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Arsenal, Arteta

24-25プリシーズンのミケル・アルテタ「信じる必要がある」

昨日、AFC公式からアルテタ@Marbellaのインタビューが公開されていた。

‘We have to believe’ – Arteta previews new season

今回も読むついでに訳しておこう! 需要あるかわからないけど。



プリシーズンのアルテタのロングインタビュー

(ミケル、シーズンが終わってからもう何週間かたったいま、この一年をどう振り返りますか?……)

アルテタ:振り返ってみて…… 最初に思い起こすのは最後のエヴァトン。試合の最後の20-30分ほどになったときもまだPLを勝てると考えていた。そしてそうはならなかった。

だから、その痛みがまだここ(腹をさすジェスチャ)にある。それがなければいけないと思うし、おそらくはそのほかの状況からしても、われわれがPLを勝っていた。

大きな飛躍だった。だが、それでも十分じゃない。このリーグの要求、このコンペティションがどういうものかはわかっている。

だから、われわれが行っていたすべての取り組みは、その残り期間はもっとうまくなるために、実際どうやって選手を助けるか、進歩するために継続し、その環境をどうよくしていくかに費やした。そして、いまわれわれはつぎのレヴェルに向かっている。

(もしビッグ6との10試合に無敗なら十分リーグを勝てると思っていたんじゃないですか? ライヴァルに勝つことは優先していたはずです……)

そうだね、それはとても重要なことだと考えていた。まず自分たちがこのリーグで競えるような場所にいること。同時に、トップチームに一貫性やクオリティを見せることもある。実際にわれわれは安定して彼らを倒すことができるし、支配的に、納得ずくで勝つことができる。そこが、わたしの意見としてはもっとも重要だ。

(PLでの最多ゴール、最多勝利といったクラブ記録をつくりました。それを支えたのが守備であり、CLではQFにも達しました。シーズンで何がいちばん誇らしかったですか?……)

そうしたスタッツが示すのは、ハイレヴェルなクオリティ、一貫性だ。彼らは試合の異なるフェイズのなかでもそれがある。とてもポジティヴなことだ。なぜなら、それはチームが多くのエリアを支配し始めたということであり、それはメジャーなトロフィを勝ち取るのにも必要なことだから。

つまり、われわれが正しい方向に向かっているのは間違いない。

(毎年明白な進歩がありますが、あなたは数年前に勝つためにはメンタリティをシフトする必要があると述べました。いまはどうでしょう?……)

そうだね、われわれはそれをクラブ中のどの部分においてもやってきた。フットボール面だけでなく、男子ファーストチームだけでない。アカデミーや女子のパフォーマンス、築いてきた環境があるし、サポーターも。それは違うものになっている。

違う渇望があり、違う見た目になっている。歯を食いしばっているところを見せている。勝ちたいから。

もしそれを一貫性をもってやりたいのなら、クラブを望む場所に置かねばならない。それがカギになる。

なによりもまずは、信じることだ。自分たちは、それをやるのに十分であると信じること。その信念があると感じる。そして、クラブはほんとうにハングリーでもっと多くのものを求めている。

(それを築くのは簡単ではありません。そのレヴェルへ行くには何年も時間もかかる。そして失うのも早いんじゃないかと思います。何も失うことなく築いていくデリケイトなバランスにどう取り組んでいきますか?……)

自分たちがやるすべてのことに小さなメッセージがあると思っている。そして、われわれはそれに非常に意識的である必要がある。なぜなら、われわれにはクラブがありイメージがあるから。

われわれはブランドをつくっており、それはとても力強くパワフルなものだ。サポーターやクラブにいるすべての人たちと素晴らしくつながりがある。そして、それがあるのならば、つぎのレヴェルに行くためにもその力とエナジーを利用するべきなのだ。それをわれわれはやろうとしている。

(あなたが述べた最終日のエヴァトン。あれはすごい雰囲気でした。サポーターは最後まで希望を持ち夢をみた。失望は選手の顔にも現れていた。それをどう使うか。彼らへのメッセージは?……)

わたしから云えることはあまりない。彼らは知っている。自分たちが非常に優秀だとわかっているし、勝つにも十分だった。

わたしにとってベストだったことは、ここ(Marbella)に来た初日の彼らにアティチュードがあり、備えがあったこと。「Wow、これでまたレヴェルが上がる」。

だから、昨シーズンやったことでは十分ではない。このチームのなかでプレイしたい、競いたいのなら、さらなることをやっていく必要がある。

(去年チームは大きく進歩したが、必要な小さな最後の一歩が難しいと述べました。歴史をひもとくと、例えばリヴァプールはとても惜しいシーズンのあとつぎのシーズンは99ポインツ取りました。そうした小さなあと一歩は可能でしょうか?……)

間違いなく。自分たちのやったことのすべてを分析し、レヴューしていて、すべての道具は揃っているし、人材もリソースもある。至るところにマージンがある。

思うのは、何よりもまずすべての正しいことを継続することだ。われわれはそれをずっと一貫してやってきている。それができるか、もう少しうまくやれるかだ。そこがまず最初にある。

そのつぎに、ほかの部分は大丈夫だとして、その他のマージンはどこにあるのか、今後さらによくできるエリアはあるのかを探す。そして、彼らに課していくんだよ。すべてを単純化して、とても効率的ににやっていく。

ときには、もうちょっと効率よくやらなきゃなんて云うひともいるが、われわれはよりハードに取り組んでいくだろうし、より効率的にやっていく。それが目標。

(進歩させたい部分ではどこを優先するのか教えてもらうことはできますか? プリシーズンではとくにどこに取り組むか……)

まず、このリーグではトップの、エリートのアスリートが必要だから、彼らアスリートのベストヴァージョンを模索する必要がある。それが最初。

フィクスチャリストや試合の量を観るに、選手たちにはとても大きな要求がある。したがって彼らは、フィジカリーにもメンタリーにもベストコンディションでいる必要がある。

だから、彼らのために立てたすべての計画は、正しいコンディションをつくるためにある。気持ちをリフレッシュさせる。だが同時に、その要求からのメッセージははっきりしている。それを彼らに課す。

われわれは、彼らのためにとても触発された挑戦的なものをつくる必要がある。同時に彼らが楽しめる環境も。

彼らが来た初日、「Wow、ここからまたやっていくんだ」と云っていた。彼らは満足していないし、まだまだ成長できると考えているだろう。だから、われわれも彼らが必要なサポートをする必要がある。それをやっていけば、チームはふたたびよりよくなっていく。

(前々シーズンは前半19試合で50ポインツ取りました。昨シーズンは49ポインツ。それを混ぜ合わせたチームをつくることは可能? あるいは昨シーズンは力強くシーズンを終えました。一年のそこにピークを持っていった? それは狙っていた?……)

まあ、そこにはたくさんの要素があるので。

当然、シーズンの始まりと終わりはとても重要だ。なぜなら、何よりもまず始まりの部分はチームの勢いをセットするから。クラブの中と外も。終わりの部分では、このチームでなにができるのかを味わうことになる。

エラーできる余地が最小であることはわれわれも理解している。そして、とても楽に自信をもってプレイしていなければならない。それが一貫性をもたらす。

(あなたはサポーターのエナジーと情熱についてよく語ります。来シーズンはもっと要求しますか?……)

あれは信じられないものだった。ロンドンを離れたときには、わたしも世界中のアーセナルサポーターと会う機会もあった。世界の全然違う場所だが、みな同じことを云う。

いかに親密かということ。彼らがクラブに持つ帰属意識。選手やチームに。思うに、それがパフォーマンスを向上させるし、クラブにはそういうフィーリングがある。これはもう違うレヴェルであり、かつてなかったものだ。とてもパワフル。

試合のとき、あるいはそうしたエナジーあふれる環境でワークするとき、つねに何かに対する熱意を感じることになる。みんなを喜ばせたい、楽しませたいという目標。そういうものをもってワークすることで、違うレヴェルに行ける。

(最近フィクスチャリストが発表されました。とくに最初のアウェイ試合がトリッキーです。あのプログラムをどう思いますか? どのチームとも2試合はプレイするんですが、あの順番はどうかと……)

(笑い)わたしは、ホームでスタートできることがとても重要だと思うよ。PLの最初の試合はとても特別で、それがホームでできる。とてもポジティヴだ。

そのあとは、状況次第だね。いろんな見方がある。試合の連戦とか。

わたしは、つねにプレイする相手のタイプについてよく考える。どんなフォーメイションか、どんなマネジャーか。ここ何週間かの自分たちの安定性はどうか。

難しいのは、どんな対戦にしても楽な試合なんてないから。だから自分たちで勝つ権利を得なければならない。そして試合ごとにやっていく。やるべきことをやっていく。

(興味深いです。相手のスタイルを観る。2-3試合連続でつづくようなら、相手の名前よりもそれを観る……)

そうする。なぜなら、試合の準備にはそれがとても重要だから。今シーズンはCLもあるからもっと多くの試合に備える必要がある。グループステージでは試合が繰り返すされるし。今シーズンからはそうならないが。※訳注:CLの新フォーマット

だから、アナリストやコーチたちにもとても異なる要求がある。より効率的にやれるようにしていくつもりだ。メッセージも単純化する。なぜなら、試合の準備はかなり短い時間になっていくから。時間を最大限活用する。選手たちには、試合に勝つために必要なことを実行してもらうために、よりはっきりとしたことを伝える。

(CLの新フォーマットについての考えは? 8試合いつも違う相手です……)

どの試合も決定的になるのだから、できるだけ高い場所でフィニッシュしたければ、毎試合で勝たないと。どんな場所、どんな相手でも勝つ必要がある。

素晴らしいことだ。シーズンのとても早い時期に楽しみが増える。そして、一度コンペティションを進めば、また違うレヴェルになっていく。

(ピッチの中と外でたくさんの取り組みがあります。クラブが直面するチャレンジについて、エドゥとの取り組みをどれほど楽しんでいますか?……)

そうだね、とても違う夏だ。EUROもCopa Americaもあり、違う。すべてがちょっと遅くなっているのはわかってもらえると思う。市場と新しいルールがクラブに気づきを促しているし、われわれがここ数年でやってきた夏のビジネスにはちょっとデリケイトになっている。

だが、われわれはそれに適応している。移籍ウィンドウで自分たちのやりたいことを実現しようとしている。どのエリアでもスクワッドを進歩させていく。

(あなたや選手、チームにとってこの夏はどんなふうに観えている?……)

われわれには4つのグループがある。ひとつは、国際フットボールのないものたち。彼らは5-6週間の時間があり、夏を楽しむこともできたし、身体づくりを始めることもできた。タフなシーズンのあと精神的にもリフレッシュした。

そしていまはMarbellaで数週間、エンジンを取り戻すために始めたところだ。肉体的・精神的に。これから起きることに備えている。

つぎに親善試合をプレイしただけの代表選手。彼らもMarbellaにあとから加わっている。

ここからUSに移動になる。とても楽しみにしている場所だ。わたしたちにはホームだから。サポーターとももう何年もかけて関係を築いている。そこではふたつの大きな試合がある。マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプール。

そしてまたロンドンに戻り、レヴァークーゼンとプレイし、リヨンとエミレーツ・カップがある。

だから、それはそれは自分たちのやりたいことと非常にフィットしている。違う相手、世界の違う部分、サポーターたちとつながりつづけること。そして正しくフットボールを準備していき、シーズンのスタートにとても力強くなっていること。

(最後の質問です。新シーズンに向けていまのあなたの気持ちをまとめると?……)

興奮している。野心がありとてもとても楽しみにしている。われわれには、クラブに素晴らしい人たちがいて毎日ともにワークしている。

わたしがいつも云っているように、わたしはここでの日々を楽しんでいる。朝起きて、キミたちと会えることにワクワクしているし、Kate(渉外D)と話して、キッチンに向かい、門の人たちと会って…… クラブ中に感じることがある。

そして、われわれには素晴らしいスタッフと選手がいる。彼ら選手の限界がどこにあるのかなんてわからない。だから、われわれは正しい道具を探していくしかない。彼らを進歩させつづけるための正しいやりかたを。

クラブに喜びと大きなトロフィをもたらすために。

以上。尺が13分もあったのでさすがに時間がかかった。。

 

ところで突然ですが、「最近アーセナルが足りていない」と日々お悩みのあなたに朗報があります。いや、ふつうに知っててもう観てるかもだけど。

YTでも公開されている1時間以上あるこの動画。「23/24season review」というAFC Media謹製のブツなんすが、いい感じにいいところをつまんで編集したのではなく、まじでカップ戦含めて最初から最後までのシーズンの全試合をひとつづつを振り返るというヤバい内容であり。いや、まあ短尺のハイライトをつなげただけではあるのだけど、それでも全部で50試合以上? ぶっ通しで。Part 1と2で合計2時間30分ほど。おれみたいにふだんから虚無に生きている人間には最高の時間つぶし。しかもへたな映画と違って飽きない!

USツアーのマンUまでまだ2週間もあるんだよなあ。アーセナル成分が足りていないあなたにおすすめです。

 

おわる



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