試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
トロサール、ハヴァーツ、サカ
ライス、パーティ、オーデガード
トミヤス、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
サブは、マルティネリ(81 トロサール)、ジェズース(86 サカ)
スターティング11は、NLDとまったく同じだった。
それと復帰が期待されていたジュリアン・ティンバーは結局ベンチにも含まれず。まあそうなってみれば、それも当然かと思う。選手が足りていないのならまだしも、彼のポジションも選手は十分足りている。わざわざ長期離脱の選手のめでたい復活を印象づけるためだけに、非レギュラーたちの恨みを買う必要はない。
ただ、彼がこのあともっとフィットネスを高めていくようなら、つぎのマンUではベンチには入るかもしれない。いれば貢献する選手なのだから。
サブは、今回もふたりだけ。週1試合になり、レギュラーチームも肉体的疲労がいくらかやわらいだことで、変える必要もなくなったという感じか。
パーティはカードをもらっていたので、彼を下げてジョルジーニョが入るくらいはあるかと思ったけれど。
パーティといえば、チェルシーとToTで2試合連続でスタートし、アーセナルはどちらの試合でも非常に多くのチャンスをつくられてしまったという話があったが(今シーズンワーストのxGA)、今回もパーティの守備面での課題を指摘しているひとがいてなるほどと思ってしまった。
If you’re wondering why Arsenal gave up their two-highest xG-against games as soon as this lineup debuted (despite its advantages) here’s one big reason. Your six can’t fall back here: if you don’t back up the press, you don’t have a press. Ask Manchester United. pic.twitter.com/ghZtd7DZ4H
— Billy Carpenter (@billycarpy) May 4, 2024
パーティが深い位置にいてハイプレッシングに参加していないので、そこからボールが前進されてしまうという。
ジェズースは短い時間のプレイだったが、ライスの3点めでは彼の良さが生きた。あのエリアで複数のDFを観ながらボールを持てることで、ボックスに斜めに走り込むライスに落ち着いて合わせられた。A1。
マッチスタッツ
『BBC Sport』より。
アーセナルは、ショッツ25でSoTが9。アルテタがシーズンベストのひとつと自画自賛した前半は、ショッツ16にSoTが5。たしかにあの時間でゴールが決まらなかったのは、不運としかいいようがない。前半は、間違いなく一方的な試合だった。ボーンマスのショッツは1でSoTはゼロだった。
だが、後半に入ると追いかけるボーンマスは突然に反転攻勢をしかけるようになる。後半のポゼッションは50/50だった。
試合前には彼らのロングボールの多さも指摘されていたが、云うほどはロングボール一辺倒な感じもなく、ショートパスのビルドアップもでき、想像以上に強かったと感じた。
OptaAnalystによるxGは、3.98 vs 0.37。
アーセナルのこの3.98xGは、今シーズンベストの数字らしい。もっともそこにはペナルティも含まれている。アルテタ時代だと、4.37を記録した2022のエヴァトン戦に次ぐ2番めということ。
ボーンマスのチャートは前半が真っ平らで、後半のかなりプッシュしていた時間帯にいくらか。
アーセナルはこの試合で失点していた可能性があるが、相手に大きなチャンスをつくられたわけではなかった。
来シーズンはシティに制裁があるかもしれない事を考えると、ガチンコで勝てるのは今シーズンが最後の可能性もある。
なので気持ち的に何としても今シーズン優勝してほしい。
ジェズス放出の噂があり、
サカのバックアップ獲得の必要性がずっと叫ばれている。
スーパーサブとして、ジェズスで良いのでは?
前線ならどこでも高いレベルでこなせるし、彼の上位互換での選手なんて、そう簡単に獲得できない。
マルティネッリやスミスロウの信頼性が上がらないなら、ジェズス!
今夏のお金は、2ndキーパー等の違うところで。