試合の論点
アーセナル vs エヴァトンのトーキングポインツ。
A season to be proud of ❤️
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— Arsenal (@Arsenal) May 19, 2024
トミヤスとハヴァーツがゴール。EVEに苦しみながら勝利でシーズン終了
フリーキックのディフレクションから失点、相手を追いかけるという試合展開。思ったより全然苦しかった。
トミヤスのゴールはよかった。あれはよかったな。よかったよ。
あとハヴァーツ。あの土壇場で。オーデガードは意図的なアシストだったのかどうかは微妙に思えるが、あれをわざとやったなら天才的。そしてはずさないでくれたBFG。
MØはA2で有終の美。
あのゴールでハヴァっさんは、シーズン初年度で20以上のゴール貢献(G+A)となり、クラブのどえらい選手たちと肩を並べることになったそうな。シーズン開始前のワーストサインがベストサインになってしまった。
Kai Havertz is the fifth #Arsenal player to register 20+ goal involvements in his first season with the club, after Thierry Henry, Santi Cazorla, Lukas Podolski and Alexis Sanchez.
Left off Podolski before, not sure I’ll ever forgive myself…
— Tom Ede (@TomEde1) May 19, 2024
ちなみに、ハヴァーツのゴールの起点となったジェズースのハンドボールについては、Sean Dycheはご立腹らしい。気持ちは、わからんでもない。あれはぼくが観ていたコメンタリでも、VARでお咎めなし判定にはけっこう驚いてた。GJが脇をしめてたから? いずれにせよ、ジェズースのよさが出たプレイだった。試合に勝たせてくれた。
あのゴールが決まったのが89分なので、アーセナルはけっこう危なかった。絶対勝たなきゃいけなかったのだから、MCIWHUのそのときの試合状況によっては、阿鼻叫喚かもしれなかった。そんなことは起きなかったのだけど。
と、この試合で語りたいのはそれくらいだろうか。
ぼくは2ストリームで観ていたから、あっちの試合が気になってしまって、こっちの試合にあんまり集中できなかった。せっかくシーズン最後の試合というのに。
そういえば、前半の終わりくらいにWHUが追いついたと、エミレーツのスタンドがひどくざわついた件。中継カメラでさえ「アーセナルファンが信じはじめた」とファンの表情を抜いたが、実際は2-1のままだった。
あれは、スタジアムの電波状態が劣悪でみんな携帯電話で事実を把握できなくて、一部からのデマが急速に伝播してしまったらしい。ほかの会場の試合が気になる試合では、ああいうことはけっこうあるあるみたいだ。まあ、みんなざわざわし始めたら、なにか起きたのかとつい思ってしまうわな。ひとは信じたいものを信じる。
アーセナルはなぜ勝てなかったのか?
これは、この試合の論点ではないけれど。
この試合の勝利で得たアーセナルの最終的な89ポインツというのは、まあそれなりのものだ。シーズンによっては、PLでもタイトルを取るに十分ではあった。
95-96シーズン以降のPLウィナーのポインツが以下。PepシティとKloppリヴァプールの未曾有のハイスタンダードな競争で、近年のリーグのレヴェルがすさまじく上がっているというのは事実だが、それでも、89ポインツは20-21シーズンの86ポインツを越えているし、22-23シーズンとは並んでいる。
しかし、シティのような規格外のチームがいるかぎり、誰にも文句を云わせずタイトルを取るには、やはりもう少しポインツを重ねなければならなかったのだろう。これは近年のリヴァプールにもまったく同じことが起きていた。
アーセナルで悔やまれるのは、ホームでポインツを落とした試合と思える。12月のフラム、それと4月のヴィラ。それは敗けちゃいけなかった。ヴィラにはホーム・アウェイで敗けているので、タイトルの資格なしと云われると返すことばがないような気持ちになる。
そうした試合のいくつかでポインツを取っていれば、シティとの2ポインツはなかったかもしれない。
もちろん、シティとの6ポインター(直接)も。今シーズンは、ホームで勝ちアウェイで引き分けだった。もしアウェイで3ポインツなら、アーセナルのタイトルだった。
こんな時代がいつまでつづくかわからないが、確実なのは来シーズンまだPepシティが存在しているということで、つまりこれまでと同じようなシーズンになる可能性が高いということ。今度こそ、彼らも燃え尽きているかもしれないが。
アーセナルは、ここからさらにさらに研ぎ澄まされたパフォーマンスを、一貫してつづける必要がある。
なんて高いハードルなんだろう。でもやるしかないし、きっとやれる。今シーズンのチームを観ていたら、それを信じられる。
タイトルには届かなかったが、アーセナルのいいシーズンだった。
ということで、今シーズンは終わった。トップになるのは難しいとはわかっていたが、あと少しで手が届きそうだっただけに、やっぱり悔しいものだ。
選手たちはほんとうにがんばった。今年の自分たちには、ぜひ胸を張ってほしいと思う。
あと一歩だっただけに残念。。でも、チームが進歩し続けていることが救いです。
このブログがあることで勝利の喜びが何倍にもなりました。変わりもの(笑)の一員として、今後も更新を楽しみにしています。
今シーズンもブログ更新おつかれさまでした&ありがとうございました!毎投稿楽しみにしておりました。
来シーズンもアーセナル同様に本ブログも応援させて頂きます。
今シーズンもお疲れ様でした!アーセナルの応援を1年楽しめたのは、このブログも重要なエッセンスのひとつでした。あるようでないようなオフシーズンも楽しみにしています!来季こそは優勝!あとCLも!
ブログ、いつもありがとうございます!
115FCが明るみになった際、どんなことが起きるのでしょう。
カルチョスキャンダルのあと、しばらくセリエが低迷したのと無関係にも思えず、115が暴かれるのは良いことと思いつつ、プレミアリーグ全体が不人気になるのは避けて欲しいですね。。。
アーセナルVSシティの直接対決の内容と姿勢で、ここ3年での進歩が詰まっていますよね。
2年前「バスを止めてちゃんと守れるぜ」
昨年「今度は競えるぜ」
今年「試合展開をコントロールして打ち倒せるかもだ」
シティサポですが、ドバイ後のアーセナルは固有結界かというくらい半端なく強かった。
ペップシティではギュンドアン後のケミストリー(3人以上の連携とか)がほぼ見られなくなってて、卓越した個の2人くらいのスーパープレイとかで点取っているけど、アーセナルにはそれが有る。
ウーデゴール、トーマス、サカ、ホワイト、ハヴァーツ。羨ましい。
そして守備面でも敵陣での強烈なプレスと自陣でのリトリートでの堅牢さが有る。
マジでバイエルンを打ち倒すと思っていたよ。。
継続性と、後はバランスを無視してでも同格を倒し切るアクセルとブレーキバランス。(レアルはきっとココが凄い。勝負どころで取り切っちゃう)
それがアーセナルに足りなかったけど、前途は明るいよ。115件のことは気にせず、自軍をマジ誇っていいと思う。
ポルトとバイエルンに苦戦したこと、固有結界感が勝負どころで出せないバイブス。そのへんこそ修正ポイントなんだろうね。ライバルサポですが、本当にGoodTeamでした。
115サポが115件のことは気にせずとか言うなよ
ライバルクラブのファンのひとにコメントもらうのはけっこううれしいですね。
ありがとう!
今季もありがとうございました。
来季こそは!
さて、終盤一番面白い試合をしていたのはクリパレでした。
来季は大注目でみていきたいと思います。