hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト(23/Nov/2024)再始動劇的変化希望

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 2-0

Sky Sports (Jones Knows) 1-0

WhoScored.com   2-1

アーセナルがポインツを落とす予想なし。吉兆。

Chris Sutton(BBC Sport):アーセナルはもうポインツを落とすことができない。わたしが少し心配しているのは、デクラン・ライスが十分フィットしていないんじゃないかということ。

だが、少なくともマーティン・オーデガードがフルフィットネスで戻っており、彼が違いになるという気がしている。

ガナーズのファンは彼がチームを盛り上げてくれることを期待しているだろう。そして、オープンプレイでより危険になってほしい。

ときどき、いなくなって初めて大切さがわかる選手というのがいる、それはまさしくオーデガードのことだろう。なぜなら、アーセナルは彼なくしてはファイナルサードで同じではいられなかったのだから。

オーデガードは、ボールを持ったときに違うレヴェルになれるひとりで、ほとんど試合が変わる。彼には素晴らしいアウェアネスがあり、その理解力はすべてをいっしょにまとめることができる。それはアーセナルがフォレスト戦で必要なものだ。

Nuno Espirito Santoのチームは頑固で、破るのは難しい。それはわかっている。彼らは今シーズンすでにアンフィールドでリヴァプールに勝っている。しかし、わたしはアーセナルがここで勝つ道をみつけると思う。

Jones Knows(Sky Sports):アーセナルは、直近9試合で14ものポインツを落としており、それ以前は20試合で5ポインツしか落としていなかった。それにもう7試合もクリンシートがない。

この試合がアルテタのチームにとってバナナの皮になる可能性があるとみるものもいるだろう。しかしわたしは、まだこのチームと彼らのタイトル獲得の資格を信じている。なぜなら、マーティン・オーデガードのような選手が離脱する厳しい試合がつづくなかで、彼らは正当ないい訳ができるからだ。

いまがそうしたいい訳を捨てて、試合に勝ちはじめるときだ。

きれいでもなければ、楽でもないかもしれない。だが、ここがアーセナルのシーズンにふたたび勢いをもたらすことができる試合だ。そして、それは彼らのトップリーグでの2000回めの勝利になる。

試合のみどころ

試合前会見でアルテタは否定していたが、アーセナルファンとしては、ここからシーズンが始まると思いたい。これまでのことはいったん忘れて、あらたな気持ちでシーズンに望む。実際、ここまでのバッドフォームを思えば、ここから劇的な変化が必要なことは明白であり、そのためにはこれまでとかなり違う内容と結果を出さなければならない。これをリスタートといわず、なんという。

数日前に、弊ブログでもこういう記事を書いたので、未読ならぜひこのエントリのあとにでも読んでほしい。

アーセナルファンがまだPLタイトルをあきらめないでいい理由 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

これはThe Standardをネタにして書いたものだが、その後いくつかのメディアが似たようなテーマの記事を公開していたのでシェアしよう。

Arsenal’s title race is not over – the next 11 games are a huge opportunity

The Telegraph(Sam Dean)「アーセナルのタイトル争いは終わっていない」は、わりとSimon Collingsの記事と似た内容。もっと細かい部分に突っ込んでいる。

それと、Opta Analystは、アーセナルスタッツを紹介するアカウントでおなじみのOrbinhoの記事「アーセナルのタイトルの望みはすでに終わったのか?」、Optaらしく過去の戦績データを駆使して分析している。

Are Arsenal’s Premier League Title Hopes Already Over for 2024-25? | Opta Analyst

どちらの記事も、(現時点では)アーセナルはまだタイトルをあきらめなくてよいという趣旨であり、読めば元気が出るのでファンのかたはどうぞ読んでください。

試合のみどころとしては、ぼくはメリーノを含めた3MFに注目したいと思っている。もちろんMFではメリーノじゃなく、パーティがスタートする可能性のほうが高いとは思うが、2週間前のチェルシーのようにどこかの時間帯ではオーデガード・メリーノ・ライスの3MFが実現はすると思う。ライスのフィットネスが万全じゃないなら、そのとき交代するのはパーティじゃなくてライスかもしれないがそれでもいい。

とにかく、オーデガードとメリーノのふたりがどういうケミストリを起こすか。そこをかなり楽しみにしている。だからできるだけ長い時間観たい。

フォレストは、ポゼッションがほぼリーグワーストで、さらに今回は彼らのアウェイということは、相手のディープブロックに対して、こちらがボールを持ちファイナルサードに押し込むという展開は容易に想像できる。ゴールできなければ失敗のアーセナルにとっては、それはそれでイヤな試合展開でもある。

そんなときに必要なのがファイナルサードのクリエイティヴィティ。相手の予想を裏切る予測不可能なプレイ。オーデガード不在時にもっとも重要性が叫ばれていたそれをこのチームが取り戻しているか。ぜひともここで、はっきりしてもらいたい。そして、それが今後のチーム浮上のカギになるはず。

タフなフィクスチャにケガ人やレッドカードなどさまざまな理由があったとはいえ、ここまでのアーセナルは、直近2シーズンと比較して、ゴールも失点もどちらも大きく悪化させている。もっとゴールを決めて、失点を減らす必要がある。とくに重要なのはゴールだろう。ゴールしなきゃ試合に勝てないのだから。

「アーセナルはまだ大丈夫」という楽観論のだいじなところは、これまでの悪かった結果にいい訳ができることだ。けして自分たちが相手より弱かったわけじゃない。アルテタも会見でこのことに触れているように、そうすることで自分たちの自信を失わずにすむ。

この試合がビッグテストになるかどうかは、どれだけ早くゴールを決めるかにもかかっているに違いない。フォレストはリードを許さないチームということは、逆に先にこちらがゴールを決めてしまえば相手の思いどおりにできなくなる。そうなれば、相手が前に出てくるし引きこもってはいられない。自分たちはリードした分プレッシャーを回避できてパフォーマンス向上が期待できる。

早いゴールにも期待しよう。

 

キックオフは、日本時間で11月24日(日)0:00。今日の夜。

ひさしぶりのアーセナル。楽しみでならねえ。快勝祈願。なむなむ。

COYG!



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *