっとめぐってきたチャンスを逃すようでは、今後の待遇もお察しである。
アーセナルのキープレイヤーはトミヤスを挙げよう。
彼はLB(Inverted)で予想したが、前の選手のプレイによってはオーヴァラップの機会もあるだろう。もしESRがLWでトミヤスと左のコンビネイションになるなら、彼がつくったスペイスをトミーが使ったり、けっこうおもしろいことになるんじゃないかと期待。あと、そろそろトミーはゴールがみたい。コーナーキックから頭でズドンみたいなやつ。
とにかく、あんな試合のあとだから景気のいい試合がみたいよ。
キックオフは、日本時間で9月28日(木)3:45。
COYG