試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
ジェズース、エンケティア、サカ
ハヴァーツ、ライス、オーデガード
ジンチェンコ、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
サブは、ネルソン(69 エンケティア)、トミヤス(69 ジンチェンコ)、ヴィエラ(76 サカ)、ESR(81 ハヴァーツ)、ジョルジーニョ(81 ライス)
まずスタートの11人に、ケガでアウトの可能性があったサカとライスとサリバが入ったのが驚き。サブではヴィエラも出てきた。
ケガ問題はいったいなんだったんだ感ある。
それと、スターティングラインナップで気づいたのは、NLDにひきつづいてエンケティアの9と、ジェズースのLWだったこと。あの試合では、ジェズースが中央でビルドアップに参加しないことのマイナス効果が各所で指摘されていたのだけど、今回もあのときとだいたい同じやりかたに観えた。アルテタは意外に世間の評判を観ているので、わざとそうしたのかもしれない。彼は頑固だから。
ただ、今回はエディが見違えたようによかったので問題なかった。彼は自分のゴールこそなかったが、印象的なプレイがいくつもあった。きれいなエディだった。
おれ注目のESRは残り10分でハヴァーツにかわって登場。終盤のふたつの大きなチャンスで、どちらかでも決まっていればなあ!
マッチスタッツ
『BBC Sport』より。
前半は、わりとオープンな展開にさせすぎと感じる時間もあったが、全体的にはアーセナルが試合をコントロールした印象がある。いい時間のゴールで相手のエナジーをちょっとづつ削っていった。
終盤のボーンマスはもう集中力を失ってしまっただろう。ベンジャミンのゴールのときのセットピース守備もだし、ジェズースにかっさらわれたあのDF氏の雑なタッチも。あの流れであの点差ならそうなってもしかたない。
アーセナルのショッツ15、SoT8は、相手にくらべてもまったく悪くない。SoT8なら、あと1-2点くらいは取っているべきだった。
ちなみにボーンマスのボスによれば、この試合は自分たちのシーズンワーストのパフォーマンスで、アーセナルはあまりにも強すぎたと述べている。オーデガード、ハヴァーツ、ライスがオフザボールが非常にいいチームだったとも。
そのあたりは、コーチ同士で彼もマブダチのミケルともよく話したりしているのかもしれない。ポゼッションしていないときがいかに重要か。それをPLの先輩が試合のなかで実践してみせた。
Understat.comによるxGは、0.64 vs 4.07。
アーセナルはふたつもペナルティが含まれるので、xGが高い値になるのは当然。
ペナルティといえば、アーセナルのペナルティは今シーズン5でPLでトップ。アーセナルとしても、すでに昨シーズン全体よりひとつ多いのだとか。
それだけボックス内で脅威になれているということだから、とてもポジティヴでナイス。
しかし今回のふたつのペンは、どっちもドジっ子すぎるよな。ボックス内であんなアグレッシヴにプレイするなんてそもそも危ない。とくにふたつめのやつは、観ていてちょっと笑っちゃったよ。
ToT×LIVはリアタイしてましたが、
両チームとも「これ、アーセナル勝てんのか?」と思えるほどスペクタクルな展開で、第三者視点では非常にエキサイティングな試合でした。
よって、ホント誤審にブチ壊された感が強すぎてアーセナルの素晴らしい勝利の余韻もモヤっと。。。
と、コンスタントにグレイトなホワイトが、アウェイサポへの挨拶もそこそこに早々にロッカーへ引き上げたように見えて少し気になってます。
ハヴァーツのPKの場面は、キャプテンからボールを渡されたシーンも美しかったし、ゴールを決めた後のチームメイトの(本人以上に)嬉しそうな顔も美しかったですね。
こんなの見せられたら他のチームの選手もアーセナルに来たくなるだろうな。
PKする瞬間「これで外したら、本当にメンタル引っ張るだろうなあ」と不安になりましたが、自信に満ち溢れた完璧なキックでした。
昨年のAmazonPrimeのアルテタがホワイトボードに描いていた例の”Passion, CLARITY, ENERGY=ARSENAL FC”という絵を思い出しました。
ジンチェンコ、ライスが下りすぎて、そのせいでウーデゴールも下がってきてビルドアップ重たい問題は未解決のまま。ラヤのCB化も現状だと、単に最終ラインの位置を下げることになっていてそこまで効果的ではない気がする。という今シーズンのアーセナルの課題or疑問は継続ですが、ハヴァーツの重荷を軽減できたポジティブな試合だと個人的には思いました。守備のタスクは最初から繊細にこなしているのだから、そこももっと評価してあげるべき。
しかし、これまで以上にあからさまに贔屓されてるトッテナムを
一体どこが止める事が出来るのでしょうか?