こんにちは。今日で11月も終わりとは驚きを禁じ得ない。
さて、2連勝で勢いづくアーセナルのPL MD13はウェストハム。これで、シーズン1/3を消化することに。
いまアーセナルはこれまでとは打って変わって、比較的ラクなフィクスチャスケジュールとなっていて、試合のための移動距離の少なさも各所で指摘されているところ。この試合もアウェイながら、場所はロンドンで長距離移動の負担はなく、試合の準備もホーム試合と同じようにできる。ケガ人も減っており、われらはかなりよい状態で試合に臨めるであろう。
いっぽうウェストハムは、PLテーブルでは現在14位。先週アウェイでニューカッスルに勝ったとはいえ、結果は安定していない。アーセナルは、確実に3ポインツがほしい試合である。
アルテタの試合前コメント「(オーデガード)試合を違うレヴェルにしてくれる」
昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。 AFC公式サイトより。
(チームニュース……)
アルテタ:ニュースはあまりない。今日はまたトレイニングセッションがあるから、それで選手たちの様子を観る必要がある。昨日はまだトレインできなかった選手が何人かいたが、今日はできているとよいのだが。
(ガブリエルについて……)
待って様子を観る。伝えられることはないが、それは伝えたくないんじゃなくてできないから。
(IB後の反応について……)
キャラクターと勝利を結びつけることはしない。このチームはインテル相手に信じがたいほどのキャラクターを見せて敗けた。チェルシー相手に信じがたいキャラクターを示し、こちらが上回っていたのに、勝つことができなかった。同じ選手、同じ意図でも、より効率的になり試合に勝つかどうか。そこが違いだ。
(Lopeteguiとあなたの関係……)
わたしは彼を知っている。友人だよ。わたしは彼がこのゲイムでやってきたことにすごく尊敬している。彼はわたしと同じスペイン北部の出身。彼らはアウェイのニューカッスルに勝ち、いまはとても盛り上がっているチームであり、つねにタフな相手でもある。そこはわかっている。
(リヴァプールに追いつくには、ほとんど完璧が要求される?……)
もし彼らがあんなふうにつづけば、たしかに。彼らがつくっている数字、勝っている試合の数。だが、繰り返すように集中は自分たちにある。安定を維持し、とくに多くの試合に勝つ権利を得られるようなパフォーマンスにおいて、スクワッドのavailabilityを保ち、みんながいっしょにいること。これは長い道のりだ。
(リヴァプールとマンシティの試合は観る?……)
100%。ビッグマッチだからね。観戦するには美しい試合だ。ヨーロッパでベストの2チームがお互いに対戦する。われわれにとっても競争相手。大きな試合だ。
(どちらが勝つと予想?……)
イエス。明日アーセナルが勝つ。それが望みだ。そのあとどうなるか観てみよう。そこはわれわれがコントロールできるものではない。
(このあとの13試合でロンドンから離れるのは一度しかない件……)
遠征が少ないのはつねによいこと。あんなにたくさんのアウェイ試合があったのがおかしいんだ。ただ、あの時期にプレイしなければならなかった試合のおかげでもあるとは思う。
(ルイス・スケリーはMFでチャンスを得る?……)
それもオプション。彼は3つの違うポジションでプレイできる。ホールディングロール(6)でもプレイできるし、左のAMでもプレイできる。
(つねに右からビルドアップしていくのは計画どおりなので?……)
いつもではない。それは相手にも依る。選手たちのケミストリとクオリティにも関係する。相手によって、われわれも違うことをする。
(ウェストハムの強みは?……)
大きな問題をつくるいろいろなやりかたがある。彼らは非常にフィジカルなチームであり、ダイレクトプレイもとてもよいし、セカンドボールからの攻撃もあり、支配からのスルーボールもある。
あるいは、スペイスがあればとても危険なチームにもなる。セットピース、それに彼らの個人クオリティ、フロントの選手たちはどんなときもどんな状況でも問題を起こせる。とてもよくコーチされている。
(選手たちのなかにあるフィーリング……)
とてもよい。もちろん、勝利でエナジーも自信も上がっている。ふたつの大きな勝利があり、ここからは一貫性だ。それがいまの勢いを生み、もっと強い相手とも対戦できる。試合に勝つためにパフォーマンスを再現してゆく。
(勢いを築いている?……)
そう思う。しかし、これも3日ごとであり、昨日やったことはもう問題ではない。それはつぎの日であり、つぎのパフォーマンスだ。試合を通して高いレヴェルのパフォーマンスを維持できるかも問われる。なぜなら、いまどの相手も非常に競争力があるから。われわれが明日やろうとしているのは、それだ。
(オーデガードのパフォーマンス……)
彼自身の準備のしかた。このシーズンの重要な期間に、彼がベストコンディションでいるために、フィジオや医療部門とどれだけワークしているか。
彼はチェルシー戦から際立っているし、この2試合はとても安定している。
(あなたがやりやすいのはオーデガードのおかげ?……)
イエス。優秀な選手が安定していて、頼れる。彼らは試合を違うレヴェルにしてくれて、周囲の選手をよりよくしてくれる。そこがマーティンのとても大きなクオリティ。彼の不在はずっと痛かった。
(サリバが100試合達成……)
彼の年齢で、あの一貫性とパフォーマンスのクオリティはすごい。それは簡単なことではない。彼のポジションはこのリーグではとてもトリッキーなのだ。
彼はビッグガビとの素晴らしいパートナーシップも築いている。そこはガビも称賛すべきところだが。思うに、彼があのレヴェルでプレイするためには、彼が非常に重要なのだ。
だから、そうだね。彼は間違いなく素晴らしい選手だ。
(ティンバーのフォーム……)
そうだね。しかもあのレヴェルでだ。われわれは、彼ならできるとわかっていた。彼は際立つクオリティの選手であり、リーダーシップもかなりある。彼のプレイには勇気や意図、目的があるとわかるはず。それがすごく伝染しやすいのだ。
彼はまだ多くの層があり、今後のレヴェルが見込める選手。わたしは彼がチームにいてくれてとてもうれしい。
(火曜にプレイできなかったスターリングの反応は?……)※ビッグガビのケガでサブが急遽変更になった
彼は笑顔だったから、わたしも安心した。フットボールではああいうこともある。彼に起きたのは残念だったし、彼の反応はとてもよかった。そこには理解がある。
彼はもう長いあいだフットボールをやっているし、そこはわたしがどうすることもできないこともわかっている。
(彼のローン移籍のここまでについて……)
もっと彼のプレイを観たいとは思っている。そこはわたし次第だ。彼はベストを尽くそうとしているし、彼のチームへの取り組みとコミットメントはとても素晴らしい。あとはわたしが彼に時間を与えることだ。
(この連戦のなかでスターリングはもっとプレイする?……)
そう考えている。だからわたしはフォレストで彼を使ったし、だからスポルティングでも使いたかった。いまそのリズムにあるのは、彼がチームにとてもインパクトをもたらしているからでもある。
(マンシティの最近のフォームについてどう考える?……)
わたしが考えることは、彼らがこの9年間にやってきたこと。わたしは、そここそみんなが話すべきことだと思う。彼らが9年も安定してやってくることがいかに困難だったか。みんなたいへんだった。彼らもそれがかつてない9年間だった。
それが物語るのは、彼らのレヴェルと環境だ。すべてをほとんど完璧にしなければならなかった。パフォーマンスは完璧でなければならなかったし、自分たちの思い通りにことを運ぶにはスクワッドも完璧でなければならなかった。相手のレヴェルも違うので、勝つのは難しかった。
(この連戦で全員に機会を与える?……)
わからない。みんな自分のことをやっていると思うから。われわれは足りているので、そこが難しい。残りの選手がやっていることは、いまあまり問題でなくなっている。
(日曜にはトップ2が直接対戦するということは、ウェストハム戦がより重要になっている?……)
自分たちの試合に勝つというやる気の問題。そして日曜の試合を観る。それでわれわれがより上位に上がるかもしれない。それがタスクだ。
(試合後はどうリラックスする?……)
わからない。勝つことでいつも解放された気分になれるけど! それは数時間のこともあるし、パフォーマンスや試合後の気分によっても変わる。数日かかることもある。ふつうのことだ。たくさんの感情がある。
われわれは非常に情熱的で、自分たちのやっていることを愛している。自分たちのやることややりたいことをとても気にしている。だからこそ、感情が大きな部分を担うのだ。
(スポルティング戦のあとはよく眠れた?……)
長くはかからなかったが、かなり遅くに帰ったからよく眠れたと思うよ。
(あなたはいつかグアルディオラの域に到達できると思う?……)
これは非常に私的なことだが、わたしは多くの仲間たちにシンパシーを覚える。なぜなら、わたしはこの仕事を知っているから。この業界がいかに過酷で、いかにたったひとつのことで判断されてしまうか。結果だ。まったく同じことをやっていても、結果が異なればそれも関係ない。
われわれはそれに付き合わねばならないし、それがいかに難しいかを知っている。なぜなら個人的にも、わたしはそれをずっと体験してきた、どの敗戦も超苦痛。
だから、自分たちがつねにやっているように、そこに視点を置くことだ。そして前進する。つねにつぎの試合があるから。
(ケガ問題の原因を調べている?……)
昨シーズンの終わりと今回には大きな違いがある。availabilityである。それはわかるだろう。
われわれも調査はしている。ケガをしたときだけでなく、していないときもだ。なぜなら、ひとは問題があるときには深くを観るものだが、うまくいっているときにはやらないから。そうしたことを深堀りしていくこと。なぜなら、起こったことにその活動が影響を与えていたということもあるから。
われわれが行っていることは多く、あまり変更もしていない。ある選手が2シーズンで130試合以上プレイしているというのは事実で、多くのことが関節へ影響している。そしてそれはより処置が必要な筋肉のケガとは関係がない。コントロールがとても難しいと思う。
(パーティとの新契約……)
状況を議論するふさわしいときがあるだろう。彼は最高レヴェルで一貫性を見せていて、彼のavailabilityとフィジカリーに感じていることが、彼をそうさせている。わたしはとても満足している。
会見の後半。
サマリー。
- how to control games when ahead?
- better on attack than sitting back?
- White injury update?
- job bad for your health? i love job and will lose and get sacked and about how you go through this journey and cope to suffer
- if do not enjoy it it would be crazy – i choose to do this job so i have to enjoy it
- Liverpool 8 point lead and not carried away – and your history give you faith? everything has to go your way. I really believe in my team
- City even with injuries they have deserved to win more games this season
- West Ham 6 goals again? we take nothing for granted
- hate losing matches? it’s a pain, you suffer and can be upset about performance or decisions and all the hours you have put in and not get what you aim for It is.
以上
マーティン・オーデガードの試合前コメント「あとはどんどんよくなっていくだけ」
わたしがいま世界でいちばん好きなフットボーラー。あなたもですか。奇遇ですね。オーデガードのインタビュー。AFC公式サイトより。
MØ:気分はよい。試合ごとによくなっていると思う。8-9週間も離脱していれば、リズムを取り戻したり、完全なマッチフィットネスのためにはちょっとは時間もかかるものだ。でも、いまはかなりよいね。いい仕事もできていると思うし、ハードワークもしている。だから、もうかなりよいと思う。
離脱期間はぼくのなかでは最長だった。こんなに長くプレイできなかったことを思い出せない。だから、ぼくには新鮮だった。スタンドから試合を観戦するのも慣れてないし、チームとトレイニングしないのも慣れてない。だからキツかった。やれることは毎日のワークをがんばるだけで、できるだけ早く、もっと強くなって戻ろうと思っていた。
ほかのことをやる機会でもあった。ジムで身体のべつの部分に取り組んだり。スタンドからチームを観るのもちょっと違っていた。なんでも学べるものだと思ったよ。
(23/24シーズンとの違い?)今年がより難しくなったのかはわからない。ぼくが思うのは、シーズンのスタートは難しい試合がたくさんあってちょっとタフなスタートになったこと。たくさんケガ人もいたし、10人でもプレイした。
PLは難しいが、ぼくらはいい場所にいると感じる。あとはもうどんどんよくなっていくだけ。いまは選手も戻ってきて、チームはすごく強くなったように見える。
チームの状態はいい。準備もできてる。だから、今後も継続してハードワークして自分たちをプッシュすること。シーズンを通してこのチームは絶対にもっとよくなっていく。
重要なことは、毎日こつこつと、試合づつやっていくことだ。あまり先のことを観ないようにするのが重要。ぼくらには自信があり、ハングリーで、お互いに切磋琢磨する毎日がある。それこそぼくらが毎日やっていくことだ。
長いシーズンなので、ぼくらはただハードワークをしていく必要がある。ここからはよくなるしかない。ここからは、つぎの試合のことを考える時間だ。勝とう。