試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 0-1
Sky Sports (Jones Knows) 1-1
WhoScored.com 1-2
この予想は意外じゃない。だってわれらの状況を考えれば。
Chris Sutton(BBC Sport):リヴァプールは、水曜にRB Leipzigから帰国したことは不利ではあるが、アーセナルにはより大きな問題がある。
リカルド・カラフィオーリは火曜のシャフタールで素晴らしかったが、倒れたあとで交代になった。その日エミレーツにいたわたしの直感として、彼は日曜は無理だろうと思った。
アーセナルはすでにウィリアム・サリバがサスペンションで、大きな損失があるため、彼らはバックを再編する必要がある。
ジュリアン・ティンバーはフィットしているという噂もあるので、レフトバックでプレイできるかもしれないが、そうでなければMohamed Salahに対してジンチェンコを使うことになり、Salahには有利になる。
リヴァプールはこの状況を利用できる。アーセナルは攻撃的な面でも選手を欠いていることが考慮される。ブカヨ・サカも2試合欠場して、この試合にはフィットするかもしれないが、オーデガードはいまも離脱中だ。
彼らなしで、シャフタール相手にゴール前では説得力を欠いた。ジェズースは、チームのためにかなり多くの仕事をしていたが、フィニッシュについては支持できない。
だから、わたしのこの予想は、シャフタール戦で観たものを加味したものになる。なぜなら、アーセナルは全面的にとても平坦だったから。ケガの疑いもあるし、サリバの不在もある。
もしサリバがプレイしていたら、わたしはリヴァプールの勝ちは予想しなかった。しかし、カラフィオーリとティンバーがフィットしていなければ、アーセナルが十分にカヴァできると思えない。
これはリヴァプールにとっては大きな勝利になりうる。誰もが云っているように、このあとのタフな試合がつづくなかで、彼らは彼らのことがより理解できるようになる。
しかし、彼らはチェルシーを倒したことで、これから勝ち進んでいくに十分に知識と能力がある。
これを読んでいるかたは1-1ドロウにすべきだと云うかもしれないが、わたしはこのようなビッグゲイムでフェンスの上に座っているわけにはいかない。お互いドロウではあるべきではないのだ。
Jones Knows(Sky Sports):リヴァプールにはなんという機会なのか。
彼らは、シーズンでもっともタフな試合のタイミングで、アーセナルがキープレイヤーたちを失っている。とくにウィリアム・サリバは大きい。2年前、彼は11試合しかPL試合を欠場しなかったが、90分の平均失点が0.8から1.6に上がった。
しかし、わたしはリヴァプールを完全に支持できるわけではない。Arne Slotが水曜に述べたように、彼らは「結果を得るためにはなんでもする」と述べ、試合に勝つとは云わなかった。
つまり、彼はドロウでもよい結果と受け取ることを示唆している。アルテタにセレクションの問題があったとしても。
アーセナルはここでリヴァプールに7ポインツ差にされることは、このステージにおいてすら精神的なダメッジになるだろう。
試合のみどころ
まずは、チームセレクション。今回は、サリバの不在がアーセナルの最大の弱みには違いない。それとカラフィオーリ。こんなに短期間で彼がこんなにも重要な選手になっていることがあらためて驚き。
彼らがいないバックラインをどうカヴァするかが問われる。ティンバーがプレイできるとできないでは危機感がだいぶ違うので、彼のフィットネスを祈ろう。
限られた選手たちで、スターティングとサブを含めて、アルテタがどのようなバック4を選ぶかは注目したい。それは、試合へのアプローチに関わることだ。
それと、フロントではサカがどうなるかも心配だ。今シーズン初めての敗け試合になったボーンマスでは、彼の不在をとても感じた。右ワイドというあのポジションでも、アーセナルの攻撃全体に及ぼす影響力の大きさ。もし、サカがスタートするようなら、ビッグブーストになるに違いない。※サカはこの試合でPLの50thゴールがかかっている
それと、アーセナルのキープレイヤーにはガビ・マルティネリを挙げよう。リヴァプールにたいへん相性のよい漢。
彼は、これまですべてのコンペティションでリヴァプールにG5 A2で、彼がそれ以上のゴール貢献を記録している単一チームはない。そして、G5のうちの4つは、試合をリードするゴールだった。Kloppに絶賛されるだけある。
彼は、先日のCLシャフタールでもとてもシャープだったし、このタイミングで彼が調子を上げてきていることはアーセナルには好材料。この試合の左サイド(相手の右サイド)は、間違いなくキーエリアのひとつになる。マルティネリには要注目である。
チーム全体のことを考えると、この試合で、例のアルテタの消極性批判(4人のCBと3人のDMを起用したと云われたような)へのアンサーがあるのかないのかも気になる。
具体的には、イーサン・ワニエリ。
このような危機的な状況なので、たしかにチームに冒険的なアプローチを検討する余裕などないとは思う。しかし、ボーンマスのときのようなパーティ、ライス、メリーノの3MF(3DM)の組み合わせには、正直あまり明るい未来は見えなかった。もちろん、メリーノがいるので発展途上のトリオではあるものの、今回の試合で無難にこの3人を選んだ場合、またボーンマスのときと似たようなことが起きるんじゃないかと心配はある。
そこにワニエリが入ったときのケミストリ…… このビッグゲイムで、いきなりスタート。観てえなあ。間違いなくエミレーツは彼のプレイに盛り上がるから、雰囲気をつくることもできる。ホームで重要じゃんね? おねがいミケル
キックオフは、日本時間で10月28日(月)深夜1:30。今晩おそく。
非常に楽しみ。これに勝ったら痛快このうえなし。この前、わし健康診断で「痛風待ったなし」って云われて一週間くらいビール断ちしてんだけど(笑)勝ったら飲むかも!
COYG!!!